studio Odyssey




毎日が、エッセイ?

『恋愛ドラマ』(2000/7/2)

 今日の日誌は読む前にしゃちょの話を読むこと。

 でないと、楽しさ半減。
(この時の『しゃちょの話』では突発ショートとして、『一年の約束』が乗っていた)

 よいしょ。これくらいスペース開けて置けばいいだろう。

 しゃちょの話で、ショートを書いた。
 これくらいのショートなら、1時間くらいで出来る。
 だいたい、これは台詞ばっかりで書いたし、ワンシーンだしね。

 こんな事は、たぶん、ないと思う。実際は。
 だけど、ドラマとしてのこういう事は、結構ありそうだ。

 実際にこんな事、起こったら面白いなとは、思うけどね。

 持論だけれど、恋愛は常にドラマだと思う。
 どんな恋愛でもだ。小学校時代の片思いでも、中学時代の初めての告白でも、高校時代の青い恋愛でも、すべてはドラマだと思う。

 ただ、それは自分が経験したことだからか、ドラマでないと、みんな錯覚してしまう。そんなことはない。
 きっと、どんな恋愛もドラマだ。

 だから、たぶん、ほとんどの人は僕よりもずっとずっとうまい恋愛ドラマが書けると思う。

 僕が、今まで聞いた恋愛話の中で、一番のドラマだと思う恋愛の話をしよう。

 その二人は、中学時代の同級生だった。別に、中学時代につき合っていたわけではない。単純に、普通に同級生で、その時の同級生の誰に聞いても、「二人が結婚するなんて、思わなかったよ」と答えるくらいだった。
 ただ、3年間、同じクラスでは、あったのだったけれど。

 しかし、卒業。

 それを最後に、二人は逢わなくなった。はずだった。けれど、二人はそれから5年以上もたって、再び出会うことになる。

 偶然に。たまたま。
 その出会いの瞬間の事は、実は、僕も詳しくは知らない。

 しかし、その出会いをきっかけに、二人は恋をする。
 そして数年の後に、たくさんの事を乗り越えて、二人は結婚をする。

 実は、僕は、この恋愛話を書きたいと昔から思っているんだった。だけれど、当人には「そんなの面白くないよ」と言われてしまう。どうですか?本当にこの話は、面白くないと思いますか?

 そして続く、僕へのドラマが、果たして面白いか面白くないか。

 そんな恋愛をした二人を、生まれた瞬間から目の前にしていて、僕は、自分はこの先、どれだけドラマな恋愛をするのだろうと、いつも思うのです。

 7月7日の七夕。

 あなたにドラマが起こりますように。