studio Odyssey




なんというか、エッセイ?

『あとがき』

 あとがきまでもネタにしようとは、自分も商魂たくましくなったもんだと思う。

 この「なんというか、エッセイ」は、HPで毎日書いている「しゃちょのスタジオ日誌」、全197日の中から26編を選びだし(はじめとあとがきがあるから正確には24だけれど)それに加筆修正を加えて構成しました。

 今、これを書いている段階では31編の候補があって、さらに絞り込む予定なんですけれど、自分で言うのも何ですが、その時々の出来事の事を書いたものが多いですね。タイトルの横に日付が入っていますけれど、それを見ながら、その時のことをちょっと思い出してみるのもいいかも知れないです。

 エッセイというか、こういう散文的なものをまとめるのは今回が初めてです。今後があるかどうかは、ちょっとわかりませんけれど、結構、これを読むと僕って…なんて思いますね。
 しかし、色恋沙汰の話が極端に少ないなー。もうちょっとないものなのか?みんなだって、そういうの読みたいんじゃないのかと思うんだけれど…どうなんです?
 っても、語るほどないんだけどさ。
 そういえば、笑い話もあまりないかも知れない…

 まぁ、エッセイという言葉の本来の意味、思索的彩色の濃い散文という部分では、一応の成功かも知れないですけれど。っていうか、成功。
 そう考えることにしましょ。

 結局は、日誌の加筆修正なので、結構、作品の公開期などと重なっているエピソードとかもあります。今後、この日誌の辺りに書いた事が、作品内に出て来ることもあるでしょう。
 気にして読むと、「あ〜」と、にやりと出来るかも。なんて。(それって、ある意味エッセイとか日記の楽しみ方だよね)

 そもそも、エッセイを書いてみようと思ったのは、6月の日誌がそれ自体で結構面白く出来ていて、それに対する反響が大きかったからなんですね。
 まぁ、6月の日誌には、『左腕に彼女への想い』とか、『詩を』『その時、駆け出せるか』なんていう名編がありましたから。反響もあるだろうよというものですけれど。

 それで、「エッセイなんかどう?」
 という話になった訳なんですね。

 で、いきなりこれから書きためるのも大変だってんで、過去の日誌をあさってみて、使えるものはないかな?廃品利用廃品利用。と。
 それで、タイトルも決定。『なんというか、エッセイ?』

 まさか日誌のバックアップをしている人がいるわきゃないだろうと踏み、日誌をもとに再構成。6ヶ月分の僕の見てきたもの、選りすぐって書きだしてみました。

 ま。
 これからも日誌はどんどん書いていくでしょうし、僕が生きている限り、いろんなものを僕は見ていくでしょう。
 日誌を書き始めて半年で、こういう風に、まとめてみたわけですから、あと半年後に、また…があるかどうかはともかくとして。

『なんというか、エッセイ?』
 僕の、半年の見てきたものです。もちろん、事実以上、虚構未満。
 それでも、ここまで読んでくれた方には、感謝です。

 んで。

 そうだな、次回があるかないかは、僕がどれだけここに書けることを見てこられるか、感じてこられるかにかかっていると言うわけで、次回を期待している方は、僕の人生がいつまでも『なんというか、エッセイ?』的であることを、どこかで願っていてくださいませ。

 ではね。