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坂の途中。
ふと、振り返ってみる。
みちが、続いている。今まで登ってきた、みち。
前を向けば、みちが続いている。坂が、続いている。
過去、
現在、
そして未来。
今、問いを投げかける。
「どうする?」
迷わずに、進む。
僕は、笑う。
それを出来る人が、どれだけいるだろう。
進みたいんだ。誰だって、進みたいんだ。だから、きっと答える。
「迷わずに進む」
たとえば、登る事に疲れた坂の途中の人に、皆は「それでも登ってみよう」
そう声をかける。「坂の上には、目指したものが待ってるはずだから」
「一歩ずつでも、あきらめずに」
皆がそう言うのなら、
だったら僕は、ゆっくりと坂をくだってみよう。
みんながそれでも登るというのなら、僕はゆっくり、くだってみよう。
できることなら、一緒に。
そして、もう一度問いかけよう。
坂のはじめに再び立って。
どうして、この坂をのぼるのか。
それでもこの坂をのぼるのか。
今日は、ちょっと趣を変えて、今の気持ちを詩にしてみた。
そしてこれは、これ以上も、これ以下もない。