studio Odyssey




そんなこんなで、エッセイ?

『暑い夏までもうすぐ』(2001/6/18)

 今日は風が涼しい。
 少し、夏の気配がする。

 夏は暑いから、ちょっとやだ。
 だけれど、夏は、なんか、それの向こうに、好き、というか、なんとなくいい感じのものがある。

 夏のことを考えてみる。

 夏って言ったら、みなさんは一番始めに何を思い浮かべますか?

 僕は、学校を思い浮かべます。
 それも、高校ですね。

 夏って、なんか、くさい言い方をすれば、青春の感じがすると思うのです。夏の物語を今までにも何作か書いてきたけれど、そういえば、夏、とはっきりと書かれている物語は、高校を舞台にしたものが多い。
 特に、このページにはアップされていないけれど、高校の時に書いたあるバンドの話なんかは、高校生の夏のお話でした。

 Hot Waveって、知ってますか?

 今は結構、有名になって、全国の高校生バンドの甲子園とかって言われるようになったようですが、当時はまだ、僕の住む神奈川県の高校生のイベントだったのですよ。(横浜球場でライブをするんですよ)
 なつかしいなぁ。それを舞台にして、書いたっけなぁ。
 今年もやるのかな。

 それから、夏の学校というと、僕は廊下を思い浮かべるのです。
 これは、R‐0とかにも書いているけども、学校の廊下って、涼しいんですよね。で、僕らは、いつもそこにいたのです。何をするでもなく、ただ、時間をもてあますように。友達と、他愛のないおしゃべりのために。

 で、そして夏と言えば、コカコーラ。
 コカコーラは青春の味がするとは、結構よく言っているけども、なんか、コカコーラって、そんな感じ。
 夏の感じ。

 その、僕らの時間の中にも、コカコーラって、あった。
 500ml缶。しかも。

 コカコーラのCMが変わりましたね。
 No Reasonというコカコーラのキャッチフレーズは、なんか、いい感じです。
 僕はうまく表現できないけども、その、夏の感じをよく表していると思う。そしてそのCMも。

 ちょっと、夏の気配を感じさせる風に思った。
 僕は、夏の物語をまだ書けるかな?

 あの頃を、今もまた。

 そして、また、何度目かの夏。