studio Odyssey



Session 08

 2005.06.18/22:30〜

02:ロールプレイヤーズ、行く。

.1:ファリス神殿。ジェダとラゼット(ソアラ)の場合。

ラゼット
:憑依。(ソアラのプレイヤーの代理プレイ)
ジェダ
:では、お酒と差し入れもって、ファリス神殿ですね。出来れば人目に付かないようにしたいな、ラゼットさん、夏で暑いですけど、フードをかぶっていただけますか?
ラゼット
:「では、行きましょうかー」と、ラゼットさんはこんな感じだったかな。
ジニー
:「さっさと行こうぜ」とかw
ジェダ
:キャラ壊すんだw
ウィル
:やめてーw
ジェダ
:コソンボにみつかると厄介だ。フードをかぶって、顔を隠していきましょう。
ラゼット
:はいですなだー。
GM
:では、夜〜。ファリス神殿前。
ジェダ
:多分、何度か挨拶に来ているし、顔見知りの神官とか居るよね?
GM
:いることにしようか。
ジェダ
:その人に、「どうも、ムルガス様に挨拶に来ました。」と。
ラゼット
:あ、ラゼットさん、マーファの神官だ。
ジェダ
:まぁ、見た目商人ですし。
ラゼット
:まぁ、ファリスの方が、オランでは大きそうだし、いっか。
GM
:「あ、夜遅くにご苦労様です」と言って、案内してくれる。
ジェダ
:少し差し入れから美味しい御飯を分けよう。「遅くまでお勤めご苦労様です、これ差し入れです」と、こうしてコネを…くっくっく…
GM
:(;´Д`)
ジェダ
:では、懐かしのムルガスさまですね。
ラゼット
:本当に懐かしいな。
ジニー
:結構顔利くよね、このパーティ。
ウィル
:色々やったからな。
ラゼット
:通された部屋に入る、と。
ジェダ
:「これはお久しぶりです。ムルガスさま。この間は大変お世話になりました。ムルガス様の口利きがなければどうなっていたか」
GM
:「おお、ジェダではないか。うむうむ、苦しゅうないぞ」
ラゼット
:「ご無沙汰しています」
ジェダ
:「これはつまらない物ですが、夜遅くまでお勤めに励むムルガス様への、ささやかな差し入れです」この、涙の50ガメルの素敵セットを!
ラゼット
:つつつ、と。
GM
:「おおコレは美味そうじゃな、何処の店のものじゃ?」
ジニー
:この機会に売り込んでしまえ。
ラゼット
:「アンナの手鏡亭というお店なのですが…」
GM
:(一口ぱくっと)「おおおおお!? 美味い!?」
アルス
:ムルガス様がちょくちょく手鏡亭に顔を出すようになっても、それはそれでやだなー。(プレイヤー発言)
ラゼット
:それもそうだなー。(プレイヤー発言)
GM
:「ううむ、店ごと抱え込んでしまうかのう…」
ラゼット
マジヤメテクレ。(ソアラさん発言)
ジェダ
:さて、ショートコントは此処までにして、切り出すか。
GM
:金ならあるぞ!
ジニー
:くれよw
ジェダ
:「ところで、最近この神殿に、アノスから監査官がきていると伺ったのですが」
ラゼット
:そこの神官と、わたしが憑依してる神官は、レベルが同じなんだよなー。(スルー推奨)
ジェダ
:いや、ムルガスさま4で、ラゼットさん5だぞ。
ラゼット
:上か。この態度の差はなんだw
ジェダ
:w
GM
:「アノスの監査官? おお、来とるな」
ラゼット
:「その方について、お聞きしたいのですが」と。
GM
:「ん?なんだ?」
ジェダ
:となると、本物なのかなぁ?「それは、この様な方ですか?」と似顔絵を。
GM
:「うむ、間違いないぞ?コソンボとやらだな」
ラゼット
:本物なんだ。
ジェダ
:コソンボさんが妙齢の美女だったら、態度違ったのかなぁ。
GM
:270度ほど。
ラゼット
:かなりだ。
ジェダ
:「いえ、疑っている訳では無いのですが。彼が本当にアノスの監察官かどうか、気になるものでして…もしムルガスさまの御身を損なうような事になっては、一大事ですからね」 なんでこんな言葉がすらすらでてくるかな、私は。
ジニー
:ちょっと感動してしまった。
ラゼット
:ラゼットさんは感心するように見ている。きっと。
ジェダ
ラゼットさんが汚れてしまうw
ラゼット
:それは重大だ。
ジニー
:いいことだw
GM
:「本人だな。ワシよりちょっと魔法が使えるからといって。いまいましい」
ジェダ
:これ、重要な情報じゃないか?
ラゼット
:う、6か7か。
ジェダ
:最低4レベル上か。(オフィシャルのリプレイに登場したファリスの監査官)タイデグリー氏がファイター5の、プリースト5だっけか。最低でもそれ位ありそうだな。
ジニー
:あまり相手にしたくはないなぁ。
ラゼット
:ラゼットさんぽくないかもだけど、「アノスの神官戦士ということは、剣の腕の方もたつのですか?」
GM
:「ワシのように育ちがいいといらんがな。ヤツは下々の出じゃからのう!がははははははは」
ジェダ
:好きだなぁ、ムルガス様w
ラゼット
:ファイターもありか。
ジニー
:ファイター5、プリースト6くらいで見るか?
ラゼット
:それくらいかと。
ジェダ
:「ふむ。ということは、アノスからの紹介状なども、不信な所は無かったという事ですか」
GM
:「うむ、総本山に恩を売るいい機会だと思ってな。ちょいとばっかし、協力してやっとる!」
ジェダ
:「いやぁ、それを聞いて安心しました。ムルガス様の周りに不審な者がいると、安心できませんからね」と朗らかに笑おう。そしてお酒を注ぐ。
GM
:「そうかそうか!ぐはははははは」
ジニー
:ムルガスさまって、こんな賢いキャラだっけ?
ラゼット
:コネとかには嗅覚鋭そうだよ。
ジェダ
:で、ひとしきり持ち上げた後、お暇しよう
ラゼット
:協力している内容は、ムルガス様、言うかな。それはないか。
ジェダ
:それはファリス神殿の秘密だし、厳しいかなと。
ラゼット
:聞かない方がいいかね。
ジェダ
:たっぷり飲ませて、冗談めかして聞くか?
ラゼット
:リジェルさんが来たかだけは、確認したいかな。剣を返しに来たかどうか。来てないとは思うけど。
ジェダ
:うん、ムルガスさまでいいか。「ところでムルガス様。リジェルという名の魔術師がこちらに挨拶に来られませんでしたか?」
GM
:「ん?そのような者は来ておらんぞ?」
ジェダ
:やっぱ来てないか。
ラゼット
:裏が取れただけでもよしとするか。
ジェダ
:「そうですか、それでは大変とは思いますが、お勤め頑張って下さい、またその内お土産を持って、寄らせていただきますね」とにこやかに。
GM
:「うむうむ、楽しみにしておるぞ」
ラゼット
:「手鏡亭のお料理が気に入ったら、食べにきてくださいー」とラゼットさんなら言いそう。
ジニー
:来るなぁぁぁぁw
ジェダ
:あ、GM。帰りに学院で、リジェルが提出したであろうアノス魔術師ギルドの紹介状を貰って来れないかな? 地図によればめっちゃ近いし。
ラゼット
:裏手だしね。(オランのファリス神殿の裏手に賢者の学院はあります)
GM
:じゃあ学院にいくんだね。そうすると、入口のところで…
ジェダ
:もげ?
GM
:あ、ファリス神殿の入口ね。
ラゼット
:おや?
GM
:とある人とすれ違う。
ラゼット
:誰だろう。
ジェダ
:まさか、会ってしまう?コソンボと?
GM
:「おお、これはこれは奇遇ですなぁ」
ラゼット
:会ってしまった。
アルス
:変装があっさりと!
ジェダ
:では平然と「おや、こんばんは、コソンボさん」
ジニー
:そしてさようなら、コソンボさん。
ラゼット
:ざく! ウソデス。
GM
:「ここに来ていただいたということは、何かおわかりになったので? いやいや、ここではなんですし、私が借りてる部屋へ」と腕をつかんでこっちこっちと。
ウィル
:うっわ、きついかもね。
ラゼット
:「どうしましょう」と小声で耳打ち。
ジェダ
:「いえ、残念ながら何も。此処には知り合いが居るもので、深夜のお勤め大変なので、差し入れを渡しに来たのです」
GM
:「そうですか、それじゃあ、お茶でも飲んでいきませんか。こっちでいいお茶をみつけたんですよ」
ジェダ
:んー…まぁ、いいか。ファリス神殿で手荒な真似はすまいて。「おお、それはいいですね」と偽りのフレンドリーさを醸し出しつつ、ついていこう。
ラゼット
:では、ついて行きます。
GM
:で、とある一室に二人は通されるのですが…と、ここでシーンを移そうか。

.2:港の酒場。ドゥアンとオルスの場合。

GM
:じゃあ、港ー。
アルス
:はいはい。
ジニー
:夜の港か、素敵なシチュエーションだ。
ソアラ
:戻っておく。
ドゥアン
:では、波止場でフィドルを奏でつつ…そんなシーンにフィードイン。
ジェダ
:素敵!
アルス
:人、居ますかね?
GM
:見渡す限りは居ない。
ジェダ
:夜じゃなぁ。
ドゥアン
:「船乗りの集まる酒場とかはないかのぅ」
ソアラ
:よくよく考えてみると、オランの波止場って、商業地区の方か。
ジェダ
:ホントだ、チャザ神殿とかあるね。
ドゥアン
:そうだのう。
ソアラ
:商船の乗組員とかが集まる宿とか、あるかもしれない。
GM
:じゃあ、あってもいいのかな。
アルス
:「ちょっと探してみましょう」
GM
:そうすると、一軒、酒場が見つかる。
ドゥアン
:では、行ってみようか。
アルス
:ですね。
ドゥアン
:では、ばーんと。
ジェダ
:不意討ち判定だな。
GM
:(;´Д`)
ウィル
:皆「ばーん」が好きだなぁ。
ドゥアン
:どんな雰囲気じゃ?
GM
:中は賑わってるね。
ドゥアン
:では、カウンターにいこう。
GM
:バーテンが無言でグラスなんかを拭いている。
ジニー
:マスター、いつもの。
ジェダ
:初めてだっちゅーの。
ドゥアン
:10ガメルほど出して「エールを頼む。あまりの金はチップじゃ」
GM
:「…」すっとエールを二つだしてくれる。
アルス
:無口な方ですね。
ドゥアン
:さて、何をどう聞こうかのぅ…
アルス
:バーテンさんに「最近、誰かが船を借りて行ったとか、そういう話は聞いてませんか?」とでも。
GM
:すると、バーテンはしばらく考えたあと、一つのテーブルを顎で指す。
ジェダ
:あくまで無言なのね!素敵!!
ウィル
:渋いわ。
アルス
:何人くらい席についてますか?そのテーブル。
GM
:そこには商人風の男が三人ほど座ってる。
ドゥアン
:では、こちらも無言で10Gほどバーテンに放って、そのテーブルへ行こう。
ジェダ
:かっこいい、こういうの大好きw
ジニー
:渋い空気が満ち満ちてまいりました。
アルス
:お酒を三つ注文して、そちらのかたがたに持って行きましょう。
ソアラ
:シリアスタイマーを消費しないでできるのが凄い。
ウィル
:いいな、ドゥアンとアルスは。大人なイメージがある。
アルス
:オルスは、内心結構ビクついてますよ。
ソアラ
:ドゥアンさんが堂に入ってるから、びくびくしながらも堂に入ったように見せているんだねw
アルス
:はい。
ドゥアン
:「少し、よろしいかな?」
GM
:「お?なんだ?あんたたち」
ドゥアン
:「船を一艘借り切って、海に出た男を探してるのじゃが、心当たりはないか?」と、酒を勧めながら。
GM
:すると二人の商人が一人をチラッと見てから、「いやぁ、俺はしらねぇな」と口々に。
ジェダ
:「俺は」ってのがちょっと。
ウィル
:含んでそうだ。
ドゥアン
:だのぅ。では、そのチラっと見られた一人に聞くか。「心当たりがありなさるか?」
GM
:「ウチは船を造ってるからねぇ。そういった客しかこないな」
ドゥアン
:船買ったのか…なかなか金持ちだのぅ…
アルス
:既存の誰かのものを借りていったんじゃないんですね。
ソアラ
:な、何万ガメルするんだ…
ジェダ
:想像もつかんな。
ドゥアン
:「最近、体格のいい魔術師が、船を買いに来なかったか?」
GM
:「客のことを漏らすのは、商売上、勘弁してくれんかね」
ジェダ
:むぅ、口が堅いですね。
GM
:ちなみに君たちも知っているとは思うが、リジェルさん家は代々アノスの騎士だから、お金は持ってるよ。邸を持ってるくらいだからね。
ジェダ
:寂れて、コソンボは涙したようだが。
アルス
:お金を握らせて聞き出すのは、無理かな…
ジェダ
:或いはコソンボが既に聞き込みにきてるから、こう、今一つ非協力的だとか?
ソアラ
:その線はあるね。
アルス
:ふむ。「あなたは船をお売りになられたようですけれども、船員さんの手配とかもなさるんでしょうか?」
GM
:「しないこともないかな」
アルス
:曖昧な。
ドゥアン
:適当に間をとってから「これは独り言なのじゃが、ワシのトモダチが面倒ごとに巻き込まれておってのぅ。そやつが、船でどこかの島に行くような話をしておったのじゃ」
ジェダ
:上手いな。
ソアラ
:渋いな。渋さ街道まっしぐらだ。
ドゥアン
:「一人で面倒ごとを抱え込むなど、人情として放ってもおけまい。それでのぅ」
ウィル
:やばいぜドゥアン。アフロに惚れそうだ。
ドゥアン
:「もう出てしまったのか、まだ船員を集めている最中なのか。まだ船出をしていないのなら、押しかけていって無理やりにでも手伝いをしてやろうと思ってのぅ」
ソアラ
:うまい…惚れる!
ジェダ
:カッコ良すぎだ。
ウィル
:やばすぎるぜ。
ジニー
:なにこの素晴らしい空気。
アルス
:尊敬のまなざしを向けてしまいそうだ。
ソアラ
:シリアスタイマーを消耗しないドゥアンさんが最強だ!
ジェダ
今回のテーマは渋さか!
GM
:「ううむ…ウチも、すぐにほいほいと売ったりするわけでもないからな。船員集めるのにも、時間はそれなりにかかる。他はどうかしらんがな」
ソアラ
:つまり、売ってないと言うことかも知れないね。
ジェダ
:っつーか昨日の今日で、もう出発した訳ではないと? もしかしてまだオランの町に潜伏してるんじゃないか?
アルス
:名前出しちゃいましょうか?
ウィル
:それは流石にどうだろうか…
GM
:「これ以上はさすがに言えないよ。あとは自分達で探してみてくれ」
ドゥアン
:まだその辺りにいるかもしれないということじゃな。
ジェダ
:これ以上の信用を得る事も出来ませんしね。私たちの立場すら、まだ定まってませんし。
アルス
:聞き出すのは、このくらいが限界かな?
GM
:隣の商人が「いいよな、先月に続いて今月も一隻ほいほい売れたじゃねえか、お前」などと話してる。
アルス
:おや?
ジニー
:先月!
ドゥアン
:先月というのは、きっとファリス神殿が買ったのだな。
ジェダ
:いえ、わかりませんよ。今月売れたって事は、既に出たという可能性も。手鏡亭に顔を出したのは、出発の準備が整ってからだったと…
ドゥアン
:そういう考え方もあるか。
アルス
:それじゃあ最後に、酒瓶をそのテーブルに出してもらって、帰りますか。
ドゥアン
:「ありがとう。すまんかったの」と席を立とう。
GM
:「お、わりいな」といって手を振ってくれる。「ああ、そうだ」
アルス
:「なんでしょうか?」
GM
:「今日、あんたらと同じように聞いてきた、しつこい変なおっさんがいたな。いや、独り言だ」
ドゥアン
:「そうか…わかった。手間をとらせたの」酒瓶は、上物にして貰うかの。
ソアラ
:名コンビなのかもしれない。
ウィル
:うむ、素晴らしく渋い。
ジェダ
:いいなー、男の行き着く先は渋さだよな、やっぱり。
アルス
:酒場を出てから「ドゥアンさん流石ですね!」とか顔をやや紅潮させて言ってしまいそうだ。
ドゥアン
:バードの二人は、きっといい声なんだろうなぁ。
ソアラ
:あああぁぁぁ、悩殺されるねッ!
ジニー
:落ち着けw

.3:盗賊ギルド。ウィルとジニーの場合。

GM
:じゃあ、盗賊ギルド。「もうかりまっかー?」
ジェダ
:空気が!?
ソアラ
:それを聞くと、盗賊ギルドって気がするよ、このセッション。
ジニー
:「ぼちぼち」
ウィル
:「…ぼちぼちだな」
GM
:「今日はどうしたね?」
ウィル
:ま、とりあえず似顔絵見せればいいかね?
ジニー
:「えーと、(似顔絵を見せて)このコソンボさんっていう、自・称、アノスの監察官の素性とか」
ジェダ
:もしかして、シーフとかだったりすると簡単なんだがな。
GM
:「ああー、こいつかぁ、友愛団の方から、そっちいったぞって連絡きてたなぁ」
ジェダ
:友愛団だ!? やばい、本物のアノスの監査官だ。
ソアラ
:友愛団…アノスの盗賊ギルドか。
ジェダ
:聖なる盗賊ギルドは言う事が違いますねw(ここら辺はSWリプレイ第三部ネタ)
ウィル
:「となると本物か…」
ジニー
:「黒い噂とかはないんですよね?」
GM
:「お前ら、こいつの知り合いか?」
アルス
:知り合ってしまったというか、何というか。
ジニー
:「知り合いってほどでも。ちょっと会った位で」
GM
:「じゃあ、金とってもしょうがないか。黒い噂ってのはきてないかな」
ジェダ
:ついでに、オランの街で一人の人間を探すのに幾らかかるか聞いてみては? 現実的なお値段なら、リジェルの行方を捜してもらうとか。
ウィル
:「ふむ…そうそう、例えばこのオランから特定の人物一人を見つけるとしたら、どれくらいかかる?」
GM
:「見つけてから請求するかなぁ…歩合制で」
ジニー
:「リジェル、っていう魔術師が一人海に出たとか、そういう話はあります?」
GM
:「ほい、50ガメル」
ジニー
:自分では出さない、それがボクのジャスティス。
ウィル
:んじゃ、そっと俺が出しとくよ。「で、どうなんだそこら辺」
GM
:「港のほうで、ごそごそやってる連中がいるのは確かだな」
ウィル
:ふむ。んでは、100ガメルをトンと棚において、50ガメルだけまず渡す。「どんな面白そうな事をやってるんだろうな…こっそりと、船でも仕立ててるのか?」
GM
:「どうかな? お忍びで船旅にでもでるんじゃないの?」
ウィル
:んでは、残りの50を指でいじりながら「へぇ、お忍びか…一人旅なのかね、そいつは」
GM
:「さあ?その50ガメルなら、知ってるんじゃないの?」
ソアラ
:シーフな会話だなぁ。
ジェダ
:ドゥアンさんのロールプレイが火をつけたね。
ウィル
:「…聞かせてもらおうか?」といって、残りの50も差し出そう。
GM
:「食うに困ってた船員なんかが、人数集められてるから、団体さんみたいだな」
ジニー
:上手くすれば、捕まえられそうだな。
ウィル
:「団体ね…規模は?」
GM
:「船員込みで20人弱?」
ドゥアン
:それはあれか?少年少女盗賊団の方かもしれんぞ?
ジェダ
:…あのさぁ、何の根拠も無い深読みなんだけどさ。例の少年少女盗賊団の目的と、リジェルの目的って、案外共存できるんじゃないか?
ジニー
:うわぁ、凄くしっくりきた。
ウィル
:あぁ、それはある。俺も考えた。何に使うかはわからないけどな…さて、ここで気になるのは、暗殺集団なわけだけど。
ドゥアン
:多分、水晶と柄を使ってやりたいことも、似たようなことなんじゃろうな。
ウィル
:何に使うかはわからないけどな…
ジニー
:盗賊団のボス=リジェルさんの可能性で考えても、悪くは…
ジェダ
:クリスの言う父様はリジェルだったのか…
ソアラ
:ピースをつなぎ合わせると、そういう推理がプレイヤーには成り立つが、キャラクターには成り立たない罠。
ジェダ
:そこがネックですね。
ジニー
:これがマジック。
ウィル
:「雇い主…でかい剣なんかしょってないかね?」
GM
:「さあ?ちょっとそこまではなぁ。なんせ調べに行った奴らのうち、数人戻ってきてないしなぁ」
ジェダ
:うへぇ。
アルス
:厳しいですね…
ウィル
:げ、結構来てるな。「成る程な…随分と大事になってるみたいで、大変そうだな」
アルス
:どのくらいのレベルの密偵が戻ってこないとかは聞けないかな?
ウィル
:そうだね、聞いておこうか。「で、どんな奴等が戻ってきてないんだ?」
GM
:「新人研修だったからなぁ…ちょいと調べ物を頼んだだけなのに、欲がでたんだろう」
ウィル
:「そいつは欲を掻きすぎだな…余程おいしそうに見えたんだろうな」
ジェダ
:場所を聞いて、我々で調べないか?色々と気になるし。
ジニー
:「その一件の情報をボクらで調べてきたら…? GwG」報酬に期待は出来んが。
GM
:「いや、必要ならうちで調べる予定だ。これ以上の情報はいいかな。うちとしても、よそ様の国のゴタゴタで、火の粉かぶるつもりはないしね」
ウィル
:あぁ、やっぱ”よその国”な。
ジニー
:「連中の場所だけでも教えて貰えません?」
GM
:「商業地区の港のほうだぜ」
ウィル
:やっぱ港か…
ジェダ
:正確な場所までは掴んでないか。帰って来なかったんだしな。
ジニー
:コソンボのオフレコな話流すのは、不味い?
ウィル
:…ふむ。ちょっと聞くか。「なぁ、ところでよその国で起こったでっかい事件とかって、調べてあったりするのか?」
GM
:「基本的には概要だけなら。細かいことは、その国のギルドが処理するしな。それにうちも、全部のギルドと仲がいいわけじゃないしな」
ウィル
:「裏事情には通じない? 古過ぎると難しいか?」と、チャリチャリと銀貨を鳴らしてみる。
ジェダ
:一応友愛団から情報来てたみたいだし、知ってるっぽいか。
GM
:「連絡があった事柄は、把握してるぞ?」
ウィル
:「じゃあ、有名どころは押さえてるわけか――ところで話は変わるが、査察官が来た理由ってのはわかってるのか?」
GM
:「知らなかったら、知り合いのお前らにこっちから金だしてるって」
ソアラ
:それもそうだ。
ウィル
:「そうか――」うーん…どうしよう。ソアラの似顔絵でも描いて、見せてみようか…でも、柄の事は把握してないような感じだったしな。
ソアラ
:気にはなるけど、まー、いっかなーとか。
ウィル
:いいか…無用な詮索はしまいw
ジェダ
:じゃあ場面転換して、いよいよラゼットさんと私と、コソンボの戦いですね。

.4:繋がるピース。足りないピース。

GM
:じゃあ、ファリス神殿のコソンボの部屋。
ラゼット
:憑依。(ソアラのプレイヤー)
GM
:「まあ、適当に座ってくださいよ。はい、これお土産のアノス饅頭。うちのカミさんが好きでねぇ」
ジェダ
:これがかの有名なアノス饅頭!
アルス
:バブリーズも食べた、アノス饅頭!
ラゼット
:食べてみたかったんだー。
ジェダ
饅頭でアッサリ買収される僕ら。
ドゥアン
:ラゼットさんキャラチガウ。
ジェダ
:もぐもぐ。はっ!? 「いただきます」と、静かに食べよう。
アルス
:実は睡眠薬が…とか。
ラゼット
:キュアポイズンある相手に、それはないだろう。
ジェダ
:「それで、何か新しい事はわかりましたか?」
GM
:「あ〜、あれからですか。学院でリジェルの足跡追っていたのですが…どうも海外に行こうとしてたようで」
ジェダ
:「ほう?海外に?」と驚こう。「何故でしょうかね」
GM
:「それについては、貴方達も関わってるじゃないですか。柄と水晶ですよ! はっはっはっは、知ってるんなら、言ってくれなきゃぁ。まったく人が悪い
ジェダ
:「はて、柄と水晶…ですか?なんのことだかさっぱりですが」w
ジニー
:コソンボには、あらかたの情報は抜けてると思って、間違いないと思う。
ラゼット
:そうっぽいですね。
ドゥアン
:魔術師ギルドから、情報が行ってるのではないか?
ジェダ
:母さんか。
GM
:「ジェダさん、そんなこと言ってると、お父さんとお母さんが泣きますよ?」
ジェダ
思う様泣かせておきたいんだがどうかw
ラゼット
:(・ω・ノ)ノ
ジニー
:ソアラさんGJ。
アルス
:Σも使わなきゃ!
ラゼット
頑張ったw
ジェダ
:では苦笑して、「ふむ、あなたも中々の食わせ者のようですね」
GM
:「いえいえ…まあ、柄がどうのこうのは、いいのですよ」
ジェダ
:「ほう? しかし、ソアラさんはそれを探していると、貴方、さっきそう仰ってましたね」
GM
:「ええ、彼女はね。しかし、私の目的はあくまでリジェルなので。そういえば、最近あなたたち、変な集団におわれてませんでしたか?」
ジェダ
:「さてさて、冒険者なんてものは、変な集団に襲われるくらい、日常茶飯事ですからね」
ラゼット
:「ですねぇ」お茶ドゾーと。
ジェダ
:これが腹の探り合いというやつか。
GM
:「んっふっふっふっふ。具体例をあげましょうか?」
ジェダ
:「ぜひ、お聞きしたいですね」
GM
:「子供の暗殺者とか…」
ジェダ
:「ほう、子供の暗殺者! 物騒な世の中になったものです。社会の歪でしょうかねぇ」
ラゼット
:探り合いばかりだ。
ジェダ
:どこまで開示していいか分らないんだよなぁ。
アルス
:この老獪さ…とても18歳とは思えない…
GM
:「となると、連中はもう、リジェルと一緒に行動してないのですかな。いやぁ、それはよかった。さすがに私一人では、全員相手にするのは無理ですからな」
ジェダ
:ぶは!?
ウィル
:うあああああ!?
ラゼット
:今、凄い情報が漏れた。
ウィル
:やっぱ、繋がってたな…
ジェダ
:なんか、凄い事聞いちゃったよ。
ウィル
:最っ悪…(リアルでも頭抱えてたりする)
ジェダ
:私も頭抱えたいわ。ウィッチもブルーに鳴こう。「にゃ〜…」
GM
:「まあ、かわいそうな奴らですよ。拾われて捨てられて。使い捨ての駒ですな。あ、私もあまり言えないか。私も、ファリスの駒ですしね。んっふっふっふっふ」
ラゼット
:ラゼットさん的に聞こう。「あの、よいでしょうか?」
GM
:「なんでしょう?」
ラゼット
:「柄をどうのこうのというのはいいと仰いましたが、リジェルさんを捕まえて、どうするおつもりなのですか?」
GM
:「本国へ送還した後、裁判ですが?」
ラゼット
:ファリスの裁判なら、きっとリジェルさんは死刑だろうなぁ…
ジェダ
:「暗殺者集団という話ですが…仮に、その年若い暗殺者集団に私たちが襲われたとしてです」お茶を一口飲んでコソンボに向き直ろう。「リジェルさんが連中の仲間だという事ですか?」
GM
:「おや?何かかみ合いませんな? リジェルが連中の仲間? まあ、そういう事でもいいのですが」
アルス
:利害関係が一致してるだけなのかな。
GM
:「どちらかというと、連中がリジェルの仲間に見えましたね。私には」
アルス
:あらー。
GM
:「なんせ、拾ってきた子供ですからねぇ」
ウィル
ぎゃあああああああああああああああ!?
ジェダ
:「ふむ、貴方の話では、リジェルさんはかつて似たような集団に娘を奪われたようですけれど、その彼が、そんな手口で暗殺団を組織しますかねぇ?」
GM
:「その集団の、討伐の時に保護された子供たちですよ?」
ジェダ
:ぶぼっ!?
ジニー
:いやいやいやいや。
ジェダ
もうやだ、おうち帰りたい。
ラゼット
:一応、聞いておこう。「リジェルさんは、その子たちにですか…」と、ここで区切って「父様と呼ばれていたり…」と。
GM
:「まあ、引き取っていましたからね。連中にとっては、親も同じかもしれませんね」
ラゼット
:「…そうですか」ラゼットさんが一番何もかもを知っているな。
GM
:「親が居るものは親元にかえしたり、居ないものは養子に出したりもしてましたが、それでも家族が何処へ行ったかわからなかったりした子供は、引き取って育てていましたね」
ラゼット
:「!?…帰した?」
GM
:「上はかなり反対してましたが…それも、リザレクションを却下された一因だとおもうのですが」
ラゼット
:「…そうですか」
ジェダ
:「皮肉なものですね、そうした優しさが、結果的に自分の娘を助けられない結果に繋がるなんて」
ジェダ
:どうします? 彼は本物のアノスの監察官っぽいですし、全部ゲロって、一緒に踏み込みますか?島に行かせてしまっては、悲劇が起こりそうで。
GM
:「まぁ、しかしそれがリジェルの本性だったのかもしれませんね。暗殺者集団を組織して…など、アノスの騎士であった者のすることではありませんよ。蛙の子は蛙なら、暗殺者の親もまた、邪悪ということですな」
ジェダ
:かちん。
ラゼット
:くそ…言いたいことは山ほどあるけれど…思うけれど…どうしようもないな…引き下がろう。
ジェダ
:どうしたものかな、コソンボは個人的に好きにはなれないが、リジェルを止めないと、島で悲劇が起こりそうだ。
ウィル
:起こるだろうなぁ(;´д`)
ラゼット
:「仮に、暗殺集団の方々が生き残っていたとして、その方々と戦うことになったら、あなたはどうします?」
GM
:「お縄につかないなら、殺しますよ? まあ本国に送っても同じでしょうが」
ラゼット
:ぐっと拳を握って、それ以上は…憑依体では言えん。
ジェダ
:「どうでしょう?ここは一つ、協力しませんか? 私たちも、リジェルさんには少し因縁がありましてね。彼を捕縛するまで共闘というのは」と鋭い眼光を。完全に味方とも思えないが、まぁ利用するだけさせてもらうさ。
GM
:「まぁ、わずらわしい手駒とは行動を共にしてないようですし。私一人でもなんとかなりそうではありますが、いいでしょう。仕事はやりやすいに越したことはありませんしね」
ジェダ
:行動を共にはしていないけど、クリスの口調からするに、子供達はリジェルを慕っているようだな。まぁ、連中の存在をコイツに教えてやる事もないか。
ラゼット
:マーファの神官としては、戦いを避けたいけれど…うぬぅ…
ジェダ
:一旦帰って情報の交換、そして港湾地区への襲撃を提案しますが、皆さんはどう思いますか?
ジニー
:それがベストかな。
アルス
:一応コソンボとは協力で?
ラゼット
:協力出来るところはしましょう。
アルス
:コソンボの技能レベルが知りたい。
GM
:タイデグリーと一緒。ファイター5、プリースト5。
ジェダ
:いざとなれば、力で押せるな。
アルス
:ですね。
ドゥアン
:提案。相談のシーンは次回にしない?
アルス
:じゃあそんなところで?
ウィル
:だね…
ラゼット
:かな。
ウィル
:最終話に向けて、加速し始めたな…(;´д`)

.5:屋根の上。ソアラの場合。

ソアラ
:えっと、GM。(戻った)
GM
:ほい?
ソアラ
:最後に、屋根の上でシリアスタイマー、使っていい?
GM
:ええよw
ジェダ
:270個ありますよ。
アルス
:1秒1個消費。
ソアラ
:はぇぇよ、消費が!
ジェダ
:3秒では?
ジニー
:どちらにせよ、浪費家めw
アルス
:人によって、消費時間が異なるのです。
ジニー
:今いいこといった、ドゥアンさんはノーコストかw
ソアラ
:では、屋根の上。月を見上げながら、ウィッチにぽそぽそと呟くシーンをお願いします。
GM
:どうぞw
ソアラ
:「ウィッチ…」と、黒猫に向かって言うのです。
ジェダ
:にゃあ、と顔を上げよう。
ソアラ
:「わたしは、いろんな事を覚えていないのですが、ちょっと覚えていることがあるのです」
ジェダ
:神妙な顔で聞こう。中の人的には、笑いを取りたかったが。
ソアラ
:「覚えている数少ないことの中で、わたしは、今みたいに、みんなでわいわいと冒険みたいなことをしていたような気がするのです。なので、冒険者をしていれば、何か思い出すかなーとか、思っていたのですが…」いろいろ考えて、膝を抱えたまま、「どうも、あんまり思い出さなくてもいい事のような気が、今はしているのです」と、しゅーん…としていよう。
ジェダ
:「みぃ…」

 なんだかとってもシリアスな第8話!
 明かされるリジェルの真実、そしてソアラの記憶と過去。
 そこには一体、何があったのか…
 そして、一行を待ち受ける未来は…

ソアラ
まだ、270秒経ってないよね!?
ジェダ
:寂しげなソアラさんの顔でも舐めようかと思いましたが、それやるとジェダに同じ感覚が…使えないな、感覚共有!
ジニー
:あのさぁ、中の人の中で、ソアラさんの地位がトップに躍り出たんだけどw
ウィル
:恐ろしい子っ!
ソアラ
:ばっヵ、感覚共有してるから、ジェダさんはこのわたしの独り言ちっくなものを、聞いたんだぞ。
ジェダ
:謀ったな!?
ソアラ
:そのつもりで伏線は張ってたさぁぁぁぁぁ!! みーちーづーれーじゃー!!
ジェダ
:だが、私は大人なので、聞かなかったことにします。そう、学院の廊下で両親を見なかった事にするみたいに!
ジニー
:なんか、納得してしまったw
ソアラ
:そんなこんなで…つづく!(レントンの声で)
ウィル
:うぅぅ…何か最終回みたいなノリになってきたな、おい。
GM
:え? まだまだ最終回じゃないよ?
ジニー
:Disk3枚組のゲームで言えば、Disk2の終わりくらいかなと。

 シリアスタイマーも何も、シリアスできないんじゃ…と、それはともかく、次回に続きます。