『手帳』（2000/4/26,28）

　僕は、高校時代から手帳を持っている。94年の12月頃からつけているので、もう、６年近く手帳をつけているということになる。

　僕の手帳は、きっと、僕以外、誰も見たことがないだろう。よって、その中に何が書かれているか、誰も知るまいが、友人たちは知っての通り、僕の手帳には僕のその日、その時感じたことの全てが書かれている。

　今日、久しぶりに過去の手帳を見返してみた。

　とはいっても、半年分くらいしか手帳の中には入っていないので、半年分くらいを少し、見たい程度だけれど。

　ってわけで、帰ってきて、過去の手帳のファイルを開けてみた。（僕手帳は６穴のシステム手帳だ）

　では、そんなわけで、過去の今日とかに、僕が何をしていたか、書いてみよう。

　1995年４月26日。

　高校３年生の時の僕は、今日、新入部員に写真のフィルム現像を教えたとある。
　当時の新入部員は７人。多い。この７人にフィルム現像を教えていた訳だ。

　ってわけで、ちょっと、高校の事を思い出した。

　大学を卒業すると同時に、高校にももう行かないだろうなと思っていて、写真を教えていた後輩たちにも会わなくなって、連絡もなくなって、連中、今頃、何をしているんだろうな。

　ちょっと気にはなるところだけど…とりあえずこの辺のことはこれくらいにして、次は４月28日。

　さて、４月28日は、何をしていた記録があるかな…と辿ると、１つ発見。
　1999年の事なので、去年の話だ。

　この日、初めてstudio Odysseyで飲み会をやったようだ。
　14人集まり、僕自身が驚いたとの記録がある。

　もちろん、それ以前も飲みにいったりはしていたような気もする。いや、そんなことないかも。手帳には「stuio Odysseyで初めて飲み会をやった」と書かれている。なかったのかな？
　あ、思い出した。

　大学の連中以外のスタッフ（といっても、当時は李だけたったような気もするが…）を連れてやったのは、これが初めてだったんだ。

　そうか。オデ自体は97年の３月19日に発足したのだけれど、それぞれのメンバーが集まってってのは、２年も後になってからっだったんだ。
　そしてそれからまた１年。

　ちょっとずつ年を重ねて、そしていつか、この手帳をさかなにして飲んだりもするんだろうか。
　僕が死んだ後くらいに、かな。

　生きている間に見せる気は、なかったりするし。