studio Odyssey



Session 02

 2006.07.29/13:00〜

04:救出。謹慎処分は必至。

.1:偉ぶる馬鹿は上。秘密となると地下。

GM
:では、トンネルと平行して走っているらしい、通風口の入り口兼排気口の近くに来ました。ティップにすでに聞いているので、車は簡単に見つかります。
バルク
:では聞き耳。(ころころ)13。
GM
:えーと、付近でいいのかな?
バルク
:あ、ごめん。付近です。
GM
:付近は、遠くから、祭りのにぎわいが聞こえてくるくらいで、特にかわったことはない。
フィリシス
:じゃぁ、車の排気管にバナナつめておく。あ、バナナは途中で買ってきたことに…
エレミア
:入り口ひとつ?
GM
:通風口の塔の入り口はひとつ。入り口付近に人影はないね。
バルク
:罠の類もないと思うが、一応入り口見えるならチェックしても?
GM
:いいよ。
バルク
:では。(ころころ)15といって罠を調べる、ないだろうけど。
GM
:罠はみつらかない。鍵はかかっている。
バルク
:「罠はなし。見張りもなし。不穏な音なし。鍵かかった扉あり、ときたもんだ」では、聞けるなら中の音も聞き耳したいのですが。
GM
:いいよ。
バルク
:(ころころ)12だ。なんか出目が少しだけ安定してきた。
GM
:風の音がごうごうしている。下から上に向かって風が抜けているようだ。
バルク
:「風の音がうるせー。さてどうする?」
エレミア
:「鍵を開けて、慎重に行きますか?」
フィリシス
:「なるたけ隠密に行こう、逃げられては適わん」
GM
:ここでアルはうなずいています。いや、たまには動かさないと行けないかな、と思ってw
バルク
:「じゃあリーダーからGOサインも出たし、あけるぜ」(ころころ)14といって開錠。
GM
:では、ぴーんと鍵は開いた。
エレミア
:「入り口ひとつなら、ここに罠か何かを設置しますです? もし、逃げられたら引っかかってくれるかもしれません」
バルク
:「それは楽しげだな」とりあえずドアをそっと開けて、中をのぞくぞ。
フィリシス
:扉を開ける前に、何時でも魔法を撃てるように構え。
GM
:中は円柱状になっている。直径で15メートルほどで、壁にそって、螺旋階段が上下に続いている。
バルク
:下か上か、か。暗い?
GM
:まぁ、それなりに。灯りが必要なくらいには、暗い。
フィリシス
:扇風機で輪切りにされた死体とかないですよね…
GM
:それはないw
バルク
:懐中電灯つけたいが、ばれそうだしな。暗視、ないし、サーモグラフィー持ちさーん。
フィリシス
:フルール「おらのことだべかー?」
GM
:フルールならインフラビジョンがあるな。
バルク
:「上と下に熱源ないか、チェーック」
フィリシス
:フルール「わかっただよ」
GM
:フルールが確認すると、上にも下にも熱源はない。下から吹き上げてくる風が、すごく強い。
フィリシス
:試しにバナナの残りを投げ込んでみる。
GM
:バナナ、落とすの?
バルク
:え、落とすの?
フィリシス
:いや、やめとくw
バルク
:「得てして偉ぶる馬鹿は上に上るものだが、秘密となると地下に潜る習性があってだな」
GM
:塔の壁面に付いている階段は人二人が並んで歩けるくらいだね。
エレミア
:「下に人質がいそうです」
バルク
:「そんなら向かうのは下って事になるが…あ、そうだ」風がびょうびょう吹いてるんだよね?GM。
GM
:うん。
フィリシス
:風が強いって、どのくらいの強さ?
GM
:髪の毛がばさばさするくらい。
バルク
:ってことは、シルフがいるって事だ。へい、シャーマン。ウィンドボイスで下に何かいねーかチェックだw
GM
:国道の通風口だから、車が走れば走る程、ごうごうと風が吹く。ウィンドボイスは可能。
フィリシス
:フルール「風の精霊さん、おらに声を伝えるだべー」(ころころ)発動。
GM
:では、シルフさんいわく、伝える声がねーですー。ということで、特に何も聞こえない。
フィリシス
:熱源無いってことは、人もいないってことだな。
エレミア
:と、いうことは、上ですか。
バルク
:そうなるのぅ。
フィリシス
:ダガーにライトかけていいか?
GM
:かまわないよ。
バルク
:鞘に収めりゃ消えるからな。
フィリシス
:では「マナよ、光となり対象に宿れ。Call to Existence」(ころころ)
GM
:ダガーの先に光りがともった。精神点はどこから?
フィリシス
:自分からで。
GM
:あい。さて、どうするね。
バルク
:上かなー。とりあえず上からいこう。ここで足踏みしててもしょうがない。
フィリシス
:んじゃ、隊列を。
バルク
:先頭は俺でえぇかな?
フィリシス
:んだね。
エレミア
:私は後ろのほうで。
バルク
:アルには最後尾を締めらもらおう。フェローチェは俺の後ろ。あとは任せたっw
フィリシス
:バルク、フェローチェ、フルール、フィリシス、エレミア、アル。
GM
:では、そんな感じで上っていく。てってけと階段を上っていくと、突き当たりにドアがある。円柱の3/4くらいを占めている感じの、部屋らしきもの。
バルク
:罠発見。(ころころ)
GM
:罠はない。
バルク
:なら、扉に近づいても問題なしかの?
エレミア
:明かりとかもれてます?
GM
:灯りは漏れてない。
バルク
:では、一応扉に張り付いて聞き耳、OK?
GM
:あい。
バルク
:(ころころ)12といって聞き耳。
GM
:風の音がひどいけれど、部屋の中から物音が聞こえたような気は、しなかった。
バルク
:鍵はー?
GM
:鍵はかかっている。
バルク
:では開錠しよう。一応離れておいてねw
フィリシス
:2人並べるんだよね?
GM
:うん。
エレミア
:さがっておきます。
フィリシス
:フェローチェに少ししゃがんでもらって、妾はフルールの隣へ移動。これで射線は通るはず。
GM
:あい。
バルク
:なるほどw では開錠いくぜ、(ころころ)16といって開錠。
GM
:では、鍵は開いた。
バルク
:そっとあけるぜ。少しだけあけて中をのぞく。
GM
:開けると、その部屋はどうやら、物置のようだ。窓からは夕日が差し込んでいる。動くものの気配はないね。
フィリシス
:あ、バルクにダガーを鞘ごと渡しておいていいですか ?_?。
GM
:いいよ。で、部屋の中の続きだけど、上へ続く階段があるよ。
バルク
:おっと、武器防具を呼んでおくぜw
GM
:武器防具を呼んだ。
フィリシス
:じゃ、ここで残りの人も呼んでもらう?
バルク
:んで身につけおう。かちゃかちゃ。
GM
:蒸着! 装備してる事にしていいよw 何故って、魔法だからさ!
エレミア
:では装備。
フィリシス
:フェローチェ「赤射!!」
バルク
:「覚悟完了っ」
GM
:さて、部屋の中は殺風景。まぁ、スチールの机と椅子くらいはあるだろうが…
バルク
:一応罠発見しておく。(ころころ)低い、11。
GM
:特に罠は見あたらない。
バルク
:次に捜索ー。(ころころ)13。
GM
:部屋の奥に、上に続く階段がある。階段の先には、またドアがあるね。目に付くものと言えば、机、椅子、あとは整備用の工具など。
フィリシス
:階段の広さは?
GM
:階段の広さは二人は並べる。
バルク
:なんだかきなくせーのぅw さっきの罠発見には、階段も含まれてる?
GM
:含まれてるよ。
バルク
:なら問題なし。あがる?
GM
:あとは探索で目に付くのは、夕日がそろそろ綺麗だなぁというくらいか。
フィリシス
:あ、部屋の中もまだ風強い?
GM
:いや、部屋の中は風はない。風はこの部屋の下にある、通風口の出口で、排気されている。
フィリシス
:SE:ピロン「ファイヤボルトが可能になりました」
エレミア
:扉を、ファイやボルトで破壊?w
フィリシス
:いやいやw
バルク
:一応聞き耳してもえぇかな?w
フィリシス
:頼む。
バルク
:ではではー、(ころころ)16といって聞き耳。
GM
:特に何も聞こえない。
バルク
:なんかシーフ作業になってから出目がびっくりなんだが!? 鍵は?
GM
:かかってないね。
バルク
:ではそっとあけて中をのぞこう。
フィリシス
:あ、さっきと同じ配置で。
GM
:では、開けると、この部屋はなんといったらいいんだろう。えーとね、灯台のてっぺんって、機械の部屋があるじゃん。あれ。
エレミア
:ああ。てっぺん?
GM
:屋根はあるよ。飛行機とかにぶつからないための光る奴あるじゃん。あれの機械とかがおいてある。
バルク
:わかるわかるw 人影は?
GM
:人影はないね。ぐるっと360度、窓がある。
バルク
:罠発見、(ころころ)げ、ここでっ!? 8だ。
GM
:罠は特に見あたらない。
バルク
:では捜索しよう。(ころころ)何ぃぃぃ!? 8だ…orz
フィリシス
:高いところは苦手で、集中力が乱れたのか。
GM
:特に気になったものはない。夕日が綺麗だなぁというくらい。だいぶん沈んだかな。
バルク
:まいったな。PLの勘は何かを訴えて…つーか、やたらと夕日が強調されるな。そんなに綺麗なのかw
フィリシス
:携帯で時間を確認してみます。
エレミア
:花火っていつからでしたっけ。
GM
:花火は20時くらいからかな?今は、19時というところ。いや、それよりも前か。
フィリシス
:19時で夕日はw
GM
:じゃあ18時半。
フィリシス
:つまり今か。
エレミア
:夕日強調=時刻=花火かと思いましたが。
バルク
:「花火が始まる前にゃ、戻りたいな…」さて、ちょっと目がひどいんで、他の人も、素でいいから調べてみてくれんか?w
フィリシス
:では捜索。(ころころ)
GM
:20時って、遅いかなぁ、花火…
エレミア
:(ころころ)
GM
:そんなもんかなぁ…特に何も見あたらない。
エレミア
:残りの人の分もやってしまいましょう。(ころころx3)
GM
:特に何も見あたらない。
フィリシス
:「まいったな」
エレミア
:「下のほう、です?」
GM
:あえて、野生のカンで、アルが言うなら、「ここには何もない」
バルク
:GMが何もないといっている。下に行こうw

 ここはシナリオ上、なにもありません。もちろん、時間短縮のために、ここに敵がいてもよかったのですが、ここに敵を移動させはしませんでした。何故かというと、まぁ、GM的にはここに敵がいると、いろいろと問題があったのです。
 未来予測ができないのがTRPGですから、ここに敵を移動する事によって起こりうる例外の可能性と、時間とのトレードオフによって、ここに敵を移動させなかったのですが、移動させてしまった方がよかったのかなぁ。(結果論だけで言えば、移動させてしまうべきでした)

GM
:では、下にてくてくと向かう。
フィリシス
:また風がー。
GM
:先ほどの入り口のところまできた。だんだん風が強くなる。
バルク
:では下に降りるか。隊列はさっきとおなじでー。
エレミア
:そうしますかー。
GM
:で、そのままずんずんと降りていくと、一番下まで来る。一番下には、スチールのドアがあるね。そのドアの上には、おっきな金網がある。風はそこから吹き込んでいるようだ。まぁ、排気口だからそういう構造。
バルク
:まぁ、一応、罠チェックだ。(ころころ)11。
GM
:罠がある。
バルク
:って、あるのかよ!? どんな罠。
GM
:ドアを開けると、何か警報装置みたいなものが鳴るようだ。
フィリシス
:手伸ばして手鏡で見たら、中見えるかな?
GM
:金網の目が細かいから、手は入らないね。
フィリシス
:いや、手が扉の枠より上にあれば、ある程度見えるはずだ。
GM
:向こう側の床なら見えるから、そういう意味で鏡を使って見るなら、ドアの向こうは、トンネルに沿った、作業用の通路兼、排水溝のようだ。
バルク
:さて。とりあえず罠を解除しますかね。(ころころ)15といって解除。
GM
:罠は解除された。
エレミア
:高いところ、苦手なんですね!
バルク
:そうみたいだ!w 鍵は?
GM
:鍵はかかっている。
バルク
:解除しよう。(ころころ)こちらも15。
GM
:鍵は解除された。
フィリシス
:やっぱり高いところは…
バルク
:苦手みたいだなぁ…
GM
:さて、進むんかね?
エレミア
:進みます?
バルク
:あ、ちょいまち。ドアはスチールだっけ?
GM
:うん、鉄製。いや、鉄かどうかはわからんが、金属製。
バルク
:蝶番はさびてる?
GM
:ちょうつがいはさびてない。
バルク
:ならば問題なしw そっとあけて中をのぞくよー。
フィリシス
:ぎぎぃぃぃぃいいい。
バルク
:さびてるー!?w
GM
:慎重にあければ、音はしないよ。たぶん、魔法的なちょうつがいで、さびにくいんじゃない?

 バルクが慎重すぎる気もしますが、まぁ、GMがGMなので、そうなのかも知れません。
 ちょうつがいがさびていれば、開ける時に音がします。音がするということは、進入に気づかれる可能性があると言うことです。
 シーフツールの中には、このようにさびている扉のちょうつがいに差すための油が入っています。さびているのであれば、音を立てないように、そうするつもりだったのでしょう。まぁ、GMとしては、いかにして敵の接近に気づくかという罠を仕掛けていたので、気づかれないようにするという選択は、正しいです。

GM
:では、そっとあけて覗くと、先ほど言ったように、トンネルにそって続いている道のようだ。幅は15メートルくらいで、両側に2メートルくらいずつの道がある。
エレミア
:この先…?
バルク
:下水かー。なんかいるかわかる?サーモな人。
フィリシス
:フルール「どれどれー」
GM
:インフラビジョンよりも先に、フルールは普通にレンジャーと知力で足跡追跡をしてはどうか。
フィリシス
:それもそうか。

 すっかり忘れていたようなので、助け船を出しました。
 足跡を見ていれば、上に行くこともなかったんですが…

エレミア
:ボーナス3で、レベルは2?
GM
:そう。
フィリシス
:(ころころ)10だそうですよ。
GM
:10なら、泥のついた足跡が、奥へ向かって進んでいるような気がする。泥の乾き具合からして、かなり新しいと思う。
バルク
:ってことは、まだ追いつけそうだな。何がいるか知らんが。
エレミア
:泥? 下水に突っ込んだわけですか。
GM
:そういえば、描写していなかったが、この通風口の上の地面は、舗装されてないぞ。車隠せるくらいだしな。こっち側の通路を、左方向に進んでいる。
バルク
:では、それをゆっくりと辿るとしようか?
GM
:うい。
エレミア
:ですね。
バルク
:では、てっこてっこと辿ってくぜ。
GM
:では、慎重に進むと、2か300メートル進んだところで、脇の壁にドアがある。さっき開けたのと同じような奴だね。作りも同じで、ドアの上には風が入り込む金網がある。
エレミア
:罠ありそうですね。
バルク
:罠あるだろうなぁw ちぇっくちぇっく。(ころころ)13。
GM
:罠がある。先ほどのと同じ罠のようだ。
バルク
:では解除しよう、失敗したらいやだなぁ。(ころころ)13。ちょっと不安になってきたw
GM
:罠は解除された。ちょっとぎりぎりだったかもしれないと思ったw 鍵はかかっているね。
エレミア
:そろそろ失敗とか?
バルク
:きそうだなw では開錠。(ころころ)13といって開錠。
GM
:鍵はあいた。
フィリシス
:大丈夫、期待値が出続ける限りは多分、失敗しない。
バルク
:…風の音がうるさそうだが、一応やっておこう。聞き耳。(ころころ)15といって聞き耳。
GM
:うい、聞き耳をすると風の音がやっぱり塔の中はうるさい。がんばって聞きこらしていると、人の息づかいが、上の方から聞こえる気がする。
エレミア
:なんかいますね。
バルク
:なんかいるみたいだなw では蝶番を確認し、問題ないならそっとあけますよ。
GM
:ちょうつがいはさびてないので、あくね。そんなに細かく見てくれるなら、サビさせておけばよかったなぁw
バルク
:ははははははw 性質の悪いダンジョンは、DXでも作ってたからな!!
GM
:まぁ、中を見ると、ここの床はさっきと違って、なんか机だの椅子だのが乱雑に積み重なっている。しかも、ほとんどはぐしゃぐしゃに壊れているようだ。
バルク
:なんかありそうだな。罠発見。(ころころ)そろそろ怪しいw 11だよー。
GM
:11? 罠らしきものは見あたらないな。
バルク
:ここまできてミスはいたいかもな。捜索。(ころころとした出目が4)ボロがでたw 9といって捜索。
GM
:9なら、どうもこれは何か強い衝撃で壊れたんだなーと思う。あと、ついでに言っておくと、床のコンクリもちょっと衝撃でヒビがいってる。
エレミア
:連れてかれた人が、暴れた?w
フィリシス
:セージで捜索できたっけ?
GM
:まぁ、これはセージで判定してもいいかなぁ。
フィリシス
:捜索っていうか、壊れた原因の知識判定か。
GM
:うむ。
フィリシス
:(ころころとした出目が11)14。
GM
:14なら、壊れた原因がわかる。これはどうも上から落っことされて、壊れたらしい。
エレミア
:上を見てみる。
GM
:螺旋階段が壁際にはっついて、上まで続いている。
フィリシス
すると、今にも頭上に落ちてきそうな机が…
エレミア
:きゃー。
GM
:いや、落ちては来ないw
バルク
:死ぬ死ぬw
GM
:作りは先ほどの塔と同じです。
バルク
:要するに、上でなんかするから、邪魔なので机を落とした、って解釈でいいんかね?
フィリシス
:恐らくそうだろうな。
エレミア
:なんておおざっぱな正体不明の黒服。
GM
:さて、進みますかぇ?
エレミア
:そうしますかー。
バルク
:だのー。では、進もう。
GM
:では、てくてくと階段を上がっていくと、先頭はバルクでええんかの。
バルク
:だよ?。
GM
:冒険者レベル+知力でいくつ?
バルク
:5だが。
GM
:では、それで判定。
バルク
:(ころころ)11。
GM
:11なら、こっちのが先に気づく。
フィリシス
:これは、まずいかもしれない。
バルク
:む、敵か! しまった! ここで観測を怠った!?w
エレミア
:うあw
GM
:まぁ、攻撃とかはする敵ではないんだが…
エレミア
:敵なのにw
バルク
:どんな連中?
GM
:階段をてくてくいくと、そうだな、バルクがそいつの存在に気づいた時には、相手はもうすでに気づいていると。螺旋階段の対角線くらいの関係かもしれんが、気づいたのは、そこに老人が一人いることだ。階段に座ってる。相手はすでに君らに気づいて、ひげをさすりさすり、笑っているね。
エレミア
:見覚えは?
GM
:はっきりと言おう。ない。
フィリシス
:よし、エネボだ。
GM
:エネボって、10mじゃねーか?w
フィリシス
:あれ? 30mって書いてある。
GM
:あ、30かよ! (確認して)届くな、距離は15mだ。あれ?w 勘違いってこえーなw
バルク
:とりあえず何者かわからん。近づくしかないと思うが…さて、いまさらだが、罠発見OK?
GM
:罠発見はしていいよ。
バルク
:では、(ころころ)16。
GM
:罠らしきものはないな。老人は君らをにやにやと見ているよ。「罠などないよ、すでに解除してきたじゃろう?」
バルク
:では、おっさんをにらみつつも階段を上って…いくしかないよなぁw 警戒しつついく?
GM
:「それで、こんなところに、何のようだね?」と言ってくる。
フィリシス
:む、余裕を見せつけられている。
バルク
:「ちょいと野暮用でね。オイちゃんは何してんだい?」
GM
:「儂は、ここで見張りをさせられていてね。老人にはつらいよ」あ、この人、じーさんね。年齢は80くらいに見える。かなりの老齢のじーさんだ。
バルク
:「ここは風も強いし、大変だろね」さて、上っていくしかないと思うんだが、どうよw とりあえずじいさんに近づかね?
GM
:近づいて来ても、別に敵意は見せないね。
フィリシス
:「で、ご老体。妾たちが来たことはもう、上の連中に伝わったのかな?」
GM
:「上の連中には知能がないし、気づいておっても、何もできんじゃろ」
バルク
:どう受け取るべきかw 「なんでまた、見張りなんてやってんだい?」
GM
:「見張っておいてくれと言われたからかねぇ」と、おひげをさすりさすり。
フィリシス
:「妾たちはここを通るが、邪魔はせぬか?」
GM
:「かまわんよ、儂は見張りをしているだけじゃしな。まぁ、あんたらの事情も、わかっているしの」と、おひげをさすりさすり。
バルク
:おろ? なんだこのおっさん。味方か?w 一応警戒しつつ…ああ…うん、警戒しつつ通るけど。
GM
:通り抜けるなら、道を空けようか。
バルク
:…こいつ学園の教員なんじゃね? いや、PL発言だが。
GM
:ふむ、そういう予測をバルクが立てるなら、じーさんは君らから離れつつ、聞くね。「お前さん方、学校は楽しいかね?」
バルク
:ええええ!?w 「そりゃねー。ただ同族が少ないのが悲しいね、おりゃ」
フィリシス
:「楽しいのは冒険だ、学校じゃぁないな」
GM
:「そうか」と言って、じーさん、ちょっと下を気にしてみて…
バルク
:意味ありげな視線をおくるなぁぁぁぁぁwwww。
GM
:「帰ってきおったようじゃの」
バルク
:え? 聞き耳します。(ころころ)13。
GM
:風の音しか聞こえない。
バルク
:さーもぐらふぃーさーん!?w
フィリシス
:フルール「はーい」
GM
:じーさんは「では、助けるというのなら、急ぐことじゃの」と言って、ぴょいと階段から飛び降りるよ。
フィリシス
:なにいいいいいいいいいい!
GM
:まぁ、フォーリングコントロールすんだけどね。にゅにゅにーと下がっていく。
バルク
:せ、仙人…っ! あの体勢からなんて跳躍力だ!!
GM
:インフラビジョンで熱源を見るなら、熱源が3つあることに気づく。じーさん込み。
フィリシス
:ここらで妾も学校関係者じゃないか?と疑う。
GM
:インフラビジョンの視力って、そんなによくてもいいのかなぁ…
バルク
:いいんじゃねw では、ちょっと微妙な雰囲気なので急いであがろう。静かになっw
フィリシス
:静かにって、結構厳しいんだよね、妾の靴w。
GM
:では、もうちょっとあがると、ドアがあります。構造的にいうと、たぶん、ここは外に通じるドアです。さらに上にも階段は続いています。
バルク
:一応調べる。無駄ではないはず。罠発見。(ころころ)12。
GM
:罠はない。
バルク
:一応聞き耳。(ころころ)16。なんだこの出目…
GM
:野外の聞き慣れた騒音が扉の向こうから聞こえる。それ以外は特にない。
バルク
:「何もなさそうだ。上いこう」
GM
:さて、さらに上に進むと、先ほどと同じように、ドアがあって、部屋があってという構造だな。
バルク
:罠発見。(ころころ)13。なんで出目がw
GM
:腐ってきたか、罠はない。
バルク
:開錠必要?
GM
:鍵はある。
バルク
:ではあける。(ころころとした出目が3)ぶっ!w 9で開錠なんだが、あかねーよなw
GM
:それは開かないw
フィリシス
:あかねーw
バルク
:「うげっ! やっぱ高いとこ駄目か!?」ぶち破ろうw
フィリシス
:蹴破れそう?
GM
:蹴破ろうと思えば、できそうだ。
フィリシス
:じゃぁ だれか たのむ。
GM
:たぶん、それはアルの仕事ではないw
バルク
:「フェローチェッ!」とアルに一回視線をやってからw
GM
:では、フェローチェが破壊するですか?
フィリシス
:フェローチェ「任せてくださいっ」
GM
:一応、ころってください。
フィリシス
:フェローチェ(いっころ)
GM
:あい、では扉をばこーんと破壊したので、不意打ちを受けますよ。
バルク
:聞き耳してなかったあああああああああああああ!
GM
:うん。いるって言ったのに。
バルク
:詰が甘いなー俺w
フィリシス
:だから妾は蹴らなかったw

 ダイスを振らせたのは、言い逃れを避けるためです。会話だけだと、行動したかどうかわかりませんが、ダイスを振ったら、行動したとして処理しても文句を言えません。
 なので、ここはいっころでもころころでもかまわなかったのです。
 聞き耳してないわ、アンロックでもないわ…そりゃ、不意打ちも受けますよ。(机とか椅子とかが下に落ちていたのも、ここで戦闘をしやすくするためですし)

.2:黒幕…あれ?

GM
:先頭は、フェローチェとバルクだろうな。
バルク
:だな、かもん。
GM
:回避してくれ。目標値は8。
バルク
:ころころ。(ころころ)出目で避けた。
フィリシス
:フェローチェ(ころころ)こちらも出目で避けた。
GM
:不意打ちうけててもかわせるなぁ。はい、何かいます。セージで怪物知識。
フィリシス
:(ころころ)12。
GM
:では、わかる。相手はゾンビだね、数は2。
フィリシス
:精神攻撃ってあったっけ?
GM
:精神攻撃は無効。特殊攻撃はない。あと、もっかい怪物知識をおねげーします。
フィリシス
:(ころころ)11。
GM
:11ではわからない。なんかちっこい生き物がいる。ぱたぱた飛んでるね。
バルク
:飛翔している!!
GM
:槍みたいなしっぽが付いてる。
フィリシス
ペットにしたい。(’’*。
GM
:さて、こちらの行動だが、謎生物は逃げる。ゾンビは手近なものに攻撃。ちなみに部屋の状況だが、先ほどの部屋とたいして変わらない。家具はないけどね。この塔の下におっこちてるから。
バルク
:さてどうするか。謎生物。逃げるって事は、なんかあるかもしれん。どうしたもんか。
フィリシス
:ちっこいのを捕まえてくれ、ペットにするんだ。
バルク
:よしわかった。俺はちっこいのを捕まえるっ! 距離は?
GM
:15メートル程だが、相手は飛んでいるんで…
バルク
:じゃあ俺は無力だのー。
フィリシス
:打ち落とすしかないのか…
バルク
:マン=ゴーシュを構えて敵の無力化に専念する。
GM
:ほい。他は?
フィリシス
:んー、ちっこいのにエネボ。
GM
:あい。もはや生き残っているのが3人だけっぽいしなぁ。
フィリシス
:エレミアさああああああああん。
バルク
:俺とフィリシスだけか!?w
GM
:止めておくべきだったなw まあ、いいや、さくっと終わらせてしまえ。
フィリシス
:やれやれだw
GM
:アル、フェローチェ、攻撃でいいだろ。
バルク
:ていうか、短剣じゃないんだよな、敵。
GM
:ゾンビが武器を使うような知能なぞない。
バルク
:だよなぁw じゃあ、俺が攻撃するのがB、アルが攻撃するのがAで。
フィリシス
:フェローチェはバルクと別のゾンビ担当。
GM
:あい。
フィリシス
:フルールは…
GM
:フルールはファイヤボルトでいいだろう。せっかくジッポーを買ったんだ。
フィリシス
:ジッポーに火つけれる?
GM
:ライターなんぞ、一瞬で付くからいいだろ。付かないのはピンゾロと同義。ファイヤボルトの火種としては、それで十分。
バルク
:てか、謎生物おとせw
フィリシス
:k。
GM
:では、敏捷度順にどうぞ。
バルク
:22だから俺だ。いくぜ。ダッシュして攻撃!(ころころとした出目が11)
GM
:出目であたる。
バルク
:ダメージが低いんだよなぁw(ころころ)とおらん。だが、ひきつけはしたぞ。
GM
:ついで、フィリシス。あ、ちげーよ。フルール。
フィリシス
:フルール(詠唱略)(ころころ)
GM
:かかった。完全な効果。
フィリシス
:(ころころ)魔力足して6。
GM
:いてててて。かなりいたい。次の敏捷はいくつ?
フィリシス
:次は16のフェローチェ。
GM
:そっちが先。かまんー。
フィリシス
:ゾンビAに。(ころころ)
GM
:あたった。ゾンビよえぇ。
フィリシス
:打撃力26?
バルク
:鬼威力だw
GM
:そう。
フィリシス
:(ころころ)
(dice_bot)
: fumble!!。
フィリシス
ちょw
バルク
:鬼…い、威力…だ…?
GM
:さすが、フェローチェ。はずさない。次はフィリシスかな?そっちのが早いんだよなぁ。
フィリシス
:んだね。
GM
:どうぞ。
フィリシス
:謎生物にエネボ。(ころころ)
GM
:あー、こいつ死ぬかなぁ。完全な効果。
フィリシス
:えええええええええ。ペットにしたいのにいいい!
バルク
:何ぃぃぃぃ!?
フィリシス
:(ころころ)4点。
GM
:うん、ぴったり死んだ。ぽてちんとおちたー。
フィリシス
:まってw 死なないでw
バルク
:ポテチン。生死判定は?
GM
:(ころころ)うん、死んではいないがね。ぽてちんした。さて、ゾンビーとバトルじゃ。
フィリシス
:「ふふふ…これで妾のペットに…」にやにや。
GM
:なんでだよw
バルク
:よっしゃ、こいw
GM
:ゾンビはさー。7なんだよね。そっちが先。ついで、アルか。オート処理開始。(ころころx2)いたいいたい。
フィリシス
:エレミアはホーリーライト?
GM
:あ、レベル足りない。ターンアンデッドでいいんじゃないかな。
フィリシス
:6ゾロ出せばいいんだな。
GM
:うむw ってか、今気づいた。アル、キュアウーンズで攻撃した方がつえぇ!?
バルク
:よかったじゃないか…神官。
フィリシス
:んじゃ、ターンアンデッド。(ころころとした出目は9)
GM
:出目で抵抗できない。さあ、効果だな。
フィリシス
:(ころころとした出目は8)逃げ去る。
GM
:どこにも逃げられない。ペナルティ−3だな。

 1ラウンドで謎生物が倒され、残ったのはゾンビ二体。とはいえ、所詮は1レベルモンスター。
 −3のペナルティまでもらっては、はっきり言って、勝負になりません。あっさり攻撃をかわされ、第二ラウンド。
 バルクの3回転クリティカルで、なんと17の打撃を受け、いきなりBが死にそうに。(いや、もう死んでるけど)
 で、結局Bは、次のフルールのファイヤボルトが炸裂して、灰に。
 残りのAはフェローチェが無難に当てて削り、アルがキュア・ウーンズでおいしいところを持って行こうとするも、ダメージで振った出目が3。倒しきれず、エレミアのキュア・ウーンズで灰に。ふたを開けてみれば、2ラウンドで決着が付いてしまいました。

GM
:と、言うわけで、ゾンビは崩れ去りました。
バルク
:死んだか。では…ほれ、ちみっこい生物。といってフィシリスに手渡す。
フィリシス
:「ふふふふふ…」
GM
:ちみっこい謎生物は死にかけだが…
バルク
:「まぁ、まだ起こさんほうがいいだろう」ところで扉はある?
GM
:あるよ。階段の上にある。
バルク
:では、罠発見。(ころころ)14。
GM
:罠はないね。
バルク
:鍵かかってるよな?
GM
:先に言っておくと、鍵もないよ。前の部屋にもなかったはず。
バルク
:そういやそうだな。完全に同じなんかい。ではあけるぞ。「人質はこっちにいると思うが…」といってガチャリ。
GM
:では、開けると、灯台の機械とかが置いてある所です。完全に同じです。
バルク
:人影は?
GM
:あるね。4人、女の子がいる。
バルク
:見覚えはどうでしょう。
GM
:一人には見覚えがある。
バルク
:起きてるかしら?
フィリシス
:フルール「はるちゃーん。無事だったべかー」
GM
:四人とも起きてない。寝てる。
フィリシス
:あらw
バルク
:縛られてたりするんなら、縄をはずすけど?
GM
:縛られてたりもしますが、縄は簡単にほどけます。
バルク
:では、一応顔はみたし、ハルモニアを往復びんた。「おい、生きてるかー」
フィリシス
:フルール「あぁっ、なんてことするだべか!?」
GM
:生きてはいるけど、起きないですね。
バルク
:む。精霊力ちぇっくだ、アルヴラアンシェン。
フィリシス
:センスオーラって、発動にサイコロふらんきゃだめだっけ?
GM
:いや、いらない。と、見たフルールにはわかるけれど、サンドマンが異様に強い。こいつぁ、スリープってやつでさぁ、だんな、って誰だよ。 ところで、質問ですが、謎生物はまだ保護されていますか?
バルク
:一応保護はしちょるが?
GM
:謎生物を殺すなり、離すなりしていただきたいわけですが…
フィリシス
:え、やだ…妾がしっぽつかんで、ぷらぷらさせてる。
GM
:いや、しっぽぶらぶらは死ぬからw
バルク
:じゃあ死んだな。そういや、下から誰か来てんだった! 扉の方に武器を構えつつ、警戒すっぞ。
GM
:いや、来る気配はないね。
バルク
:ありゃ?
GM
:しばらく警戒して待ってみても、来ないです。
バルク
:「……?」わからんな。あ、そうそう、謎生物、尻尾つかんでたなら、死んでると思うんだがw 「おい…それ、死んでないか…?」
フィリシス
どうしようw 死んじゃったw
GM
:ちょっとまってね。(ころころ)
フィリシス
:「え、あれ…どうしよう…妾のペットが…」すごいショボーンとしてる。
GM
:ペットにすんなw まぁ、謎生物は尻尾捕まれて、死んだということで。
バルク
:死んじゃったーw で、何の判定?
GM
:あとで、それが何かは文献調査でしらべといて。
フィリシス
:はーい。
GM
:で、俺の判定は教えない。さて、しばらく待ってみても、特に何かが現れる気配はないです。
バルク
:けちんぼめ。しかし起こすのも面倒くさい。担いで戻るか?
GM
:もう、外が暗いなぁ。(リアルで)
バルク
:しかし、達成値がいくつかわからんが…一応ディスペルマジック使う?
GM
:いや、別に使わないでもいいよ。
バルク
:いいんか? では「夜だねぇ。もう夜だよ、おい…」と呆然としながら外を見る。
GM
:あ、見るなら、窓の外に、ヘリコプターが飛んでくるのが見える。
バルク
:なんかいるー!?
GM
:ああ、ヘリコプターは見慣れた学校の先生とかも乗ってるね。みんなちゃんと装備に身を固めている。高レベル導師クラスは、フライトで飛んできたりしている。
バルク
:じゃあ、それを見て、呆然としようw
GM
:で、ばりーんと窓ガラスをわって、警察とか、学校の先生たちが突入してくる。と、同時に下のドアを蹴破って、別のチームも入ってくる。
バルク
:あれだな。二○○四、突入開始! とかいうんだな。
GM
:「動くな」と、銃を突きつけられて…
フィリシス
:‘‘)o0(謹慎処分かも。
バルク
:大人しく手をあげるかのーw
フィリシス
:謎生物の死体を前に体育座りしてます。
バルク
:そんなにショックだったのかw
GM
:まぁ、すると君らの事を知っている先生が、「ああ、君らは…」と、気づいてくれるよ。
バルク
:では、その先生にひらひらと手を振ろう。
GM
:まぁ、あとでこってり怒られるだろうがな。
バルク
:勝手な行動だしなーっw
GM
:で、そんなこんなで、花火がどーんと上がり始めて、終わりです。
フィリシス
:気を紛らわせるために、花火を眺めます。
バルク
:「銃を突きつけられつつ。夜空を見上げて花火とは、おつなもんじゃーねぇー…」と、たそがれるw
GM
:夏の風物詩だな。
フィリシス
:お酒欲しいな…クスン。
バルク
:俺は平穏がほしいよ…
GM
:さて、そんなわけで、セッションは以上です。

 そんなわけで、花火大会の警備から、生徒救出シナリオとなった、実に7時間(止めるべきだった…)に及ぶセッションは、終了です。
 取り逃したフラグで、事件の全体像はつかめなかったものの、こってりと怒られる事は間違いなし!
 夏休み返上で、補習か社会奉仕活動は間違いないね!(次へのつなぎのために残しておいた)
 そんなこんなで、次回に続く。