studio Odyssey




なんというか、エッセイ?

『重箱の隅のメディア』(99/3/4日誌より)

 いまいちやる気が出てくれない今日この頃。

 やり始めればどんな作業も2時間くらいぴーっとやってしまうのだが、どーも、そこまでたどり着かない。困ったものだ。

 そんなわけで、自分のところのHPを一通り見て回る。で、何ヶ所かあった不具合を修正してみる。そのついでに、短編を読んでみた。

 今更ながら、自分の書いたものなのに、「フィクションのリアリティ」が面白い。もったいない。もっと書き込めば、もっとおもしろい物になったかも知れないのに。ちょっと、時代を外したくないために、急いで作りすぎただろうか。

 そういえば、この一連の事件も、もう人々の記憶から薄れてきてしまったな。あの、R‐0の連載中に起こった、「少年A」の事件と同様に。

 そういえば、この事件について、「問題なのはネットワークではなく、無知にある」とかって言っていた人がいた。あれは誰だったか…

 一連のニュースといえば、テレビ朝日のニュースステーション。例のダイオキシン報道も、もう皆の記憶から薄れてきてしまっただろう。あの報道でも、某夕刊誌が、「問題にすべきはテレビ朝日の報道ではなくて、ダイオキシン問題だ」と書いていたのが印象的だったっけ。

 確かにそうだわな、そこに施設はあるんだから。今は問題にならないとしても、いつかは問題になるんだろうから。農家の人は大打撃だったろうけど、でも、それをわかって売り続けようとするという態度は、なんとなく、厚生省のお偉いさんが生み出した、血液製剤の事件の事を、ふと連想してしまう。あの問題も、未だ解決を見せていないしねぇ。

 そういえば、かいわれの時と違って、厚生省の人、ほうれん草、もしゃもしゃ食べなかったね。少し期待していたのに。

 社会問題(というか、社会ネタ)を続けます。

 ワイドショーや各局6時台ニュースで大盛り上がりの脳死問題の話をしましょ。第1回目の移植手術が、ついに行われましたね。
 臓器移植も、僕は肯定派だけれど、ああしてテレビの画面で見ていると、ちょっとぞっとしますね。
 病院に臓器輸送チームが入っていく映像を見ると、どうしても思ってしまう。

「弱肉強食なんかなあ、やっぱり人間も」

 なんとなく、蟻を連想してしまいました。…失言かも。
 でも、なんとなく、そんな感じしました。生きるためとはいえ、死体に群がっていくわけでしょ。なんか、蟻。
 でも、それで人が助かる事実は、真っ直ぐに見ないといけないとは思うけれど。

 そういやぁ、医薬ネタで続けますけれど、ピル、やっと認可されましたね。
 しかし、何年越しだ?おい。
 先に認可されたバイアグラって、何年前からあったんだっけ?

 所詮、厚生省のお偉いさんがたも、男性なのね。

 失言?
 ま、こんな重箱の隅のメディア、誰も見てないだろ。