ShortCut Link:
そんなわけで、いかがでしたか?『明日もまた、エッセイ』
エッセイシリーズも気がつけば第4弾です。
よくもまぁ、続くモンだ。
studio Odysseyに来てくださっている方がどれくらいいらっしゃるかは知りませんし、最近のオデはちょっと昔に比べるとパワーないなぁって雰囲気があって、一時期に比べるとインターネットという世界も、メール中心にシフトし初めてしまって、大規模データベースとしての使用は多いけれど、こういう、読み物系サイトって、結構少なくなってきています。
そんな中、よくもまぁ、オデは続くモンだ。
このエッセイは、2000年8月から2001年3月までのスタジオ日誌を元に構成しました。
エッセイシリーズはご存じのように、日誌を元にして再構成するシリーズなんですが、半年に一回リリースするという風に考えていて、第1弾、第2弾は、この半年に一度というサイクルでリリースされました。
で、前回の第3弾と今回の第4弾ですが、思いっきりリリースサイクルをはずし、2年越しでリリースとなりました。
さて。
では、何故だったのか。
その辺のお話を、今回のあとがきではしようと思います。
実は、オデの時間は2年くらい前から、止まっているのですよ。
お読みになっている方がどれほどいらっしゃるかは知りませんし、今となっては僕としても読んでいただけなくてもいいやって感じになりつつある、『新世機動戦記 R‐0』というお話があります。
このお話を書き始めたのは、99年の年末頃です。公開は、2000年の3月だったかな?
つまり、前回の『毎日が、エッセイ』と今回の『明日もまた、エッセイ』はこのお話と平行して制作されていたのです。
そしてこのお話は未だ、終わっていません。
つまり、そういう事なのです。
実は、オデの時間はこの頃からずっと、止まりっぱなしなのです。
先日(2002年3月)に、オデは5周年を迎えましたが、僕の中では、オデはまだ4年くらいしかやってないような気がしてるんです。あの頃からオデの時計は止まってしまって、新作をリリースしていません。
僕が参加している同人サークル、『くずせんべい』なんかでは書き下ろしも公開していますし、コンテストに応募した短編(Fate or Fortune)、TRPGリプレイブック、リレー小説なんかはその後も公開していますが、僕が思うお話って、実はこのエッセイの頃からずーっと、書いてないんですよね。
だから、エッセイもずーっと、公開していなかったのです。
実はこの原稿は、2年前にすでにありました。
でも、ずーっと公開していなかったのです。
そして今、こうしてエッセイを2弾連続リリースです。
つまり、これはどういうことか。
オデも変わっていくのです。
変わらなければならない時へと、徐々にですが、近づいているのです。
そして、動き出す毎日。
きっと、『明日もまた、エッセイ』
毎日を生活していると、毎日の中に埋もれて、たくさんのことをなくします。
忘れます。
そして毎日が、いつも代わり映えのない、つまらないものという風に感じてしまいます。
でも、毎日はそんなこと、ないです。
こうして集めた日記の中に、止まっていた時間の中にも、しっかりと、新しい何かの鼓動を感じます。
毎日は、エッセイ。
そしてそんな毎日をもしも忘れてしまっていたとしたら、ある日起こったひとつのことを頭に思い描いて。
『明日もまた、エッセイ』
また、次のエッセイでお会いしましょう。