studio Odyssey




そんなこんなで、エッセイ?

『恋愛はドラマ?』(2001/5/21)

 なんだかんだとぶーぶー言いながらも、「あいのり」とか、見てるんですけどね。

 マッチ棒がおもしろすぎて。

 見ていない人にはごめんなさい。見ている人には、どうですか?(注:古すぎてわからない方もおいていく方向で)
 「男と女の間に友情は存在するか?」

 あたしゃ、しない派なんですけどね。

 しないですよ、ええ、しませんともさ。
 嫌いな女となんかね、話もしないですよ。気にもかけないような奴と、友達にはならないですよ。つまりね、友情を云々する間っていうのは、やっぱり、男と女の間であれば、そこに何かが存在するんですよ。
 それを恋と呼ぶか、友情と呼ぶかは、実際のところ、わかんない話ですけども。

 何だ俺。
 なんかあったのか?

 置いといて。

 「あいのり」がおもしろいって話ですけど、んー、恋愛って、おもしろいんですよね、実際。
 僕はあんまり恋愛経験豊富じゃないけど(突っ込むところじゃない)、よく言う僕の台詞に「恋愛はドラマだよ。誰の恋愛も」ってのがあるんですが、誰の恋愛も、本人はきっとそうは思っていないと思うのですけど、すごくドラマなんですよ。

 人の恋の話って、聞いていておもしろくないですか?
 単純に、愚痴でもいいし、のろけでもいいんですけど、それって、おもしろいんですよ。

 でね。
 あとは、それの切り口の問題だと思うのです。

 僕はこうして物書きをしている訳で、ある程度、そういう切り口みたいなものをわかっているほうなんですけど、多くの人たちは、そういうの、わかってないでしょ。だからね、切り口が、あんまりぱっとしなかったりする。
 だからね、どうしても扁平で、つまらないような、ありきたりな話になってしまう。

 けど、そんなことないんですよ。
 誰の恋愛も、ドラマ。

 「あいのり」って番組は、その誰の恋愛をもドラマにするプロの技みたいなものを、ちょっと感じる。冷静になってよく見てみるとね、あんまり恋愛ドラマとしては、すっごいことが起こっている訳じゃないんですよ。だけどね、ヘタなドラマよりもドラマがそこにある。
 それは切り口で、あとは、現実と言うリアル。

 この二つがあれば、どんな恋愛も、「ドラマ」を越えるドラマになる。

 だから、「恋愛はドラマだよ。誰の恋愛も」

 リアルを越えたリアルとして、ドラマとして。
 タイトルを付けるなら、「恋愛感情etc...」

 この番組では、みなさんの恋のお話を、お待ちしております。
 あ、半分くらい嘘。