studio Odyssey




そんなこんなで、エッセイ?

『初めて逢う人たち』(2001/5/19)

 最近、新しく出会う人たちが多い。かくいう今日もまた、初めてであった人たちと飲んでいた。
 まぁ、世間一般的に簡単な言葉で言ってしまうとすれば、合コンみたいなモンだ。ってか、それだ。

 初めて出会う人たちというのは、結構、おもしろい。
 気のあった連中たちは、ツーといえばカーでつながる。けれども、初めてあった人たちっていうのは、当然、そういうのはない。なんか、さぐり合いみたいなところがあって、おもしろい。

 どんな話なら、つながるのかな?どんな話なら、笑うのかな?
 そんなことを考えるだけでも、おもしろい。

 僕は基本的にはお話をつくっているわけだけど、作る中で、いつも思っているのが、「生きた人間」を書くことだ。もちろん、すべての登場人物たちは僕の中から生まれてくる訳で、僕の考えるものと同じものを持っているのだけど、当然、十人の人間がいれば、十通りの考え方がある。
 しゃべり方だってそうだし、ちょっとしたしぐさだってそうだ。

 そういうのは、ツーといえばカーというような間では、意外に見落としがちになってる。

 でも、初めてあう人たちっていうのは、そういう部分が見える。

 話し方。
 今、おもしろいと思っていること。
 もっと行けば、その人が今までにいた空間の空気感。

 そういうものが感じられて、結構、たのしい。

 そういえば、今月の占いによると、僕は今月は新しい出会いを大切にするといいそうだ。

 生まれてくる物語に、新しい出会いによって出会った人たちのいろんなことが、生きてくればいいと思う。

 難しい話なんだけど。
 実際は、その場にいる時はそこまで冷静に見ていられないしね。

 もっと場数を踏まないとダメかしら。
 合コンの。

 って訳で、みなさん、オデのメンツと、合コンでもしませんかー?

 話がすり替わってるって感じなのは、気のせいでっす。
 マジで。