studio Odyssey



Session 04

 2006.09.25/23:00〜

END:余韻と言う名の反省会。

.1:今回は大変でした。

アル
:くっそー、センスライの断罪裁判にかければ勝てるが、それはスマートじゃないしなぁ。くそー。
フィリシス
:ま、失敗しても1ゾロの経験点で2レベルになれるからどうでもいいさーw じゃ、反省会やろうか?
アル
:んだのー。
フルール
:猛烈に眠いけどやりますです。
アル
:いろいろ取りこぼしがあったな。前回(胆試し)で気を抜きすぎたな。
フルール
:これだけ時間かかったのだし、まぁ失敗も当然か。
フィリシス
:締め上げることしか頭にありませんでした。
アル
:問題点としては、ちょっとシナリオの中心線がPLとGMでずれていたんだろうな。
フルール
:未だに何をするシナリオか解ってません、たぶん。
アル
:学園はテストの盗難はよくあることで、シーフ科はよくテストを盗むんだが、1週間前には返す。そして、その内容はシーフギルド的なもので管理されているので、他学科には漏れない。という前提がなかったのが混乱した原因かもしれん。
GM
:ふむ。
アル
:聞かなかったこっちも悪いんだが。
フィリシス
:そんな前提あったんだ。
アル
:たぶん、GMの中では、その前提があったと思う。それに気づいたのは、前回のクラリスと話していた時。
フルール
:けど、それがあると何故私達が疑われたのか、と言う話になりませんか?
アル
:イルビスのやっかみ。
フィリシス
:丁度目つけられてた。
フルール
:じゃ、くらたるの二名は?
アル
:やっかみついで。好意的にGMの意図をシナリオとして整形するのなら、俺たちに因縁をつけたいイルビスが、俺たちのせいだと言い切るよりは、その時学校にいたのが俺たちとあの2人だったから、やるならお前らだ、とした。クレインは優等生だから、そんなことしないとかね。タルムに関しては、別の理由が必要になるが…まぁ、最近はまじめに卒業のために勉強してたとか?GMは、この辺りに関しては、シナリオ上のエクスキューズはあったの?
GM
:タルムについては補習で呼び出されてる以外の意向はなかったよ。
アル
:んにゃ、テストが盗まれるっていうのは、比較的よくあることだという風に考えていたでしょ?
GM
:そういうのはあったけど、それが無いと、動き方が変わるまでは意識してなかったなぁ。
アル
:シナリオのギミックとしては、たぶん、シチュエーションが先なんだよね。フロアイミテーターと、イリュージョンによる怪談的な話。じゃあ、それをどうやろうっていうのが先にあったんだと思うんだけど?
フルール
:なぜに、何処となく断定的なのですか…
GM
:そそ。
フルール
:おぉう、あってる
アル
:で、隠し部屋にしようと思って、どういう風にそこで戦闘するかなーっていう流れで考えていったんだと思うんだよ。で、パクったテストをそこに隠していて、それをそこで書き写しているっていう話の筋なんだけど、何故、そこで書き写していたのかって、わかんねーんだよね。なんで?
GM
:持っていると見つかるから。持ってないのが一番の隠匿方法。写すときは隠れて、それ以外はなるだけ所持しない。
アル
:そこがたぶん、PLとGMの考え方の差違の原因なんだよね。これは前も言ったけど、テストを盗んだら、盗まれた事がわからないうちに返さないと、意味がないんだと思ってたんだよね、PLは。フルールとか、そうじゃね?
フルール
:うん、というか、そもそも、何していいか解ってないけどね!
アル
:やることは、「テストを盗んだ犯人を見つけること」だよ。これ、大前提ね。
フルール
:疑いがかかっている以上、犯人無しでテストを取り返しちゃいけないし…
アル
:フルールは、テストを取り返す気だったん?
フルール
:んや、まったく。
アル
:だろ。テストはもうないものだと思ってただろ?
フルール
:けど、テストがないと犯人が立証出来ないと思ってた。
アル
:それは俺もそう思ってた。だから、テストは、あるんだと思っていた。リアルに考えれば、テストなんてないんだよね。ぽいするのが一番安全だから。
フィリシス
:そもそもなんで、盗まれたとわかった直後に作り直さないんだ、あのボンクラはwww
アル
:フィリシスのそれは、だから、前提に関わってくるんだよ。ちょっと長くなるけど、GMとPLの差違ってのは、テストを盗んだら、盗まれた事がわからないうちに返さないと意味がないんだと思ってたPLからすると、ぽいしちゃえば犯人はわからなくなるから、シナリオ的には、犯人を捕まえるには、テストが必要になる。とすると、テストはまだどこかにあるのだろうとなって、シナリオの解決は、犯人を見つける事によって、テストを取り返す事が出来て、それで解決する。
 と、これがPLサイドの今回のシナリオの解決のための前提と流れだと、俺は思ってる。テストは作り直されてもいいんだよ、この目的なら。
フィリシス
:むしろ立証できなくても、自白させればいいと思っていた。
フルール
:つか、作り直されたら、問題にならない。
アル
:フルールのそれは違うと思うな。「問題にならない」のは、カンニングという意味でのものであって、「テストが盗まれた」という問題に関するものではないでしょ。
フルール
:あ、シーフ科がいる前提でね。
アル
:シーフ科の話は、話をややこしくする話になるんだよ。
フルール
:じゃ、問題にはなるけど、犯人は出てこない。
アル
:犯人は俺らが探すんでしょ?
フルール
:それは、二人に話した時に解ったのだけれど、知ってたから、テストの盗難。
アル
:なんの話?
フィリシス
:えーと、フルール、初めから、説明、よろ
フルール
:あ、ごみん…どうも話が飛びやすくて。シーフ科無しでテストが盗まれれば問題だけれど、その情報を知っていいのは、犯人と先生だけでしょ。
アル
:その情報って、何?
フルール
:盗まれたこと。
アル
:何故? 何故、盗まれた事を知ってていいのは、犯人と先生?
フィリシス
:管理能力の面からみて、余り表沙汰にしたいとは思わないから?かな?
フルール
:えっと、だって…盗んだ当人は知ってる、被害者の先生は知ってる、それ以外が知ったとき、もう犯人探しは不可能になるんじゃないかな?
アル
:何故?
フィリシス
:何故?
アル
:それじゃ、ニュースで流れた殺人事件の犯人捜しは、不可能と言うことになってしまうよ?
フルール
:あー、あれ?なんかこんがらがってきた。
アル
:テストの意味が、意味を成さない、というのならば、同感。
フルール
:そっか、テストが盗まれたテストになるからか。
アル
:それが他の人にわかってしまうと言うことは、テストの意味がないからね。
フィリシス
:ソレってのはテストの内容?
アル
:そう。
フルール
:いえ、内容なしでも、誰も知らなければまだ強引に通せます。
フィリシス
:うむ、ならその通りだな。
アル
:問題は起こるけどね、フルールの言っているものは。
フルール
:ですね、問題は起こりますけど、まだ個人間です。
アル
:公正さ、という観点からいうと、問題がある。
フルール
:知らなければ公正もなっしんぐーと黒い発言。
アル
:公正さ、という観点からいうと、テストを作り直すというのが正しいだろ?
フルール
:ですね、けど、そっか…私は思考回路がおかしいと今更気づいた!
アル
:ここにシーフ科が絡むと、話が複雑になるんだ。テストぬすまれたー、テスト作り直すけど、犯人つかまえてーが、リアルにスムーズだと思うんだけど、シーフ科という存在によって、テスト盗まれたー、まー、またシーフ科じゃね?まぁ、あいつら、盗むけど、情報リークしねーし、もどってくるだろ。となると、話がかわってきちゃう。
フィリシス
:シーフ科はテスト盗んで返すまでが課題なのかね?
アル
:その辺が、このシナリオの前提なんだろうな。
フルール
:…えっと、クリアできると言うことまで踏まえると…
アル
:ちょっと、話、ここで止めるね。フルールがクリア条件の話をしているんで、その話だけど。
フィリシス
:むい。
アル
:クリア条件は、「犯人を捕まえる」でいいべ?
フルール
:盗まれたと解ってるテストを盗んだ犯人の捕獲となると、むつかしくないですか?
アル
:むつかしいよ。犯人と断定する要素、の事を言ってるんだろ。
フルール
:です。私なら盗んでても「その辺で拾った!誰かが捨てたんだろ」で無罪主張します。
アル
:犯人と断定する要素って、なんだと思ってた?
フルール
:初めはテスト用紙、次はテストを盗むためのトリック。
アル
:俺は、GMが提示するものと考えてた。おそらくそれはテスト用紙だろう、と思ってた。だから、テストを盗んだ犯人が、「やっべー、バレる前にぽいしよう」っていうのは、してないんだと思ってた。
フルール
:私は盗まれたテスト用紙だった時点で、見つかればめっけ位だったかなぁ。
フィリシス
:妾は犯人を絞り込むための材料、なくてもいいものだと思ってたカナ?テストだけが見つかった場合は、他の手段講じようと思ってた。
アル
:GM的には、犯人と断定する要素って、なんだったん?
GM
:証拠さがしにみせておいて、突き詰めると、現行犯逮捕しかないわけね、これ。
アル
:んたべ?
GM
:あとは情報揃えて対策立てて、最後の終わってない犯行の部分をおさえる。
フィリシス
:GMは妾たちが強硬手段に出るとは考えてなかったのですか?
GM
:クレイン締め上げる?
フィリシス
:うん。
GM
:やってもいいとは思ってたよ。
フルール
:強硬手段のほうが早かったんじゃないかにゃ?
GM
:まあ順当にかんがえるとねw ただ、やらないとは思わなかった。
アル
:それはキャラクター的にやれないw
フルール
:私は「悪評をなくす」が「テスト盗んだ犯人探し」の意味だと思ってたから、失敗のリスク考えて強制はなしかなーと。
フィリシス
:クラリスとの会話でほぼ黒になったんだから、これは「やっちゃえ」って言われてるのかと思った。
GM
:状況証拠そろってたら、確証なくても警察は被疑者を強制連行するの?それと同じ事を言ってるんだよ。やらなくはないけど、やれないだろうと。普通はしないっしょ。
アル
:たとえば、俺なんかはファリス神官な訳だから、言うなれば、裁判所が逮捕状出さないと、動けないのよw
フィリシス
:妾は警察でも探偵でもないし、ここは学校だからね。面倒な手続きがなくても、自白でどうにでもなる世界だっしょ。
GM
:んなわけあるかw 500年代ならよくても。いまの日本と変わらない法治国家だぞ。
フィリシス
:そうかね?ある程度の状況証拠と本人の自白があれば、学校社会だぞw
GM
:じゃあ現実でやってみなさい。
アル
:何にせよ、拷問して吐かせるとか、それをやろうとしても、俺が納得しないだろ。
GM
:ファリスは納得しないね。
フィリシス
:ま、そうなんだけどなー。
アル
:話戻るけど、「最後の終わってない犯行の部分をおさえる」ってGMが言ってるけど、これ、PLにはたぶんなかったよ。
GM
:ふむ。
アル
:クレインがテストを返すって事だと思うんだけどね。なんで返さなきゃならんのだ、とw
フルール
:んむ、まったくでありますにゃ。
GM
:まあ、返すのはあれなんだけども、テストそのものを見てもいなかったわけよ。
アル
:違う違う。話止めるけど、PLの前提は、さっきも言ったけど、たぶん、テストは盗まれた事が発覚した時点で、失敗で、そのテストには意味がないのよ。
GM
:あーなるほど。新しいのを盗みなおすだろうと?
アル
:そそ。犯人はテストを見てなくても、「盗まれた」事がわかった時点で、それを破棄するの。GMのそのギミックなら、「テストを盗んだんだけど、まだ破棄してないから、破棄する」というのが最後の犯行なら、わかる。
GM
:確かにそっちのほうがスムーズだね。混乱させたわけだ。
アル
:クレインはたぶん、それで、どっかにテストを隠していて、破棄しようとしてるって、思ってたのよ。セッション中でも、「何かのトラブルがあって、テストを戻せなかった」ってゆってたでしょ?
GM
:だね。クラリス部分の情報を、そっちにもっていくべきだったか。
アル
:うむ。だから一日目に、クレインがふらふらしているのを見て、あれ、こいつ犯人じゃねーの?って思ってた。
GM
:クラリスから来る情報をそれにすればよかったのか。奴はすべて知ってるから。
フルール
:んーむ、さっぱりです。
アル
:そう?
フルール
:ん、間違いなく私がひねてるだけだから、ある意味問題ないのですけれど。
アル
:どこが納得いかない?これはシナリオの筋を言っているだけで、シナリオ内で出てきたすべては無視して考えてね。
フルール
:わざわざ何もいない藪を爆破して、自分に飛び火したと言うか…
フィリシス
:その例えはよくわからん。
アル
:テスト盗難を失敗している訳だから、自爆はしてるんだよw 何故、失敗したのか、は考えてないがね。
フィリシス
:警報機がなったんじゃね?w?
フルール
:失敗した、で私たちは冤罪。必要以上に動けば逆効果。
アル
:いやまって、フルールw それはシナリオの中の話になってるw
フルール
:おぉう。
GM
:例えばね、いるだけで障害になるという考えは浮かばんかね?
アル
:まだそこまで自分に自信が持てませんw
GM
:去年まで、夏休みにいるはずのない集団と、先生がいたわけですよ。
フィリシス
:?
GM
:きみたちやw
アル
:それも、シナリオの筋につけられた肉のような気がするな。
フィリシス
:居ても居なくても関係ないようなw
GM
:失敗することを正当化するための、肉付けやね。
アル
:たとえば、俺が作るならっていう話になっちゃうけど、骨格は「テストを盗んだんだけど、まだ破棄してないから、破棄する」という筋にする。テストはどこに隠しているか、が、「フロアイミテーターのギミック」で、では、何故、今までの犯罪が成功していたのに、失敗したかが、「変な奴らがいて、できなかった」というのなら、話は筋を通せると思う。
GM
:そ。
アル
:たとえば、俺たちが夜間警備をしていて、職員室を通りがかっていて、戻せなかった、とかね。
フルール
:うーん、えーと、あー…うー
アル
:すると、イルビスが俺たちを疑う理由も出来るだろ。
フィリシス
:ところでさ、セッション中に思ったんだけど、盗まなくても、カメラでぱしゃぱしゃやっちゃえばいいんじゃねーのって思ったんだよね。
GM
:それはできない。
アル
:できねーんだw
GM
:盗みを働いてる最中、犯人はその場にいないから。現行犯逮捕をさけるためにね。
アル
:ああ、俺の言っていたギミックはちゃんとやっていたのね。
フィリシス
:あぁ、ホネっこが持ち出したんだっけか。
フルール
:何もしないのが正しい判断なのに、うちらは何故わざわざ動くのか…
アル
:ゲームだから。
フルール
:まぁ、ぶっちゃけていってしまえば、そうなんですけど…あと子供じみた正義感ってところ?
アル
:子供じみた正義感っていうのは、ゲームだから、を、無理矢理理由づけているだけだよw それがTRPG。
フルール
:他にないんですから、その位は我慢します。
アル
:適当な理由をつけてセッションに参加するというのは、正しいロールプレイw まぁ、いくつかの齟齬があったのが、今回の問題点かなぁ。そしてその齟齬が、最後まで解決されなかったんだと思う。
GM
:でも、最後はとりおさえるかなと思ったんだけどね。かなりサービスしたし。
アル
:最後は単なるミス。認める。俺の判断が悪かった。
フィリシス
:フロアイミテーターの失念。及び戦闘準備の失念。
フルール
:あとは、犯人のブレかなぁ…これはふぁんたじーだからの範疇ですけど。
アル
:犯人のブレは、筋がGMとPLで、ずれていたからだと思うな。前回の終わりのクラリスのシーンを引きずらずに今回始めたのは、話をPL側に持ってきて、GM譲歩してもらうためだったしね。実際、GMは譲歩していたし。
フルール
:いや、なかなかどうしてかなーりですよ?
アル
:「かなり」ってのは、犯人のブレだと思うけど、あってる?
フルール
:うぃ。
アル
:PLとGMの話の筋が、かなーりずれてるから、そりゃ、ずれるさ。
フィリシス
:ライラさんや、フォルテ先生にも疑いかけたりな。
フルール
:くれそん、計画性があるのだかないのだか、自信家なんだかそうでないのだかが、さっぱりです。
アル
:クレインのそれは犯人のブレではなく、クレイン本人の資質的なブレではなかろうか…
GM
:あいつはお家の肩書き背負って育って、デキる男が板についてるけど、中身はわりといっぱいいっぱいというキャラだった。
アル
:もったいないキャラだったな。もう出ることはないだろうw
フィリシス
:っていうか、4レベルソーサラーとか、まったく考えなかったわけなんだが。
GM
:3だよ。変装はディスガイズ。だから声はかわってない。
フィリシス
:あー。
アル
:ディスガイズだったのか
フィリシス
:体格って似てたんだっけか?
アル
:それは確認していないw
GM
:聞かれてないねw
フィリシス
:うっかりw
GM
:フロアイミテータは、自分で研究して作ったオリジナル。夜間しか部屋の大きさになれない。昼間になると消滅する。
アル
:いいんでないかね、それくらいはアリだろう。ところで、スゲー疑問があったんだが、何故、このシナリオが夏の間にやっておきたかったんだろう?
フルール
:さぁ?
フィリシス
:夏休みだからじゃね?
GM
:怪談と引っ掛けておきたかったの。増える教室と夜に動く骨格標本。怪談風味ミステリー。
フィリシス
:あと死んだ女生徒。
GM
:そそ。
アル
:怪談はこの前の回がそうだったから、ねじ込まない方がよかったとは思うがw
フルール
:オカマ幽霊のポジっぷりのせいで、中途半端なミステリーに。
GM
:なんであそこまでぶっちゃけたとおもってるw あの時点で失敗に一直線だったから、内情をばらしまくったのだよw
フィリシス
:強硬手段をとらせるためだと思ってました!
フルール
:既に失敗したシナリオの補填だと思ってました!
アル
:あれはやめた方がよかったね。あの時点での情報は、混乱を招いたと思う。
フルール
:混乱はしませんでした!今までの情報全部破棄したけど。
アル
:それを混乱というのだw
フィリシス
:もう情報覚えてないや。どんなの出てきたんだっけ?
アル
:犯人はクレイン。南の非常口のところにギミックがある。テストは帰ってくる。あと、なんだっけな?
フルール
:たるっていらなくない?といまさらにして思う…
アル
:たるがいらないっていうのは、八墓村のババァいらなくね?くらい意味がないと思うw
フルール
:あ、被疑者としてのたる?
アル
:タルムはミスリードのためだけに存在している。
フィリシス
:そいやタルって夜にフロアイミテーター見にいったんだよね?
アル
:いったね。
GM
:夏休み過ぎるとでなくなるぞという情報をだね、たるの発言から酌み取ってほしかったわけよ。
フィリシス
:あー、なるほど。
アル
:フロアイミテーター回収するんだろう。
フィリシス
:持ち運んでるのかと思った。
GM
:そのあたりのカラクリは、クレインの本とノートに書いてあったんだけど、誰もギミック調べようとしなかったから放置した。
フルール
:ミスリード、ならどうやってくれそんに的絞るのかな?
アル
:クレインに絞る要素なんてなかったと俺は思っている。クレインが犯人だって言っているのは、クラリスがそう言ったから。
フィリシス
:ミスリードしたら失敗なんじゃね?w?
GM
:じゃー、ミスリードするなw 最初にフロアイミテータという可能性は出してる。で、クレインは魔法生物の本を持っている。調べてみる価値はあったんじゃない?
アル
:フロアイミテーターは気づいてたよ。ラストは忘れていたけどな!
GM
:クレインのところに、アルを送り込んで本を見せてもらうなりすると、フロアイミテータの存在がわかって、内情もわかる。勝てないことも解る。じゃあクレイン一人のところを抑えるしかなくなる。3レベルソーサラー一人くらい、不意打ちすればどうにかなるだろう。なのになぜあそこで突入するw
アル
:まて、それは邪悪だ。なぜ、クレインを襲うのだ。
フィリシス
:やっぱり締め上げるんじゃない。(’’
GM
:犯行時以外で襲うと悪だが、現行犯を抑えたときにそれがクレインだった場合は、かまわんだろう。
アル
:OK、ならばよし。
GM
:出てくるのを、待てばよかったんだよ。
アル
:うむ、それは正論。問題は、フロアイミテーターの存在を完全に忘れていたことだ。
フルール
:って、フロアイミテータって情報いつ出たっけ?
GM
:かなり最初にほのめかした。フロアイミテータじゃあるまいしと。
フルール
:さっぱり解りませんでした!
GM
:フォルテ先生が言っている。情報のとりこぼしやね。
アル
:突入前に待つか突っ込むかって言ったけど、あのとき、もうフロアイミテーターの事、完全に忘れていたからなー。
フィリシス
:あっはっは。最初に突っ込もうって言ったのは妾ですね。
アル
:先週の段階なら、完全にわかっていたよ。言い訳だが、今週は忘れていただけだw
フルール
:OK、私の結論は決まった。フォルテ無能、くれそん有能。むしろナイスホモ。
GM
:家は代々魔法使いでボンボン。そう言えば、なんで今回、フィリシスは武闘派発言が多いんだ?
アル
:締め上げようとしてたからじゃないw
フィリシス
:うむw
アル
:正義が根本的に足りないw
フィリシス
:妾正義じゃないしー。(’’
アル
:PLな時点で、正義なんだよw
フィリシス
:は、フィリシスルートは、アルに更正させられるのか。
フルール
:正義なんてくそくらえです!
アル
:お前ら、トラベラーのGMやらせてぇw

 ともあれ、失敗も経験のうち。
 この失敗を次回以降に生かして、TRPGを楽しめれば、それで勝ちなのです。
 まぁ、失敗してもこいつらは楽しんでいそうではありますが…