studio Odyssey



Session 08

 2005.06.18/22:30〜

01:突然の出来事。

.0:本日は、ライブ中継。

ジェダ
:今日は俺たちのライブに来てくれてありがとー!(ぎゅいーん
ソアラ
:いぇぇぇーい。
GM
:バカは死ななきゃなおらねえ!
ジェダ
:そんなタナベのお父さん。
GM
:何がいぇーいだ!おまえらいっぺん死んで釈迦に説教もらってこーい!
ウィル
:全員揃ったんかな?
アルス
:点呼!
ジェダ
:1!
アルス
:2。(しばらく反応がなくて)二名か、全員いるな。
ドゥアン
:うむ。
ウィル
:完璧だ。
GM
:せんせー、GMくんが、まだきてませーん。
アルス
:GM君は、ネリカラシの罰だな。
ソアラ
:とりあえず、セッション前に前回のアイテムの分配を再確認しておこう。
GM
:だね。
ソアラ
:手に入れたのは、ポールウェポン17x2。魔晶石5が2個。魔晶石3が3個。
アルス
:ポールウェポンじゃなくて、オレはロングスピアじゃ?
ソアラ
:では、ロングスピア。魔法の武器+1はアルスさんとドゥアンさんに。OK?
ドゥアン
:OK。
ソアラ
:攻撃力と追加ダメージに+1でいいんだっけ?これ。
アルス
:のはず。
ジェダ
:で、ジニーさんがシャープネスリングを。
ウィル
:そして俺は魔法の弓を。
ジニー
:帰れよ。
ジェダ
:で、魔晶石は、5点と3点のを私が。ソアラさんが5点を1つ。3点の2個がラゼットさん。
ソアラ
:と、いうことなので、魔晶石はそのように分配されていますので、ラゼットさんは3点の魔晶石を2個とキャラクターシートに書いておいてください。
ラゼット
:あ、前回のうちに書きました。
ソアラ
:これで分配はおっけー。
ジニー
:あ、GM。高品質のダガーが欲しいんだけど。
GM
:オランだから、大概のものはそろうだろう。
ジニー
:高品質装備ってレアなのかな、同じものが4つ欲しいわけですが。
ジェダ
:投擲用かな?
ジニー
:うぃ。
GM
:じゃあ在庫あるかどうか、1D−1で決めよう。無ければ、発注してもらうと言うことで。
ジニー
:うぃ。(いっころ)
(dice_bot)
:Jinny > 1D6ダイス = 2
GM
:一本。
ジェダ
:「ありゃー、すまないねお嬢ちゃん。一本しかないよ」
ソアラ
:お取り寄せしてもらえw
ジェダ
:「発注は掛けておくから、次のセッションの時にでも、取りにきておくれ」
ラゼット
:(´Д`;)
ジニー
:「おねがいしまーす」
GM
:「こないだお嬢ちゃんと同じくらいの娘が、買い占めてったからね」
ソアラ
:黒い奴か!黒い奴かー!?
ウィル
:ぶしっ!(吐血
ラゼット
:(´Д`;)
ソアラ
:さて、そろそろ準備はいいかなー?
ドゥアン
:うむ。寝る準備ならいつでもできておる。
ソアラ
:ちっがぁぁぁぁあ!?
GM
:はじめようかね。
ソアラ
:では、君らの心を、フォーセリアへと旅立たそう!

.1:事件は、「ばーん」と共に。

ソアラ
:いつものように、前回までのあらすじですね。
GM
:前回君たちは…
ソアラ
:邪悪な巨人、ジャイアントとの死闘を繰り広げ…
ジェダ
:そんな切羽詰った話でしたっけw
GM
:まあ、あれだ。遺跡に潜ったね。
ソアラ
:墓だったような?
GM
:墓だっけか。
ジェダ
:他所様の墓に潜りました。ワイトと謎のワニがいました。
ラゼット
:ですねぃ。アンデット、わんさかいましたね。
ジェダ
:そして、お宝もゲッツしました。何か黒髪の少女の仲間っぽいのもいましたけど、撃退しました。
GM
:ベティちゃんとのふれあい一時は、楽しめたかな?
ジニー
:触れ合ってない〜。
ソアラ
:ウィルさんは、かなり触れ合っていたようだけど。
ジニー
:はみはみ。
ドゥアン
:ワニ型ワイト発生装置だったか?
ジェダ
:「恐らくは古代王国期の実験で、ワイト化したワニ辺りではないかと。これもレポートして、ポイント稼ぎましょう」
ソアラ
:確かに、いい研究材料かもしれない。
ジニー
:「腹黒い。逞しいとか言うべきなのかなw」
GM
:で、お宝をゲットした君たちは、手鏡亭に帰ってきたわけだ。
ジェダ
:で、リジェルさんが大きな木のある島に、船で行きますという話を聞いたんですね。
ソアラ
:ああ、剣を渡したんだっけか。
ウィル
:って剣渡したっけ?
ソアラ
:ルードくんの剣ね。
ウィル
:そっちか。
ジェダ
:柄も、リジェルさんが持ってるのでは?
GM
:もってるよ。
ソアラ
:まぁ、そうだわね。
ジニー
:第一、剣(刃身)は誰も持ってもいないw
ジェダ
:で、島の事とか、管理(?)してるファリス神殿のルードさんの事とかを説明して、見送ったはず。
ソアラ
:なんだっけ?捨て台詞を残して、リジェルさんが出て行ったんだっけか。
GM
:「娘も待ってますので、それではまた――」とドアを開いて、去っていきました。
ジニー
:色々と、思わせぶりなことを言いつつ去っていったリジェルさん。
ラゼット
:ですね。
ジェダ
:「お子さん、いらっしゃったんですねぇ…」
ウィル
:「いたんだな、子供…」
ドゥアン
:「だのぅ」
ラゼット
:「初耳でしたね」
ジニー
:「そんなに老けても見えないんだけどねー」どうだか知らんがw
GM
:リジェル(38)だよ。
ウィル
:何ぃ。渋い。
ジェダ
:高ッ!年齢高ッ!!
ソアラ
:今明かされる事実。
GM
:ジェダのお父さんと同じくらいだ。
ジェダ
:父さん若ッ!? あー、でも、中世ファンタジーならそんなものかなぁ。16だの17、18だので結婚するのも、珍しくないですしね。まぁ、一体どういう経緯で両親が知り合い結婚したのかは、微妙に興味をそそられますけどw
ソアラ
ダンジョンの最奥で。
ウィル
:ラスボスになろうと思ったら?
GM
:お互いをラスボスだと思ってであった?
ジェダ
:やな夫婦だなw
ソアラ
:何にせよ、わたしのがまだ年上だ。
ジニー
:ソアラさんが自らの首を絞めているのはさておいて。
ソアラ
:では、学院で魔晶石を買い取って貰って、ほくほくで、手鏡亭に帰ってまいりました。お昼くらいかな?「ただいまー」
GM
:「おかえりー」
ラゼット
:「ただいまですー」
ウィル
:魔法の弓がなかったので、がっくりと肩を落としつつ「ただいま…」
ソアラ
:さて、ともあれ、わたしたちは魔法の武器なんかを手に入れて、かなりの冒険者になってきたわけですが、根本的な問題は何一つ解決されていないと思うのです。
ドゥアン
:というと?
ソアラ
お 金 が な い。
ラゼット
:(´Д`;)
ウィル
:俺はまだ多少あるけどな…多少、だが…
ジェダ
:「確かに、現金が無いのは厳しいですね。どうでしょう、新調した武具やアイテムの使い勝手を確かめる意味でも、何か仕事を受けるというのは」
ウィル
:「即実入りするものがいいな…そろそろ徒歩だけというのも、寂しいやもしれん」
ジニー
:「てきとーなお仕事でも見つけて、ちゃちゃっと稼がないと明日の朝日が拝めないかもー」
ウィル
:「随分と切実だな、オイ」
ソアラ
:エルフは食わねど高楊枝というけれど、わたしもそろそろ、銀の武器などが欲しかったりもするのです。
ジェダ
:エルフは、地面に足突っ込んで、太陽に当たっていればいいと聞きますがw
ウィル
:暑い日は外にでて、日陰でぐったりしてればいいと思うよ。
ソアラ
:ともあれ、そんなわけで、お昼ご飯を食べつつ、依頼等がないか調べてみたりするわけです。GM。
ジニー
:ボクはどこかで大道芸人でも見たのか、投擲用短剣が欲しいw
ジェダ
:そんな訳でメルルさんかフレドリックさんに手頃な仕事が無いか、聞きましょうか。
ウィル
:「ってわけだ。仕事ないか?」
ジニー
:「楽で、さくっと儲かるようなヤツを〜」
GM
:「ん〜そうね〜」といっているところに…ぱたぱたぱたぱた…
ジェダ
:何事かしら?
ラゼット
:(´・ω・`)?
ソアラ
:「?」
ウィル
:誰かが走ってくる音が聞こえる。
GM
:で、ばーんと扉がひらいて…
ジニー
よし不意打ちだ。
ソアラ
:不意打ちだ。
GM
:(;´Д`) いや、不意打ちはともかく、レイラさんが駆け込んでくる。
ジェダ
逃げる。
ウィル
捕まえる。
アルス
:楽しそうだな。
ラゼット
:「…?どうしたんです?」首をかしげて、見よう。
ソアラ
:「こんにちは」
GM
:「こっちに、リジェルさん、来てるかしら?」
ソアラ
:慌てた感じなのかな?
GM
:結構、慌てているね。
ソアラ
:「今日はみてないよね?」と、皆に聞きつつ、それでよいのかと、GMに伺う。
GM
:君たちが学院で物をせびったのは、リジェルさんと別れた次の日だからね。今日は皆、見ていない。
ジェダ
:じゃあ、「昨日、ちょっととある島に調査に行くって、挨拶に来られましたけど」
ラゼット
:「もしかすると、港の方に居るのかも知れませんが…」
GM
:「港?港ね〜。ありがとー」と言いながら、パタパタと走り去っていきました。
アルス
:次の日っつーことは、昨日、あの後、学院側に何も告げずに行ったのか?
ウィル
:「…何があったと思う?」と捕まえたまんまのジェダに聞いてみたりする。
ジェダ
:いや、まて母さん。何があったか説明しる。「『あの』母さんがあんなに慌てているというのは、気になりますね。ちょっとおいかけ…」
GM
:まあ、そんな感じで、次の日にさせてもらうのだが。
ジェダ
:ええぇ!? 時間が進むー!?
GM
:( ´ー`)
ソアラ
:追い掛けようとしたジェダを、メルルさんが「あー、この依頼なんていいかも」と声をかけて、追い掛けられないジェダであった。
ジェダ
:切実な問題の方が、先に私を動かしたらしいw
ソアラ
:でも、その依頼は依頼人に会いに行ったら、すでに別の冒険者にとられていました。ちゃんちゃん。
GM
:そして、次の日ー。
アルス
:日付が変わったなら、入れ替え判定だ。奇数ならこのままで。(ころころとした出目は2)
ウィル
:お、変わった。
アルス
:はい、チェンジ。
ジニー
:3番チェンジはいりまーす。
ジェダ
:「お、オルスさんですね。お久しぶりです」
アルス
:「久しぶりです」
ウィル
:「だな」
GM
:では、翌日。ラゼット宅、店先から始まります。
ラゼット
:おぉぅ。
ソアラ
:お、ラゼットさんのお家だ。ラゼットさんのお家は、服屋さんだったな。
ジニー
:その設定を、今初めて知覚した中の人。
GM
:で、ラゼットが店の手伝いをしていると…
ラゼット
:せっせ、せっせ。
GM
:一人の男の人が声をかけてきました。時間は、店を開けてすぐくらいね。
ラゼット
:「…おや、いらっしゃいませー」
ソアラ
:どうのつるぎ を うりたいんだが いくらだい?
ジェダ
:はじゃのけん が来るまで粘ったりしたなぁ。
GM
:「あ〜…あなたがラゼットさんで?」
ラゼット
:「はい、そうですが…どちら様です?」
GM
:「私、コソンボと言うのですが。いえね、ちょっと人をさがしてまし…」と、ニヤニヤとしながら言う。
ジニー
:コロンボ?
ラゼット
:「…?どうかしたのです?」と首をかしげよう。
ジェダ
:いやー、うちのカミさんがねー。(コロンボの真似)
ソアラ
:すごい、うまいよ、ジェダさん!(チャットです)
ウィル
:一瞬本物かと思った!(チャットだってば)
GM
:「えー…『リジェル』という人物を知しりませんか?」
ジニー
:というと、メイド泣かせで怪人鳥男と名乗る彼ですか?
ジェダ
:名乗ってねぇーーーーーーーーー!!
ラゼット
:「えぇと、知ってますけれども…どうかしたので?」ちょっと警戒。
GM
:「いえ、私、彼の知り合いなのですが。今、オランのほうに来ていると聞きましてねぇ…」(2828
ジェダ
:このニヤニヤが微妙に気になるなぁw
ウィル
:やらしいー。
GM
:「それで、最近彼を見かけた人を、こうして訪ねているのですよ」
ラゼット
:「…ふむ。でも、どうして彼を知っていると?」首をかしげよう。
ジェダ
:ラゼットさんも、人を疑う事を覚えたか…
GM
:「いえ、学院のほうで、少し話を聞いたのでですね。何か心当たりはありませんか? 行き着けのお店だとか…そうでなければ、他に知ってる人とか、いませんかね?」
ジニー
:ええと、新宿二丁目のメイド喫茶に…
ウィル
:いるんだ。
ソアラ
:ジニーさんの台詞が、微妙に正しいかもしれないとか、思った。
ジェダ
:ジェダの中の人のリミットゲージが3上がった。
ソアラ
:いや、手鏡亭がメイド喫茶という意味だよ。
ジニー
:むぅ、確かに言い得て妙だ。
ラゼット
:「うーん…」
GM
:「何でもいいのですが。何か心当たりはありませんか?」
ラゼット
:「では、ちょっと待っててください」と言って、店にいる、義理の親に話を。
ジニー
:義理!? そんな設定を今初めて以下略。
ラゼット
:「あ、ちょっと用事が出来たので、今日は早いですが、お手伝い切り上げますね」
ウィル
:設定自体は知っているけれど、でもPCとしては初めて…って、その場にはいないぃぃぃぃぃい!?
ソアラ
:このパーティは、お互いを知らないパーティでつね。
ジェダ
:ドライだから。(笑顔で
アルス
:仲良くしましょうよ。
ソアラ
:仲はいいんじゃないかなー。
ウィル
:一部のな。
ソアラ
:バイト仲間だよ、バイト仲間w
ジニー
:それが限りなく、正解に近い気がするw

 なーんて、笑っていられるのも今のうち。
 その、「ドライな仲間」が、今回、ついに大問題を引き起こすなど、一行はつゆ知らず…

ラゼット
:「では、ご案内します」と、そのコソンボとやらの人の所に戻ってくる。
GM
:「ああ、お手を煩わせてしまって、申し訳ないですね」
ラゼット
:「あ、お気にせずー」
ジェダ
:これはあくまで独り言ですが、ラゼットさん。そのにやついた男の素性などを聞くのです。ダミーかも知れませんが。
アルス
:暗に聞けと言ってますね。
ジェダ
:いえ。ジェダは学院で授業受けてるけど、つまらないのでウィッチで遊んでますよ?
アルス
:「と」ではなく、「で」なんですね。
ソアラ
:じゃあ、わたしはひなたぼっこしてる。まりもと。
ウィル
:ウィルは弓引きの練習しとる。最近どうも調子が悪くてなぁ…なんでだろとか首を傾げつつ。
GM
:ちなみにコソンボさんは、40代くらいのおじさんね。
ジェダ
:渋い男キャラが増えてきましたね。
ラゼット
:「えーと…アンナの手鏡亭という場所に、他に知っている人たちが居るので、そこへご案内しようかと思うのですが…」
GM
:「ああー、そうですかそうですか。そちらのお店に行けばいいのですねぇ」
ラゼット
:「そこに仲間がいますし、会いに行くついでに案内しますよー」
GM
:「おお、ありがとうございますぅ。いやぁー、最近の若者はよくできてますなぁ」(2828
ラゼット
:と、店を出よう。
GM
:じゃあ、手鏡亭に案内するわけだね。じゃあここで切って…ジェダ。
ジェダ
:ほい?
GM
:授業が一段落ついて、プラプラしてると、中庭辺りで、君の麗しのお母様が、難しい顔してうなってる。
ジェダ
:見なかった事にしたいなぁw
アルス
:引き合う運命なんですね。
ジェダ
ウィッチ、今日の御飯は何がいい?
ウィル
:現実逃避すんな、そこ。
ジニー
:運命の黒い鉄条網。
GM
:と、レイラさんが「あ!ジェダちゃんジェダちゃん」と、見つけて駆け寄ってくる。
ジェダ
:仕方ないな。「ああ、母さん。ちょうど良かった。昨日は何か慌ててたみたいだけど、一体何があったんだい?」聞きたくはないような気もしますが。
GM
:「いえねぇ…ちょっと、リジェルさんにお客さんがきてたんだけど…」
ジニー
メイドですか?
ソアラ
:何それ、誰かが言わないといけない義務?
ジェダ
:コソンボかな? 私は知らないけど。
GM
:「ねぇねぇ、それより、リジェルさんってどうだった?」
ジェダ
:どうだったって。何がどうだったんだ。「どうって言われても、それは、母さんや父さんの方が詳しいんじゃ?」
GM
:「なんか…こう、あやしい所とか、無かった?」
ジニー
:ええい、彼奴は敵か!?
ウィル
:わからんねぇ。まぁ、このシナリオ中にわかるだろ。
ジェダ
:「んー、特にそういった所は感じられなかったけれど。それに、こないだの柄の紛失の時なんて、私たちに協力してくれましたしね」
GM
:「ここだけの話なんだけどね…」と、レイラさんが耳打ちしてくる。
ジェダ
:聞きましょう。
ジニー
:何もかも。
ジェダ
:ウィッチも、心なしか神妙な顔で。
GM
:「あのね、なんでこんなことを聞くかというとね。リジェルさんに、お客さんが来たのは話したわよね?」
ジェダ
:うん。どんな客かは知らんが。
GM
:「その人が、なんか根掘り葉掘り、いろいろ聞くのよ」
ドゥアン
:どうやって葉っぱを掘るのだろうk
アルス
:そんなギアッチョみたいなことを。
ジェダ
:「その客人の素性は聞いたの?」
GM
:「私達も、ちょっといかぶしく思って、素性を問いただしたら…」
ジェダ
:問いただしたら?
GM
:「その人、アノスの司祭だったのよ!」
ウィル
:ぶはっ!?
ソアラ
:あーのーすー!?
ジェダ
( д )           ゜   ゜
アルス
:アノスの暗黒神官かも…
ドゥアン
:アノスのチャ・ザ司祭もいるしのぅ。
GM
:「なんか、事件があって、それでリジェルさん追っかけてるみたいなの…」
ウィル
:うぇ…あ、アノスかよ、オイ…何やったんだリジェル…
ソアラ
:だから、ルードさんの剣のときか…

 アノス。
 オランの南東に位置するこの国は、正義の神であるファリスへの信仰を、国教とする国です。
 つまり、アノスで「事件」があって、「追い掛けられている」となれば…

ジェダ
:「う〜ん。でも、邪悪には見えなかったけどなぁ。そもそも母さん達はどういう経緯で、リジェルさんと知り合いに?」
GM
:「いえ、彼がアノスの学院の紹介状を持って来たから、そうですかーって。まずかったかな?テヘっ
ジェダ
:「母さん…(;´Д`)」
GM
:「だって、悪い人にはみえなかったでしょ?」
ジェダ
:人を見掛けで判断するなよ。見掛けで判断したら、私はまず両親を打倒するぞ。
ソアラ
:うむ、実に言い得て妙だ、ジェダさん。
ウィル
:キーパーソンは娘か。それとなく聞くんだ、ジェダ。あ、いや、これは独り言だが。
ジニー
:思いっきり呼びかけてる独り言だ。
ジェダ
:娘の事を、母さん達が知ってるとも思えんのだが…
ソアラ
:これは独り言だけど、レイラさんって、結構、ぽいぽい喋ってしまいそうなんだよね。
ジェダ
:「というか、アノスの方だったんですね。他には、リジェルさんのことで知ってることは何かあるかい? 家族構成とか」
GM
:「あー、そういえば娘さんが一人いるって言ってたわね」
ソアラ
:知ってんのか!?
GM
:「いる。じゃなくて”いた”かな?」
ウィル
:む、意味深。
ジェダ
:「過去形?」どこかの魔術師夫婦の息子みたいに、親の方向性に疑問を持って、家出でもしたのかな?
ウィル
:…ぐはっ!? いや、違う、まさか…いやいやいやいや…(深読み中)
GM
:「可愛そうよねぇ、娘さん、若くして亡くなってるんですって」
ジェダ
:あれぇ?
ウィル
:あぁぁぁぁぁ!嫌な予感がしてきたぁぁぁぁぁぁ!
ジェダ
:でも、こないだ「娘が待ってる」とかいってなかったっけ?
ラゼット
:|ω・)?
GM
:「名前はたしかー…レオナちゃんって言ってたかな?」
ソアラ
:ぷちかー!?
ウィル
:蒼い髪?
ラゼット
:(´Д`;)
GM
:「お母さんの名前をもらったらしいから、正確には、レオナJrになるのかしら?」
ソアラ
:やはり、ぷちだな!!
ジニー
:愉快なw
ジェダ
:それはともかくとして、「むぅ…確かに色々気になるね。わかったよ母さん。私のほうでも色々調べてみるけど、その、自称アノスの司祭の名前とか外見を教えてくれないか? あと、リジェルさんは此処で何を調べていたかとか」
GM
:「その司祭はね『コソンボ』って言う、嫌なおっさん」
ラゼット
:Σ(・ω・ノ)ノ
ジェダ
:ビンゴか。
GM
:「リジェルさんは、普通にあの柄と、水晶の文献をあさってたみたいよ?」
ジニー
:嫌なおっさん、ってあーた。(;´Д`)
アルス
:どこで、ラゼットさんとの繋がりを知ったんだろう。
ソアラ
:アノスの司祭となると、オランの学院も無碍にはできないからねぇ。
ジェダ
:本物なら、ね。
ソアラ
:ま、ね。
GM
:「なんか、根本からそりがあわなくてねぇ…嫌なおっさん」
ジェダ
:「その様子からすると、母さん的には、感じの悪い男だったんだね」気持ちは判らんでもないが。
GM
:「なんか、遺跡の奥とかで顔をあわせると、問答無用で排除しなくちゃ!みたいな?」
ソアラ
それはあなただ。
ドゥアン
:まったく。
ウィル
:思っとくだけにしとけヨ。
GM
:「ほら、母さん迎え撃つほうだから」
ドゥアン
:なるほど…
ソアラ
:納得。
ウィル
納得すんなヨ。
ジェダ
:コソンボに関しては、手鏡亭に来るようだし、そこで締め上げればいいさ。「じゃあ、もしリジェルさんから連絡などがあったら、真っ先に知らせてくれるかな?」そう言って手鏡亭に戻ろう。
GM
:「わかったわ。おねがいねー」と手を振るレイラさん。
ジェダ
:娘の復活のために、水晶や柄を求めていたのか…? やだなぁ、今回シリアス?
ウィル
:なんで嫌なんだ。
ソアラ
:シリアスタイマー100個くらいあればたりる?
ジェダ
:300秒か。
ウィル
:桁が二つ足りないぞ、ソアラ。
ソアラ
:そんなにか!?
ウィル
:そんなにだ。
ジェダ
:ウィッチと一緒に、駆け足で手鏡亭に戻ります。

.2:明かされる過去。

GM
:じゃあ、ラゼットのほうかな。君たちは、手鏡亭までやってきました。
ラゼット
:ほぃな。
ソアラ
:では、ひなたぼっこから気づくかな。「あ、ラゼットさんこんにちはー」と。
ラゼット
:「あ、ソアラさん、こんにちわー」
GM
:「おじゃましますよっと」
ジニー
:昼頃だっけ? そろそろ起きてくるかな、彼女は。
ジェダ
:いい生活だな、おい。
ウィル
:俺は、店のカウンターのほうで弓の弦をいじってる…コソンボのほうは少し疑わしげな目で見てるぞ。まぁ気づかれない程度にだが。
ラゼット
:「あ、こちらの方は、コソンボさんという方です」
GM
:「どうもぉ〜、コソンボともうします」
ソアラ
:「お客様ですか?おかえりなさいませー、ご主人様ー」
GM
:「はははは、珍しいお店ですねぇ。ご主人様ときましたか!ラゼットさんも、いい趣味をしてらっしゃる」と、ラゼットの背中をばんばん。
ラゼット
:「いえ、私はそんなつもりでは…痛いです、痛いですよっ(汗」
ジェダ
:メルルさん、ソアラさんを倒さないと誤解されるぞ!
ソアラ
:では、お客様をご案内いたしましょう。「カウンターとテーブルと、個室がございますが?」
GM
:「ないやっとんのじゃー!」とメルルさんの声と共に、ソアラの後頭部にお盆が!
ソアラ
:「はうぁあああああああ!?」
ジェダ
:グラップラーメルル。
ラゼット
:「普段はこんなはずでは…メルルさーん」と援護を…と、その前に来たか|ω・)お早い。
ウィル
:筋力24は伊達じゃない。
ジェダ
:今の時点で、手鏡亭に居るのは誰かな?
GM
:居たい人はいていいよ。
ウィル
:俺、カウンターで弓の弦をいじってる。
ソアラ
:はい。その、カウンターの下に埋まってる。
アルス
:ぼくは街角で歌ってます。
ドゥアン
:ワシはいないかも知れん。神殿かのぅ。
ジニー
:じゃあ出てこよう。「おはよーう」
ウィル
:んじゃ、ジニーを手招き。
ジニー
:「?」何だろう。
ウィル
:「微妙に胡散臭い感じがする。ちょっと警戒しとけ」と小声で言っておこう。
ジニー
:「りょーかい。まず、どうも雰囲気が嫌いだし」
ソアラ
:カウンターに埋まってるから、ウィルさんの声は聞いた。気にしておこう。
GM
:「ああ、ウェイトレスさん。ケーキセットもらえますか?」と、コソンボはメルルさんに言いながらテーブルに付くよ。
ラゼット
:「あ、ジニーさん、ウィルさんおはようございます。こちらの方はコソンボさんという方です」
ウィル
:へぶしっ!? くそう、呼ばれたからには挨拶するか。「ああ、大声だったから、こっちにも聞こえたよ」
ジニー
:「よろしく」そっけなく言って流す!
GM
:コソンボはメルルさんの運んできたケーキセットを食べながら、「お、これは美味いですね。お土産にできますか?いえね、家のかみさんが甘いもの好きでしてねぇ」
ウィル
:そういや、どういう風貌?
GM
:ちょっと横に太めの40代くらいのおっさんだね。
ジニー
:気乗りしないけど、彼奴の顔でも覚えておこう。
ジェダ
:GJ。
ソアラ
:ところで、わたしの中ではすでにこの人、コート着てるんだけど、コート着てたりするのかな?
GM
:外套をきてるよ。
ジェダ
:名刺探したりするとなおグッド?w
ドゥアン
:つまり、コロンボみたいな外見、と。
ラゼット
:「あ、皆さん集まって下さい」とみんな集めよう。
ソアラ
:では、行く。
ジニー
:呼ばれたら行くーね。
ウィル
:渋々行こう。席に座っても弓の弦をいじったりと少々アレだが。
GM
:まぁ、そんなこんなで、コソンボさんが切り出すわけですが「えーっと…こちらの方々は、全員、リジェルを知ってらっしゃるので?」
ソアラ
:「リジェルというのは、リジェルさんですか?」
GM
:「ええ、リジェルですよ」って、頭の悪い会話だ。
ソアラ
:「知ってますよ」 頭、悪くないもん。
GM
:あ。と、そこで…
ジニー
ばーん。
ウィル
:落ち着け。
ソアラ
:不意打ちかw
GM
:コソンボさんが「お?」という表情をしたあと「おお!ソアラさんではありませんか!これはこれは…そんな格好をしてらしたんで、気づきませんで…」
ソアラ
:「はい?」

 ある意味、不意打ちであった。

ジェダ
:!? まさか、ついに!?
GM
:「いやぁ、よくご無事で」
ソアラ
:「はい。大変でした
ジェダ
まてやw
ソアラ
:何がかはわからないけれど、ご無事でと心配されたので。
GM
:「いやはや、その節はどうも。それなら話は早い。ヤツどこに行ったか、掴んでませんか?」
ソアラ
:「はい?」
GM
:「リジェルですよ、リジェル」
ソアラ
:「ああ、リジェルさんですか?えーと」
ジェダ
:これは独り言ですが、コイツに行き先を告げるのはNGだと思うなー。
ウィル
:ソアラに視線をやる。無言の圧力。
ソアラ
:ソアラ的には昨日見てから、見てないんだよなー。となると、(今は何処にいるかという意味で)「わからないですねー」
GM
:「そうですか。いやぁ、それにしてもお久しぶりで。かれこれ、一年以上前ですからね。でも、よくあの状態で生きていらっしゃいましたね。おっと失敬」
ソアラ
:「はい?」って、今のソアラさんはめっちゃ素だぞw 中の人と一緒だ。
ジェダ
:自分の失った記憶を知っているとか思いつかんのか。
ジニー
:それほどの知能があると?
ソアラ
:おお、ジェダさん。凄いぞ。それ、今、言われるまで、本当に気づかなかった。
ウィル
:「…ちょっといいか?」
GM
:「なんでしょう?」
ウィル
:「リジェルさんが、何かしたのですか? ”私”は彼に随分と世話になったのですが…」と、少し困った顔を浮かべたりしてみる。
GM
:「いえ…まあ、ちょーっと話づらいのですが…」
ジェダ
:そもそも、何で探しているのかも気になるな。あぁん、私はまだ手鏡亭に着かないのか。
GM
:着いていいよ。
ジェダ
:よし! ばーん!!
ソアラ
:不意打ちか!?
ドゥアン
:「話は聞かせてもらったよ」とか言わないのか?
ウィル
:まるっとお見通しだ、とか。
ソアラ
:じゃすとあもーめんとだろ。
ウィル
:ともあれ、ジェダが店に入ってきたら目配せしておこう。
ジェダ
:「おや、仕事の依頼か何かですか?」
GM
:「おや、こちらもソアラさんのお仲間で?」
ジェダ
:「えーと、どちら様ですかな? 私は学院に所属する、正魔術師のジェダと申します。ソアラさんとは数回冒険を共にした仲間ですが、それが何か?」
GM
:「皆さん、ソアラさんに協力していらっしゃるのなら、聞いてないのですか?」
ジェダ
:「どうも、話が見えませんね」かくかくしかじかと誰かw
GM
:「では、ソアラさん、こちらの皆さんには、まだ話していないので?」
ソアラ
:「はあ」何がだろうと、ちょっと困った顔をする。もじもじ。
ジニー
:ジェダさんにかいつまんでかくかくしかじか。で、コンソボに「分かるようによろしく」
ジェダ
:っちゅーか、私たちは、ソアラさんが記憶喪失だと知ってるのか?
ソアラ
:しらないよ。話してないって、ずいぶん前に決めた気がする。
GM
:「まあ、ソアラさんが話すつもりがないと言うのであれば、私から話してしまって、かまわないですかな?」
ソアラ
:「よいですよ」
GM
:「ふむ」
ジェダ
:さて、何が出てくるのか…ソアラさんをちらりと見つつ、待つw
GM
:「まぁ、私とソアラさんは、アノスでリジェルを追っていたのですよ
ソアラ
:ブー!?
ジェダ
( д )           ゜   ゜
アルス
:あらー。
ウィル
:「…っ…そうなんですか」
ソアラ
:衝撃の事実!?
GM
:「私は、アノスで内部監査などをやっているのですがね」
ソアラ
:うわぁ…ウィルさんの視線が痛いぞ…
ジェダ
:でも、おかしくないか? リジェルは、ソアラと会っても、特に平然としてたよね。
ウィル
:ソアラは…上層部の人間? 指揮してたのかもしれん。
ジニー
:あまり信じない様子で聞いていよう。
ソアラ
:本人が一番信じがたいよw
ジェダ
:「内部監察、ですか? では、貴方もアノスの学院の方ですか?」とカマをかける。
GM
:「ああ、私こうみえてもファリスの神官戦士でして」
ジェダ
:つまり、第三部のタイデグリー氏みたいなものかな。(公式リプレイで、アノスから外国に赴き、信者の統計調査等をしていた神官戦士)
GM
:だね。「とある事件で、リジェルを追いかけていたのですが。そちらのソアラさんは、リジェルの持っている柄を探していたとかで、協力することに」
ジェダ
:おーい、初耳だぞーw
ソアラ
:あうあう、なんかみんなの視線が痛いぞw
ウィル
:ソアラが、何かあったとはなぁ…って事は、あの船に乗ってたのも、何か理由があったわけか。
ジェダ
:そういえば、ファリスの信者の皆さんと一緒の船でしたね。
ソアラ
まりもの水を換えなくちゃ。(逃避行動)
ジェダ
:ウィッチが引っ掻くぞ。
ジニー
:このコソンボとやらの話をどこまで信じてよいものか、悩んでいるジニーさんw
ジェダ
:裏はあとで取ればいいのです、今は情報収集に勤しみましょう。
GM
:「まぁ、ここから先はちょっと漏らすとアレなので、皆さん、お口にチャックをおねがいしますよ」
ソアラ
:「かまわないですよ」と。
ジェダ
:神妙な顔をして頷こう
ウィル
:「あぁ、続けてくれ」と頷く。
GM
:「そも、リジェルというのは、アノスの神官騎士だったんですよ」
ジェダ
( д )           ゜   ゜
ドゥアン
:ジェダは、実は感情の起伏が激しいのぅ。
ジェダ
:今日は、驚いてばかりだなw
ソアラ
:もともとは騎士だとは、言っていたしね。
ウィル
:まぁな…
ソアラ
:わたしは驚かないので、普通に聞いている。
ジェダ
:まるで最初から知っていたかのようですね、ソアラさん。
ソアラ
:そのようにw
ジェダ
:「だった、という事は…?」
GM
:「とある暗殺者集団の事件にかかわって、そこからおかしくなりましてね。最後には、勤めていた神殿の神殿長をばっさりと…」
ジェダ
:うわぁ。(;´Д`)
ジニー
:おいおいおい。(;´Д`)
ソアラ
:ご乱心か。
ウィル
:「…そんな…あの人が…」
ジェダ
:殿中でござるー。
GM
:「まぁ、彼がそうしたのも、わからないでもないですが、罪は罪でしてねぇ」
ジェダ
:「つまり、その罪を償わせる為に、あなたはリジェルさんを追っていると?」
ソアラ
:「罪は、罪ですね」と呟く。
ウィル
:「いや、引っかかるんだが… ”そうしたのも、わからないでもない”?」
GM
:「いえ、というのもですね。ヤツには娘がいまして」
ウィル
:「…まさか、異端者として殺された、とか?」
GM
:「いえ。ヤツが暗殺者集団を追っかけている時に、どうもかどわかされたみたいで。見せしめのつもりだったんでしょうなぁ」
ジェダ
:殺された、と。ヘヴィだな。
GM
:「いえ、殺されてはいなかったのですよ」
ジェダ
:ほえ? じゃあ、魔獣の材料にでもされた?
ウィル
:「…殺されるより性質が悪いって意味で、か?」
GM
:「娘を攫われてもその暗殺者集団を追い詰め、いざ、騎士団で捕り物ということになりまして、大々的に討伐がおこなわれたわけですが…」
ソアラ
:全て知っていると言うように頷いていよう。(何も知らない)
GM
:「収容された死体の中に、娘のものがあったようで」
ジニー
:洗脳されて、味方に斬られたと。
GM
:「まぁ、騎士団側から言わせれば、抵抗されたから殺したまでのようですが」
ジェダ
:なるほど。手違いか、本当に抵抗したのかはわからないが、騎士団というか討伐側にバッサリやられたと?
GM
:「で、やっこさん、上にリザレクションを掛け合ったそうなのですが、暗殺者ですしね」
ジェダ
:「見事にスルーされたということですか…やりきれませんね」
GM
:「ああ、勘違いしないでほしいのは、やつの娘さん、攫われてから見つかるまでに、6年ほどかかってますよ」
ジニー
:思いっきり勘違いしてたわw
ウィル
:ちょっとまて、6年!? やばい、すっげぇ鬱な表情浮かべるぞ、俺は。今「もしクリスが同じ状況になったら」で考えてしまった。リジェルに凄い共感するって。
ソアラ
:わたしにとっては、6年は短いしなぁ…
アルス
:「今日も平和だなぁ。そろそろ手鏡亭に行こうかな」
ジニー
:一人、平和な人がw
ソアラ
:ドゥアンさんも平和そうだよw
ドゥアン
:平和じゃのー。
GM
:「で、上にリザレクションをかけあったそうなのですが。見事に却下」
ジェダ
:個室で話したほうがいいな。陰気な雰囲気の集団がいたら、客入り悪くなる。
ソアラ
:すでに個室に移動していることにしよう。内緒話ですよって所から。
GM
:「いやあ、捜査とはいえ、そんな話を聞くと物悲しいものですなぁ。ヤツの邸に捜査に行った時に見た、枯れ果てた柿の樹がまた、哀愁ただよっちゃってて。アタシ、めったに泣かないんですが、ちょっと涙ぐんじゃいましたよ」
ジェダ
:あれだけコソンボに疑念抱いてたのに、彼の話術に引き込まれている件について。
ソアラ
:さすがだ、コソンボ。
ウィル
:「で…リジェルは神官を殺したから、追われてるんだよな?」
GM
:「ですが?」
ウィル
:「いや…それならいい」と言葉を切って、「そういえば、その暗殺者集団ってのは、どうなったんだ? そこまでやったんなら、壊滅させたんだろ?」
GM
:「ええ」
ウィル
:「完全に?」
GM
:「完全に」
ジニー
:「一支部とかでなく?」
GM
:「支部とかでなく」
ソアラ
:なるほど、と納得。
GM
:「まあ、こっちのほうに国外逃亡したみたいなので。私が遠路はるばる追い掛けてきたというわけですよ」
ジェダ
:「なるほど、リジェルさんにそんな過去があったなんて…」
ソアラ
:うんうんと神妙に頷く、頷きエルフ。
GM
:「ああ、これ、身内の恥なので口外しないでくださいよ。どっかにもれたりすると…げふんげふん」
ソアラ
:「大丈夫ですよ」と、言う。
アルス
:そろそろ到着しよう。「こんにちはー。あれ?誰もいない」
ソアラ
:あ、個室にいるんだ、わたしたち。
アルス
:個室には気がつかないので、カウンターあたりで座ってよう。
ジェダ
:で、「何かわかり次第、連絡をしましょうか? 今はどちらに滞在を?」
GM
:「ああ、ファリス神殿にご厄介になってるので、何かわかり次第、お願いします」
ジェダ
:って事は、リジェルはファリス神殿には顔を出さなかったのかな。まぁ、そんな経緯があれば、ファリス神殿に顔出したくないかもしれませんが。
ジニー
:ファリスは何か不都合がありそうな口調だったしねぇ。
ドゥアン
:そういえば、前回、ファリスに関して、嫌そうな顔してたねぇ。
GM
:そろそろええかな?
ソアラ
:あ、コソンボさん、帰りそう?
GM
:情報がもらえないなら、コソンボ氏は帰るけど?
ジェダ
:今のところ、引き出せる情報は引き出しましたね。
ウィル
:うん…俺はない…ウィル的にはちょっと打ちひしがれている。
ジェダ
:後は裏を取りましょう。
ドゥアン
:ワシはそろそろ手鏡亭へ着くかのぅ。
ソアラ
:帰るなら、帰る前に呼び止めるよ。
GM
:呼び止めるの?
ソアラ
:コソンボさんが帰るなら、「あー、帰る前にひとつ」と。呼び止める。
GM
:「はい、なんでしょう?」
ソアラ
:「思いついたらでいいのですが、リジェルさん、どこに行ったか、検討はついていたりしますか?」
GM
:「いやぁ、それがさっぱりでしてね」
ジェダ
:記憶関連じゃねぇのかw
ソアラ
:それは、今はそこまで頭回ってない。中の人が。「ああ、なければいいのです。何かあったら、教えてくれれば」
GM
:「いやいや、それにしてもあんな重傷を負わされていたのに。ソアラさんは運がいい。また、ご協力のほどをおねがいしますね」と言って、去っていくよー。
ジニー
:なにぃ、惹かれるキーワードだぞ、それは。
ジェダ
:しかし、今は見送ろう。そして仲間がそろったら、作戦会議だ。
アルス
:個室から出てきたのを見て「あれ、皆さん居たんですね」と。
ジェダ
:「やぁ、オルスさん。ちょっと色々ありましてね。大事な話があるので、皆そろったら、個室へ行きましょう」と、少し疲れた顔をして言おう。
アルス
:「はぁ」
ジニー
:空気が暗いから、窓を開けよう。かちゃかちゃと。
ドゥアン
:では、合流。「ん?どうした?何か空気が重いのぅ」
ソアラ
:ああ、なんだか頭がオーバーヒートしそうだ。

 まさに急転直下。
 はてさて、一行を取り巻く環境が、何かやら急速に動き出したようで…

ソアラ
:さーて、場が、嫌な雰囲気だ。個室で、しょんぼり座っていよう。叱られた後の子どものように。
ジェダ
:じゃあ個室で「かくかくしかじか」以上。
ウィル
:俺はもう、色々と思考中だ。 頭の中がぐるんぐるん状態だぜ。
アルス
きりきりばたーん、と卒倒。
ソアラ
:ごめんね、ごめんね、何も知らなくてごめんね。
ドゥアン
:「ふむ」
ソアラ
:さぁ、いくらでも突っ込んできなさい!何しろ、何も知らないんだからッ!!
ジニー
おのれw
ソアラ
:しかも、本気で知らないあたりが、たちが悪いなー。
GM
:まったくだね。
ジェダ
:「とまぁ、そう言う訳でリジェルさんは情状酌量の余地があるとはいえ、アノスの神殿長をバッサリとしてしまったそうです」
アルス
:とりあえずですが、万が一の可能性を考えて、コソンボさんが身分を詐称している可能性があるので、ジニーさんあたりに、ギルドに聞いてきて頂くのは如何でしょう。
ジェダ
:あと、ファリス神殿に面通しという手もありますね。
ウィル
:ま、それはあるよな…だけど内容が内容だ。
ドゥアン
:「それでソアラよ、そのコソンボというのは、知り合いなのか?」
ジニー
:「で、アイツの話が何処までホントか分からないんだけど、その通りで間違いないの、ソアラさん?」
ウィル
:「で…本当なのか、ソアラ?」
ソアラ
ジェットストリームアタックだ。 ううーん…こまったなぁ…これはもう、言うしかないよなぁ…「あのぅ…」と。
ウィル
:「ん?」
ジニー
:「なに?」
ジェダ
:「どうしました、ソアラさん? リジェルさんを追ってるなんて、一言も仰ってくれなかったソアラさん」
ソアラ
痛い、言葉の節々がいたいッ!
ジェダ
:てへw
ウィル
:「まぁそういうな…やむをえない事情があったんだろう」
ソアラ
:ウィルさんはこういう心境だったのか、前回とかっ!
ジェダ
:「まさか、柄までご存知だとは」
ソアラ
:泣きそうだw 「えーと、そのぅ…」
ウィル
:わかるか、俺の気持ちがw
ソアラ
:「実は、みんな仲良くしていたので、あえて言わなかったのですがー…実は、わたし、何も…そのー…」と。「覚えてないのです」
ジェダ
:さすがに呆けた顔をしよう。「…はい?」
アルス
:「へ?」
ウィル
:「…何の冗談だ?」と少し怒っちゃうぞ。PC的にはいっぱいいっぱいだから。
ジニー
:「はぁ?」
ドゥアン
:「?」
ソアラ
:「よくわからないのですが、船に乗っていたのです」
ジェダ
:「船って…まさか知り合った時のあの船ですか!?」
ソアラ
:「で、その船は、難破するのです」
ジニー
:「なに、それはつまり、船で会った時より前の記憶が無いって?」
ウィル
:「船…あの、船か…覚えてない、だと…クソ、あぁ…」といって顔面を片手で覆って天井を仰ぐという細かいロールプレイ。
ソアラ
:「うう…」しょぼーん。
ジェダ
:微妙な静寂が個室に満ちそうだ。「…ということは、もしかすると記憶喪失ですか?」
ソアラ
:「でも、だって、みんな気にしなかったので!」
ジェダ
:「う、確かに。ドライな関係であった事は否めませんが」w
ジニー
:記憶喪失って単語は、この世界にあっていいの?
ドゥアン
:「なんじゃそれは?」
ジニー
:「どーゆーこと?」
ジェダ
:「つまり、記憶が無いのですよ、言葉の通りに。つまり、彼女は、あの船に乗っていた時以前の記憶が無いそうなのです」
ジニー
:「話してくれてもよかったじゃない」ソアラさんとは仲良さそうなので、結構ブルーw
ソアラ
:うぁ、ちくちく痛いッ!?
ジニー
:仲間意識がここに。
ソアラ
:しょぼーん…
ウィル
:「記憶…確かこういってたな。”重傷だった”と。”よく生き残った”と」
ジェダ
:「ですね、でも、初めてあった時のソアラさんは、特に怪我はしてませんでしたね」
ドゥアン
:「そうじゃのぅ」
ウィル
:「あぁ…記憶ってのは、一体なんでなくなるんだ?」とまぁプレイヤーはなんとなくわかるが、キャラクターはわからんので、博識なジェダに聞いてみる。
ジェダ
:「魔法による呪いから、精神的ショック、大怪我した後等にもなくなるとか? というか、折角自分の過去に繋がる人物が居た訳ですし、積極的に動きましょうよ」
ソアラ
:「えーと、あんまり思い出さなくてもいっかなーとか」
ジニー
:なんて楽観的なんだッ!!
ソアラ
:「あ、でもでも、別に何もかも覚えてないわけじゃなくて、覚えてる事は覚えてるんだよー」
ウィル
:「例えば!?」といってちょっと前のめり。
ソアラ
「ワニとか?」(前回判定に成功したから)
ウィル
:んでは、凄い泣きそうな顔になって、ガックシとなる。
ジニー
:「ものすっごく、最近だと思う、それ」
ソアラ
:「ダークエルフとか?」これは判定してないけど、知っていたみたいだし。
ジェダ
:「私たちは、偶然が導いたとは言え、仲間なのですから、記憶を取り戻すというのなら手伝いますよ」と、かっこつける雰囲気じゃねぇな。
ウィル
:「仲間…仲間、か」
GM
:ちなみにソアラは思い出そうとしてみるが、コソンボ氏の記憶はない。
ソアラ
:「コソンボって人は、しらないかな」
アルス
:皆さんと出会う前の記憶はないんですね。
ジェダ
:「ふむぅ、ソアラさんの過去も気になりますが、それは後でコソンボさんに聞くとして。いや、或いはコソンボさんのブラフの可能性もあるのか?」
ジニー
:意図的に抹消された可能性をプレイヤーは提唱したいw
ソアラ
:GMの陰謀であると、プレイヤーは提唱したいw
GM
:自分で記憶喪失にしたくせにー。
ウィル
:やばいな。リジェルに恐ろしく共感しとるかもしれん…(汗
ジェダ
:「ともかく、まずはどうするかですね。とりあえずジニーさん、ささっとコソンボさんの似顔絵を描いていただけますか?」
アルス
:二枚ですね。
ジェダ
:一枚を盗賊ギルドに、もう一枚をファリス神殿にもっていって情報収集だ。
ジニー
:「はーい」(ころころ)13の出来映え。
GM
:まぁまぁの出来だね。
ジェダ
:「ありがとうございます」さて、ファリス神殿に身を置いてるらしいので、一応表向きはアノスの神官戦士として通ってるのかも知れませんが…どうなんでしょうかね。
ウィル
:だけどずさんだしな。アノスの魔術師ですーみたいな感じでやってきたリジェルも、書類だけで信じてた学院もあったことだし…裏はとるべきだろ。俺も一応書いておくか。(ころころ)11という、微妙なやつが…
ソアラ
:ううーん…どうしよう、積極的に動こうかな…みんなに話したら、無性に記憶の事が気になり始めてしまった…
ジェダ
:今まで気にしてなかったのか( ´∀`)σ)´Д`)
ソアラ
:だって、なくてもなんとかなっちゃってたしぃ。
ドゥアン
:しかし、シリアスタイマーは30個くらい消費されたかの…
ジェダ
:あと270個かw
ソアラ
:ソアラさんは、ちょっとしゅーん。
ウィル
:そしてウィルは超イッパイイッパイ。
ソアラ
:あと、270のシリアスタイマーか…使いどころを考えよう。
ジェダ
:そっちか!?しかも使い捨てかよ、シリアスタイマー!
ウィル
:いや、次のセッション時には、一応充電は終わってるはず。
ドゥアン
:説明しよう!シリアスタイマーとは(以下略
ジニー
:軌道修正しる、シリアスタイマーに流れつつあったぞw
ウィル
:あぶねぇあぶねぇ。

 シリアスタイマーは、数よりも稼働時間を延ばした方がいいんじゃないかと思うが、どうか…

GM
:さて、ではどう動くの?
アルス
:二手に分かれて聞き込みな感じで?
ジェダ
:コソンボさんの似顔絵をね。ジニーさんの書いたのをもって、盗賊ギルドとファリス神殿に。
ソアラ
:わたしは、手鏡亭の屋根の上で、しゅーんとしていよう。
ジェダ
:ウィッチが心配そうに見上げよう。「にゃ〜」
ウィル
:んー、ジニーがギルド行くんなら、俺も行くかな。一応シーフだし。
ジニー
:学院からは、これ以上情報引き出せないかな?
ウィル
:提出された書類見せてもらったら?
ソアラ
:ともあれ、わたしは今回は、ちょっとロールプレイに走るよ! せっかくGMがくれたチャンスだからッ!!
ジェダ
:ソアラさんは、そっとしておいてあげましょう、ヒロイン度上げるチャンスですしw
GM
:だといいね。
ウィル
:投げやりだ。
ジニー
:チャンスというのは、逃がす為にあるのです。
ソアラ
:逃すのかっ!
ドゥアン
:シリアスタイマーを使い切らないように注意だのぅ。
ソアラ
それは重大だな。
ジニー
:さて、今後の行動について!
ウィル
:で、どする。居残り組と神殿組とギルド組だよな。俺、行くならギルドね。
ジェダ
:まずは盗賊ギルドとファリス神殿に裏を取りに。
ジニー
:ウィルさんいくなら、ボクいかなくていいんじゃとか…
ウィル
:ジニーさん、貴女のほうがレベル高いんで、来て下さい。
ジェダ
:私はファリス神殿の方に、出来ればコソンボと会わないようにしたいので…あれだ、ムルガス様のコネを使おう。久々に。
ドゥアン
:港に行って、リジェルさんの足取りを追うという手もあるのぅ。
アルス
:港もアリですね。
ウィル
:あ、でも、ソアラの事があるんだよな…
ジェダ
:下手に気を回すよりも、そっとしておいた方がいい時もありますよ。って、私は18歳なのか本当にw
ウィル
:いや、ジニーにソアラのフォロー任せるのも、面白いかもとか思ったんだが…
ジニー
言われるまで思い当たらなかった本人がここにいやがります。
ソアラ
:あははははは、ひろいんよー(ちょっと投げやり)
ドゥアン
:通常モードだのぅ。
ジェダ
:一応、お目付け役にウィッチを置いて行くことにしますし…しかし、港も気になりますね、いっそ三手にわかれましょう。
アルス
:じゃあ、港組、神殿組、シーフ組で?
ジェダ
:シーフ技能持ちが盗賊ギルドに、ドゥアンさんとオルスさんが港に、私とラゼットさんが神殿にってのはどうか。
ドゥアン
:妥当じゃの。
ジニー
:そんなカンジで。
ドゥアン
:ソアラが残るのなら、ジニーを残すのも手だとは思うが…
ジェダ
:いえ、ソアラさんは今回は、宿屋の屋上で夜空を見上げてないと!
アルス
:残っていても問題ないと思いますよ。
ソアラ
:今回は残るっ!みんな、行ってきてくれっ!
ウィル
:んじゃ残っておいて。そうなると、ジニー残る?
ジニー
:残っていいなら、ボク残りたいかも。でも、放置するべきなのか…
ウィル
:そっちに任せるけど…
ソアラ
:いや、行ってきていいよ。何かあれば、ウィッチに言えば1キロなら届く。
ドゥアン
:使い魔の感覚共有じゃな。1キロなのか。限界は。
ソアラ
:ファリス神殿ならギリギリ届いたような。
ジェダ
:たそがれてるソアラさんを見て、心配そうに細く鳴く「にゃ〜…」
ジニー
:よし。いい、盗賊ギルドいく。
ラゼット
:うーん…ちょっとごめん。体調が優れないので、落ちても良いですか…?
ウィル
:あらま。
ジェダ
:む、大丈夫ですか?お大事に。
GM
:おつつー。
アルス
:体調悪いなら、無理しないほうがいいですね。御大事ください
ソアラ
:したらば、聞き込みシーンはわたし、ラゼットさんに入るよ。
ジェダ
:ソレダ!
アルス
:これが噂の「口寄せ」ですか!
ジニー
:これが憑依という高等霊能力です。
ウィル
:分家のときみたく、キャラ壊さないようにw
ジニー
:錯乱リーダー。
GM
:ソアラ「ボディーちぇええええええええええええんじ!」ギニュウ風。
ソアラ
マジヤメテクレ。
ラゼット
:では、すみません。お願いします。
ジェダ
:出かける前に、多分一番ソアラさんと親しいであろうジニーさんにリサーチしてみよう。「ソアラさんの好物って、何かありませんかね?お土産に買ってこようかと」こうした小さな気配りが、ヒロインへの道だと、何かの本で読みましたw
ソアラ
:メモしておこうw
ジニー
:「うーん。まりも?えび?かに? …海産物で」
ソアラ
:好物なんかあるのかなぁ。
ジニー
:ちょっと奇妙な属性を付与して、キャラの崩壊を考えたけど、いいネタが思いつかなかった。
ソアラ
:マジヤメテクレ。
ジェダ
:あ、GM。ラルクさんかフレドリックさんに、簡単なテイクアウトできそうな食べ物と、そこそこ上質なお酒を。瓶で買います。
GM
:あいよ。
ジェダ
:ヒロインとしての気配りをしつつ、それでもムルガス様とのコネを確保。なんて腹黒いんだ、私はw
ジニー
:「ああ、あとメイド服とか」と冗談半分に付け加えて分かれよう。
ソアラ
:ソレダw ってのは、おいといて。では、どこから処理しますか?
GM
:じゃあ、ファリス神殿からいこうか。

 そしてシティアドベンチャー。
 一行は3つに別れ、情報収集に向かいます。