サンタクロースに憧れていました。
毎年、クリスマスに僕たちを喜ばせてくれるプレゼントをくれる
サンタに憧れていました。
ちょっとデブ体型なのが、見習いたくないなという所もあったんですけど
僕たちの喜ぶ顔をきっと見ることが嬉しいんだろうなという
サンタに憧れていました。
だから今、僕はサンタをしています。
ソリに乗っているわけではないですけれど
プレゼントを手に
チャイムを鳴らすのです。
「お届け物です」
この一言から、
新しいドラマか始まるかも知れないと
いつも思いながら。
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