studio Odyssey



Session 01

 2006.06.25/10:00〜

01:ギャルゲー200x。

.0:さぁ、始めよう!

GM
:で、結局、プレイヤー6は男にしたの女にしたの?
プレイヤー6
:まだ悩んでいるわけですがー。GM的には、男の子と女の子はどっちが?
GM
:というか、一人しか男がいないで、しかもそれがグラスランナーというのは、どうかとw
プレイヤー6
:んー…
GM
:女にするんなら、うちのキャラを急遽男にしようかと。
プレイヤー6
:ファリス様のお導きで決めるか。奇数、男。偶数、女。
プレイヤー3
:6ならオカマ。
プレイヤー6
:まじかよ。(ころころ)
(dice_bot)
: 1D6ダイス = 3
プレイヤー6
:男だとファリス様がおっしゃっています。
GM
:あい。じゃあこのままいきます。

 賢明な読者様は、すでにお気づきだろう。
 結局、グラスランナーを除くと、男が一人しかいないという事実に変わりはないことを!
 そしてプレイヤーは全部で6人。まさかこの男女比率が、このようなセッションを生もうとは、このとき誰が予想していたであろうか。

バルク
:む、俺が最年長になるのか。
フルール
:105歳。
バルク
:最年長がそこにいたっ!
フィリシス
:年齢幾つにしたっけか…
アル
:あえてア行。
GM
:さて、時間もいいころだし、はじめるかね?
アル
:あいよ。
GM
:えっと、皆いるかな? いない人は返事してー。
フィリシス
:妾がおらぬぞ。
バルク
:おお、わらわ様。
GM
:おおわらわさま。
フルール
:慌ててる人?
Helper
:いやいや、ここは俺が…
GM
:あ、一期同様、ヘルパー登場です。
Helper
:たぶん、カットされるがな!
GM
:では、いまからSW 200x、テストプレイをはじめます!
フルール
:あいあい。
アル
:不安だなぁ、オイ…
バルク
:不安しかのこらねーっ。おねがいしまーす。
エレミア
:わかりましたー。
GM
:まあ、設定を呼んでもらった通り…
アル
おーい、設定ー。
GM
:うるせぇw
アル
:いや、お約束かな、と。
GM
:話を戻して…えーと、設定を読んでもらってわかるように、皆は冒険者学校の生徒なわけだ。学校についての詳細はおいおい、ゲームの中で語られていくだろうとして…
アル
:持ち回りGM制だから、つまり他の奴に任せるというんだな。

 さて、このSW 200xはすでにみなさんもご存じかとは思いますが、ソードワールドRPGのルールのまま、現代をプレイしてみようという企画です。
 実際、ソードワールドRPGのルールでアレクラストをプレイしなければならない理由は全くありません。このように、ソードワールドRPGの世界、フォーセリアの約1500年後を舞台に遊んでみるというのも、ひとつのTRPGの遊び方として、アリだと思います。
 ただ、この世界の設定その他はまだ曖昧なところが多いので、セッションの中で作っていこうということで、持ち回りGM制としています。
 今回、第一回のGMは、好評の内に連載を終了した、一期のGMが担当しています。

.1:出会い。それは運命のなのか。

GM
:さて、そんなわけで、季節的には現実でいうところの四月下旬。
バルク
:新学期始まってちょっとって感じか。
GM
:そそ、ゴールデンウィークちょっと前くらいね。
フィリシス
:入学したてというところですかね?
GM
:いや、入学後、最低一年はたっとる。設定にあるように、一年目は基礎教養で、そこで今プレイヤーが持っている技能を取得したのだと思ってくれ。
バルク
:ということは…俺は三年目か…
アル
:ま、とりあえず、いきなり設定を見ずにリプレイを読んでいる、ある意味よい子に、俺が軽く説明してやろう。
バルク
:前半の歴史の大半は、公式だしなっ。
GM
:著作権は平気なのかw
アル
:ま、ともかく。基本的に今まで遊んできたソードワールドRPGでプレイする時代は、新王国歴520年前後だったわけだが、今回プレイする時間は、そこからさらに1500年ほどたった世界だ。時間軸が進めば、当然のことながら、世界が進むわけだな。で、プレイするこの世界は、今の俺らが住んでいる世界と、科学技術的には何も変わらない世界だと認識していい。車は走るし、飛行機は飛ぶ。
GM
:うむ。
アル
:唯一の違いは、魔法が実在し、神が実在し、モンスターがいる。
GM
:まあ、ぱすてるチャイムだと思いねぇ
フルール
:…?
エレミア
:先生。やったことない人にはわからないと思います。
アル
:まぁ、そのような世界でだな。冒険者というものがいるわけだ。魔法は危険だから、管理されなければならないし、魔法の武器なんかも、管理されてしかるべきだ。
GM
:そんなわけで、魔法が使えたりする冒険者はライセンス制になったわけよ。職業としての需要はなくなったわけではないが、なりたいから「はいどうぞ」ってわけにはいかなくなった、と。そこで学校ができて、卒業したらライセンス取得と、そういう流れになるわけです。ちなみに入学一年目は基礎学習と基礎的な技能の取得にあてあられるので、フィールドワーク(実習)できるのは二年目からになります。
バルク
:四年制で、卒業時には4か5にはなってるんだっけか?
アル
:おおよその方向性としてな。それ以上になると、魔法と科学のバランスが取りづらくなりそうだというのが、本音だw
GM
:ゆーあんだすたーん?
バルク
:おk。
エレミア
:はあくー。
GM
:で、この間でなら、自由に学年きめていいよ。
Helper
:学年もばらばらでいいんだ?
GM
:ええよ。
アル
:人材不足の問題があるだろうからな。特に、プリーストなんかは神の声が聞こえないといけないわけだが、科学社会では、信仰というのはずいぶん弱くなって、神の声を聞ける奴が少ないという設定になってる。だから、二年と四年のパーティなんかもあるかもしれん。
GM
:それと、年齢と学年は一致しないでいいので、完全に任意で決めていいよ。
エレミア
:二年にします。
バルク
:んじゃ、俺は三年で。
フルール
:五年で。
GM
:留年は認める。
フルール
:気の長いエルフ族ですから。
アル
:俺は二年にする。
フィリシス
:三でいいや。

 SW 200xでの学年、および年齢は、あくまでエッセンスと考え、何歳がどの学年にいるかは、完全にプレイヤーとGMの都合で決めることにしました。13歳以上で入学可能という設定は、冒険に出る時に14歳以上となり、単にルール上での年齢による補正を無視するためだけのものです。
 あとでちょっとツッコミはしますが、30歳で二年生でも、ルール的にはいっこうにかまいません。

GM
:さて、季節的には四月下旬といったところ。時間はお昼過ぎです。場所は学校内の食堂。周りの生徒は四月半ばにはパーティを決めて、フィールドワークにいそしんでいるのに、君たちは仲間もみつからず、一週間ほど潰したと思ってくれ。
アル
うお、なんかGMの発言が、心に痛いッ!?
バルク
:チクチクくるなw
GM
:そろそろ単位を取り始めないとまずいのに、共同研修者が見つからない学生のようなものだな。
アル
:まぁ、俺の能力じゃ、組んでくれる奴がいない可能性は、わからんでもないが…
バルク
:軒並み平均以下だと、神の声が聞こえるという微レアでも、売れ残るのかw
アル
:しかも、この時代にファリス!
バルク
:すごくやりにくそうだw
フルール
:別の意味で余裕の五年生。
GM
:まあ、そんな感じで学食のあたりをみんなプラプラしてるわけだ。
バルク
:「四年で卒業したいんだけどなぁ…ああ、でも授業だりぃなぁ。パーティくんでねぇしなぁ…うー」とgdgd。
エレミア
:「ねむいです。ねむいのですよー。やる気が起きないのです」とかいいながらつっぷしている。
フルール
:「はぁ、やっぱりお茶は学食に限るべ」
フィリシス
:妾もそんなことは気にせず、B定食の大盛りを食べていよう。
アル
:じゃあ、俺も食堂の片隅で、すっげー勢いでだらけてよう。「ブロードソード欲しいなぁ…」とかつぶやきながら。
GM
君らが四月半ばまでパーティがくめなかった理由を作ろうかとも思ったけど、必要ない気がしてきたw
アル
:ロールプレイと言って欲しいな。
GM
:では、そんなこんなしてると、でっかい声が聞こえてくる。
エレミア
:「おやすみなさい…って、うるさいですね」
アル
:どんな声?
フェローチェ
:「職業性別問いません!一緒に愛のあるフィールドワークを、えんじょいしませんか!」
GM
:と、どうやらメガホンで叫んでる模様。
アル
:愛かよw
エレミア
:怪しい人デス。
バルク
:愛はいらねーな。
アル
:GM、重要な事に気づきました。
GM
:はい。そこ。
アル
俺、男の子なんで、その子がかわいいかどうかが、結構重要かもしれないとおもうのですが、どうですか?
バルク
:若いな。
アル
:16だしな!
フルール
:うんうん、それも男の子だべ。
GM
:同い年くらいに見える女の子だぞ。そこそこかわいいかもな。
エレミア
:私は女なので、特に興味はないです。
フィリシス
:妾は女の子なので、大して気になることではないです。
バルク
:「愛はいらねーな…単位くれ単位ぃ…」とぐだぐだ。
フルール
:明日のお昼はたこさんうぃんなーに決定。
エレミア
:「間に合ってるですよ。ぐぅ」と、寝るモード。
GM
:おまえら、やる気なっしんぐだなw
アル
:GM、髪型は?
GM
:髪型はショートで、ちょっと外ハネだ。
アル
:む。俺の心にクリーンヒット。学年とかわかんのかな…そーいや、この学校、制服とかあんの?
GM
:あるよ。
フルール
えぇっ、ワイシャツもんぺを私服に頑張ろうと思ってた、私の努力は!?
アル
:是非やめてくれ。と、制服あるなら、校章の色とかで、学年わかったりしない?
GM
:わかることにしよう。彼女は、どうやら二年生のようだ。
アル
:なんだ、学年一緒じゃん。

 と、そんなわけで、この冒険者学校には制服があることになりました。
 もちろんこれは完全にGMの任意で決めてしまってかまわないことだと思います。っていうか、先にちょっと触れましたけど、年齢がいくつでもいい訳なので、30歳の制服姿とか、あり得るわけで…
 その辺りは、臨機応変に!

アル
:とりあえず、俺は気になるし、ファリス神官として…
フィリシス
:とりあえず声のしたほうをちらっとみて…
アル
単位が欲しいし、その子の方に行くぞ!
フィリシス
食べるスピードを上げます。
GM
:なんだこの対照的な二人w
エレミア
:愛って言ってるって事は、マーファなんですかねぇ…あぁ、だとすれば、マーファとして働かないと…でも眠い…
GM
:さて、アルは彼女に近づくの?
アル
:GMもこのままほっとくと、かわいそうだしな。
GM
彼女は、のぼりを手に、メガホンで叫んでます。
アル
:やべぇ、それは引く…
バルク
:引くなよ、男の子。
GM
:のぼりには「求む仲間!」と書いてある。
アル
:おま…恥ずかしすぎるぞ、それはw ただでさえ、女の子に声をかける男の子の気持ちっていうのはさぁぁ!
バルク
:頑張れ男の子。恋は当たって砕けてから、始まるんだぞ。
フィリシス
:その子は、結構無視されてんのかな?
GM
:周りの通行人は、どちらかというと、見ないようにして通り過ぎてる。
アル
:やばい、それはかわいそうだ。ここは一大決心で、どぎまぎ声をかけようか。「あのー、スンマセン…」と。
バルク
:話しかける勇気ある後輩に目を向けつつ、耳を傾けてみる。
フィリシス
:とりあえずそろそろ食べ終わった頃にしておこう。
アル
:そういえば、学年一緒で、台詞から察するに、マーファの神官だとしたら、同じプリーストだし、学科も一緒じゃねーかw
GM
:むしろ、知ってるんじゃないかな。
エレミア
:そういえば、私も知ってるかもしれません。
アル
:信仰一緒だろうがw
エレミア
:私はいつも寝てて、周りをあまり知らないので、知らない方向で。とは言っても、寝てばかりでは単位が取れませんので、声をかけましょう。
フルール
:気にせず声をかける五年生。「仲間探してるだか?」
フェローチェ
:「おお、パーティを組んでいただけるのですか!」
アル
:「いや、あまりにも恥ずかしくねぇかなぁと思って…」
フェローチェ
:「愛があれば恥ずかしくはありませんよ?」
バルク
:(それが恥ずかしいんじゃないか?)と口には出さない。
アル
:「正義があっても、俺は俺の能力値が恥ずかしいです」
バルク
それを言うなw
フェローチェ
:「学期の初めから愛をこめて仲間を集めてるのに、だれも耳をかしてくれないんですよー」
アル
:ぽりぽり頬でも掻きつつ、「はぁ」と返して、「で、フィールドワークのメンバー集め?」
フェローチェ
:「そうです!ぜひパーティを組んでいただけないでしょうか!」
フルール
:「あ〜、そういえば今はそういう季節だったべ〜」
バルク
:熱血愛キャラだな…で、フィリシスは何をしてんだ?
フィリシス
:食事も終わったので、食器を下げて、本でも。
バルク
:ふむ…暇なので話しかけよう。「何読んでんだ?」
フィリシス
:「うむ、祖父の家にあった小説をだな」
アル
:二手に分かれたな。
GM
:じゃあ、メガホンから片付けようか。
アル
:こっちにいるのは、俺、エレミア、フルールだな。

.2:導入その1−二年生ずと、五年生。

フェローチェ
:「皆さんは、まだパーティをくんでいないんですか?」
アル
:「まぁ…」と曖昧に返す。俺の能力値は教えねぇw
エレミア
:「組んでませんねー。眠くて」
フルール
:「あはは、おらはそういうの、うまくなくてな」
フェローチェ
:「ここで会ったのも何かの縁です、一緒にパーティくみませんか?」
アル
:「あー、まぁ…」ん?今思ったぞ…周りが全員女の子か!?
GM
:だな。
エレミア
:密かにソウダネ。
フルール
:ですね。
バルク
おお、ハーレム。
アル
:どぎまぎしてしまうじゃないかw 「まぁ…俺はその…悪くないとは思うんだけど…」と女性陣を見回そう。女の子のパーティに男が一人じゃ、いじめられちゃうかも!w
バルク
:ばっか、そこはハーレムって考えろよ。
アル
:まぁ、能力値は女の子以下なわけだがな。そも、16歳の男の子に、ハーレムは刺激が強すぎらぁw
GM
:じゃあ、こっちはまとまりそうだから、残りの二人にふるか。

.2:導入その2−三年生ず。

GM
:残りの二人は、どんな話をしてるの?
バルク
:学年一緒だし、見たことはあるくらいかね?
フィリシス
:かもしれん。ならば、こんな時期にふらふらしているグラスランナーに聞こう。「それより、汝はこんなところで油を売っていていいのか?」
バルク
:「まぁ、売りたくて売ってるんじゃないんだがね」
フィリシス
:「すでに実習班を組んはおらんのか?もう、いい時期ではないか」
バルク
:「いんにゃ。気づいたらもー、皆くんでてよー。組みなおすのもだるくてだるくて」
フィリシス
:「そうか…では、あちらでなにやら募集しているようであるし、妾もまだ、実習班を組んでない。丁度いいので、混ぜてもらわないか?」
バルク
:「その喋りは地なのか…まぁいいや。そうさねー、いんじゃないかねー。でも、ハーレム邪魔すんのは気がひけるねぇ…まぁいいか」といって立ち上がる。
フィリシス
:そしたらそっちに近づくわけだが、そっちの人はもう机囲んでるのかな?
GM
:まだ、立ち話してる段だね。
アル
:近づいてくるのがまた女性で、どぎまぎしそうだ。しかもフィリシスは二十歳のおねーさんではないかw
フィリシス
:じゃぁ近づいてこう言おう。「妾たちも混ぜてはくれないか?立ち話もなんだし、あっちのほうに座って話でもしよう」
エレミア
:「いいですねー。座りましょうー。眠れますし」
バルク
:「いや、寝るなよそこは」
エレミア
:「…駄目ですか?」
フェローチェ
:「ああ、神様ありがとうございます…一気にこんなに人がっ! 私の愛がやっと届いたのですね!」
バルク
:「どちらかというと単位のほうが届いたな」
アル
:冷静に考えると、男がこのグラランと俺だけか、このパーティ…
GM
:人、それをハーレムと言う。
アル
:俺は一生分の運を使い果たしているのではなかろうか…(これなんてエロゲ?)
バルク
:(こいつ女難の相でてるな…)と見上げながら。
アル
:(日常エンドはこのグラランかな…
バルク
:(俺が否定する。

 この男女比率。
 そう、すべてはこの男女比率と、ちょっとした一言から始まった…
 キーワードは、『それなんてエロゲ?』

GM
:じゃー、机かこって自己紹介でもしておくれ。昼過ぎだから、席はあいてるよ。
アル
:うっわー、女の子ばっかだよw
バルク
:じゃ、自己紹介はいつものように、アルファベット順で。
アル
:俺かよw
バルク
:お前だよ、主人公。

.3:ファリスの神官戦士、アルベルト=ミラルス。

アル
:じゃあ、みんなを見回して、「んじゃあ、軽く自己紹介っつーことで」と話そう。俺は、アルベルト=ミラルス。ファイター/プリースト。共にレベル1な。信仰はファリス。武器はショートソードに、ソードブレイカー。盾をソードブレイカーにした理由は格好いいから!一説には、ラージシールドがもてないだけという噂があるが、気にするな。
バルク
:こいつ女難の相が(ry
アル
:神に選ばれし、激烈に低い能力値が俺の武器!
GM
:大器晩成なのかw
アル
:筋力7の細腕さんだ!
エレミア
:たまねぎ剣士かな。サウンドノベルの主人公って、大抵たまねぎ剣士くさいよ。
バルク
:成る程。
フィリシス
:最終的な武器はオニオンソードだな。
アル
:夢は高品質ブロードソードだな。アルベルトだと長いんで、アルと呼んでくれ。
フルール
:「わかっただよ、あっちゃん!」
アル
:「あっちゃん…」とちょっと絶句だw だが、女の子にそんなこと言われたことはないので、どぎまぎしていよう。
GM
エロゲ主人公、と。〆(・・
バルク
:頬を赤らめつつ一生懸命自己紹介する彼を見て、(成る程、女難)と思うグラスランナーが一人。
アル
:女難いうなw

.4:グラスランナー、バルク=カナタス。

GM
:じゃー、次どぞー。
バルク
:俺は、バルク=カナタス。シーフ3レベルのグラスランナーだ。よろしく。攻撃力には期待しないで欲しいが、まぁそれなりに役に立つと思う。
フェローチェ
:「ボク〜、よろしくにゅー」
バルク
「ははは、帰れ」
アル
:グラランは見た目と年齢が一致しねぇからなぁw
エレミア
:いじられきゃら、と認識しました。
アル
:「先輩、失礼っすけど、いくつっすか?」
バルク
:「ハーレム邪魔されて、もやっとしたのはわかるが、グラスランナーに歳を聞くとは…冗談だが。まぁお前らの二倍かねー」とエルフ以外を指差しつつ。
アル
:「おっさんか(ぼそ」
バルク
:「おう、そうだぞ」
アル
:認めちゃうのかよ!?
バルク
:ふふ、こんな場所にいると、おっさんだのなんだのなんて、いわれなれてるだろ…っ!
フェローチェ
:「うわ、先輩だったんですか!失礼しましたっす!」
フルール
:「ばるちゃんがおっさんなら、おらは…」(T。T
フィリシス
:「長寿なのはいいことだ。祖父もかなり長生きしたものだ」

.5:マーファの眠り娘、エレミア=ホーヴェルト。

GM
:じゃあ次の人どうぞ
エレミア
:「…私ですかー。…ぐぅ」
バルク
:凄い!寝てる!
アル
:寝んのかよ!?
フェローチェ
「ぐぅさん、と」
バルク
:「その解釈は新しいな」
フルール
:「ほへぇ、ぐぅちゃんだべか」
アル
:「何かちげーぞ…」
エレミア
:「はっ!」
バルク
:「やったな少年。ヒロインの一人はぼけっこだぞ?」とアルの肩を叩きつつ。
アル
:「ヒロイン…なのか?」
バルク
:「俺は、適当な、よくいる先輩サブキャラだと思えばいいから、頑張れ」
エレミア
:「えーと、私はですねー、マーファの神官やってますですよー」
フェローチェ
:「すばらしい!ラブアンドピースですね!」
エレミア
:「あと、バードもやってますよー。昔親に教えられましたのでー。寝てたので上達しませんでしたが」
GM
:では、次の人ー。
エレミア
って名前言ってないw
アル
「先輩、ボケキャラっす!」
バルク
:「よかったな。えてして深い過去をもってるから、気をつけろよ」
アル
:「それなんてエロゲ?」
フィリシス
:(男性陣がよくわからぬ話を繰り広げている。
エレミア
:「名前はエレミアです。エレミア=ホーヴェルト。17歳です」
フルール
:「あ、ぐぅちゃんじゃなかっただか」
エレミア
:といって、寝る。
アル
:しかも寝た!?

.6:マーファの愛を説く娘、フェローチェ・コン・アッバンドーノ。

GM
:では、次いくか。
フェローチェ
:「私はフェローチェ・コン・アッバンドーノといいます!趣味はボランティアと鍛錬、好きな言葉はラブ&ピースっす!」
アル
:「すごい趣味だ…」
バルク
:「嫌いな言葉は?」
フェローチェ
:「嫌いな言葉は…特にありません!
Helper
:特にありませんという言葉が嫌いなのか。
アル
:だな。
バルク
:難しい年頃だな。
エレミア
:曖昧な人がいやなんですね。
アル
:つまり、自分の意見を持たない奴が嫌い、と…深い言葉だ。
GM
:すごい解釈されてるなw
フェローチェ
:「年は16歳で二年生です。よろしくお願いしまッス!」
バルク
:しかしあれだな。一通りいるなヒロイン。 おじさんはちょっと笑えてきたぞ。
フェローチェ
:「一応、ファイターとプリーストやってます。以上っす!」
アル
:「先輩、これはアレっすね、三択の選択肢で、『…』とかはだめって事っすね」
エレミア
:攻略する時は、優柔不断な態度をとっては駄目ですよ。アルさん。
バルク
:「要するに、好意を全開で表現すれば、割と高評価をもらえる、という…しかも同学年。頑張れ
アル
:「ウイッス」
GM
:語尾に(ひそひそ)くらいつけようやw 男性陣。
アル
:いや、一応、小声で!全部!w
バルク
:焦るな、少年w

.7:強き魔導師、フィリシス=ジェイル。

GM
:さて、次どうぞw
フィリシス
:妾だな。「妾はフィリシス=ジェイルという。技能はソーサラー1/セージ1。まぁ、見た目のガタイに反するとは、自分でも思うが…」
アル
:いいなぁ、筋力21…
フィリシス
:「戦闘こそできぬものの、単純な力仕事なら妾に頼ってくれてかまわぬぞ」
フルール
:つまり、ガタイが良く背の高い…
エレミア
:知的キャラってことですね。
バルク
ちょっとコンプレックスなんだな、身長が。
フィリシス
:「あぁ、ちなみにこの喋り方が気になるというやつも居るだろうから、少しだけ由来を言っておこう」
アル
:ほう。
フィリシス
:「妾の祖父がな、偉そうにしておけば、何時か本当に偉くなる、と小さい頃から妾に吹き込んでいてな、気付いたらこのような一人称になっていた」
アル
:すげーじーさんだw
フルール
:そーなんだー、とふつーに頷いている。
フィリシス
:「まぁ、よろしく頼むよ」
フルール
:「よろしくだべ、ふぃーちゃん」
フェローチェ
:「よろしくお願いしますッス!」
アル
:「よろしくお願いしまっス」先輩なのでw あ、あと、ちなみにうちもじーさんがファリス神官という設定にしよう。両親はファリス神官ではない。
エレミア
:あれですか、男キャラの生徒会長を、性転換したようなキャラですかね?
バルク
:「いいか後輩。先輩キャラというのは、甘えてくる後輩に少しだけ弱くてな?
アル
:「なるほど…流行のツンデレって奴ですね?
バルク
:「すぐにカテゴライズするとは、まだまだだな、少年」
アル
:「しょ、精進するっス…」
エレミア
:何か男共が不純な会話をしてる気がしますですよ?

.8:エルフに見えないエルフ、フルール・アルブランシェン。

GM
:では、次。
フルール
:「…はっ、次は私の番だべか!?…しかも最後、じっちゃは第一印象が大切、って言ってたしな。ここでびしっとおらが田舎者でねぇとこ見せねぇと…なにがおきるかわかんね!?都会は怖いとこだべ」(ひそひそ
アル
半目でみていよう。
バルク
面白いナマモノがいる。
フルール
:「お、おらはふ、ふるーーーーーーーる…げほっげほっ!!
アル
:しかもむせたー!?
エレミア
:田舎キャラですか?
バルク
:「フッフルール?」
フェローチェ
:「はい、お茶を…」
フィリシス
:「大丈夫か?茶でも飲んで落ち着くと良い」
フルール
:「す、すまね…お、おらの名前はフルール・アルブランシェン、見ての通りエルフだべ」能力はレンジャー2、バード1。あと、一応素養があるってんでとったんだが、シャーマン1ももってる。
アル
:そうか、すっかり忘れていたが、外見はまったくエルフそのものではないかw
エレミア
:エルフのイメージが崩れて逝きますですよ。
アル
田舎メガネでもかけてれば、アリなんじゃねーの?
GM
:ビン底めがねだなw
エレミア
:色んな属性をそろえていますね。
アル
:うむw
フルール
:取ると美人フラグ?
GM
:あれか、ココアか!
アル
:若い読者にはわからねーw
フルール
:知ってる。
アル
:つーか、だめだ、もう、エロゲだよ、このセッション!?
バルク
:女ばっかだし。先輩のサブキャラもいて、ちょっと頼りないのが主人公だからな!
エレミア
:しかも、学園ですしね。
アル
:そうか、学園ものか。ならばよし。

.9:この6人がそろったところで、管理するこの俺…

GM
:じゃあ、最後。
エレミア
:GMの人?
GM
:「えっとどうも、GMです。好きなものは協力的なプレイヤー。嫌いなものは深読みするプレイヤーです」
アル
:安心しろ。協力はするが、それが可能となるかどうかは、能力値に聞いてくれ。
GM
:orz
フルール
:がんばる、深読みしないように。
バルク
:がんばる、深読みさせないように。
フィリシス
:初心者らしく右往左往してようと思います。
GM
:まあ、そんなわけでパーティを組むことになったわけだが…
アル
:濃いっ!濃いよ、このパーティ!!
バルク
:ははは、俺なんて、何処にでもいるグラスランナーだよ?
フルール
:お、おら田舎者じゃないだよ!?
エレミア
:寝てる。
アル
:ははは、つまり、俺はエロゲの主人公みたいに演じればいいのかなw
GM
:ソレダw
アル
:OK、やりやすいぜw(いろんなものを投げ捨てた瞬間)
GM
:さて、では、パーティを組んでフィールドワークするには、リーダーを決めなければならないわけで…
バルク
:「リーダー…か…」とアルを半笑いで見つつw
アル
ここで三択がでるな、画面に。きっとw
フルール
:1.やってやるぜ 2.え、めんどい 3.他に向いてる人がいるんじゃないか?
GM
:やばい、画面が眼に浮かぶw
アル
:どれだ、どれが誰のフラグだ!?
バルク
:まるでチョイスカードのようだ…
エレミア
:私のキャラなら、どれがフラグになるんだろうと考えてしまった。
フィリシス
まぁ、まだ一周目だし。
バルク
:そうだな、まだ一周目だから、思うとおりにやればいい。
フィリシス
:分かりやすそうなフラグとって行けばいいんじゃないか?
フルール
:「1」こんちゃん 「2」ふぃーちゃん 「3」ふるーる。
エレミア
:エレミアは解りにくいな。
フルール
:2でしょ。
アル
:まぁ、まじめな話。とりあえず、俺がリーダーでもかまわんか? 一応、引っかき回すつもりではいるが、この世界をいじくり倒そうかと思っているので、その方がいいかなぁという、中の人がはみ出した意見だ。
フェローチェ
:いいんじゃないかな?
バルク
:というより、このパーティでは、中の人抜きでも、その選択肢以外、あり得ないw
アル
よし、ならばここは選択肢1! エロゲは困ったら選択肢1って、じーさんが言ってた!
バルク
:いいじーさんだな。だが愚かだ。とめないけどねぇぇぇぇぇぇっ!
エレミア
:つまり、じいさんも主人公だったんだな。
GM
エロゲ一族w
バルク
:なんてこったwww
アル
:死にてぇ一族だ…w
バルク
:笑いが止まらないんだがww
フィリシス
:恐ろしいな、現代版w
GM
:まあ、それはいいとして、では皆実習の受け方は、頭にはいってるかな?とくにリーダー。
アル
:おう!任せろ! 「さて…で、実習って、どうやってうけんの?」
GM
:おおい!?
アル
:受けたことねーよ!w
フルール
:受付に聞きに行くだよ〜、と五年生の貫禄。
アル
:さすが五年生w
フェローチェ
:さすが先輩w
GM
:普通、こういうのは学期の初めに、プリントとか配られるんじゃ?
バルク
:ガイダンスうけてないんだろ。
アル
:生徒手帳を見よう。
フルール
ここでチュートリアル画面。
アル
:ヘルプボタンか!?w 会話ウィンドウの右下だな…
バルク
:「ここでクエストの受け方を説明するぜ!」とちっちゃい誰かが。
アル
:うわ、それ、俺の中ではバルクなんだけどw
GM
:ソレダw
バルク
:まじかw
フルール
:さぁ、いつの間にか、ときめきSW化してきました。
バルク
「クエストを受ける際は、MAP画面で依頼事務局を選択するんだ」
GM
:はまりすぎw
バルク
:「依頼事務局にはいくつかのクエストがあるし、クエストに関するヘルプもいくつか載っている。忘れたときはチェックを忘れるなよ!」
アル
:はまりすぎw
フルール
:ご、ごめ、笑いが…止まらない…
バルク
:「この右の欄に今受けられるクエスト。下には今受注してるクエストが表示されてる。一度に二種類以上のクエストは受けられないから気をつけろよ!」
アル
:えっと、今回は、フェローチェが依頼を持ってきたの?
フェローチェ
:ん?まだだよ?
アル
:なるほど。「んじゃ、早速だ」と、立ち上がりつつ、「依頼事務局でも、覗いてみっか?」
バルク
:「以上説明終わり! さぁ、ソードワールドの世界に飛び出そうぜ!!」(説明終了
フィリシス
:まだ、チュートリアルが続いてましたよ。

 ある意味、明確なコンセンサスが取れた瞬間であり、そしてある意味、すべてががらがらと音を立てて崩れた瞬間であった。

.10:初めての実習。または依頼。

GM
:では、テケポコと事務局〜。
エレミア
:寝てます。
アル
:寝んな、エレミアw
エレミア
:誰か…起こして。
バルク
:主人公主人公!
アル
:ん?
バルク
:1.起こす 2.放っておく
アル
また選択画面か!?w
フルール
:フラグフラグ!
フィリシス
:寝てる子は妾が担いで行こうかね。
エレミア
:先回りされました。
バルク
:2を選ぶと妾様が担いでくれる。
エレミア
:起こすと、好感度が下がります。
アル
:ええいw お前ら、もうちょっとフラグ少なくしろw
バルク
:え、最初は選択肢が多いんだよ?w
フィリシス
:「やれやれ、仕方のない子だな」と、お姫様だっこで。
エレミア
:「むにゃむにゃ…ぐう…ありがとうございます」って、ええ!?w
アル
:やべぇ、フィリシスに萌えたw
エレミア
:お姫様抱っこかw
フルール
:ときめきSW化が進んでいます。
バルク
:もう駄目だw そしてヘルプのチュートリアルやるのがちょっと楽しかった俺が、更に駄目だ。
GM
:まぁ、とりあえずあれだ、事務局ね。事務局。事務局には窓口があって、事務のお姉さんが仕事をしています。
アル
この人も攻略対象?w
GM
:全員攻略した後ねw
アル
:じゃ、事務のおねーさんに、「スンマセン、あのー、PT組んでんですけど、何か、簡単そうな依頼、ありますかね?」と聞く。
GM
:「ん?登録はしたのかな?まだなら、リーダーの人は届けだしてね」
アル
:「届け?」 む、カウンターにそんな紙がありそうだな。
フィリシス
はい、チュートリアル。
バルク
SE:ピンポーン 「ここでフィールドワーク登録の説明をするぜ」
アル
:もうだめだw
エレミア
:飛ばしますか? 1はい 2いいえ
アル
:腹いてぇw まぁ、なんか、申し込み用紙みたいのがあって、連盟で署名すんだろうな。ボーリングの申し込み用紙みたいに。
フルール
:これで、一年間はPTが固定って事?
GM
:だよ。
フルール
:りょーかーい。
GM
:「じゃあ、この用紙にリーダーとメンバーの名前を書き込んで提出してね。その間に依頼があるかみてあげるから」
バルク
:「判子もってきたか、お前ら」
アル
:では、さらさらと書いて回そう。「名前…技能…と」
エレミア
:「ぐぅ」
アル
:「寝んなー!?」
フルール
:「あ、おら書式知ってるから、細かいところは書くだよ〜」
アル
:エルフの先輩はさすがだw
フルール
:パーティ名に「あっちゃんと愉快な仲間たち」と記入。
アル
:なんだとぉぉぉぉ!?
フェローチェ
:「グゥちゃん、書いて書いてw」
エレミア
:「はっ!?」
フィリシス
:お、起きた。
フェローチェ
:「グゥちゃん。ほら、書いて書いて」
エレミア
:「眠いのですよー。まあいいです、書きますですよ」さらさらと。
フィリシス
:さらさら…「む、ペンが折れた」
アル
:力入れすぎ!?
フィリシス
:2B鉛筆なんか使うからだ!
アル
「先輩、俺、不安っス…」
バルク
:「出来る限りのサポートはしてやるから…まぁ、頑張れ」
GM
:では、書類を書いてわたすと、事務のお姉さんが登録してくれる。
アル
:よし、これで一年間の仲間ができたぞ!
フルール
:ぱちぱちぱちと気の抜ける拍手。
アル
:今年留年しないですむか、激しく不安だが!
フルール
:問題は、告白は1年後なのか3年後なのか…
バルク
:一年後じゃね? また俺とPT組んでくれないか…?って。
フィリシス
:誰のルートかに拠るんじゃないかな。
アル
:なんだ、伝説の樹とかあるのか? あ、ここはオランの予定だったな。ということは、太陽丘か!?w
GM
:そうするとだな、「んー。君たちタイミングわるいね。再来週から大型連休だから、その前に単位かせごうって子たちがおおくて。依頼全部うまってるわぁ」
アル
:「なにぃ!?」
エレミア
:ぐぅの子に衝撃が走って、明日の食事に対する絶望感が沸きあがる。単位二の次。
アル
:「な、なんかないんスか?4月の単位、まだないんすよ?」月1で単位とってかないと、卒業できないくらいということにしよう。
GM
:「んー…お?今朝付けでいっこあるね。依頼というよりは、事務局のほうで処理しちゃおうと思ってたやつだけど。これをまわしてあげよう」
バルク
:「そりゃ有難い。内容は?」
アル
:む、事務局の仕事ってことは、簡単そうだ。
フルール
:事務員が5レベルと言う恐怖かもしれない。
アル
:ありうるだけに一抹の不安があるな。
GM
:「内容は簡単な救助活動だね。詳しい内容は設備課の用務員さんから聞いてね。二階の一番奥にいるよ」
バルク
:「用務員……?」
フィリシス
:ここでMAPに用務員室が追加されるんだな。
アル
:あっ、マップで点滅してる!用務員室!
バルク
(SE:ピロン) 用務員室が追加されました。
GM
:やばい、うけるw
バルク
:ちなみにオプションで、告知のボイスを変更できるぞ!(デフォがバルク
アル
:「校内の用事かなんかっすか?」と一応聞いておこう。
GM
:「なんか、学校の設備に関する頼みごとみたいだね」
アル
:ふむ、学校の設備を知るのにちょうどいい。一年いたはずなのに、全く知らないこの不思議学園を堪能しようw
フルール
:主人公補正です。
バルク
:まぁ大体教室周りで手一杯だろうからなw
フェローチェ
:「じゃあ、さっそく行ってみましょう!」
アル
:よし、じゃあ、用務員室をクリックだ!
エレミア
:誰か引きずっていってー。
アル
:今度、台車でも買うか…
フィリシス
:はい、ここでまたお姫様だっこのCGが入りますよ。
バルク
:エロゲだと、無意味にパンチラが入ってるCGか。
エレミア
:PS2に移植したらなくなるんですよね。
フルール
:ホント無意味ですね。

 いろんな意味で完璧なチームワークだが、同じ意味でダメダメな奴らだ…

GM
:では用務員室〜。
アル
:では、用務員室をこんこんとノックしよう。「すんませーん」
GM
:用務員のおじさんが出てきて、「おお?なんか用かね?」
フルール
:「おじちゃん、こんにちはだべー」
アル
:「ああ、なんか、依頼事務局の方で、用事がどうとかと聞いて来たんすけど…」
GM
:「今朝出したやつか。そうかそうか、依頼にまわしたんだな」
アル
:「ああ、なんかそんな事言ってました。で、俺らのパーティで受けようかって話になったんで、内容聞かせてもらっていいっすかね?」
GM
:「いやな。先週から設置工事が入ってた設備なんだが。誤作動を起こして、中に数人閉じ込められられたんだよ」
アル
:どこのエレベーターだw
フルール
:しんどらーですか。
フィリシス
:「流石の妾も、機械のパワーには勝てないなぁ」
GM
:「一年生用の実習ダンジョンなんだが…」
アル
:ぶ!? 実習ダンジョンかよ!?
バルク
:「お前らにとっちゃ、懐かしいって感じじゃねーか?」と、二年生にw
アル
:入ったんだろうなぁw
フルール
:入ったのはもういつの話しかレベル。
GM
:「業者の人が作業してるときに誤作動したらしくて、中に閉じ込められとるんだ」
アル
:「ドアかなんかっすか?」
GM
:「いやいや、前のはかなりガタがきてたからな。最新式のを設置してたんだよ。で、業者の人が最終チェックしてるときに誤作動起こして、仕掛けが動いてしまってな。中にとじこめられとる」
アル
:あ、中にいるのは、業者の人か。業者の人には、冒険者レベルはないだろうしなぁ。
GM
:「業者の人が出てからトラップなどが起動するはずだったんだが。それが起動してしまってな。普通に実習につかうダンジョンの中に、一般人が閉じ込められてる状態なわけだ」
バルク
:「そりゃ危ないな」
エレミア
:「どーやって、助け出せばいいのでしょうかー」
GM
:「普通に中に入って、仕掛けを解除してつれて出てきてくれ」
フィリシス
:ダンジョンには何があるんだろう。または何が居るんだろう。
バルク
:「ところで、ダンジョン内容は去年と変わりなし?」
フルール
:三年生が去年と聞く。
バルク
:だって、去年なら、今の二年がわかるべ?
GM
:「去年のものとは別物だな。今回のはすごいぞぅ。なんせ本物の古代遺跡をモデルに最新技術で設計されててな。臨場感ばっちりだ」
アル
:む、最新式、ヴァーチャルリアリティ! デ○ズニーランドも真っ青のアトラクが!
バルク
:「ありゃま、また無駄にクオリティあがってんのな。俺らのときは、もちっと楽だったんだが…」
GM
:「最新式の古代遺跡だ。わくわくするだろうw」
バルク
:「ははは、死んでしまえ」
フィリシス
:古代なのに最新式とはこれいかに。
バルク
:最新なのに古代とはこれいかに。
アル
:総ツッコミだな。
フィリシス
:超かぶった。
バルク
:やばいレベルで被った。
エレミア
:「単位(と食費)が貰えなくなりますのでー、がんばりましょうー」
アル
:では、月刊冒険者の友4月号の『依頼の受け方』を参考に…
バルク
:冒険者の友が月刊化してるー!!(二期ネタ
フルール
:1500年続く雑誌冒険者の友。
バルク
:1500年以上続いてるんだな…
アル
:で、「内容としては、業者の人の救出ということでいいっすね?」
GM
:「そうだね。受けるかね?」
アル
:「まぁ、単位もやべーんで…」一応みんなに聞こう。「いいよな?」
フィリシス
:「勿論だとも。単位は欲しいからな」
エレミア
:「いいですよー」
フルール
:「もちろんだべ」
GM
:「報酬は3000Gだな、事務局で手数料が引かれるから、実質2400Gってところか」
アル
:すっげー、ぼろいバイト代だ…
バルク
:でもまぁ、食費と装備代に消えるわけだが。
エレミア
:この手のゲームですと、本来は、主人公は巻き込まれ体質ですけどねー。
バルク
:まぁ、今回は自分から進むって事で。
アル
:無論、ここに選択肢はないぜ?勝手にクリックすると進むんだw
GM
:「よし、受けるなら取扱説明書からマップをコピーしてきてやろう」と言ってコピーをとってきてくれる。
アル
:「ありがとうございます」と言いつつ、用務員室のコピー機に行く用務員さんを見送ろう。
GM
:「仕掛けがわかっちゃ実習にならんから、そこは修正液でぬりつぶしておいたぞ。まあ、がんばんなさい」
アル
:「ご丁寧にどうも」この野郎w
GM
:というわけで、これがマップだ!

最新型古代遺跡マップ

バルク
:UGYAAAAAAAAAAA!
アル
うお、この用務員、綺麗に修正液でけしやがって!
バルク
:白い紙被せてコピーとったんじゃね?
アル
:しかもコピーだから、どこを消したのか、わからねぇw
GM
:業者の人は、Dの部屋に閉じ込められてる。
エレミア
:Exってエレベーター?
GM
:入り口ね。Aの部屋のが入り口で、Eの部屋のが出口。
バルク
:Eが出口か。
アル
:あ、なるほど。トライアルみたいに、入り口と出口があるんだな。
GM
:まぁ、どっちからでも入れるよ。
アル
:あれ、どっちも入れるのか。
バルク
:そんなら近いほうから見るのが手だとは思うんだが…
エレミア
:「Eからいきませんかー? 眠いので」
フィリシス
:目的は救出なんだ、近いほうを選べばいい。
アル
:用務員に聞こう。「これ、Eから入ったら、楽じゃないっすか?」
GM
:「さあ?どうだろう。自分で調べてみるといいぞ?」
アル
:まぁ、そういうだろうとは思ったがなw
フルール
:「中に閉じ込められている人達は、平気なんだべか?そうでないなら、急がないと」
GM
:「大丈夫だよ。一週間分の食料なんかも中にはあるし。閉じ込められてるのも、今朝方からだからな」
フィリシス
:「しかし用務員さん。ここは少しでも早く救出し、業者に恩を売っておくのもありではないか?」
GM
:「まあ、世の中には急がば回れって言葉もあるし。好きにやりなさい」
フィリシス
:(チッ
アル
:業者の人とは癒着がありそうだし、フィリシスさんの意見は通らなそうだな。きっと業者の人も、宴会でもしてるんじゃね?
GM
:「もとは事務局の連中が救出してくるものだったんだから、失敗しても事務局がなんとかするよ。お前らが中でやばい事になっても、インターフォンがあるから、連絡してくれれば、事務局の人が助けにきてくれるだろう」
バルク
:「とはいえ、一年実習用のダンジョンでリタイアってのも、悲しいもんがあるけどな」
フルール
:「まぁ、中の人がとくに急がなくても問題がないなら、ゆったり行くべさ」
アル
:みんな、他に用務員さんに聞くことはある?
GM
:「ああそうだ。中の障害については、ちょいとばかり強めにしてあるが、何とかなるだろう」
アル
:毎年、新入生はレベルアップしてんだなw
GM
:「難しくないと、勉強にならんからな」
エレミア
:「用務員さん用務員さん。取扱説明書を見せてくださいなー」
GM
:「見せたら実習にならんだろうw」
エレミア
:「(駄目でしたか)」
アル
:GM、俺らは、一年の時に受けた実習からして、何が出そうとか、予測できるか?
GM
:ええよ。まあ、オーソドックスにトラップとモンスターなんかが配備してある。位置は変わってるからわからない。
アル
:あと、確認だけど、Aから入って、なんかドアを開ける何かをみつけて、Eから出るという実習だったという解釈でOKかな?
GM
:ええよ
アル
:うい。ってことは、このD部屋の通路にある何かを開ける仕掛けを探すというのがメインだな。
GM
:あと、トラップは、そうそう殺傷能力のあるものはない。
バルク
:トリモチとかか。
アル
:まぁ、実習で死なれてもなw
フィリシス
:モンスターも、野犬とかそのあたりのレベルか。
GM
:あと、思い出すわけだが…
アル
:ん?
バルク
:なんじゃ?
GM
:一年生はこの実習で、8割リタイアこいて先生に絞られてる。
アル
:…
フィリシス
:('A`)
バルク
:じゃあ、ここでいっころして、5か6の人間は実習クリアしたってことにしないか?
アル
:なるほど、そうか。俺はクリアできたのかな?(いっころとした出目は1)
フィリシス
:誰もクリアできてなかったら笑えるな。(いっころとした出目は5)
エレミア
:(いっころした出目は5)
バルク
:(いっころは2)
フェローチェ
:(いっころは1)
フルール
:(いっころは2)
アル
:エレミアとフィリシスさんがクリアしてんな。
バルク
:「あそこには、いい思い出ねーんだよなぁ…」としみじみ。
エレミア
:私、成功してますね…
GM
:寝てたら終わってたと、そういうオチだなw
アル
:寝てたら、施設の電源切れたんだよw
エレミア
実は起きてる時はちゃんと強いとか、そういうフォローはないのですか?
GM
:まあ、そんなわけだ。がんばってくれたまへ。
アル
:とりあえず、Eは行くだけいって、開けられないと判断してから、Aに向かってもいいだろう。
GM
:では、Eからはいるん?
アル
:一応。
バルク
:とりあえずはね。
GM
:ではEの部屋〜。
アル
:どうせ開けられないとは思うんだけどね。
GM
:というか入ってすぐ、でっかい植物が見える。
バルク
:ほう。
アル
:なんだろね。
GM
:花というか、袋みたいなのがついてる。人が一人くらい入りそうだな。
アル
:嫌な感じだなぁ…
GM
:知名度判定してみそ。
エレミア
:「気持ち悪い植物ですねー」(ころころ)
バルク
:んじゃ、セージないので、素で。(ころころ)
フルール
:(ころころ)
アル
:なんで全員5なんだよw
フルール
:なんて仲のいいPT。
GM
:セージある人は?
アル
:セージは…フィリシスさんか。
GM
:セージある人は、知力ボーナスとセージ技能を足していいよ。
フィリシス
:(ころころ)足して10。
バルク
:(チュートリアル)「判定の仕方! 判定はGMから求められた技能、能力値を使ってサイコロを振ることだ! そのとき出た数値によって色んなことがわかる。能動的にも使えるから、ガンガンやってこう!」
アル
:うお、チュートリアルでたw
フルール
:(おまけ)「ボーナス値を宣言すると、周りとGMも助かるんだべ」
GM
:まあ、その達成値では、誰もわからんかった。
フィリシス
:「むぅ、何か分からぬが、危険な香りがする」
バルク
:「はて、こんなんあったっけか?」
GM
:その謎の植物は、通路をふさぐように立ってるので、こいつをどうにかしないと、奥に進めないね。
アル
:その辺りに石でもあれば、できる限り離れて、投げてみよう。
フルール
:「おらがスリングで攻撃したほうがいいだか?」
バルク
:「ん、それなら俺も撃つか?」
フィリシス
:「植物なんだから、火付けちゃえば燃えないかしら」
フェローチェ
:「とりあえず、つっついてみます?」
アル
:「危ないかもしれないし、そこまでしないでも、いいんじゃないっすかね。石でも投げてみれば」
バルク
:「んじゃ、リーダーの出番だな。こういう時に前に出るのは、主人公補正をうけたリーダーの役目だ」
アル
:「それで死ぬのは嫌っすけどね…」
フルール
:「ん、あっちゃん…ふぁいとだべ!」
アル
:みんなを下がらせて、ぺいっと石をぶつけてみますよ。判定いる?
GM
:いらんだろう。
アル
:「おらぁ!」
GM
:すると、ツタの一本がしゅるっと伸びて石をきゃーっち。投げ返してくる。
フルール
:なにぃ!?
エレミア
:主人公にですか。
GM
:だよ。
アル
:う、打ち返す!ばっと!ばっとは!?
エレミア
:「どうぞ」ライトメイスを渡す。
バルク
:「もてるか?」
アル
:不安なことを。
エレミア
:必要筋力5ですよ。
アル
:くそう、甘んじて今回は受けてやる。額にずびしっとな!
GM
:ツタはこう、不敵な感じで、クイックイッっと手招きみたいに挑発してくるぞ。
アル
:だくだく流血。
バルク
:「おお、投げ返すか」
フルール
:「ほっへぇ、頭のいい木だべ。どんな土で育ったんだべな〜」
フェローチェ
:「アルくん、なんか挑発されてるよ?w」
アル
:「や、やるじゃねぇか…」
バルク
1.言い返す 2.引き下がる
フィリシス
:「大丈夫か?」といいつつハンカチを渡す。
アル
:「だ、大丈夫だ…」そして、選択肢は1! 「ばーかばーか!」
バルク
:今ので、何人か好感度さがったろうな、と思った。口には出さない。
アル
:「さて、ここは危険だ。無難にAに回ろう。パーティリーダーとして、みんなを危険に巻き込むわけにはいかない」と、額から血をだくだくと流しつつw

 だ、大丈夫なのか、このパーティ…
 そんなこんなで、中編へ。