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今日は近所の花火大会。
外出していたので、行きはしなかったのだけれど、帰りの電車の車窓から見た。
でっかい花火が、夜空の轟音を響かせてはじけていた。
なんかちょっと、センチメンタル。
花火大会があることは、今朝から知っていたのだけれど、車窓からそれを見るまでは、完全に忘れていた。
でも、やっぱり車窓からでもそれを見れば、圧倒的な存在感で、その存在感の前に、なんかちょっと、センチメンタル。
車窓から眺める花火。
やがてホームに滑り込む電車から、その光が見えなくなる。
シートに腰を下ろした僕の膝の上には、鞄とそしてプロットを並べたOA用紙。
なんかちょっと。
花火がしたい。
有り金をはたいて、たくさん、一晩じゃ終わりきらないくらいの花火を買って、終わらない花火大会をしてみたい。
ふと、そう思った、夏の始まりの花火。
そういえば、こんな作品もあったなと、ふと思い出して、復刻してみる…
(ここで紹介されている『また、夏がくる』というショートは、日誌での単発読み切りものでしたが、エッセイのために復刻されました)