studio Odyssey



Session 05

 2006.11.19/13:00〜

01:やっぱりロボが好き!?

.0:なんかだんだん、壊れていくアル…

アル
:頭がすっきりしねーなー。
GM
:そんな時はシャワーでもあびてすっきりするといい。
アル
:糖分取るか。
エレミア
:エレミアは最近寝キャラじゃなくなってきたなぁ…
アル
:寝キャラはもともとやりにくいんだってw
フルール
:ポケットを叩くと鮭がふたっつー。
GM
:もいっちょ叩くと鮭が四つー。
エレミア
:「スリープクラウド!」 ごめん。もう寝てる。これがやりたかっただけなのになぁ。
フルール
:レム・エレミアとノンレム・エレミアを。
アル
:新しいな。
GM
:まぁいいじゃん。アルに対してツンデレみたいだし。
フルール
何でもかんでもツンデレツンデレ言えば気が済むと思うなー!
エレミア
:もうツンツンでいいような。
GM
:デレはないんですか?
エレミア
:美味しいですか?
バルク
:醤油の味付けですね。
フルール
:好感度が上がると「アル君」→「きみ」→「このブタ」と。
バルク
:減ってない?
アル
:このブタとかw ののしってくださいw
バルク
:どうみても和月ですw
GM
:さて、あと五分なわけだが。
エレミア
:こちらでは3分ですが。
フルール
:こちらもあと3分ですね。
GM
:ずれてるなぁMy時計。
エレミア
:鮭やけたー。
アル
:俺の時計は、すでに13時ですが何か?
エレミア
:私は一分超えましたが何かー。
バルク
:いねー子誰だ?またフェローチェがいないと見た。
GM
:まぁフェローチェの人は例によって補習でもうけてるのだろう。そういや、時期的には九月過ぎて十月ってことでいいんだよな?
アル
:別に何月でもいいぞ。
GM
:じゃあ十月でいこう。
フィリシス
:その前に成長報告を…
GM
:何ぃ? 成長だと!?
フィリシス
:当然だ。前回の1ゾロ分の経験点だけでレベルが上がるからな!
GM
:なんて奴だ!
アル
:恐ろしいw 1ゾロ分でレベルが上がるという、これはなかなかないレアさだ。
エレミア
:あとは正ヒロインだけ?
GM
:だな。しかし正ヒロインであることを強調してはいけない。あくまでヒロイン。
アル
:あ?
バルク
:あ、きた。
フェローチェ
:!?
アル
:やべ、ちょっと今見てたスレが面白すぎたが、そろそろセッションまじめにやるかwwww
エレミア
:まだ始まってない現実。
GM
:そうだなw では始めようー。前回のお話覚えてる人ー。
エレミア
:くれいんくれいん。
アル
:前回なんてありませんよ。俺はいつでも新鮮です。
エレミア
:そういえば、前回経験点っていくつだったんだろう?
アル
:前回は経験点なんてありません。
GM
:というわけで、前回は経験点なかったそうです。
エレミア
:しょぼん。
アル
:このセッションは成功しても300点しかもらえないんだぞ!
フルール
:みみっちぃですね!
GM
:みみっちぃ言うな。
アル
:現代人はそんなもんなんだよ、きっとw えー、前回の俺的まとめ。魅力15、借金4000G。なんだこのメモは…
バルク
:(;´д`)不思議メモだな後輩。
フィリシス
:借金てなんだw
バルク
:借金してたか?
フルール
:電話代。
フェローチェ
:電話代だよねw
エレミア
:先輩に立て替えてもらいましょうw
バルク
:ああ、アルに被ったのか。まぁ当然だな。
アル
:今月の請求書をみてびっくりだ。
フィリシス
:Q2か何かだったのか。
アル
:さんざんだな、前回は…ということで意気消沈している。
GM
:了解了解。さて、時期は十月、秋の色が濃くなってきたところだ。時間は昼飯時だが、全員食堂におるんかな?
アル
:いるんじゃねーすかね。こう、ダメリーダーはだらけてますよ。
エレミア
:居ますー。鮭食べてます。
フルール
:います、お茶飲んでます。
フィリシス
:おんたま納豆食ってます。
アル
:うまそうだな。
フェローチェ
:プロテイン飲んでます。
バルク
:バルクは緑茶を啜ってるってことで。
GM
:ふむー。ソーサラー科の人は挙手なのですよ。
フルール
:クレイン「僕に何か用かな?」
バルク
:クレイン「アル君に会いたいんだけど」
エレミア
:アル「俺、先輩のことが…」
アル
:「サーセン、いません」
GM
:まぁそれはおいといて、フィリシスだな。君等がぐーたらしてるところに声がかけられる。
フィリシス
:知ってる人物かな。
GM
:四年生の制服を着た君の先輩だね。色々とお世話になった覚えもある男性ソーサラーだ。名前はボーマン。「ようフィリシス。暇そうじゃないか」
フェローチェ
:大佐!?
エレミア
:姓はジーン?
アル
:超音戦士か?
フルール
:ナンパだ。
GM
:皆、思い思いの反応有難う。
フィリシス
:「おや、ボーマン先輩。お久しぶりですね」
GM
:「おー。卒業課題で最近缶詰だったからな。お前も四年になればわかる」
アル
:二年ですでに挫折しそうです。
エレミア
:ちゃんと勉強するのですよ。もぐもぐ。
フィリシス
:「ご愁傷さまで。して、今日は何か御用でも?」
フルール
:「おー、ア、アレはふぃーちゃんのコレだべか!?」q(°°
フィリシス
「指の向きが違うぞ」
アル
:下向きかよ。
GM
:「いや…ああ、それよりもお前等、まだ遠征授業の単位とってないよな?」
フィリシス
:なんだそれは?
フェローチェ
:遠足?
アル
:はいはい、ヘルプヘルプ。
GM
:捏造できるのが200xのいいところ。
バルク
:(SE:ピローン)「んじゃ遠征授業に関して説明するぜ! 遠征授業とはフィールドワークにおける長期ミッションのことだ! 卒業までに最悪一回はこなさなきゃいけない必修単位みたいなもんだな」
アル
:修学旅行だな。
エレミア
:旅行といっても勉強です。
バルク
:「長期と言っても、一ヶ月前後みたいなものだ。依頼内容は簡単なもので、どっちかってと見聞を広める意味合いが強いぜ。共通語も伝わるし”外国怖くない”という奴だな!」
フェローチェ
:経費は?
アル
:積み立て。
フルール
積み立て!?
フェローチェ
:なるほど、親の懐が痛いだけで、私の懐は痛くないんだ。
アル
:そういうことになるな。
フルール
:お、おらは…な、な、何回積み立てたんだべか。(汗
バルク
:「ただシーフ科で仕入れた情報によると、なんかしら一悶着があるらしいが…まぁ噂だな。これで遠征授業の説明を終わるぜ!」(ピンポンパンポーン)
GM
:まぁ、そんなチュートリアルを交えたところで続けるぞー。
アル
:つーか、学園はもうかってんだし、金の心配はいらんだろう。
GM
:「実は、卒業課題やってる四年には、依頼事務局に依頼することが出来てだな。卒業課題の手伝いをさせることが出来るんだわ」
アル
:ほう。
フィリシス
:「なるほど、それで妾たちに声がかかったと」
GM
:「本来、遠征授業は申請してから受けるまでの期間が長いんだが、俺等も見知った奴の方がいいからな」
フィリシス
:うなずきうなずき。
GM
:「依頼する側から相手を指定すれば、特に待機期間もなく遠征授業を受けられるって事だ。悪くないと思うが、どうよ?」
アル
:俺らということは、この先輩のぱーちーの卒論なのか?
GM
:ぱーちー? ああ、パーティか。いや、それとは別だな。
アル
:いや、俺らも見知った、というから。
GM
:ああ、見知ったというのはフィリシスのことだな。信頼できる後輩って意味合いで。
アル
:いや、俺ら、の方。複数形だったから、パーティかなとね。違うならいいんだ。
バルク
:(SE:ピローン)「更に卒業課題はフィールドワークとは別なので、学科ごとにチームを組んで研究することになるんだな。だからボーマン先輩の”卒業課題チーム”からの依頼になるわけだ」
アル
:なるほど。
エレミア
:先輩の卒業がかかってるのですね。
アル
:ありがとう親切ヘルプ。
バルク
:どういたしまして。
フィリシス
:では、みんなに向き直って「みんなはどうする?妾は乗り気だが」
フルール
:「つまりは、女の子誘って何かをしたい、と言うわけだか? はっ、こ、これが…都会で有名なゴウコン!?という奴だべか!?」
フィリシス
:なにぃw
エレミア
:「たべあるき…」
アル
すごい勢いで空中分解です。
フィリシス
:てか、ふと思ったが、妾はこのままでは、卒業課題のチームからあぶれそうだ!
バルク
:まぁ、卒業課題は個人でもできるから安心しろw
アル
:言われてみれば、学年違うんだし、卒業は別だもんな。
GM
:その通り。
アル
:そして俺は前回の失敗が尾を引いているので、微妙にやる気なっしんだったりします。目が死んでる感じだな。
エレミア
:皆目が死んでるー。
フィリシス
:妾は普段どおりです!
エレミア
:普段どおり目が死んでる?
フィリシス
:じゃぁそれで。
フルール
:失敗でへこたれるほど空気読めるスキルがありません。
エレミア
:寝てたのでわかりません。
GM
:「まぁそんなわけでな。遠征授業は楽しいこと一杯だし、割と楽だと思うぜ。受けてくれるなら、そっちのパーティリーダーを指名して依頼所に通しておくが…」
アル
:俺的には一向にかまわん。気分転換した方がいいのかもしれんしな。
フェローチェ
:私も受けていいとおもうよ。
フィリシス
:「妾の一存では決めかねるな、他のメンバーの意見も聞いてみる」
アル
:と、フィリシスさんが俺をみると、三日目の鯖の目をしているw
フィリシス
:よし、アル。遊びに行こう。
アル
:「俺なんて、所詮三日目の鯖なんだ…」
フィリシス
:「たかが1回や10回の失敗、どうということもあるまい。
バルク
:「まぁ、俺としても反対はねーなぁ。今から申請したら、遠征授業受けるのは冬になる。都合よく暖かい場所にいけるとは限らないしなぁ」
エレミア
:エレミアも食べ歩き出来そうなので楽しみです。
フェローチェ
:そうだ、場所だ。まず場所を聞こうよ。何をしに何処に行かされるのか。
フィリシス
:おおそうだ。
アル
:えらいえらい。まずはそれだ。俺が元気になれるかどうかが重要だ。
GM
:聞かれるなら答えるぜっ。
フィリシス
:「して、先輩。遠征先と仕事の内容はどのようなもので?」
GM
:「遠征先はロマールだ」
フィリシス
:聞いたか、闇市だぞ。
エレミア
:珍しい食べ者ありますかね?
アル
:む。200xの設定、ロマールの項目から察するに、ラスベガスw
GM
:ベガスか! じゃあベガスで!
フルール
:ベガスですか!?
アル
:ベガス!!
フルール
:全財産スるんですね。
エレミア
:素っ裸。
フェローチェ
:ヤル気[|||| ]
アル
:何かフェローチェが意気消沈しているようだが…
GM
:「まぁ、怖いところだが、楽しいと思うぞ。依頼内容は単純。レポートを届けてほしいんだ」
フィリシス
:「ふむ、拘束期間はどのくらいですかね?」
GM
:「あっちの実験にもよるが、まぁ二週間から三週間って所か」
アル
:ロマールの黒ラマに手紙を届けるくらいはわけないだろう。ところで実験というのは何?ソーサラー科だから、魔法かなんかの研究?
GM
:「ああ。ちなみに何の研究かくらいは話しておくか」と言ってから、ボーマンはやけに楽しそうな笑顔で「ゴーレムを作る研究だ」と言う。
アル
:200xじゃ、ゴーレムの作り方も普及してんのかねぇ…まぁ、研究してる位だから、それほどでもないのか。
GM
:「実は、ロマールでもゴーレムを研究してる連中がいてな。そいつらにレポートを渡して、それを元に実験して作られたレポートを持ち帰ってほしい。もしかしたら、あちらから協力を要請される場合もあると思うが、それには協力してやってくれ」
フィリシス
:「なるほど、判りました。ありがとうございます」
アル
:ロマールへの交通手段は?
フルール
:電車?
アル
:電車、バス、飛行機、船。
フィリシス
:とほ。
エレミア
:じんりきしゃ。
アル
:徒歩や人力車はこの時代はちょっとw
フィリシス
:ちゃり。
GM
:「夜行列車になるだろな」
アル
眠りから覚めると、そこはもうロマール。
エレミア
:トンネルのその向こう。
フィリシス
:「で、汝ら。受けてよいか?」
アル
:鯖的にはいいで。す
GM
:鯖かよ。いつまで鯖なんだ。
アル
:イベントが起こるまで。
バルク
:「俺も文句ねーな」
フルール
:「みんなの決定に従うだよ〜」
フィリシス
:ま、受けるってことでいいかね。
アル
:あい。
フィリシス
:「ではその依頼、謹んで受けさせていただきます」
GM
:「りょかいりょかい。んじゃ申請しとくから依頼所で請けてくれ。んで、詳細を話すから。依頼を請けたら俺のラボにきてくれ」と言って、名詞のようなものを机の上におく。
アル
:ではそれを渡されたリーダーは、死んだ鯖の目で、受付へと向かうのであった。
GM
:鯖続きだな。では、受付のお姉さんが君の様子を見てびっくりする。「あら、アル君元気ないわねー」
フルール
:誰か、失意の主人公慰めるイベントを! って、おねーさんか!ぜひw
エレミア
:実はお姉さんにもクレインの噂が伝わってたり
アル
:!!?!!?!
GM
:「私は噂で”恋人が出来た”って聞いたから、元気だと思ってたんだけど」
アル
:きゅっぴーん!目が光った。「ブッチャケアリエナイ」
エレミア
:アルがロボになった。
GM
:「もー、照れなくてもいいのよ? 情報科の子が皆に言ってたわよ」とくすくす笑いながら。
アル
「クラリスかぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」
フィリシス
:ヤツの仕業か!
アル
:ぶっ殺すぞ。
フィリシス
:いやもう死んでるから。
フェローチェ
:アルくんが保身なきフォースの零距離射撃しそうな勢いにw
GM
:「ま、それでどうしたの?」
アル
:「全力で否定したいところですが、とまれ、今日はなんかフィリシスさんにメモを渡されたので、それを渡しに」と、先ほどの話のメモを渡そう。俺は実は死んだ鯖だったので、あんまり理解していない。
GM
:ではそれを見てから資料をあさり、資料を取り出す。「遠征授業ね。申請は入ってなかったけど、先方からの指名があったみたいだし、問題はなし、と。じゃあここにサインしてねー」
アル
:さらさらとサイン。
フィリシス
:ミミズがのたくったような字だな。
GM
:鯖だからな。
フェローチェ
:思ったんだけどさ…
アル
:ん?
フェローチェ
:レポートはメールに添付して送るか、共有すれば…(実も蓋もない
GM
:そこら辺の話もするから安心してね。☆ミ
アル
:宅急便というものもあるしな。まぁ、テラバイトディスク10枚くらいだったら、持ってった方が早い気もするが。
フィリシス
:あれだろ、魔法に関する資料は部外秘かつ機械を通すとなんか誤作動する恐れがあるとか。
フェローチェ
:容量がすごくおおかったのか…なるほど…なるほどなー。
GM
:「では受領しました。出発の際は担当の先生に声をかけておいてね?でないと出席の判定もらえるのに、欠席扱いになっちゃうから」
アル
:では、フィリシスさんの言いつけ通りにサインを受け取ったので、ラボとやらにいけばいいのかの。つか、担当の先生って誰だ?
エレミア
:フォルテ先生?
アル
:とりあえず、ラボ先にいくか。
GM
:ラボには全員で行くんだよな?
フィリシス
:うむ。
エレミア
:ですね。
フルール
:でしょうね。
アル
:フェローチェの心配についても聞いておこう。
フィリシス
:面通しもかねてな。
アル
:「ブツブツ…おのれ…ブツブツ…クラリス…ブツブツ…」

 なんでもアリがSW200x。
 そんな訳で今回は修学旅行と、謎のゴーレム…
 はてさて、一体何が起こるのか。

.1:ロボではなく、ゴーレムだが…

GM
:では、ラボに到着する。
フィリシス
:のっくのっく。
GM
:「おう、入っていいぞー」と、ボーマンの声が聞こえる。
フィリシス
:「失礼します」
フルール
:「たーのーもー」
アル
:ボーグマンに見えてしょうがないw
フェローチェ
:「おじゃましまーす」
GM
:中に入ると、そこには白衣を着たボーマンと、3mくらいの巨人が立っている。
フィリシス
:身長3mの宇宙人!
アル
:ロボだ!ロボ!
エレミア
:ちょっと怖い。
アル
:どんなロボ?
GM
:結構ごつめのロボットだね。少しごてごてしたイメージがある。
フィリシス
:まぁぶっちゃけると、ゴーレムだろう。
アル
:材質は?
フィリシス
:ミスリルだろう。
アル
:さすがにミスリルはないですw ミスリルは製法はまだ解明されていないくらいの方がいいとは思うがね。
GM
:ぱっと見たところ、アルミとか鉄とか、そこら辺だな。よく見ると、中には銀とかも混じった素材が使われている。
フェローチェ
:きっと宇宙合金グレ…
アル
:超合金でいいよ、この際。
GM
:そうだな。ファンタジーだし、超合金。
アル
:話を進めよう。
エレミア
:何のためのゴーレムなのかなー?
フィリシス
:アルミ使ってるってことは、戦闘用ではないだろう。
アル
:疑問はボーマンにきけばよし。
GM
:「よーこそ。では早速説明しよう。彼が…」といって巨人を見やって。「課題で製作してるゴーレムだ」
フェローチェ
:「彼ってことは自立制御?」
GM
:「いや、残念ながら自立制御ではない。こちらの命令に従って動くゴーレムだな」
アル
:コマンドゴーレムだな。
GM
:「だが、こいつはただのゴーレムじゃない。ゴーレムとは魔法で作られるものだが、こいつは違う」
フィリシス
:まさか、本当にロボなのか?
アル
:ともすれば、愛と勇気か?
フルール
:友達いないのか?
エレミア
:ロボが友達なのか。
GM
:酷い事いわれてる気がするよ!? 「このゴーレムは科学と魔法を組み合わせた、いわば魔法を科学的に使ったゴーレムなんだ」
アル
:200xっぽいな!
GM
:だろ!
アル
:で、ロボのパーツが足りないんだな。原子炉か、任せろ。
フィリシス
:愛(AI)だろ。
アル
:あれか、リセットボタンがちぃなのか。
エレミア
:腕時計型コントローラーはどこですか。
フェローチェ
:止まらないのかw
フルール
:心がないのですよ!
GM
:心のあるロボットか…
アル
:かかしは脳みそがないがな。
フルール
:だから、オズの魔法使いに貰いに。
アル
:いつも通りに脱線転覆だが、で、具体的に足りないパーツって何?
GM
:「パーツと言うより、実験の資料と言うか、俺とは分野違いの部分があってな。ロマールにいる知人がそこら辺詳しくてな。別系統のゴーレムを作ってるんだが、ぜひとも情報交換をしたいんだ」
フィリシス
:「ふむふむ」
GM
:「さて、疑問に思ったかもしれんが、何故ここに俺一人しかいないのか、説明しよう」
フルール
友達がいないから。
エレミア
友達がいないから。
GM
:ひでぇなw そんなことはなく、ボーマンが指を鳴らすと、がらららーっと後ろのカーテンみたいなのが外れていく。その奥にあるのはなんと、巨大な腕だ。
フルール
:演出過剰…やっぱり友達がいないタイプに一票。
アル
:同感だ。
フェローチェ
:ゴーレムの腕?アースガルド?
エレミア
:メンバーを全部ロボの材料にしてしまったに一票。
アル
:どんなフレッシュゴーレムだよw
フィリシス
:マッドな人ですねw
GM
:酷いこと言ってるな!? その腕を見ると、他のメンバーらしき人が何やら作業をしている。
アル
:なんだ、いるじゃん。
フィリシス
:っていうか、仮にも妾の先輩だぞ。汝ら、口を慎め。
アル
:安心しろ、俺は一言もしゃべってはいない。死んだ鯖だからな。つーか、でかい腕って事は、でかいゴーレムでも作る気なのか?
GM
:「あれは世界終末決戦用巨大ゴーレム・GRの腕だ!」といいながら拳を握り締めるボーマン。
エレミア
:オタクか。
フィリシス
:「最終決戦用…ですか…」
アル
:男の子的には燃えるものがあるな。ビルに突っ込むんだな。
GM
:「おう。最近、どーもカルト教団の連中に怪しい動きがあってな。俺等が二年の頃からそういう動きはあったんだよ。それを見て俺達は思った。もしかしたら、奴等は何か大きな事を考えてるかもしれないと!」
フィリシス
:!
GM
:「それに対応するにはどうするか! そう! 巨大ロボットしかない!」
アル
この短絡思考! 大好きだ!
フェローチェ
:あー…きっとこれ盗まれるんだわ。迷惑な…
フィリシス
:ところで、腕の大きさから察するに、全長はどのくらいになりそうですか?
GM
:25mくらいだな。
フェローチェ
:おっきい。
アル
:もっとでかく!
エレミア
:もっと雄雄しく!
アル
:50m超えようぜ!
GM
:「50mか! いいなそれは!」
アル
:何かテレパシーが!
エレミア
:アルとボーマンのチャンネルが繋がった。
フィリシス
:「先輩、失礼かもしれませんが…あまりに巨大すぎると、自重で身動きが取れなくなってしまいますよ?」
エレミア
:そこはほら、重さを軽くするヤツ。ディクリーズウェイトで!
アル
:ちなみにジャイアントロボは全高30m。
フルール
:「そんな大きかったら、細かい作業できなくないだか?」
アル
:ロボに細かい作業など不要。
フィリシス
:「兵器としての理想たるサイズ、この場合人型は8m程度だと聞き及んでいます。
GM
:「何を言う。でかいは凄い、凄いは強い、強いは…格好いい、だ」
アル
:ボーマン、友達になれそうだw
エレミア
:ただ最強たればいいのです。
フィリシス
:(こんな人だったっけなー。
GM
:「ただの科学じゃ動かない! ただの魔法じゃ作れない! ではどうするか…あわせればいいのだ!」
アル
:きゅぴーん。「ほーら、あるくん、ろぼですよー」とか言われたら、「わーい」と遊んでしまいそうだ。
GM
:「そんなわけで卒業課題用にこいつを作ってるが」といって3mの巨人、GR試作八号を叩く。「これはあくまでも”魔法を科学的に使う”という実験を明確にするためのものだ」
フィリシス
:先輩に対する認識を改めそうだw
フェローチェ
:研究してる過程で何かが壊れたんだw
アル
:もしくは、友達の影響だろう。
フルール
:畑耕せないならただの木偶だべなー、と冷ややかな目で。
エレミア
:耕せなくても、荒れ地の岩をどかすとか出来ますよー。
GM
:「来るべき巨悪に備えたこの巨大ロボ! まぁそれの実験データが必要なわけだよ。ロマールには右足がある」
フェローチェ
:五体ばらばらで保管されてる?
GM
:その通り。
フェローチェ
:ガンドライバーか。
アル
:ほう、世界中の同志、または同好の士がいるわけだな。
フルール
:Inchとmみたいに規格が合わなくてぽしゃりそうな。
アル
:大丈夫だ、巨大ロボを作ろうとする奴の脳みそなんて、たかが知れているから、規格は合うんだ。って、R‐0で、教授が言ってたよ。
フルール
:全世界から技術者集めながらもInch規格を平然と使うNASAに対する挑戦ですね。
GM
:「で、だ。本来なら情報のやりとりも、ネットで連絡取り合えればいいんだが、ちょいと周りがきな臭くてな。この前、変な格好してる奴が”その力を神のために”ってやばいこといってきたが、断っといたんだよ」
エレミア
:それは恐ろしいw
GM
:「それ以来、どうも周囲がきな臭くてな。ネットとか宅急便とか、微妙に信用できなくなってしまってな」
フィリシス
:「それで、わざわざ妾たちにお使いを頼んだんですか?」
GM
:「ああ、経費も学校から下りるしな」
フィリシス
:「そして妾たちは単位を稼げる」
アル
:つーことは、狙われる可能性もあるわけだな。変な格好で、神のためにとかいうような奴は、別に怖くなさそうだが。
フルール
:本当に変な格好してれば怖いと思うよ?
GM
:「もし危うい奴等が現われたなら、俺達はこの世界終末決戦用ゴーレム・GRを起動させる…そのための研究だな」
アル
:ロボの起動はみたいが、ロボは盗まれて起動されるものだ。
GM
:「動かすだけなら結構出来てるんだ。そこな少年。この腕時計に向かってグーとかチョキとか言ってみろ」といってアルに投げる。
アル
:「ん?」
フルール
:奪い取って「ぐき!」
エレミア
:ぐき!?
フルール
:さぁ、どうでる。
アル
:どんな命令だよw
フルール
:ぐー+ちょき?
GM
:ではGRの腕はグーとチョキの合間みたいな中途半端なところで止まっている。
アル
:おお!
エレミア
:頭イイデスネ。
フィリシス
:さらにフルールから奪って「敬礼」
フェローチェ
:何処で判断してるだろう…
GM
:では腕がぐぃーんと動いて、敬礼みたいな形をとる。「結構スペースをとってるからな。稼動実験は何度もやったんだ」
アル
:俺もやる!俺も!
フィリシス
:ではアルに渡そう。
アル
:奪い取って、言う!「ぐわし!」
フルール
:コアな…
GM
:そういうと、掌を大きく広げてから勢いよく握り締める。
アル
:「違う…」くすん…鯖は鯖ってる…
GM
:「む、ぐわしか。どんな動きなんだ? 入力してみるが」
フルール
:「あっちゃん、仕方ないべ、それは…」
アル
:じゃあ、qooqleで検索して、見せよう。「ぐわし」とはこういうものだ。http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%81%90%E3%82%8F%E3%81%97&lr=lang_ja
GM
:では表示されたサイトを見ながら色々と入力している。
アル
:「ぐわし!」
GM
ぐわし戦闘機の形をとる。
アル
:「!!?!?!?! 先輩、なんでも手伝います
フィリシス
:アルがやる気になった。
アル
:そこで戦闘型をチョイスする辺り、俺はこのロボの完成のためなら、粉骨砕身、がんばる所存であります。
フルール
:あ〜、なんでこう、男って奴ぁ…という胡乱な目つき。
GM
:「本当なら古代語魔法だけじゃなく、精霊魔法も使いたいんだが、精霊保護条約にひっかかっからなー。まぁそんなわけでよ。このGR完成のためにも必要なんだ。頼めるか?」
アル
:よし、ロマールにお届けものだったな。で、何を届けるんだ?
GM
:「この研究レポートだ」といってMOを三枚ほど手渡す。
フィリシス
:受け取った。
フェローチェ
:MOなんだ。
フィリシス
:ブルーレイじゃないんだな。
アル
:MOばかにすんなー。
GM
:「こいつを元に相手に実験してもらって、その結果を持ち帰ってきてくれ」
アル
:これを、ロマールの誰に?
GM
:「相手はカシムという男だ。ロマールにあるニコニコ製鉄所にいる」といって住所をすらすらと書いて手渡す。
フィリシス
:「心得た。ではすぐにでも出発しよう」
GM
:「出かける前にちゃんと教員に申請しとけよ。そうすりゃ授業は出席扱いになる。あと、荷物とお金も忘れないように。楽しんでこいよー」
フィリシス
:「まぁそれなりに」(苦笑
アル
:ロボの模型をください…それを手に、鯖はがんばります…
GM
:「あとアル君。暇だったらまた遊びに来るといい。こいつの試験運転に付き合ってくれよ」
アル
:きゅぴーん。また来よう。
フェローチェ
:アルくん、最近、男の人に人気あるねw
アル
:情報処理室よりはマシだ。
GM
:「フィリシスとかもきてくれよな? 色々と試しておきたいんだ。それじゃなー」
フルール
:ボーマン先生がやたらとふぃーちゃんを狙ってるような気がしないでもない。
フェローチェ
:きっとそっちが本命だ!
フィリシス
:「しかし、魔法と科学の融合か。ロボットはあれだが、確かに興味深い」
GM
:「もし俺の代で完成しなかったら、引き継いでみるか? 格好の課題になると思うぞ」
フィリシス
:「考えておきますよ」
GM
:「そうしておけ。1500年たって、人々は別のベクトルから魔法王国の彼等に追いついたんだ。まさにロマンだろ?」
アル
:ロボはいいな。ロボは。男の子なら、やはりロボだ。うん。
フィリシス
:アルがやる気を出してきたのは、まぁ、いいこととしよう。
アル
:都市が再び空に浮く日も遠くない。

 ロボでやる気を出したアル。前回の失敗はもう頭から抜けたのか。ともあれ、一行はロマールへと向かいます。
 なお、SW200xでは設定にあるように、ロマールはアメリカのラスベガスのような都市になっているとしていますが、これはGMの任意で作り上げてかまいません。簡単にイメージが伝わるようにと、そうした具体例をいれているだけです。

アル
:で、先生に外出許可だったな。
フィリシス
:「おいイルビス。遠征に行って来るから出席にしておけ」
GM
:「…不遜な生徒だな。まぁいい、許可してやろう」といって鼻で笑うイルビス。
フィリシス
:「感謝する。およそ3週間程度で戻る予定だ」
フェローチェ
:二年の担任ってだれなんだろう…
アル
:フォルテ先生でいいじゃん。ファイター科だし。
フェローチェ
:じゃー、フォルテ先生に報告。
GM
:「じゃあ、土産頼むな」
フィリシス
:ロマールの土産というと、モケケピロピロかな?
アル
:ソレダ!
GM
:「ロマールは今、モケケピロピロ饅頭がはやってると聞いたからな」
フェローチェ
:どんなのですかw
アル
:なんでもまんじゅうにすればいいと思っているのか、GMはw
GM
:「中身はこしあんにしとけよ!」
エレミア
:プリースト科、どうしようw 誰か先生を捏造してください。
GM
:よし。ルィンという妙齢の女の先生がプリースト科の担当って事で。
アル
:きゅぴーん。
エレミア
:「ルー先生。行って来るので、後よろしくお願いしますです」
GM
:「わかりました。気をつけて、怪我などをしないようにね?」
エレミア
:SE)ぴんぽん ルィンが攻略キャラに追加されたのです。
GM
:全員クリアしてからな。
アル
:つか、宗派違うからw
エレミア
:女性は発言した瞬間攻略キャラに追加されるギャルゲ。
GM
:なんてこった。
フィリシス
:フェローチェかエレミアからの派生ルートだな!
フルール
:泣きながらハルちゃんに相談、ハルちゃんの担任(昨年の担任)に報告。
アル
:さて、では一路ロマールだな。夜行列車の旅か。
GM
:うむ。君らは夜行列車を用いて、ロマールへと向かいます。
アル
:トランプとか持ってかないと!
フェローチェ
:乗る列車はあれでいいのかな?「オラン発、ロマール経由、アンドロメダ行き、999号列車?」
アル
:どこまで行くんだよw
バルク
:「乗り過ごしたら意味わからんところまでいきそうだな…」
フィリシス
:数年戻ってこれそうに無いな。
アル
:機械の身体を手に入れるのか。今回、ロボだしな。
バルク
:「アル。機械の身体を手にいれりゃ、ステータスあがるんじゃね?」
アル
:魅力が15より下がりそうでw とまれ、電車でがたごととゆこう。
GM
:そんなこんなで、君らはベガス、ロマールに到着しました。
アル
:うーむ、異国に来たのだし、ターミナルでパスポート出したりするんだな。
GM
:うむ。黒い肌の兄ちゃんが、ガムを噛みながらチェックしてくれる。
フルール
:初めての入国検査にどきどき!って言うか怖いよ!? ガム噛み検査官!
フェローチェ
:黒い肌の兄ちゃん「サイトシーン?(観光ですか?)」
アル
:「ビジネス」と言って無駄に入国にとまどう。とまれ、いつまでも死んだ鯖の目ではあれなので、せっかくロマールに来たことだし、そろそろ元気になろう。夜行列車で誰かが慰めてくれるイベントもなかったようだしw
GM
:ロボット動かしたときにテンション戻ったもんかと思った。つか、誰も慰めんかったな。好感度がたりんかたったのじゃ?
アル
:なるほど、好感度の所為でイベントが起きなかったのか!大納得。

.2:ロマールで観光の一行。

フィリシス
:「じゃぁ、早速ニコニコ製鉄所に行こうか。宿はその後でもいいだろう」
アル
:では、にこにこローンに行くか。なんか違うな、にこにこローン。
GM
:そういや、君らの服装は?
アル
:無論、私服ですよ?
フィリシス
:んだな。
フェローチェ
:私服だよね。
GM
:じゃあ、挿絵の人のために描写をお願いします。時期は秋。
フェローチェ
:(´・ω|Д゜)ノ|・`)そんなのはいらん!
フィリシス
:夏祭りのときに着てたブラウスが、ジャケットになってます。以上。
アル
:そろそろ寒いので、フリースでも着てよう。下はジーンズで、スニーカー。
バルク
:寒がりなのでコート着てマフラーつけて、ニット帽被ってる。
エレミア
:後ろで夢遊病者になっているエレミアは、底の深いブーツに茶色いフレンチコート。頭にはやっぱり茶色なコーチ帽子を。
フェローチェ
:ディックトレーシー。
フルール
:暖色系のカーディガンとブラウスボトムは普通に地味目のロングスカート。
GM
:OKOK。ではニコニコ製鉄所に向かうでOK?
フェローチェ
:OKOK。
フィリシス
:ではてけぽことニコニコ島へ。
フェローチェ
:じゃじゃまるー。
フルール
:ぴっころー。
フェローチェ
:ポロリはドラゴンボール集めるのに忙しいのでいません。
GM
:製鉄所はちょっと暑い感じがする、入り口にいるんかな?
アル
:まぁ、入り口というか、製鉄所というくらいだから、シャッター前か。「すみませーん」と言っても、作業場には聞こえないのがお約束。手にはロマールマップとか持ってて、いなかもの丸出し。
フェローチェ
:先生!ここに地元人がいます!
アル
:ん? …ロマール!? フェローチェ、ジモピーか!?
フェローチェ
:だよー。
アル
:そういえばそうだ!
GM
:あ! ほんとだ!ベガス出身だったのか…
アル
:アルのロマールのイメージ、ベガス、カジノ、バニー。バニーフェローチェ…うむ…
フェローチェ
いやいやいやいやいやいやw
GM
:挿絵の人の仕事が増えましたね。ともあれ、君らがシャッター前でまごまごしてると、後ろから声をかけてくる人がいます。「おや? 君達、ここに何かようですか?」
アル
:何やつ?
GM
:そこには眼鏡をかけた身長の高い、イケメンの兄ちゃんが立ってます。
エレミア
:魅力値判定タイム?
フィリシス
:「ああ、妾たちはオランの学園の者で、ちょっとした依頼で来たんですが、貴方はここの関係者ですか?」
GM
:「ああ、僕はここで働いていてね。とはいえ今日はちょっと休みを取ったんだけど」
フィリシス
:「丁度良い、妾たちはここに勤務するカシムという人物に用があるのです」
GM
:「カシム? ああ、僕がカシムだよ」
アル
:おや、本人であったか。ちょうどいい。「ああ、俺ら、オランのボーマンさんから依頼を受けて来た者で…」
GM
:「成る程…ということは、GR計画関連かな?」
アル
:きゅぴーん! 「奴を知っているのか…」(ぼそ
フェローチェ
:GR計画、いやな響きw
フィリシス
:「その通りです」
GM
:それを聞くと頷きます。「では、こちらに来てくれ。遠慮はいらないよ」といってシャッターをあけて中に入っていく。
アル
:では、てけぽととついて行こう。コレジャナイロボを手に。
フェローチェ
:「わーい、おじゃましまーす」
エレミア
:暑そうなのでコートを脱いで「おじゃまするです」
アル
:製鉄所の中はどんなんなん?
GM
:ん? まぁ、通されたところは、応接間みたいなところだね。で、カシムは扉に鍵を閉め、カチカチとダイヤルをいじり、本棚に向かって歩いていく。
アル
:む、隠し扉か!
GM
:「さて、少し揺れるから気をつけておくれ」
アル
:なにぃ!? まさか…
フェローチェ
:部屋自体がエレベーター?
フィリシス
:部屋が移動すんのか?
GM
:といってガコン、と本をいじると、部屋が少し揺れてから何処かに動いてるような感じがする。
アル
:ひみつきち!
フィリシス
:なんて無駄なギミックだ。
GM
:感覚的に地下に向かってる感じだね。少し降りてから、また揺れて止まる。
アル
:だんだんアルが元気になっていく。女の子は慰めてくれないが、ロボで元気になっていく。
エレミア
:ロマンに惹かれて言ってるのですね。
GM
:止まってからカシムはもっかいダイヤルをいじって扉をあけて、「ようこそ、GR計画ロマール支部へ」といって中に通してくれる。
アル
:秘密基地は薄暗く、松本れいじ風メーターがなければならない。ここはどうだ!
GM
:薄暗くはあるな。いくつかの部屋に分かれ、奥の方にはガラスで囲われた空間があるようだ。そこには無数の計器が張り付いており、さらにその奥には、巨大な足が見える。
フェローチェ
:研究統括がアラブの石油王みたいな格好のグラサンじゃないことを祈ろう…
エレミア
:とんとんと入っていきます。フィリシスの後ろについていきながら。
フィリシス
:そろそろ慣れたし、普通についていこう。
フルール
:嫌いじゃないけど、納得出来ない、なんとも言えない表情でついていこう。バードレンジャー的に、正義の味方基地は明るい方がいいと思うんだ!
GM
:「結構大事みたいでびっくりしてるかな?」とカシム。
アル
:びっくりはしていない。ただ、目がきらきらし始めているだけだ。
フェローチェ
:ああ、アルくんがどんどんあちら側に…
アル
:「さ、サインください」とか言っちゃいそうだw
エレミア
:発言するたびに一部のキャラの好感度がw
GM
:さて、君らはガラス張りの方に向かって歩いてるわけだが、危険感知どうぞ。
アル
:ん? そのようなものはないな。ゴー、レンジャー!
フェローチェ
:レンジャーな人どうぞ。
GM
:いや、全員で。一番ちっさい人は誰?
エレミア
:(ころころ)7。
フィリシス
:平目でいいのかしら?(ころころ)4。
アル
:(ころころ)10。
フェローチェ
:(ころころ)8。
フルール
:5+(ころころ)14。
バルク
:(ころころ)14。
GM
:一番低いのだーれだ?
エレミア
:ふぃーかな?
フィリシス
:妾の4だな。
GM
:では、通路の横から飛び出してきた女の子と、フィリシスがぶつかる。
フィリシス
:どーん。
フェローチェ
:あー、トーストがもったいない。
アル
:トースト!? バターがべとー。
フルール
:恋愛フラグ:お姉様編。
フィリシス
:「きゃっ」とか言おうと思ったけど妾の発言じゃねえな。
GM
:ぶつかった少女は、口からトーストを落として転ぶ。
アル
マジでトーストなのかよw
GM
:「い、いったーい…」といって涙目でフィリシスを見上げる女の子。
フィリシス
:「む、すまぬ。大丈夫か?」といって起こしてあげよう。
アル
:いつも思うんだけど、この手のフラグって、いつもフィリシスさんが踏んでね?
GM
:俺も思った。で、起こすと気づくのだが、腕が異様に冷たく硬い。
フィリシス
:冷え性か、大変だな。
アル
:きゅぴーん。「…ロボか!?」
GM
:「よくわかったね」とはカシム。フィリシスに起こされた女の子は、「あ、有難うございます…」と返す。その声はどこか機械的。
エレミア
:AI搭載なのか。
アル
:俺のロボセンサーにかかったぞ、トースト!
GM
:トーストがかよ。
アル
:いや、名前がトースト。俺の中で。
フィリシス
:「パンを食べていたということは、エネルギー源は通常の食物なのですか?」
GM
:「あ、いえ。これは趣味なんです」とロボと呼ばれた少女。
エレミア
:「どんな趣味ですか…」つぶやく。
フィリシス
:また頭が痛くなりそうだw
アル
:カシムとは友達になれないかも知れない…
GM
:「有難うございます。ぶつかってしまって申し訳ありません、お姉様…」ときらきらした瞳でフィリシスの手をぎゅっと握るトースト(仮名)。
フィリシス
:「あ、あぁ…」
エレミア
:SE)ぴんぽん トースト(仮)が攻略が以下略。
アル
:ロボかよwロボもかよwマルチかよw
エレミア
:人種なんて!
フィリシス
:もう本部こっちでいいんじゃないかw
フルール
:Exストーリー「トースト恋愛慕情」が追加されました。
アル
:とまれ、カシムに「これは?」という目で聞こう。
GM
:「試験的に作ったゴーレムの一つだね。名前はM4」
フルール
:略して、ムフォッ。
アル
:それは嫌なので、そうだな…「では、お前の正式名称は、今日から、マーガリン・トーストだ。一応、Mは残しておいた。4はしらん」
GM
:「…何、このナマモノ」とつめたい瞳。
アル
:「お前なんかに、コレジャナイロボの魅力がわかってたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
GM
:「わ、わ、私に近寄らないで汚らわしい!」といってフィリシスにしがみつくM4。
フィリシス
:「と、とりあえず…」と柄にもなくどもりながらやんわり手を解いて。
アル
:乙女ロボに興味はないのだ。「で、博士、コレジャナイロボの話ですが…」あれ、キャラ変わってんな。まぁいいや。
フルール
:なんかあっちゃんが色々哀れだ。
アル
:…哀れいうな。自覚してる。
GM
:「まぁ…そう、だね。とりあえずレポートを渡してくれるかな?」
アル
:では渡そう。
GM
:受け取って他の研究員に渡してレポートを読み始めるね。「さて、とりあえずこれからまたいくつか研究に入る。えーと、実験結果レポートが出来たら、君達に渡せばいいのかな?」
アル
:「そういう話っす」
GM
:「了解した。しかし彼は凄いな。たった五人で既に腕を完成させたのか…では僕らはこれから研究に入る、っと、他にボーマンから話とか注意点とかあったかい?」
フィリシス
:あったっけ?
アル
:「ぐわしに対応しておけと」
フェローチェ
:アレの話は?なんだっけ怪しいやつ。
アル
:ああ、そんなのあったな。
フィリシス
:あぁそうだ。「既に聞いているかも知れませんが、何やら怪しい動きをしている連中がいるそうです」
アル
:「なんか謎の怪しいカルトな神がかった謎の集団とか? 二年前くらいからどうとか、コレジャナイロボはこれじゃないとか」
フルール
:神がかった謎の集団だと、なんか違う何かが想像できます。
フィリシス
:「ボーマン先輩が勧誘を受けたそうで、だからこうして通信や宅配を頼らずに妾たちにレポートの受け渡しを依頼したのだ」
GM
:「カルト集団…やはり噂だけじゃ終わらないか。有難う。気をつけておくよ」
アル
:「まぁ、なんかあったら連絡ください」ケータイ番号交換しておこう。
GM
:「なるほどね…わかった」では携帯の番号も交換したしOKだな。「では有難う。何か用事が出来たら連絡するよ」
フィリシス
:「心得た。では今日はこれで失礼しよう」
GM
:「もしかしたら、君達も目をつけられてるかもしれないから、気をつけてね」
アル
:いろんな意味で、目をつけられている事は理解しているから問題ないw
GM
:では、「お姉様〜またきてくださいねぇ〜」というM4の声を受けつつ、君らは外に送ってもらう。
フィリシス
:「うむ、また後日な」
アル
:お前なんか、トーストで十分だ。
エレミア
:そして退屈だったのか、研究所で一人寝ているエレミアに皆が気づいたのは、かなり後だった…
フィリシス
:いつの間に寝てたんだw
アル
:「あっ、エレミア忘れた!」
フィリシス
:「はぁ」(ため息
GM
:といったところでCMが入るわけだな。

 GM飛ばしてんなー。
 まぁ、200xは何でもありなのがいいところですけど。
 でも、トーストはどうか…

アル
:さて、ロマールの宿にいって、街中ぶらつくか。フェローチェ、何かいい店教えてくれよ。
フルール
:歓楽街?
フィリシス
:じゃ、モケケピロピロでも食べに行こうか。
エレミア
:「おー」手を突き上げて。
アル
:よし、フェローチェ、いいモケケピロピロを食べさせてくれる店を知らないか!? この手の情報なら、いいもの持ってそうだ!
フェローチェ
:んー。
フルール
:もけ?ぴろ?中の人もともにソレナニ状態!
アル
:モケケピロピロは、ロマールの名物だ。
フェローチェ
:あることはあるけど、守らなきゃいけないことがあるけど大丈夫?
アル
:「そ、それは?」
フェローチェ
:「まず一つ、武器は片身はなさず持っておく」
アル
:「…何故かは、聞かないでおこう」
フェローチェ
:「一つ、絡まれても相手はしない。最後に…店主をコロラドと呼ばない」
フィリシス
:「最後のが意味不明なのだが…」
フェローチェ
:「この三つを守らないと…明日の日替わりメニューに、アルバート饅頭がならぶかもね…」
アル
:ひぃw
エレミア
:被害はアル一人にw
フィリシス
:とりあえず恐ろしいということは判った。
フェローチェ
:「でもそれさえ守れば、おかしなゴスロリ双子がいたり、シスターが避け飲んでたり、たまに鉛球が飛ぶくらいで普通のお店だよw」
フルール
:何処のロアナプラ?
アル
:貧弱な僕としては、もうちょっと普通においしいお店がいいです。
フェローチェ
:「ほかに美味しいお店は、ティティツイスターって所とかがお勧め。ただ裏手が遺跡になってて、VAMPがわらわら…」
アル
:うーむ、ロマール観光ツアー、フェローチェプランをすると、フェローチェのイメージが変わりそうだな…フェローチェの性格が形成された理由がわかるような気がする。
GM
:ストリートチルドレンだったフローチェは、ラクロスに出会ってその生涯をがらりと変えた!
アル
:そこで信仰に目覚めたのか!?
フェローチェ
:いやいや、両親生きてるしw
GM
:洒落はおいといて、ロマールを思い思いに観光するわけだな。
アル
:うむ。カジノしたり、街を見たりするぞ。
GM
:まぁ、一幕としてアルが屈強な兄ちゃんに「坊主、ちょっといいお店にいかないか」と誘われたりしたわけだが。
アル
:裏通りは危険ってフェローチェがいってた!
エレミア
:気づいたらアルの服が変わってるような…
GM
:裏返ってたりするんだね。
フルール
:新宿2丁目?
アル
:オランの常闇通り的な雰囲気のある方にはいかないぞ。ロマールだと、下町方面か。街道向こうだな、こわいこわい。ともかく、カジノがあるから、お小遣いが増えたりしないのか、GM。
エレミア
:すっからかんになったのでは?
GM
:では、カジノにいった人には判定したもらおうか!
アル
:闘技場ルールってあったな。
GM
:うむ、闘技場ルール。どんなんだっけか。
アル
:二回振って、差だったような。掛け金と倍率だったかしら
GM
:掛け金きめて、ころころ二回。A-Bをやってでた数値とかけるとかだっけ?
アル
:そんなんだったような。
GM
:では、カジノとかでやりたい人は上記みたいなのやってもいいよ!
フィリシス
:まぁ妾はかけないので…
アル
:じゃあやろう。
バルク
:「いくぞアル! 男はギャンブルだ!」
アル
:「無論っすよ!」
フェローチェ
:「あのねあのね」
アル
:「ん?」
フェローチェ
:「昔本読んだ本に書いてあったんだ」
バルク
:「なんだ?」
フェローチェ
:「『本当に美味しい話は出回らない』 胴元が儲かるようにできてるんだよー?」
バルク
:首をふるふると振りながら「わかってる、わかってるんだ、フローチェ。だがな」
アル
:「金は、スルためにある!」 50Gかけよう。
バルク
:「男は、ギャンブルなんだよ…」といって100Gかけよう。

 と言うことで、即興カジノタイム。
 この手のルールは、適当にGMが決めてしまっていいでしょう。お遊びですから。

アル
:50かけて50帰ってきた。
バルク
:俺もいくぜええええええええ!(ころころ)ぎゃああああああああああああ!(100スった)
アル
:「でねーぞ、この台!」
バルク
:「……アルよ」
アル
:「なんすか?」
バルク
:「ギャンブルってのは…せちがれぇなぁ…」とチョコレートタバコをくわえながら。
エレミア
:「面白いのです?」 後ろで見物中。
フルール
:「面白いんじゃないかな〜、本人達は…」
フィリシス
:「判らんがこの酒は美味い。あと、このナゲットもなかなか美味いぞ」と、賭けやってない人たちに。
バルク
:「楽しいぞ。エレミアもやってみるか?」
エレミア
:やってみようかな。
バルク
:いくらかける?
エレミア
:「うーん」 では50Gで。「えい」(ころころとしたエレミア、無難に勝ち)
バルク
:ではじゃらじゃらとコインを出すエレミアを呆然と凝視する。
エレミア
:「なんか多く帰ってきたのです」
フィリシス
:「お、エレミア勝ったのか。おめでとさん」
エレミア
:「ありなのですー」
バルク
:「び、ビギナーズラックってや、や、奴だな…」
アル
:「…」
フルール
:「二人ともー、かっこわるいべー」
アル
:今度は100だ…(ころころとしたアル、これで大勝ちする)
バルク
:「ぶっー!?」
アル
:ざらざらざらざら〜!
フィリシス
:「ほう…これはなかなか…」
アル
:「今日は俺のおごりだ!」
バルク
:600G稼ぎやがった…っ!
フィリシス
:っていうかそんな荒稼ぎすっと、応接室に呼ばれちゃうぜ…
バルク
:「うがぁー! まだまだー!」俺も100Gだ!(ころころ)orz
アル
:「大丈夫っす」
バルク
:500Gすったぁぁぁぁぁぁ!
アル
:「先輩が還元してますから」
バルク
:「(  д)  ゜ ゜ 」
フィリシス
:ならいいか。
エレミア
:ディーラー「こちらにもっと高い賭けが出来る場所がありますよ」ダイスが三つ。
アル
:それは怖い怖いw
エレミア
:ディーラー「さぁ、今の失敗分を取り戻しませんか!」 バルクさんを指差して。
バルク
:「(  д)  ゜ ゜ 」
エレミア
:ディーラー「このままだと負けて、財布を軽くして帰ることになりますよ?」
アル
:さて、先輩の目つきが危険なので、首根っこを捕まえて帰るか。
フェローチェ
:そこで食いつくと、臓器が一個減って、身体が軽くなりそうだよねw
バルク
:「ま、まだぁぁー! お願い、あと一回! 一回だけぇぇー!」(ずりずり
フィリシス
:「こういうのは引き際が肝心だぞ」
フルール
:「ばるちゃん、その台詞は負ける子がするのだべ…」
バルク
:「俺のハーレェェェェー……」(ずりずり
アル
:パーティとしては、プラスマイナス0の不思議。これがギャンブルか…まぁ、最悪、男連中が負けたら、女の子はバニーだな。それはそれで読者サービスの気もするが。
エレミア
:そして去っていくパーティーの後ろで、ディーラー「出ました! 30倍。掛け金は10,000でしたので300,000です! ハルモニアさんに拍手を!」
アル
:「!!!?!?!!!!」
バルク
:「あっーーーーーーー!!」
フィリシス
:なにやってんだw

 そんな一幕を挟みつつ、続く。