studio Odyssey



Session 02

 2004.12.19/22:30〜

01:ファラリスは何処だ?

.0:さぁ、始めようかッ!

 2回目のセッションに集まる面々。
 昨日のセッションから、18時間が経過し、ウィルのプレイヤーも完全復活。
 それぞれに今日のセッションの課題を考えてきた。

 かに見えた…

ウィル
:えーと…あれ?質問あったけど忘れてもうた。
ソアラ
:CD、何にしようかなぁ。
ジニー
:CD?
GM
:ちょーっとAFK。
ソアラ
:聞くCD。
ドゥアン
:きゃっしゅでぃすぺんさー。
ソアラ
:それは違う。
ドゥアン
:こんぱくと…どらごん
ソアラ
:どんなだw
ジニー
:威厳も何もありませんね。
ソアラ
:まだ、こんぱくとだいなまいとの方がありそうだ。
ウィル
:こりあんだーどらいばー?
ジェダ
:遅れてすみません、こんばんは。
ジニー
:あら、こんばんは。
ドゥアン
:2ふんちこーく。
ソアラ
:CDは何がいいと思いますか?
ジェダ
:CD?
ソアラ
:聞くCD。
ドゥアン
:くりすたるどらごん。
ジニー
:私は、今さっき入手した、ラーゼフォンのサントラでもかけようかなーと。
ジェダ
:サザンオールスターズ。
ウィル
:Fateのサントラを流すか…
ドゥアン
:私、さっき発掘したジュディ&マリーを聞いてる。
ソアラ
:サザンかー。
ウィル
:かぎーりあーあったーみらーいはーまだー。
ソアラ
:お、キャシャーンのサントラ発見。これにしよう。
ジェダ
:私はSwinging Popsicleのアルバムかけてるけど。
ウィル
:で、状況確認したいのだけど…えっと、ウィルとソアラは留守番。ジェダ、ジニー、ラゼットがルードと行動中。ドゥアンと村長が軍艦の家にいってるんだっけ?
ジェダ
:だいたいそんな感じですね。
ソアラ
:軍艦のトコから帰ってきたとこじゃないっけ?
ラゼット
:野営の所までしか分からない…寝落ちごめんです…orz(実はラゼットのプレイヤーは前回のセッション後半、寝落ちしていた。そのため、発言がなかったのである)
ドゥアン
:帰ってる途中かもの。
ウィル
:もう戻ってきてるの?んじゃ、いるのはソアラ、ウィル、ドゥアンか。
GM
:帰ってきて、朝が来たところかな。
ジェダ
:あーたらしいーあーさがきたー。
ウィル
:きぼおーのーあーさーがー。
ジニー
:昨日も見たフレーズですねw
ドゥアン
:では、夜中起きていたワシと村長は、少し休ませてもらうかの。
GM_NPC
:ただいまあああ('A`)ノ[納豆巻き][稲荷寿司]
ジェダ
:いなりずしを よこせ。 おれは かみになるんだ。
ジニー
:>>ころしてでも(ry
GM_NPC
:お、雰囲気ぶち壊してごめんw
ウィル
:…ふむ、どうにかしてジェダ達と連絡取れないもんかな?
ジェダ
:私達森の野生児チームは、ダイクン不在って知らないよね。
ソアラ
:おおおおおおおおおお!? 始まってるのかYO!!
ウィル
:おおう、そうだ。
ソアラ
:GMの開始合図から始まろうよ。
GM
:ふむ。
ジェダ
さぁ、ゲームを始めようかッ!
GM
:では、状況は軍艦巻きのアジトがもぬけの空で戻ってきて、朝が来ちゃったところから。
ソアラ
:ああああああぁ、せっかくぅぅぅぅうう! いや、あらすじとかさー。そういうのはー?
GM
:OKOK、あらすじね。
ソアラ
:読者のみなさんが困っちゃいますよ。(何
GM
:では、あらすじ…

 そして…
 GMは、ゆっくりとあらすじを語り始めた…

GM
:帝国軍の猛攻に、撤退を余儀なくされた連合軍は、辺境の氷の惑星を基地にしたてk(ry
ソアラ
スターウォーズかYO!!

.1:そんなわけで、あらすじ。

GM
:えー、君達はそれぞれの理由で船に乗っていたわけだが、その船は、ものの見事に難破してくれたんだね。
ジニー
:船旅というのは、得てしてアクシデントに見舞われるのです。
ドゥアン
:ジャイアントオクトパスに襲われる船なんていうものもあるしのぅ。
ウィル
:で、どっかの島に、二手に別れて漂着したわけだけど…
GM
:一方は、船に同乗していたファリス信者たちと一緒に砂浜に…
ソアラ
:砂浜、ジェダさん、ジニーさん、ラゼットさん。
ジェダ
:通称、森の野生児チーム。
GM
:もう一方は、この島の住民達に助けられた。
ソアラ
:村、ウィルさん、ドゥアンさん、わたし。
ウィル
:通称…えぇっと、特になし。
ソアラ
:通称、亜種族+1。
ウィル
:俺が+1なのか。
ジェダ
:うんw
ジニー
:+1とはステキな響きですねw
ウィル
:魔法がかかってるんだね。
ソアラ
:シェリスさんを含めても、+1は変動しないと言う、素敵グループw
GM
:まあそんな感じに、あたりまえの船旅をしあたりまえに難破し、あたりまえに救助されたわけだが…ただ一つ違っていたのは!
ジェダ
奥様は魔女だったのです。
ドゥアン
:魔女なぞおらん。
GM
:助けてくれた村の人達が、ファラリス信者で、しかもその人たちが、純朴な、いいひとだったのです。
ウィル
:ぶっちゃけ、ここらへんのくだり覚えてないや。 なんでファラリスでいい人なんだっけ?
ソアラ
:ファラリスは悪い人じゃないよ。
ジェダ
:いい人なのも自由なのでしょう。
ソアラ
:うん。ファラリス=悪。それを人は先入観と呼ぶ。
ジニー
:ほら、隔離されてるし。
GM_NPC
:ファラリスの教義を考えた結果、この村の人たちはそういう風に落ち着いたと。
ソアラ
:ちゃんとルールブックにも、ファラリス=悪とは書いていないよ。
GM_NPC
:いや…
ウィル
:悪だよw
GM_NPC
:邪神と完全版107ページに。
ソアラ
:うん。でも、ファラリスは邪神と書かれているだけで、神は悪でも、人は悪とは書いてないもん。
ジェダ
:中原のファンドリアという国のファラリスの大司祭は、ファラリス信者の多くが悪なのは「人が本質的にはそういうものだからではないですか」と、魔女ラヴェルナに諭してましたね。
ウィル
:ま、ね。まぁそこら辺の講義はまた後にして、あらすじの続き続き。
GM
:で、ファラリス村とファリスご一行を合わせまいと走り回った結果、障害になりそうなヤンキー一味と村をとりあえず仲直りさせようとしたわけだが、わざわざ夜中にドゥアンとファラリスの村の村長、シェリスがアジトに出向いたのだけれど、そこはすでにもぬけの殻だった。
ドゥアン
:見事に肩透かしを食らったのぅ…
ジェダ
:自体は極めて切迫しております。なんとか不幸は回避したいところですが、どうなるどなるどどっきどき!
ジニー
:萌える展開ですね。
ウィル
:で、戻ってきたところから始まる…ってところかな?
GM
:だね。
ジェダ
:じゃあダイクンに会えなかった異種族+1チームからかな?
ドゥアン
:とりあえず、ダイクンがいなかったことを報告して、少し休ませてもらおう。
GM_NPC
:オレンジ味のチョコって微妙だなぁ…
ソアラ
:わたしはチーズリングを買ってきた。
ドゥアン
:おぉぅ。酒が切れた。
ジェダ
切迫してないYO!!

.2:冒険者たち、まともに出会う。

ウィル
:とりあえず、現状報告かな。こっち(ソアラ組)は、ジェダ達の位置をしっとるん?
ジェダ
:いいえw
GM
:ライトで一度、確認してなかったっけ?
ソアラ
:砂浜の位置という意味なら知らない。今いるトコは知ってるよ。
ジェダ
:ただ、ルードさん起きたら動かないとならないし…
ウィル
:んー…では、GM、夜が明けきる前に、ちょっちジェダ達に会いたいのだけど、OKかしらん。
GM
:まあ戻ってきてすぐなら、動いてなくていいだろう。
ジェダ
:総員、迎撃用意!!
ウィル
:まてやw
ジニー
:迎え撃つのですねっ!
ソアラ
:迎え撃たれてもなぁ…w では、てくてくとウィンドボイスの届く所までいって、「あのへんー」にウィンドボイス。(ころころ)発動。
ウィル
:んでは、スタスタとそっちに向かおう。
ジェダ
:ぐーすかぴー。
ソアラ
:迎撃準備してないじゃんw えーと…「神のお告げです」
ジェダ
:はっ、ついに私にも啓示がw
ウィル
:なんか「ピンポンパンポーン」って音が前に響きそうだなw
ソアラ
:「ぴんぽんぱんぽーん。 神のお告げです」w
GM
:「汝の為したいように為すがよいw」
ジェダ
よし! 「こちらスネーク。大佐、どうした?」
ジニー
:もうだめだこの通信w

 のっけから飛ばす面々。

 そしてソアラはここでウィンドボイスを使い、精神点を消費するが、律儀にGMに「わたしは、確実に6時間寝られていない気がするので、精神点は回復していません。念のため」と告げる。(精神点は6時間続けて眠らないと回復しない)
 なかなかにルールをよく守ったプレイであると思うか、この後、この精神点不足のために取った行動が、GMの予想に反した行動になるとは、この時点では誰も、知るよしはなかった…

ウィル
:じゃ、ジェダ達に向かって言う。「話したいことがある、こっちに来れるか?」
ソアラ
:では、それも合わせて、かくかくしかじかと伝えます。
ウィル
:あ。そっか、伝えられるのはソアラだけかw(ウィンドボイスは術者の声を飛ばすのと、術者の指定した一定範囲内の声を術者に届かせるという魔法)
ジェダ
:うーん、ダイクン居なかったのですか。困りましたね。
ジニー
:ん?会うの?でもそうすると、ルードさんが村にいくことにならない?
ソアラ
:まだ寝てる?
ジェダ
:寝てるんじゃね?GM判断ですが。
GM
:朝だから、まだ寝てていいよ。
ソアラ
:寝てるなら、こっそりと…
ジニー
首を(ry
ジェダ
:けど、私達、都合上ルードさんの捜索手伝う訳で…こっそりとは出来るかどうか…
ウィル
:「じゃあ、岩の水場にしよう」つーわけでちょっち話したい、岩の水場までカマーン。
ソアラ
:とりあえずもどりますかーとかテキトーに言って、動けそう?
ジェダ
:んー、まぁ、それなら…じゃ、岩場で情報交換ですね。あ、そんちょは?
ウィル
:そんちょはおいてく。
ジェダ
:誰か護衛に残って、監視したほうが…
ウィル
:ドゥアンが休憩しとるから。
ジェダ
:出来れば縛って転がしておきたいがw
GM
:じゃあ、シェリスさんはお家に入って寝てしまおう。
ドゥアン
:ワシも残る。眠い。
ジェダ
:Lv2ファイター二人居れば、どうにかなるか。
ウィル
:「ドゥアン。今から情報交換にいってくる…出来ればここの護衛を、頼む」
ドゥアン
:「うむ。任せておけ」
GM_NPC
:といいつつ寝るんだな。
ドゥアン
:うむ。任せておけ。
ウィル
:寝ちゃダメだー!w
ソアラ
:んと、ファリスは多分、ルードさんが戻るまで動かないと思うの。
ジェダ
:一応通達はしたけど…あの司祭が暴走しない事を祈るだけだな。
ソアラ
:なんとかなる。ここで話していてもしょうがないから、ポイントXにて、みんなを待つ!「オーヴァー」
ジェダ
:さて、ルードさんに事情説明しないとな…「実は、話すタイミングが無かったので、結果的に伏せてしまいましたが、仲間が居たんです」と。朝ご飯を食べながら。
ラゼット
:保存食…(´・ω・`)
ジェダ
:そう言えば、狩りくらいすればよかったかもしれないw
GM
:ジェダの話を聞いて、ルードさんが言うね。「他に、生きてる人がいたのですか!?」
ジェダ
:「ええ、私とした事がちゃっかり伝えるのを忘れてしまって…すみません」
ジニー
:ちゃっかりってw
GM
:「ちゃっかりって、あなた…(;´Д`)」
ソアラ
:テキトーにごまかせw
ジェダ
:「おっと、うっかりでしたねw」
ウィル
:某はれぐぅのグゥかい貴様はw
GM
:「まあ、過ぎたことはしょうがないですが、説明はしっかりしてもらいますよ」
ジェダ
:「ええ。それで、彼らとの情報交換も行いたいので、合流ポイントへ向かいたいのですが、よろしいですかな?」
GM
:「ふむ…しかたないですね。行きましょう」
ジェダ
:では、鼻歌歌いつつ、思い出の岩場に向かいます。
GM
:ルードさんは、不承不承ついてくるね。
ウィル
:ん、じゃあこっちは、岩場に座って待っていよう。
ソアラ
:これで精神点を融通してもらえるかも知れないと、中の人は思うw(あと4点しかない)
ウィル
:「来たか」と言って、ジェダ達の方を見ましょう。
ソアラ
:では、ウィルと一緒にいます。
ジェダ
:「やぁ、皆さん」さて、どうしたものかな。
ジニー
:「元気ー?」と、とりあえず紹介では?
GM
:「おお、貴方達でしたか」
ソアラ
:「おはようございます」(ぺこ
GM
:ルードくんは、ソアラとウィルは知ってる。船の中で顔あわせてるからね。
ジニー
:あ、そういえば会ってるんですね。
ウィル
:「あぁ…別の方の砂浜に打ち上げられてな、少し前まで気を失っていたんだ」
ジェダ
:ドゥアンも知ってるけど、居ないよね。
ウィル
:いないよ。
ジェダ
:伏兵として…くくく…
ウィル
:「…さて、ジェダ。少し話があるんだが…」といってチラっと他の面々を見ます。
ソアラ
:そして、何故名前を知っているw
ウィル
:ソアラに聞いていた事にしようw
ジェダ
:さぁ、話そうか。…とりあえず何処まで事情を話せばいいものか。
ソアラ
:出方を見る。と言っても、仲間のだけどw
ジニー
:野営組は、目立った動きもありませんでした。
ジェダ
:六時間眠って、すっきりしただけだよ、野生児チームはw
ウィル
:「ジェダ、こっちに来てくれるか?」といってちょいちょいと手招きします。
ジェダ
:「では、少し失礼しますね」と断って近付こう。
ソアラ
:じゃあ、不審に思われてもあれだから、ルードの気をひこう。
ウィル
:「ソアラ、情報交換していてくれ」
ジェダ
:世間話でもしててw
ウィル
:だなw
ジニー
:そこで錯乱に振るのかw
ソアラ
:むい。「ルードさんも無事だったのですねー」と話していよう。
GM_NPC
:「隣の家に囲いが出来たってねー」
ソアラ
:「かべー」
ジェダ
:しかし、遭難して世間話とは、呑気な連中だよなw
ウィル
:さて、「ジェダ。そっちは何か変わったことがあったか?」
ジェダ
:「何も。爽やかに眠って精神点が回復したよw」
ウィル
:「そいつぁよかったw」
ソアラ
:ルードさんがあっちの二人を気にしすぎるようなら、この塩水を真水に変える術をおしえてやろう。絶対気はひけるはずだ。(どーん
GM
:「おおおお、何の魔法ですかぁ!」
ソアラ
:「ふふふふ、わたしはこう見えて、シャーマンなのですよー」
ジニー
:「ひゅーひゅー」と、とりあえず乗せてみようw
ウィル
:楽しそうだな。と、「こちらはダイクン達のヤサにいった。だが奴等はいなかった…要するにまだ『兄弟』を探しているわけだ」
ジェダ
:「ここで私達の取るべき道は、村とそんちょを守る事とファリス組との衝突を防ぐ事だと思うのですが…」
ウィル
:「そうだな…で、だ。ジェダ、お前はこの事態を、出来るなら平和的に終わらせたくはないか?」
ジェダ
:「おひおひ、昨日、私がどれだけ平和的に解決するために骨を折ったか。とくとくと語って聞かせようか?w」
ウィル
:「そんなん、寝てた俺が知るかーっ!w」
ソアラ
:仲良さそうだw
ジェダ
:「さて、ここで問題になるのは、ルードさんに何処まで情報を開示していいかってことなんだ」
ウィル
:「そうしたいならいい案がある…ま、それには条件があるわけだが」と言って、ちらりとルードに視線をやる。「まず最低限。あの男…ルードだったな。あいつの協力が必要不可欠だ」
ジェダ
:「そんちょにセンスイービルってのは、危険な賭けだと思うが…村が無害である事をどう納得させた物か…」
ジニー
:時にセンスイービルって、警戒レベルでも敵意認定ですか?
GM
:どうかな、「邪悪だと光る」程度しか書いてなかったかな…
ソアラ
:ファリスの教えに対する破壊に反応するよ。
GM_NPC
:ええと、悪意に対して働く。悪意を抱くことが多いような人間を発見する魔法ではない。
ジニー
:悪意ということは、警戒では反応しなさそうかな。
GM_NPC
:その時に、ファリスの教えに反するような考えを持ってれば、光る。光るっつーか、センスイービルを唱えた人からは光って見える。
ジェダ
:ファリスの教えかぁ…
ジニー
:多分無理だ、村長光るw
ジェダ
:ダークエルフだしなぁ。ファラリス信者って事もあると、厳しいかも知れない。
ウィル
:「そこで、ジェダに『期待』」
ジェダ
:昨日凄く頭回したから、今日はマッタリいきたいのw
ウィル
:ちっw
ジニー
:まったりと記憶を失うッ。
ウィル
:ともあれ、「まず、ルードを『こちら側』に引き込む。そのために必要なのは――あの連中が無害である事を証明しなくてはならんのだが…どうする? 少しカケになるが…」
ジェダ
:「ダイクンが砂浜ベースキャンプに特攻なんてかましたりしたら…って思うとね。もう情報開示を行うしかないのでは無いかと…」
ウィル
:「だな」
ジェダ
:光ってしまったとしたら、それはその時!
ソアラ
:ん、それは神が知ることだよ。わたしたちには知るよしもない。エルフは神様信じないけどね。
ウィル
:「…ふむ、少し話してみるか」といってルードの方にスタスタ。
ソアラ
:では、ウィルさんにルードさんをあげるw
ジェダ
:まぁ、事態が最悪な方向に流れる前に、賭けにでるしかないかな。このままじゃ悲劇ENDになりそうだ。
ウィル
:「確か、ルードさんだったな…事情はジェダから聞いた。ファラリスを追ってるようだな」
GM
:「はい。どうも、ファラリス信者が集団でいるようなんですよ」
ウィル
:「成る程…ふむ。ファラリスか…ルードさん、あんたの考えるファラリスとはどんなものなんだ?」
ジェダ
:いきなり宗教談義かよw
ジニー
:ていうかルードさん、+1組とファラリスが接触してることに気付きそうな気もする。どうやって助かったか、不自然だしw
ジェダ
:神の御心ですw
ソアラ
:間違ってないね。嘘でもないw
ウィル
:「俺はあまり神を信仰してない。あんたの知ってる『ファラリス』の教えを教えてくれんか?」
GM
:「ボクの考えるファリスですか?うーん、難しい質問ですね」
ウィル
:あ、ファラリスファラリスw
ジニー
:もう、斬っちゃおうよw
ウィル
:ダメだってw
ソアラ
:それはBAD ENDですよ。

 ここでGM、チャットの「ファリス」と「ファラリス」を読み間違え、ウィルの聞いた「ファラリス」についてではなく、「ファリス」について話す。
 が、ここでものすごく重大な情報がこぼれ落ちる。

GM
:「ファリス神殿に仕えていると言っても、ボクは神官ではないので、あまり難しい宗教談義は得意ではないのですが…」
ウィル
:「ほう」
ジェダ
あれぇええええええええええええ!?
GM_NPC
:神官じゃないのかよw
ジェダ
:もしかして、プリースト技能ない?
ラゼット
:あれぇ!?
ジェダ
:これはまたまた、プランに狂いがw
ウィル
:なら話は早い気がするなぁw
GM
:「自己紹介の時に言ったじゃないですか、魔法はからっきしだと」
ソアラ
ホーリープレイもか!?

 つまり、一行が期待していた邪悪判定魔法、「センスイービル」が使えない。
 ルード、魔法はからっきしというのは、古代語魔法や精霊魔法だけでなく、神聖魔法(ホーリープレイ)も含めてだったとは…

ジェダ
:…覚えてた人ー。(遠い目
ウィル
:オボエテルワケネー。
ソアラ
:わたしに何か期待していますか?(遠い目
ウィル
:ま、いいか。
ジニー
:ええい、どうするw
ジェダ
:「で、では、あなた方の中でファリスの声が聞こえる方は?」
ソアラ
:トランスファーもできんのか…(かすめ取ろうとしていたらしい)
ジェダ
:司祭だけか、もしかして…
GM
:「部下達も武術一辺倒なので、ムルガスさまくらいでしょうか・・・」
ジニー
だめだぁぁぁぁw
ジェダ
:…どうして嫌な予感って当るんだろうねw
ウィル
:さぁねぇ。(遠い目
ソアラ
:いいよ、これではっきりしたよ。ルードさんはファリスだけどファリスじゃない
ウィル
:哲学的だなw
ジェダ
:仲間に引き込んで、ムルガス様の説得を手伝ってもらうしかないか。
ウィル
:「…ふむ、ルードさん。あんたは『ファラリス』の教えって知らないのか?」
GM
:「ファラリス信者は、秩序を乱す、邪悪な存在だと聞いています。ボク自身、今までもそう言った例は、何回か見てますね」
ジェダ
:しょうがない、洗いざらい話そう。全ての手札を明かして…異議のある人?
ウィル
:ないー。けど、ちょっちまって。
ソアラ
:あー、話すなら、ひとこといいたい。
ジェダ
:どうぞ、ソアラさん
ソアラ
:ウィルさんいい?
ウィル
:えぇよ。
ソアラ
:ふむ、では、みんなでもう話しちゃおうかという雰囲気になったと言うことで、聞くのです。「ルードさんは、ファラリスのひとと、戦ったことはありますか?」
ジェダ
:何回か見たって事は、戦ったりもしたのかにゃ?
GM
:「二度ほど討伐したことはありますよ」
ジニー
:あるんだ。
ソアラ
:「その人たちは、悪い人だったのですか?」
GM
:「二回とも、村人から救援の要請があって討伐に出向いたのですが…それはもう、見ていられないくらいで…平和な村を乱すのは、かなり許せませんね」
ラゼット
:おぉ、性格が掴めたような気がする。
ジニー
:そうか、そういうことかッ!
ウィル
:なら、今のあんたらはファラリスだ…と、言ってみたいーw
ジニー
:ていうか、それ言えば、ルードさん黙らせられるってw
ウィル
:言ってみるか?w
ジェダ
:最後に言わないと、その手の決め台詞は。
ウィル
:それもそうだな。
ジェダ
:まず村の事を教えて、それでもダメだったら誰かがw
ウィル
:うん、じゃあジェダ。話して。
ジェダ
:では、騙していた私の責任っぽいし…
ソアラ
:ん、じゃあ、会話を終わらせるために、最後に。「じゃあ、その中に、わたしの黒い人はいましたか?」
ジニー
:それは、ダークエルフの存在を暗示させませんか?w
ソアラ
:うん。そうだよ。もしもここで、「殺しません」と言えば、殺せないだろうし。まぁ、答えを聞くまでもないだろうし、GMが答えを出すのを待つ気もないのでw、「もしもわたしが黒かったら、ルードさんはどうするか、聞きたかっただけです」と言って、会話終わりにする。
ジェダ
:じゃあ…「あ〜、ルードさん。申し訳ありません、私達は、あなた方に隠し事をしていました」
GM
:「…それは、さっき聞いて承知しています」
GM_NPC
:隠し事多いなw
ジェダ
:「実は、こちらの二人(合流したのね)は、この島の住民に助けられたのです」と、あえてドゥアンさんの事をまだ隠しておく辺り、保険をかけている。くっくっく…
ソアラ
:お主も悪よのぅ。
ドゥアン
:ジェダは邪悪検定に受かれそうだのぅ。
GM_NPC
:汝は邪悪なり。
ジニー
:多重の策ですね。すっかり謀略家になってますよw
ウィル
:うん、付け耳と黒いパウダーあげるよw
GM
:「この島にも、いい人がいたのですね。ファラリス信者だけでなくてよかった」
ジェダ
:「…実は、その村人達は…魔女だったのです」
ウィル
:え、今のPC発言!?w
ジェダ
:もとい「実は、その村人達は、ファラリス信者だったのです」
GM
:「…はぁ…?」と、ルードは混乱したように、「えーっと…待ってください。貴方達は、ファラリス信者に助けられたと?」
ソアラ
:「です」
ウィル
:「あぁ」
ジェダ
:「私も一人だけ出会いましたが、彼らは私達のイメージするファラリス信者とは違い、水や食料に苦しむ私達を、助けてくれたのです。現に、昨日教えた水の確保方法は、島の住民に教わった物です」嘘は言ってないよねw
ジニー
:「そそ」食料については疑問だけどw
GM
:「し…しかし、彼らはボクの部下達に襲いかかって…」
ウィル
:「ああ、そいつらは、村の連中の中でも、気性の荒い奴等でな。村の人間も迷惑をしてる連中だ…恐らくそいつ等だろう」
GM
:「えっと…要約すると…この島には善良な…その…ファラリス信者がいて、善良でないファラリス信者もいると?」
ソアラ
:『善良でない』の定義がなんともだけどね。ダイクンは不良w
ジェダ
:田舎のヤンキーだから、きっと、雨の中捨てられた子犬とかに傘をたてかけるようなヤツだぜw
GM
:「いや…しかし…」
ジェダ
:「隠していた事は謝罪します。しかしファリス信者の皆さんとしては、彼らを許せるかどうか、自信が無かった物で…私達としては、仲間を助けてくれた方々と、私達を助けてくれた貴方方が争うような結果にはしたくなかったのです」
ウィル
:「そういうわけで、俺達は今奔走している…被害を出さずに終わるために、あんたの協力が必要だ」
ソアラ
:ここで死ね!!とは、言わないので安心してください。
GM
:「大体の経緯はわかりましたが…そんなことがあるのでしょうか…う〜ん…」
ウィル
:「あんたの上司である、あのエセ司教は、どうにも信用できないからな。あんたが一番信頼できる」
ジェダ
:こらこら、一応神聖魔法使えるんだぞw
ウィル
:俺にとっちゃエセだ。そもそも、ソアラにセクハラしてる所しか、見たことがないw
GM
:「それには同意しますが…」
ジェダ
するなよw
ウィル
するのかっw
ソアラ
:そのうち使えなくなるねw
ジニー
:いいのかそれでw
ソアラ
:今はきっと、お情けだよ。
ジェダ
:「さて、そんな訳で、私達としては村と争わず、静かにこの島を出るのが一番だと思うのです」
ウィル
:「…あいつらがファラリス信仰だろうと、俺は村の人間に命を救われた」と言ってから目を細めて、「あんたは言ったな。村の平和を乱すのは許せない、と。――今のあんた等は、その考えで行くなら『ファラリス』だ。俺の知る『ファリス』は、無抵抗の人間を切り裂きはしない」
ジェダ
:だから、それはまだ早いってw
ウィル
:言っちゃった。(テヘ
ソアラ
:クライマックスの台詞、かんがえとこーっとw
GM
:「…わかりました。ただし条件があります。」
ウィル
:「何だ?」
ジェダ
:「なんでしょう?」
GM
:「一度、きちんとその人たちと会わせてください。話だけでは、にわかには信じがたいことなので」
ジェダ
:じゃ、つれてきますか?
ウィル
:だね。
ソアラ
:会わすなら、念のために武器を預かりたい。信用していない訳ではないけど…
ジェダ
:あ、けどその前に、「実は、その分派した村の住人が、あなた方を探しているかも知れないのです。私達としては、あなた方と彼らが争うのを恐れています。少しでも血が流されれば、それはもう取り返しがつかないかもしれません」
GM
:「判りました、ボクも男です。きちんと確かめるまでは、いっさい危害は加えません」
ジェダ
:と、ここで一旦ベースキャンプに戻るべきではないかと思うんだが、どうよ?
ウィル
:うん?全員で戻る必要はないべ?
ソアラ
:先に会わせるか、ベースキャンプに戻してから会わせるか?
ジェダ
:うん。戻った方が…司祭一派が不安。ルードさんの部下も、彼が居ないと司祭の命令に従うだろうし。
ウィル
:俺とソアラは戻るよ。で、村長に話してみる。
ソアラ
:うん、その方がいいかもね
ジェダ
:事態が動いてたらやだなぁと。これでキャンプでダイクンが司祭達によって殺されてたりしてみろ?
ウィル
:最悪ですな…
ジェダ
:我々の行動はDIO様ばりに、無駄無駄無駄無駄ァ!!ですよ。
ソアラ
:それは…最悪のシナリオだね…まぁ、ダイクンたちは闇雲に探しているだけで、見つけられないとは思っているんだけど…
ジニー
:でも、外来者ってことなら、海岸を探すのでは?
ドゥアン
:よそ者がどこから来るか、少し考えればわかるはずじゃしの。
ジェダ
:島だもんね、海しかないよ。
ウィル
:んー…ルードに話していい?
ソアラ
:いいよ、言ってしまいなさい
ウィル
:言ってしまおうw
ウィル
:「あのエセ司教の件は考えがある、とりあえずルード達のみで戻って、その場に待機してるように伝えておいて欲しい」
ジェダ
:会見の場所はおって伝える。
ウィル
:「あと、持ってるのならファリスの聖印を貸して欲しい、それでダイクンはなんとかするから」

 急速に展開する状況。
 冒険者たちは、状況のまとめに入る。

ソアラ
:よし、まとめよう。
ジェダ
:ルードさんに戻ってもらって、司祭一派の監視。
ソアラ
:その間に、村長さんに話す。
ジェダ
:そしてダイクンを確保、双方の準備が整ってから会見。
ウィル
:ルードって、ファリスの聖印持ってる?持ってたら貸してほしい。
ジニー
:時に、ファリスの聖印ってなんですか?
ウィル
:あ、えっとね…
GM_NPC
:簡単に言えば紋章だよ。
ウィル
:そそ。
GM_NPC
:首から吊り下げたり。
ジェダ
:十字架とか、そんなものをイメージしてください。
GM_NPC
:それを信仰してるって言う証。
ジニー
:何か付加効果があったりはしない?
GM
:ないない。
ウィル
:というわけで、それをちょっと貸して欲しい。
GM
:じゃあ、貸してくれる。
ウィル
:ありがとうw
ソアラ
:それでどうするの?
ウィル
:ダイクンと会ったら、これで「ファリスだ」と言って、騙す。
ジェダ
:騙したり騙されたり、大変なパーティですねw
ソアラ
:後者はパーティ間ではまだないよ?
ドゥアン
:居残り組のワシは、存在すら教えられていないわけだがのぅ…それはどうなのか。
ジェダ
:はっはっはw それは保険です。で、PTはまた二つに分ける?
ソアラ
:別れるなら、浜辺の位置をちゃんと聞いておくぞ。
ジェダ
:む、昨日の教訓を生かして、村の位置もちゃんと聞いておきます。
ソアラ
:教えた。
ジェダ
:覚えたぞッ!!…レンジャー持ってるジニーさんが!!
ソアラ
:覚えたぞッ!! レンジャーのウィルさんが!!
ウィル
:うむ、レンジャーLv3の俺がw
ジニー
:覚えてみました。
ジェダ
:などとわかり難いネタを飛ばしつつ…ベースキャンプ側に、誰か行かなくていいかな?
ウィル
:あ、ジェダはこっちに来て欲しい。
ジェダ
:そっちいっちゃって大丈夫かなぁ?司祭様を煽てる口の回転は私がw
ウィル
:あー、でも、ラゼットには絶対にそっちにいってもらいたい。「ラゼット。あの一番上に立っている木…水の大樹だ。あれは切り落とさない方がいいといっておけ。水を内包した木が、あそこまで生長しているのは珍しい、『恐らくマーファの加護がついています…』と、適当な事を言っておいて欲しい」
ソアラ
:ラゼットさんはマーファだしね。
ウィル
:「そうすれば、あのエセ司教も、あの木を切って神殿を作るなどと、下らん考えは撤回するだろう。腐っても司教。マーファと対立しようと思うほど、愚かでもあるまい」
ラゼット
:「了解です。司教にそのように伝えておきます。」
ウィル
:「頼めるか? これはマーファの教徒であるお前にしか出来ない事なんだが…」
ソアラ
:っと、じゃあ別れる?別れるなら、帰る前に、ラゼットさん。
ラゼット
:? あぁ、精神点ですかね?
ソアラ
:うい…2点しかない…(ルードにピュリフィケーションを見せた時の分もちゃんと減らしているらしい) っと、待てよ?ジェダさんが村に行くなら、わたし、キャンプに行ってもいい? それなら、6時間くらい寝られる気がするw
ウィル
:Ohw
GM_NPC
:ここで、はないちもんめ?
ウィル
:んじゃ、ソアラにはキャンプの方行って寝ててもらうか。
ジェダ
:じゃあ、ジニーさんはレンジャーだし、ラゼットさん神官だし…やっぱ、私が村担当しないとダメかw
ウィル
:じゃ、ジェダと俺で村に戻る。で、村長と話す。ついでに、ダイクンもなんとかしておく。
ジェダ
:じゃあ、ソアラさん、ジニーさん、ラゼットさんがベースキャンプに。
ウィル
:ダイクンを何とかしたらそっちに連絡を入れたいんだけど、どうしようか?
ジェダ
:連絡は、私が狼煙を上げるので、そこら辺にウィンドボイスをw
ソアラ
:よし、ではそれで。オーヴァー。
ウィル
:おう、戻ろうか。
ジェダ
:では村へ戻りますか。久々の文明生活だw
ソアラ
:これで寝れば、回復だー。

 希望が見え始めた冒険者たち。
 だが…

 それは淡いものだった!!

.3:このセッションは、失敗だ!?

GM
:で、だ。
ウィル
:うぃ。
ジェダ
:スキップしつつ村に向かってますが、何でしょう?
GM
:移動しようとしたところで…
ソアラ
:したところでぇぇええええ!?
ジェダ
:フォレストジャイアントでも出ましたか?
GM
ファリスの兵士が二人ほど走ってくる。
ジェダ
:げ、間に合わなかったか。
ウィル
:どうかな…
ジェダ
:「どうしましたか?」
GM
:「隊長〜!」と、兵士は駆け寄ってくる。
ラゼット
:「どうしたのかな?」と思って兵士を見ている。
GM
:「ムルガス様が、至急戻って来いと言っておられます!」
ジェダ
:その理由は?
ソアラ
:「今、てくてく帰るところです。まー、木の実でもつみながら」(マイペースを装っているらしい)
GM
:「それどころではないのです!なんでも、ファラリス信者の村の場所がわかったとのことです!」
ソアラ
:やっべ…
ウィル
:「――やばいな」
ジニー
:「…さいあくなパターン?」
ジェダ
:総攻撃でも仕掛けるのかな…
ウィル
:「村?建物ではなく、村か?」
ジェダ
:大体、なんで判ったんだろう?探索部隊は帰したのに…ダイクンでも捕まえて口を割らせたのかな?
GM
:「この島の協力者が、朝早く接触してきまして…」
ジェダ
:そっちか…
ソアラ
:それかぁ…
ウィル
:ちょっと遅かったか。
ジェダ
:後手後手に回るなぁ。(遠い目
ドゥアン
:ダイクンは、ソアラの口車に乗って、ファリスとファラリスは兄弟だと思い込んでおるのだろう?
ジニー
:危険分子を放流しておいたのは、大きなミスかな…
GM
:「隊長が戻り次第、準備をして、総攻撃をかけるとのことです!」
ジェダ
:さて…どうするよ? 二手に分かれて各自「みんながんばれ」?
ソアラ
:なんとか、総攻撃を引き延ばすしかないよ。その間に、逃げて貰おう。
ジェダ
:しかし、無人になった村に火を放つくらいはしそうじゃ無いか?
ウィル
:するだろうな…
ソアラ
:村くらい、なんだい。わたしなんか、記憶ないぞw
ジェダ
:しかし、村が燃え上がり、それをうけて報復を…なんて事になれば、悲しみの連鎖だ…
GM
:兵士の報告を受けて、ルードがみんなに言うよ。「皆さん、そういう事らしいので、何かあるのなら、早めにお願いしたいのですが…」
ウィル
:「…わかった、しょうがあるまい…ダイクンをどうするかは、まずはおいといて、総攻撃の件か」
ソアラ
:わたしは戻るを提案する。死ななければまだなんとかなると思う。シェリスさんは報復なんてしない。たぶん。
ジェダ
:1.司祭を説得する 2.村の防衛に回る 3.全てを見捨てて筏で脱出
ジニー
:1と2を同時進行。
ウィル
:だな。
ソアラ
:同上。
ラゼット
:上に同じく。
ウィル
:ついでに4で、「村を移す」も加えておけ。
ソアラ
:人死にが出なければ、まだなんとかなると思っているのは、甘いかな?
ウィル
:なんとも言えん。とりあえず、戻ろう。
ジェダ
:そうだね、司祭の側は任せた。
ウィル
:と、ジェダは司祭んとこ行った方がいいかもしれん。
ジェダ
:あれ、折角トレードしたのにw
ウィル
:ジェダの良く回る口で時間を引き延ばす。変わりにジニーくれ、ジニーw
ソアラ
:防衛固める気か。
ジニー
:もう、全戦力村に集めて全面戦争。
ジェダ
:ちぇー。しょうがない、ジニーさん、村のほうをお願いします。
ウィル
:村はなんとか説得して、一時的にでも、移す。
ソアラ
:わたしは?
ウィル
:ソアラは…トランスファー受けといてw
ソアラ
:村戻りか…個人的には、ダイクンと話せると思うんだけど…
ウィル
:ん?
ソアラ
:声だけの面識はあるから、うまく立ち回ればなんとか…
ウィル
:防衛を固めたいんだが…
ジェダ
:けど、こっち、ラゼットさんと私とルードさんだけだよ?戦力的に考えて、全員で戻って司祭を止めたほうが良いんじゃないか?
GM
:ルードの意見を言っておくと、「ボクとしては戻れといわれてるので、何かあるなら早くしてほしいのですが…村の人は皆さんを助けてくれたとの事なので、確信がとれるまでは動きたくはないですが…」
ジェダ
:もっと早く全てを話すべきだったのかもね。でもね、こっちとしてはそこまでのギャンブルには出られなかったんだよ。
ソアラ
:ここで話していても、事態は好転しないとみた。
GM
:「ムルガス様は暴走しだすと止まらない方なので…」
ウィル
:「…戻って、出発を遅れさせられるか? 初対面で言うのもなんだが、頼む。俺達を信じてくれ」
ドゥアン
:それは、ムルガスを殴ってとめろ、と暗に言っておるの。
ウィル
:似たようなもんさw
ソアラ
:殴ってじゃないよ。殴ってでもだよ
ウィル
:うむ。
ドゥアン
:そうか?自分の代わりに殴ってくれと言っているのかと思ったが
ソアラ
:よし、別れよう。ジニーは村へ。
ウィル
:おう、俺も村に行く。
ジニー
:こっちは防衛ミッションでいいのね?
ウィル
:他は全員、キャンプに。
ジェダ
:まぁ、いいや。時間が惜しい、「戻りましょう、私も説得してみます」
ウィル
:んでは散開しやした。
ジェダ
:ち、折角の文明生活の機会がw

 後にGMは語ったと言う…
「ここで、ルードを村に連れて行くという選択肢はなかったの?」

 後に、PCたちは語ったと言う。
「なかった」
「そこまで賭に出られません」
「精神点がなかった。戦うなら、万全の状態になりたかった」

 そしてセッションはクライマックスを迎える…セッション失敗かという、壮絶なクライマックスに…

GM
:じゃあ、時間はすぎてお昼前くらい。ムルガス側から処理しようか。
ソアラ
:ほいさ。
ジェダ
:揉み手でもして近付くかw
ウィル
:頼むよーw
ソアラ
:わたし、喋らない方向でいくので、念のため。
ジェダ
:攻撃チームは、何人編成っぽいですか?
GM
:ダイクンの手下が5人程度、ファリスの兵士達が10人、それに、ダイクンとムルガスだね。
ジェダ
:思ったより多いな、おのれw
GM
:戻ると、ルードの帰りを待っていたらしいムルガスが、どすどすと近づいてくる。「やっと戻ってきたか!まったく使えん奴め!さっさと準備しろ!」
ジェダ
:「これは司祭様、おや?そちらの方々は?」
GM
:「ん?この島の協力者じゃ!」
ソアラ
:協力者に見覚えは?GM。
GM
:あるよ。無論、ダイクンたちだよ。
ソアラ
:認定、ダイクンだ。
ジェダ
:どうしよう、そいつらこそファラリス信者ですとかいって、スケープゴート大作戦に変更ってのは厳しいか…
ソアラ
:ジェダさんの服のすそをくいくい引っ張って、目で合図。
ジェダ
:(どうしました?
ソアラ
:(あれが、ダイクンというひと。
ジェダ
:(了解しました)「ムルガス様、そちらの方々ですが、その方々とは、どのようにして?」
GM
:「む。こやつらか?こやつらは、自分達がファラリス信者であることを悔いて、ファリスに帰依したのじゃ。これもひとえに、ワシの人望じゃのう!がはははははは!!」
ジェダ
:げ、そう来たか。
ジニー
:なにぃ!?
ソアラ
:げ、こいつ馬鹿だ。
ジェダ
:まいったな。ファリスが相手である以上、暴力に訴える事は出来ないし…かといって説得できそうにもねぇし…どうしろっちゅーねん。
ソアラ
:ダイクンがいなければ、話してもいいんだけと…
ジェダ
:もうイカダ作って逃げるぞ、この島からw
GM
:「さあ!早くこの島からファラリスどもを討伐して、この島はワシのもんじゃー!」
ウィル
:む。
ジェダ
:「司祭様、司祭様。ファラリス信者というのは狡猾です。その者達の真意を確かめるべく『センスイービル』をなされてはいかがですか?」
ソアラ
:おお。
ウィル
:上手いw
ジェダ
:「私達も、司祭様のお力をこの目で見てみたいですし」
ジニー
:スケープゴートかw
ソアラ
:さーて、光るのかなーw
ラゼット
:む、センスイービルってなんでしょうか?前々から気になっていたのですが。
ソアラ
:ファリスの神官専用の、邪悪かどうか認定する魔法。
GM_NPC
:光ったら、悪意があるって言うこと。「悪意」については、前でちょっと話したか。
ラゼット
:ほむほむ。
ジニー
:光ったら、ダイクンなむいなぁ。
ジェダ
:「信頼させ、油断したところに喉元にがぶり。前途ある司祭様がこんな所で倒れてしまっては、世界の損失ではありませんか!!」
GM
:「センス・イービルか? ん、んー…その必要はない!ないぞ!ないったらないんじゃ!」
ジェダ
:…
ソアラ
:あ、馬鹿がいる。
ジニー
:なんだこの司祭いいい。
ドゥアン
:うむ。ワシは適当に唱える振りをする、のオプションかと思ったが。
GM
:ボソっとルードくんが耳打ちしてくるね。
ジェダ
:ほえ?
GM
:「その…ムルガス様は勉強があまり得意ではありませんでして…」
ジェダ
:「…というと?」
ジニー
使えないとかか!?
ジェダ
:Lv1魔法だぞアレw
ジニー
:せ、精神点が足りないw
ドゥアン
:記憶喪失で呪文を忘れる。
ジェダ
:その可能性は考えなかったなw
ソアラ
:とりあえず、支度をなだめすかしつつ、遅らせてもらおうよ。
ジェダ
:しかし、ほかに邪悪認定出来る手段もないし、いよいよイカタで脱出か…?
ソアラ
:ダイクンと交渉して見る手もあるし。
ジェダ
:ダイクンとか…つってもなぁ…
ソアラ
:すみません、本当は嘘ついてましたー!!と言ってもらうとか。馬鹿なら騙されるよ、きっと。
ジニー
:まぁ、ルードの発言次第かしら?
ソアラ
:ダイクンはよそ者退治をしたいんだ。だから、私たちが本当の狙いのはずだもん。
ジェダ
:ダイクンとムルガスを対立させる手段か…ダイクンの真意が何処にあるかわからんな…
GM
:「村の方はどうするのですか? 判断材料がないので、ムルガス様を説得と言っても、難しいですよ…」
ジェダ
:煮詰まったなぁ。ぐつぐつ。
ソアラ
:じゃあ、ぼそぼそと言う。ルードさんに。「今夜、村の状況を確認しますので、出撃は明日以降にして欲しいのです」
ジェダ
:いや、まって。ホーリープレイつかえないのかよ、司祭様は。勉強が得意じゃなくても、達成値の必要な魔法じゃないぞセンスイービルは。
GM
:だからドラ息子なんだってば。
ジェダ
:いや、じゃあホーリープレイ使えないって事でいいのか?
GM
:何のために地方の教会に封殺されてたのよ。
GM_NPC
:神の声が聞こえないんだろうな。当然といえば当然だろうが…
ジェダ
:じゃあ、センスイービル作戦なんてハナから無理だったんじゃねぇかw

 GMはここで重大なミスを犯していたのだが、プレイヤーにそれを知る術はなかった。

 プレイヤーたちは、誰もが落胆した…
 邪悪かどうかを判断する事の出来るファリスの神聖魔法、「センスイービル」
 この魔法によってファラリスの村の者たちが光らなければ、「邪悪な者ではない」という方向でファリスの神官を説得できるかと期待してここまで動いてきたのだが…その「センスイービル」を使えないと、プレイヤーたちは知らされたのだ…

ジェダ
:何悩んでたんだ、馬鹿じゃねぇの。ルードが司祭なら使えるって言ったのにーw
ウィル
:くそう。騙された気分だw
ジニー
:アテにならないファリスだなァw
GM
:魔法に関して、この人たちに聞くのはどうかとw
ジェダ
:いや、待ってよ。頼むよ、そんなミスディレクション(誤導)されても、こっちとしては判断基準はNPCの情報しかないわけで、ここまで来て、それが嘘でしたー、てへってのはなぁ…

 ここでチャットの速度は急速に衰える。
 プレイヤー達は煮詰まっていた。

ジェダ
:さて、じゃあどうしたものか。センスイービルが無いんじゃ、村人の清廉潔白さを証明する手段も無い。この危機的状況をどう乗り切ればいいのだ?やっぱイカダか?
ジニー
:ルードなら話し合いレベルでなんとかなるかも?
ドゥアン
:セクハラ大将を殴って止める。ワシは最初からそのつもりだが。
ジニー
:それなら、昨日からボクが散々斬ろうとw
ジェダ
:攻撃を止める手段・手札がもう何もないよ、こっちには…
ウィル
:うーん…やっぱ無理か…(苦笑) 上手くいかんもんだの…さてどうしたもんか…
ソアラ
:とりあえず、このシーンをずっとやっていても仕方がないから、わたしの案を押したい。今夜状況を確認するから、それまで時間をなんとか引き延ばしてもらいたい。ムルガスが何をする気なのかも聞きたいし。
ジェダ
:もう私に出来る事は無いので傍観。あと任せた。

 パーティをぐいぐい引っ張ってきたジェダが、ここで脱落。
 今にもイカダを作り始めそうな勢いだったその時…

GM
あああああああ!?
ソアラ
:ん?
ジニー
:どうしました、GM?
GM
ゴメン!マジゴメン!! 今読み直したら、Lv1魔法なのか。
ソアラ
:そうだよ。
ジニー
:おおいw
ドゥアン
:3レベルくらいと思っておったか?
GM
:ムルガスできるじゃないか…
ジェダ
:おいおいw
ソアラ
:なんだ、レベル間違えたのかYO!!
ジェダ
俺が何に怒ってたか、よく判ったかw
GM
:いや、項目読み落として、Lv5魔法だとおもってた…
ジェダ
:それセンスライ。
ソアラ
:しかも古代語だ、ライは。
ジニー
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た ッ
GM
:ムルガス、使えるな。

 ロールプレイという観点に置いて、プレイヤー達が「ファリスの神官はLv1でセンスイービルを使える」という事を知っているのはどうなのか、という部分については、判断の難しい所である。(知っている事が当たり前のように往々にして処理されるので)
 だが、この時のGMのミスは、もしも気がつかなければ、このセッションはBAD ENDに終わっていただろう…

GM
:じゃあダイクンを呼ぶか。
ジェダ
:「わーい、司祭様のお力が見れる^^」
ソアラ
:使え、さくっと使え。さぁ、使え。光れ。そしてすべてよ、終われw こいつを斬って、ミッションクリアだ。(握り拳
GM
:「おい、ダイクン。ちょっとこっち来い!」
ジェダ
:名前で呼ぶほどマブダチですか…
GM
:ダイクン、「なんだぁ?」といいながらトコトコ。
ジニー
:ダイクンをスケープゴートにして一件落着☆?
ジェダ
:光れば…少しは事態が進展するんじゃ無いかと…光らなかったら…どうしようw
ラゼット
:どうしましょうか…
ソアラ
:光らなかったら、邪悪じゃないということだよ。
ジェダ
:すると、私達はどうすれば…?
ソアラ
:ダイクンは別の理由があって、村を教えたんでしょ。
ジェダ
:倒すべき敵が見えてこないな…倒したい敵ならいるのに。
GM
:「センスイービル!」(ころころ)
(dice_bot)
:Gmst > 2D6ダイス 6 + 6 = 12
ウィル
ぶふっ!?
ソアラ
:ぶぶふ!?
ジニー
:うぉw
ジェダ
:(爆笑
ウィル
:無駄に有能だ!?
GM
:普通にいけてるなw
ラゼット
:(笑
ジェダ
:凄いよ、ムルガス様w
ウィル
:流石だ、ムルガス様w
ソアラ
:ムルガス様、惚れそうです…w
GM
:「ふむ…? 何じゃ、何もないではないか」
ジェダ
えぇええええぇぇええええ!?
ジニー
:おおおおおおおおお!?
ラゼット
:うわぁ…(汗
ソアラ
:ちくしょう、どっちにしても、ムルガスが嘘ついててもわからないんだ…
ジェダ
:もう無理だ。私には、攻撃を止める手段は無い…焦土になった島を後にして、鬱エンドだな…(遠い目
GM
:「ダイクンよ、貴様のやることはわかっておろうな?」
ジニー
:たとえ村長が光らなくても、斬るだろうしなぁ…どうしよう…
ジェダ
:もう、司祭様の部下になっちゃうか…
GM
:「おう!いけ好かないシェリスの野郎に一泡ふかせたら、この島の管理は、俺がしきっていいんだよな!」
ソアラ
:頭の悪い子がいます。
ジェダ
:なんで、これが光らないんだろう…
GM
:「そうじゃ!ワシのいない間の管理は、お前に任せるぞ!がはははははは!!」
ウィル
:…水の大樹、使うか?
ジェダ
:切り倒して、全てを水に流すのか?
ウィル
:うぉぉぁ!?
ジニー
:ソレダw
ソアラ
:いや、でもアレを斬るかどうかは、また別の話だよ…
ウィル
:うん、しっとる。んー…(煮詰まってる)
ジェダ
:けど、ダイクンの思想はファリス的にノーマナー(笑)だと思うんだがなぁ…まぁ、GM判断なので、我々にはどうしようもないが…
ソアラ
:確かに。
GM
:ムルガスに対しての悪意とかはないじゃないか。
ウィル
:確かにね
GM_NPC
:誰彼に対してじゃなくて、ファリスの教えに背いてるかどうかだよ。
ジニー
:ムルガス的にはNP(ノープロブレム)なのかなぁ…
ソアラ
:ルードさんはどうするんだ?
ジェダ
:いいよ、もう。司祭様の部下になって、村襲おうぜw
ラゼット
:Σ(・ω・ノ)ノ
ジニー
:何らかの犠牲なくして、物事は解決しないのですねw

 そして、チャットの速度はだんだんと、低迷を始めていく…

ソアラ
:えーと、とりあえず、シーンが長いから切ろうよ。このシーンの結論を出そう。
ウィル
:えっと、センスイービルは、正義と秩序を乱そうとする…って、もういっか。
ジェダ
:村のシーンに移しますか?
ソアラ
:いや、このシーンの結論を、一応出すべきだと思う。
ジェダ
:傍観。もうどうしようもないので、攻撃に付いていくしかないんじゃないか? 村の側が避難してくれる事を祈るしかない。
GM
:ルードくんをどうするかはいいのかな?
ジェダ
:どうするって?
ソアラ
:時間稼ぎをしてもらえるかどうかと言う話?
GM
:それもだし、村長とは会わせないの?
ジニー
:ルードとサシであわせられるかなぁ。
ソアラ
:時間稼ぎするなら会わす。
ラゼット
:ルードさんの話によって、展開が変わると良いのですが…
ジェダ
:時間稼ぎも何も、ルードの側に時間稼ぎを行う理由にかけてると思うので、私はもう傍観、他の方よろしく。

 再びパーティの引っ張り役のジェダが、イカダ作りを始めようとし、チャットは止まってしまう。
 この時のチャットの停止時間は、時間にすればほんの少しだったかも知れない。しかし、ソアラのプレイヤーは、後に語った。

「このセッションは終わったと思った」

 砂浜のベースキャンプにいたのはジェダ、ソアラ、ラゼットの3人。
 ジェダはイカダ作り。
 ソアラとラゼットはルードがどう出てくるかと構えている…

 膠着状態が続く…

ソアラ
:ファラリスの規模を知るために、夜に敵の規模を知りに行く。

 膠着状態に堪えかねたソアラのスイッチが入った瞬間であった。
 以下4行、チャット時の発言のままである。

ソアラ
:わたしたちと行く。
ソアラ
:だから、出撃はその後にする。
ソアラ
:その時に、村長と会わせればいい。
ソアラ
:村の人たちはその間に避難してもらおうよ。

 これでダメなら、もうダメだと思った時…
 突然、ジェダが動いた。

ジェダ
:「ムルガス様、戦というものは、情報が大事であります。もしや敵の方も我等に気付き、準備を整えてるやも知れませぬ」

 後に、ソアラのプレイヤーは語ったという。

「あの瞬間…全米が泣いた

ラゼット
:この案で、ムルガスの反応次第かな…
ソアラ
:こいつは馬鹿だから平気だよ。戦い方なんて知らない。
GM
:「ふむ…そ、そうじゃな! ワシもそう思ってたところじゃ!」
ソアラ
:ほら、馬鹿だ。
ジェダ
:「ルード殿を含め、我等を先発隊として、村の位置を掴めなかった汚名をそそぐ機会を与えてくれませんか?」
GM
:「ん、ん。よいよい、よきにはからえ」
ソアラ
:さすがだ、ジェダさんw
ラゼット
:流石ですね。
ジェダ
:で、ここで問題。ダイクン達どうするよw
ソアラ
:ダイクンの出方をみる。わたしに策はある。
ウィル
:お。
ドゥアン
:一緒に連れて来て、戦力を分散させる。
ジェダ
:いや、位置を知ってるのは彼だけ(実際私達は知ってるが)だから、連れてくべきかなぁと。
ドゥアン
:つれて来い。ワシが殴ってやる。
ジニー
:なるほど。
ソアラ
:それもいいな。その展開で行こう。わたしは、ドゥアンさんが凄く悔しそうにしていたのを知っているから、ダイクンをつれて行くべきだとジェダさんに言う。
ジェダ
:「ムルガス様、つきましてはそちらの善意の協力者殿のお力を借りたいのですがよろしいでしょうか?」
GM
:「ふむ、よかろう。おい、ダイクン。付いて行け」
ジェダ
:「戦は地の利を押えた者が勝つことは、聡明なる…」って煽ててる途中なのにw
GM
:「ああ?だりぃなー。しょうがねぇなぁ」
ラゼット
:取り巻きはついてくるのかな?やっぱり
GM
:いや、取り巻きは準備してるから、付いてくるのはダイクン一人だね。
ジェダ
:「いや、ありがとうございます(にこにこ)」てめぇら後で殺して土の下に埋めてやるからな…
ウィル
:ひぃ、怖っ。
ジェダ
:「では行きましょうか皆さんw」
ジニー
:腹黒い謀略家がいます!!
ウィル
:必要でしょうw
ラゼット
:行くのは夜にしましょうかね。
ソアラ
:うん。それがいい。
ジェダ
:それもそうですねw
ソアラ
:その間に、誰か伝令に走って、村に事態を教えてよ。
ジェダ
:レンジャーが居ません。
ソアラ
:気合いだッ!!
ジニー
:ウィンドボイス、は届かないか。
ソアラ
:危険な動物はいない森だから、きっと誰でもいける。っていうか…わたしには精神点がないッ!!
ジェダ
:w
ソアラ
:というわけで、わたしは6時間寝るからねッ!!
GM
:(;´Д`)
ジェダ
さっきから夜にこだわってたのは、それかぁああああああああああああああああああw
ソアラ
:でーすよーw

 方向性の見えた冒険者たちは、相変わらずに呑気…

ジェダ
:「では、夜陰に紛れて斥候の勤めを果たしてまいります。ムルガス様に、今度こそ吉報をお持ちしましょう!」HAHAHA、この腐れ親父w
GM
:「うむ、頼んだぞ。わしは今し方魔法を使ったので疲れた!寝る!寝る!」
ソアラ
:それはわたしに対する挑戦かぁぁぁぁあ!? と、それはともかく。伝令はラゼットさんにいってもらえると有り難い。何かの時に、ジェダさんの策略が残っている方がいいしね。
ジェダ
:では、ラゼットさん。森を駆け抜けて、村に走っていただけますか?
ラゼット
:あぃ。走りますね。(すたたたた
ソアラ
よし、わたしは寝る。オーヴァーw
ジニー
:すごい、マジックユーザー2人が隔離されているw
ソアラ
:(くかー
ジェダ
:しかも片方は爆睡ですw 私は、本でも読みながら、夜を待つとしますかね…