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本棚のいちばん左はしを埋め尽くすのは、他の誰でもない、僕の書いた作品たちだ。
代表作と言えるかどうかは知らないけれど、僕の書いた物の中で最も長い連載ものは、言わずと知れた「新世機動戦記R‐0」だ。
その量は、はっきりいって「おいおいおい」 僕はずいぶん昔から自分で言っているが、「環境破壊」しまくりの人間である。写真は撮るし、その廃液は捨てるし、(少量では廃液処理業者は受け取ってくれないらしい)紙は使いまくるし、電気は大切にしない。
最も、コスト的問題から紙は両面印刷して使っているが、それでも月に100枚入りが一袋からになることがある。う〜ん、非エコロジー。
パソコンは一日中電源入ってるし、いつも部屋には音楽が流れている。
節約ですか…節約…しないとねぇ。
R‐0の話に戻りましょう。この超大作、A4の紙にいっぱいに印字していっても、全部重ねると、なんと「6.6」cmの厚みをもちます。これって、テッシュケースの厚さくらいの厚み。
邪魔。
本棚のスペースだって、そんなにないのに。
とは言っても、この作品、97年の3月19日から毎週毎週、半年間書き続けた、自分でも「よくやった自分」と頷くくらいの超大作なんですね。
当時の自分がどうしてそれだけ書けたのか、はっきり言って、それは未だに謎なのです。当時は、これを毎週書く以外に、レポートを同時に2通書いていたんですよ。実験レポート。A4、15から20枚くらいのものを。
今の僕の、何倍のスピードで当時の僕は書き続けていたのか。そして、そこまでして当時の僕は、何を書き残したかったのか。
2年もたっちゃっちゃ、知る由もないですけどね。
夢の塊は、いつしかテッシュケース扱いか。
いやいや、そんなことないぞ。昔の自分。お前のすごさは僕がいちばんよく知ってる。そのがんばりも。