studio Odyssey



Session 01

 2004.12.18/22:30〜

01:気がつくと、事件はすでに起きていた。

 予定通りにIRCチャンネルに集まったプレイヤーたち。
 開始の時間まで、だらだらとおしゃべりをしています…

「きょうは、きのうの、りぷれいを、つくりました
「Σ( ̄口 ̄)
「よって、とんでもなく、いそがしかったです まる
「早い、早いよ!?
「ああ、そう言えば、ルールブック買ってキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!よ。
「私もルルブ買ってしまった。
「完全版買ってきたー。
「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?
「完全版3780円のマスタースクリーン4600円。
「マスタースクリーンそんな高かったんだ。
「(速くもおやつに手をつけ始める。
「せんせー、もうおやつ食べてる人がいますー。
「私も食べよう。おやつ。
「ところで、誰かロープって買った?
「買った。30m。
「私も30。
「くさびとハンマーも買ったほうがいいかな?
「あああああああああああああああああ!? くさび買ったのに、ハンマーかってない…
「うっかりさん。
「そう言えば、りぷるぇいって、あんな感じでいい?
「はっ、リプレイが出るのですか!? じゃあ私の「魂をかけよう!」とかもリプレイに!?
「あそこは、微妙に飛ばしたw
「どれ、見てこよう。
「では、私も…

 数分後…

「いやあぁああああああああああああああ!?
「ん?

「下着の話題が思いっきりリプレイに載ってるw
「乗ってますよ?

「死のう;y=ー(゜∀゜)・∵. ターン

.0:遅れてきた男

GM
:さて、では…
ドワーフ
:はいはーい。自己紹介がしたいです。
ウィル
:おおうw
ドワーフ
:えぇと、名前「ドゥアン・サーウ」ドワーフ。男で50歳くらい。名前の由来はタイ語で「土星」
ソアラ
でゅあんさーく?
ジニー
:同じこと思ったw
ジェダ
:ドワーフキタ━(゜∀゜)━!!
GM_NPC
:JR━―━―━(゜∀゜)━―━―━― !!
ジェダ
:しかし、男性なのですねw
ドゥアン
ドワーフは男しかいないんじゃないっけ?
ソアラ
:いいネタですね。まるで昨日のセッションを見てきたかのようなw

 ソアラのプレイヤーが「エルフには女しかいないんじゃないの?」という台詞を受けて。
 ちゃんとログを読んでからセッションに参加しているドゥアンのプレイヤー。律儀だ…

ドゥアン
:能力は上から16.9.8.17.24.28。
GM_NPC
:標準的、かな
ドゥアン
:スキルは、ファイター2、バード1。バリバリの前衛ですわ。
 あと、お金のところで10を振ったので、お金持ちチーム。
ジェダ
:敵だ!
ジニー
:ここに4桁同盟をw
ソアラ
:3000Gだったそうです。
ジェダ
:ムキー。
ウィル
:うわぁw
GM_NPC
:足が遅いのがドワーフの不利な特徴だけど、優秀な前衛になれるね。
ドゥアン
:うん。で、メイン武器がハルバード。打撃力は22/27。
 サブ武器がフレイル。打撃力27。
GM
:(;´Д`)
ジェダ
:ハルバードとはまた漢な武器ですね。
ドゥアン
:んで、盾なしの、鎧はスプリントアーマー筋力17。防御力22。
 バード技能のほうは、呪歌がレストアメンタルパワー。言語はゴブリン語の会話。楽器はフィドル(バイオリン)。
 で、クラフトマン技能は、粘土細工(陶芸)がいいんだけど。良いでしょうか?GM。
GM
:はい。えっと、あとドゥアンはキャラ作るときに、経験点500、加算して作った?
ドゥアン
:あい。
GM
:OKOK。
ドゥアン
:なので、経験500あまり。あ、そだ。あと、銀のダガーを買いたいのですが、良いでしょうか?
GM
:銀かぁ…
ソアラ
:金持ちはテキダー。
ジェダ
:敵だー。
ドゥアン
:350Gで買えるのでつよ。
ラゼット
:敵だぁ…でも味方(´・ω・`)
GM
:まあ、いいっしょ。
ドゥアン
:ありがとー。
ウィル
:あー、GMGMGM!ロングボウ欲しいロングボウ。高品質の必要筋力14な、19ロングボウが欲しいぃぃー。(品質が高いものは少ない必要筋力で高い打撃力を出す)
ジニー
:高品質のバッソが(ry
GM
:あんたらはパワーアップが目に見えてるからダメw
ウィル
:なぜだー!?
GM
:あー、じゃあこうしよう。
ウィル
:ん?
GM
:一部からほしーコールがかかってるから、判定勝負で決めよう。
ウィル
:お?
GM
:勝てば見つけたということで。
ウィル
:んー、勝ったら買える。んで、負けたら?
GM
:掘り出し物発見できずで、買い物は無し。
ソアラ
:(ぼーかん
GM
:じゃーふるぞー。(ころころ) 5か…低いな。
ウィル
:んじゃ振るぜー(ころころ。出目は7) よしっ。
ジニー
:昨日、ゴブに外しまくった私がッ!(ころころ。出目はなんと11)
ウィル
:無駄にたけぇ!?
ジニー
(小躍り
ソアラ
:なにやら戦略兵器が強くなりましたか?
GM
:(;´Д`)
ソアラ
:そして、どっかの盗賊もぱわーうぷしようとしてますか?
GM
:はやまったか…_l ̄l○
ジェダ
:魔術師は特に装備にお金使わないしなぁ、今は生存の危機に瀕してますけど。
ソアラ
:激同。
ドゥアン
:装備よりもご飯がほしいお年頃?
ウィル
:(買い物をすべく計算していたようで…)おおおお、金が足りないぃぃ!?
GM_NPC
:買えないじゃん!
ソアラ
:諦めましょう。なむー。
GM_NPC
:金が無きゃ話にならん!!
ウィル
:_l ̄l○
GM
(小躍り

.1:なんだかんだでプロローグ?

GM
:さて、君たちは今、船に乗っている。
ウィル
:ふむふむ。
ドゥアン
:船旅…いいねぇ。
ソアラ
:船かー。
ジェダ
:「船か、初めて乗るなぁ」 ところで行き先は?呪われた島?w
GM
:うん、そこも行く。
ジェダ
:行くの!?
GM
:うん、この船は特殊な船でね。
 オランを出発して、各港を転々としてから、最終的にオランに戻ってくる船なんだ。
ソアラ
:ふーん。(よくわかっていない。
ウィル
:あ、時にGM。俺達、全員知り合い?
GM
:まだだね。
ソアラ
:まだ知り合いでないらしい。
ウィル
:まだか、残念。
ジェダ
:昨日のはマボロシw
ウィル
:そかそかw
GM
:いいかな?
ジェダ
:うい。
ウィル
:OKです。
ジニー
:うぃ。
GM
:で、そんな航路の船だから、客用の枠もあるんだけど、べらぼうに安い。豪華か貧相かは別として、乗る人も少ないような航路だし、航路自体も、行って帰ってというような、ぐるっとまわる感じだからね。
ソアラ
:ふーん。(よくわかっていない。
ジェダ
:地図が乗せたいですな。
GM
:で、今はオランに向かって、某島とアレクトラの間を航海中。その最後の帰り道。
 で、だ。
ジェダ
船酔いチェックですか?w
ウィル
:Σ するんか!?w
GM
:したければどうぞw
ウィル
:しないしないw
ドゥアン
:舟には酔わん。船旅には酔っておるがの。
GM
:まあ、それはいいとして…
ソアラ
:(はっ、さいころ握りしめてしまった。
GM
:さて、その船の食堂…と言っても、長テーブルに向かい合って食べるタイプの食堂だけど、皆はそこにいる。
 OK?
ジェダ
:うい。
ドゥアン
:うむ。
GM
:説明終わりー。

 と、GMは現在の状況を説明して終了。
 どうやら、以降はプレイヤーたちの行動に任せるようで…

ウィル
:んでは、もくもくと食事を取ってよう。
ジェダ
:夕食の時間?
GM
:夕食だね。
ドゥアン
:では、ワシも黙々と食べるかの。喋る暇があったら、食べるわい。
ラゼット
:お祈りをしてから食事。もくもくと食事。
ソアラ
:えーと…とりあえずわたしは自分が何故この船に乗っているのかがわかりません。
 うろうろしながら、ご飯を食べてもいいものか迷ってみるw
ジェダ
:船に乗ってから記憶喪失なのかw

 早速何をどうしたらいいのかわからずにソアラ、ぷち混乱。
 それを後目にロールプレイを繰り広げる面々も…

ウィル
:「あ、塩とってくれますか?」と、前に座ってる…んーと、じゃあジニーに。
ジニー
:「ん?」心此処に在らずな感じで、てけとーに渡す。
ドゥアン
:(もくもく…ガツガツ。
ジェダ
:じゃあ私もパンを齧ってよう、あとワインも頂こう。…ところで、食費込みですか? 船賃は…w;
ウィル
:んではてけとーに受け取って、少しパッパとかけてから返そう…って、何やってんねん、俺ら。
ドゥアン
:食事。
ソアラ
:お金持ちはいいなぁと思いながら…はて、船代はどうしたのか、わたし…
ジェダ
:我々600G以下同盟には、切実ですからね…

 同じ船に乗り合わせた冒険者たちという滑り出しのようだが、何故か皆、もくもくと食事をし続ける。

GM
:と…まあ、そんな感じで食事をとってると…
ジェダ
:とってると?
GM
:じゃあ、ソアラ。
ソアラ
:はい?
GM
:ソアラは、デブった中年のおっさんにからまれる。
ソアラ
:なぜ!?
ウィル
:Σ
GM_NPC
:王道だな!!
ジェダ
災難ですね。(もぐもぐ
GM_NPC
フラグを逃すというのかあああああああああ!!
ジニー
:萌える展開だね。(ぽけー
GM
:「あ〜なんだぁ?なんでミミがとがってるのがのってるんだ?」と、かなり酔ったオッサンがソアラに絡んでくる。
ドゥアン
:とりあえず食事。(ガツガツ
ラゼット
:声に気づき、そちらを見る。
ウィル
:同じくそちらに視線をやりつつ、パンをもぐもぐしてましょう。
ソアラ
:ううう…うるせぇ、このオッサンが…と精霊語で…は、言わないで…「みみが、とがってますか?」とぼけーっと聞いてみる。
ジニー
:観察しながらも我関せず。
ラゼット
:その光景を見て、「あれ…?何やっているのかなぁ」と思う。
GM
:んで、おっさんの後ろには、何人かの男たちが控えてるね。
ウィル
:団体様っすか。
ソアラ
:耳がとがっているのかどうか、自分でさわさわしてみよう。「ああ、とがってますね」
ジェダ
:うーん、何かあったら、非力な魔導師には何もできませんしね…ぱっと食堂を見回しますけど、腕の立ちそうな人は居ますか?たとえば、ドワーフでハルバード使うような人とかw
ドゥアン
:むぅ?誰のことじゃろうのう?
ウィル
:そう言えば、ソアラの見た目って、何歳くらいっすかぃ?
ソアラ
:んー? 何にも考えてないけど…見た目年齢は、15歳とかそのあたりかな?
ジェダ
:若いですねー。
ソアラ
:女の子と前回言った気がするのでw
ジェダ
:まぁ、実年齢は(ry
ソアラ
:とりあえず、女の子ですよ。女の子。エルフに年齢を聞いてはいけません!

 エルフは寿命が長く、数百歳まで生きます。
 よって、エルフの見た目と実年齢とは、一致しないのです。
 なお、アレクラストでは人間の平均寿命が50歳前後です。

ウィル
:んでは、妹と同じくらいだけど…耳は尖ってないしなぁ…といいながら傍観中。
GM
:絡みはだんだんエスカレートしてるね。
GM_NPC
:酔っ払い「おいおい、ここは森じゃねぇぞぉ〜?」(めっちゃアドリブ)
GM
:半分、セクハラ入りだした。
ソアラ
:「何をしますかー!?」と、いやいやするw
ジェダ
:んー、そろそろ五月蝿いな、600G以下同盟としては止めるか。
ジニー
:エルフって虐げられてるんですか?
ジェダ
:んー、異種族は珍しいかと。
GM_NPC
:酔っ払い「おじさんが森まで連れてってやろうじゃねぇかー」
ソアラ
:「きゃー、たすけてー」w
ジェダ
:では、すっと間に入って、「まぁまぁ、落ち着いて」と。
ウィル
:んじゃ、こっちも「それくらいにしたらどうだ」と言いましょう。
ドゥアン
:では、4桁同盟としては傍観なのかの?
ジニー
:傍観。身を守る基本は我関せずですよ。
ジェダ
:鬼ですかアンタらはw
ソアラ
:えーと、わたしは、セクハラされたと言うことは、身体を触られたり? と言うことは…わたしは、下着を…
ジェダ
:まだそのネタを持ち込みますか!?
GM
:君たちが止めにはいるが、おっさんはなかなか引かないね。「何だー!貴様らー!ワシに触れていいと思ってるのかー!」とかなんとか。
ジェダ
:触れるとどうなるんだろう。
ソアラ
:「さわるとどうなりますか?」(どきどき
ウィル
:まぁ…それはともかく、「酔っ払うのは構わないが他人に迷惑をかけるな…」
ジェダ
:そのおっさんの外見って、裕福そう?
GM
:豪華ではないけど良いもの着てるよ。
ラゼット
「ごちそうさまでした」と言って、席を立つ。
ジェダ
:スルーか!?
ウィル
:スルーっぽいねぇ…w
ジェダ
:関わっちゃったしなぁ…良いものかぁ…上客なのかもなぁ…あまり事を荒立てたくないのだが…
GM
:で、揉め事になりそうになって、後ろに控えてたのが前に出てくる。
ジニー
:用心棒先生ですか。
GM
:いや、そういう風体じゃないね。人数は4人で、4人とも同じ格好してる。
ウィル
:うん?
ソアラ
:うん?
GM
:で、よくよく見ると、その全員(おっさん含む)の服に…
ジェダ
ファラリスの紋章が?
ウィル
:ファラリスはやばい。
GM
:いや、ファリスの紋章がついてる。
ソアラ
:『ら』のついてない方らしいです。

 『ファリス』は正義の神で、至高神と言われており、逆に『ファラリス』は暗黒神と言われる、邪神です。

ドゥアン
:む。エルフはどうということはないが、戦いとあれば黙っておれん。数の少ないほうに加勢するぞ。「待て待て。多勢に無勢とは卑怯であろう。…ワシも混ぜろ」
ソアラ
:でも、ファリスなら、悪い人じゃないのかな?
ジェダ
:酒が入って、少しハメ外しちゃったんでしょうかね。
ウィル
:かな…
ドゥアン
:相手にとって不足なし。
ジェダ
:ファリス相手に、船の中で喧嘩する気まんまんですかw
GM
:と、本格的に喧嘩になりそうになってきたところに、「すみませ〜ん!」と走りこんでくる人が一人。
ジェダ
:そっちを見ます。
ウィル
:「…?」とそちらに視線を。
ジニー
:表情を変えずにその方角を見ます。
GM
:身長170cmくらいの男の人が食堂に走り込んできて、おっさんをなだめに入る。
ドゥアン
:む…見上げる。
ジェダ
:大体同じ身長だな。やはり、ファリスの紋章をしてるのかな?
ソアラ
:隙間から見てる。
ラゼット
:席を立った後、会話が気になり、そこで立ったまま。
GM
:「ほらほら、ムルガス様、こんなところで卑しい者どもにからんでないで、部屋にもどりましょう」
ドゥアン
:なんじゃなんじゃ。戦えないのか?
ジェダ
:事態の推移を見守ろう。あと、発動体の杖は基本的に常に持ち歩いてるのでって…カチーン。
ソアラ
:卑しいだとー!?
GM
:「おまえたち、ムルガス様を部屋までお連れしろ」
ジェダ
:好感度ダウンですね。
GM
:で、おっさんはしぶしぶ退散する。
ジェダ
:で、こっちには?
ウィル
:卑しいとか言うくらいだし、あんま好意的ではないねぇ。
ソアラ
:まぁ、ソアラ的には、エルフのアイデンティティなどないので、卑しいとか言われても、別にいいんですけど。
GM
:と、君らが気にして見ていると、そのお兄さんはおっさんが食堂を出て行くのを確認してから皆の方に振り返って、「申し訳ない!」と土下座しそうな勢いで頭を下げてくる。
ジェダ
:あれ、腰が低いですね。
ソアラ
:好感度アップですかw
ウィル
:「…は?」
ジェダ
:「ちょ、ちょっと、どうされましたか?」
ジニー
:「…」あきれたように傍観。
ソアラ
:あれ、その人もファリスの人なの?
ウィル
:会話から察するにそうでしょ。
ドゥアン
:「まぁまぁ、顔を上げられい」
GM
:「すみません、ああでも言わないと聞いてくれないので」
ジェダ
:「まぁ、揉め事にならずに済みましたし、こちらこそ助かりました。貴方方は一体?」
GM
:「あ、これは失礼。ボクはルードと言います。見てのとおりファリス神殿に仕えてる者です」
ウィル
:「…と、お嬢ちゃん。何かされなかったか?」とソアラの頭をぽふぽふ叩いてみる。
ソアラ
:うなーと叩かれる。
ウィル
:「ファリス…正義、か。正義を名乗る神の代行も腐ってきたな…世も末か」
ジェダ
:「まぁ、酒が入ればたまにはあんな事もあるでしょう。出来れば控えていただけると助かりますが」
GM
:えっと、ここにいるのはジニーとラゼット以外かな?
ジニー
:そのはず。
ウィル
:そうだねぇ。
GM
:じゃあ、その四人に、ルードが言う。「お詫びに何か奢りますよ」
ジェダ
:好感度UP!
GM
:と、適当なお酒を人数分注文してくれるね。
ドゥアン
:「おぅ。戦えなかったのは残念だが、うまい酒は大歓迎じゃ」
ウィル
:「奢り…?では、とりあえず200Gくれ。そうすれば港に着いたときに確保して貰っているロングボウが買えるんだ」と真顔でw

.2:ファリスとナンパ?

ジェダ
:では、奢って貰ったお酒を口にしながら聞いてみよう。「差し支えなければ教えて欲しいのですが、ファリスの方々が団体でこんな船に乗っているのは何故ですか?」くんくん、事件の匂いがします。
GM
:「ムルガス様の里帰りなんですよ」
ジェダ
:「里帰りですか」
ドゥアン
:「ほほぅ」
ウィル
:「…里帰り? 里帰りにファリスの人間を動かしているのか…?」
ジェダ
:「まぁ、権力者という物はえてしてそういうものですよ」
GM
:「あの人は、ああ見えて、結構大きい神殿の神殿長…の息子さんで…」
ウィル
:「…安心した。あれが神殿長をやってたら、ファリスも終わりだろうからな」
ドゥアン
:発言がストレートだのぅ。お主。
ジニー
:ウィル君は毒舌な好青年ですかw
ソアラ
:さすがにファリスの人を前に言うのはどうかと思います。
GM
:「素行がああなので、地方の神殿にお父上が…その…何というか、飛ばしてらしたんですが」
ジェダ
:こっちも割りとストレートですね。
GM
:「お父上は大変立派な方なのですが…」
ドゥアン
:「ふむ。ご父君のところに帰る途中、と」
GM
:「そういうわけなんです」
ジェダ
:「なるほど、色々大変ですね。まぁ、今回は揉め事にならずに済みましたし、そちらも揉め事は避けたいでしょうから、あのおじさんとはなるたけ顔を合わさないようにしましょう」
GM
:「はい、本当に申し訳ない」
ソアラ
:示談で解決しました。被害者曰く。安いなぁ、わたし。
ジェダ
:「お酒、ごちそうさまでした」
ドゥアン
:「うむ。うまかったぞ」
GM
:「いえいえ。それではボクは、コレで失礼しますね」と言って会釈すると、食堂を出て行く。
ドゥアン
:「おぅ」手を振っておこう。
ソアラ
:目で追う。
ジェダ
:さてさて、「そちらのエルフさんも災難でしたね」
ソアラ
:「はぁ」
ウィル
:「全くだな」
GM
:まあ、その後はたいしたことも無く各自お部屋にもどるわけだが…
ジェダ
戻るんかいw 今まさに、自己紹介の時かと思ったのに。
ウィル
:んでは「これからは気をつけるんだな、エルフのお嬢さん」と言って部屋に戻ろう。
ジェダ
:「揉め事は勘弁ですからね、私、喧嘩弱いですし」と苦笑して部屋に戻ろう。
ドゥアン
:「戦いになるときは呼んでくれい」と言い残して(自己紹介もせずに)部屋に戻ろう。
ジニー
:「面白いものが見られたなー」とか思いつつ部屋に。
ソアラ
:自己紹介はともかく、わたしは記憶喪失なんていう設定にしてしまったので、どう反応していいものやらわかりませんでした…
 ええ、中の人的に大変なのだと、今ものすごく思いましたw
ジェダ
:大変だな、記憶喪失w
ソアラ
:わたしには、行動理念がないw
GM
:では、みんなが部屋に戻って床に入って…
ソアラ
:…部屋はどこなんだろう。(ぼそ
GM
:各自お休みしてる間にも、船は順調に進み…
ソアラ
:みんなが帰ってしまったので、ぽつーんと食堂にいたりしてみる。
ジェダ
:寂しいなおいw
GM
:んで!ここからが重要なのだが!!
ジェダ
:重要な事が起こったようです。
GM
:うん。そんなわけで、船は順調に進み、順調に嵐に巻き込まれる。
ジェダ
:な、なんだってー!?
ラゼット
:Σ
ドゥアン
:むぉ。大自然が相手かっ!
ジェダ
:自室で本を読んでたら、船がやけにゆれるんですね。
ウィル
:「嵐が酷くなってきたな…」
ジニー
:不自然な揺れに身支度を整えてみます。
ジェダ
:大部屋だろうし、部屋から出て船員さんに手伝う事無いか聞いてみよう。
ドゥアン
:とりあず、ワシも荷物をまとめておくかの。
ソアラ
食堂で、揺れに合わせて、ごろごろーごろごろーと転がっている。
ジェダ
:w
GM
:アホな娘がいる…(;´Д`)
GM_NPC
:ホンマにエルフか?グラスランナーじゃないのか?w
ジェダ
:さて、では、対嵐…
GM
:をするまでもなく、順調に、船は難破してくれました。
ウィル
:うーわー、難破かよぅ。
GM_NPC
:船は難破するものです。
ウィル
:知らなかったw
ジェダ
:せっかく作業手伝ったのにな。筋力低いのに…
GM
:そして、時間は飛んで次の日の朝。
ジェダ
:あーたらしいーあさがきたー、きぼうのあーさーが。
ジニー
:希望か?w
ラゼット
:そこにあるものは希望?絶望?
ジェダ
:だって昨晩沈まないように手伝ったもん。希望があるさ!
GM
:では、まず、ラゼット、ジェダ、ジニー。
ラゼット
:あぃ?
ジェダ
:なんでげしょう。
GM
:きみたちは砂浜で目がさめる。
ジェダ
:なにぃ!?
ジニー
:うぉぉい。
ラゼット
:うぁー。
ジェダ
:と、装備は?
GM
:まとめた荷物は一応持ってるね。三人は仲良く、綺麗に並んで寝てる。
ジェダ
:じゃあ、目をあけると、目の前をかにさんが横切ったりしてるんですね。
ソアラ
:とてとてとて。(しゅわわわ>泡の音
GM_NPC
:いやいや、カニさんに鼻を挟まれて目が覚めるんだな。
ドゥアン
:ちょっきり。
ラゼット
:「いたたたたたたた!?」目を覚ます。
ジェダ
:じゃあ、目を醒まして辺りを見回しましょう。船の残骸とかあったりしますか?
GM
:そうすると、浅瀬に座礁した船が見えるね。
ジェダ
:うへ、座礁してるのか。
GM
:割と原型をとどめてはいる。まぁ、マストはぽっきりいっているようだけど。
ジニー
:「さいあくー」とぼやきつつ荷物の確認。
ソアラ
:なむなむ。(他人事のように
ジェダ
:「やれやれ、どうやら私たちは遭難してしまったみたいですね…」
ジニー
:ここで火事場泥棒にッ!
ジェダ
:それはどうかw
ジニー
:とりあえず、現状を把握したので、「だねぇ」と同意。
ラゼット
:「ですねぇー」
ジェダ
呑気な一行だな。
GM
:で、ちょっと離れたところに、ありあわせの布で作ったテントというか本部?みたいなのがある。帆で作ったものなのかな。
ジェダ
:ん? 「どうも他にも無事な人がいるみたいですね。とりあえずあそこに見えるテントにいってみませんか?」
ラゼット
:「はぃ、了解です」同行ー。
ジニー
:「それが無難だネ。そうしよっか」
ドゥアン
それが、彼らを見た最後じゃった…
ジェダ
:なぜだw
ラゼット
:Σ
ソアラ
:なむなむ。(他人事のように
GM
:で、テントの近くまで行くと、中から「だから、いつ船は直るんじゃと、聞いとるんだー!」と叫び声が聞こえてくる。
ジェダ
:あ、さっきのおじさんですかね。その声。
ジニー
:生き残ったんですか。
ソアラ
:ああ、セクハラ大将?
ドゥアン
:名称決定じゃの。
ジェダ
:命名、セクハラ大将。
GM
:(;´Д`)
ラゼット
:(´・ω・`)
ジェダ
:覗いてみますが、テントの中にはおじさんの他には誰が居ますか?
GM
:ルードくんが困った顔してるね。
ジェダ
:可哀相に…入っていって声をかけよう。「やぁ、どうも。あなた方も無事だったんですね」
GM
:「ああ、目がさめましたか」
ジェダ
:およ、じゃあ仲良く並べてくれたのは貴方なのかw
GM
:「よかったよかった」と言って、ルードくんが声を返すね。
ジニー
:せめてテントの中にでも、つれてってくれよ。っと、「…誰だっけ?」
ラゼット
:「…はて、どなたでしょう?」
ジェダ
:そーいや、傍観組みでしたか。貴方達は。
GM
:「ああ、そちらのお二人は始めましてですね」
ラゼット
:「ジェダさん、この方は?」
ジェダ
:なぜ私の名前を知っているw
ラゼット
:あ…

 プレイヤーたちは知っているが、キャラクター達はまだ自己紹介をしていない。
 つまり、キャラクター的には、まだ名前は知らない…

ソアラ
:電波なだw
ジェダ
:エスパーかw
ラゼット
:(´・ω・`)
GM_NPC
:名札がついてたとか?
ジェダ
:幼稚園ですか。
ドゥアン
:メイジスタッフに名前が…
ジェダ
:ええと、「どうも昨晩からの記憶が混乱してるのですけど、私たちは遭難したみたいですね」
GM
:「みたいですね…」
ソアラ
:いろんな意味で混乱してます。
ジェダ
:それは言っちゃ…w 「そういえば、自己紹介もまだでしたね。私はジェダといいます。旅の魔法使いです。まだまだ駆け出しですが…それで、こちらの二人は…同じ生存者ですw
ソアラ
:チャンスだ、名乗れw
ジニー
:「ボクはジニー。おシゴトは秘密、ってことで」
ラゼット
:「僕はラゼットと言います。駆け出しの商人です。よろしくー」
ドゥアン
:そういえばワシら、ルード青年が名乗った時に名乗らなかったの。
ジェダ
失礼な連中だな、俺たち。
GM
:で、そんな君らを先のセクハラ大将は一瞥して、ふむと唸る。で、それを受けて、ルードが言うね。「こちらはムルガス様、ボクの…主人です」
ソアラ
様とか、ボクとか、主人とか、誤解を招きそうなキーワード満載ですか?
ジニー
:どうなの、それ?w
GM
:そう言う意味ではなくw 「で、ボクはルードと言います。見てのとおり、ファリスに仕える身です。魔法はからっきしなのですけどね」
ジェダ
:自己紹介終わりw 「さて、さしあたり食料と水の確保をしないとなりませんが…他には生存者は居ないのですか?」
ラゼット
:「えっと、砂浜に居たのは僕たちだけでした」
GM
:「ええ…残念ですが、他にはいませんでした」
ジェダ
:昨晩のエルフさんやドワーフさんは、海の藻屑に為っちゃったのかなぁw
ソアラ
:…死んだのか。
ドゥアン
:そうか…
ウィル
:俺は!?w
ドゥアン
:せめて、ドラゴンと戦って散りたかったのぅ…(遠い目
ソアラ
:次に生まれてくる時は、きちんと記憶を持っていよう…(遠い目
GM
:勝手に死ぬなよw
ジェダ
:「とりあえずは、今生きる事を考えましょう」と、華麗にスルーしつつ、船員さんたちはどうなってます?
GM
:船員たちは船の修理に回ってますね。
ジェダ
:なるほど、じゃあ私たちは、食料や水の確保にまわるべきかな?「生き残った船員さん達は船の修理をしてるようですが、私たちにも何かお手伝い出来る事は有りませんかね。こんな状況ですし、お互いに協力を…」
ジニー
:生き残るには生存者を減らせば…
ドゥアン
:ばかさばいばー。
ジェダ
:そんな冷たい方程式は、もっと切羽詰まってから考えようw
GM
:では、ジェダの提案にルードが返す。「はい、こちらの十人ほどを探索にだしてますが、割とこの島は広いようなので、探索の手伝いをしてもらえますか?」
ジェダ
:「わかりました。見たところジニーさんもラゼットさんも冒険の心得が有りそうですし、協力していただけますか?」って、見てわかっていいのかな?w
GM
:それなりの格好してるから大丈夫でしょ。
ラゼット
:「了解です。みんなで頑張りましょう」
ジニー
:「生き残るためには、協力しとこかナ…」
ジェダ
:さぁ、冒険になってきました!! まぁ、ここはやはり、食料と水の確保ですかね、優先事項は。
ラゼット
:保存食は20あったり…
ジェダ
:まぁ、何日のサバイバルになるかわかりませんし、それは最後まで取っておくとして…このセージ技能で、食べられる野草を見分けますよ!!
 探すのはレンジャーさんの仕事ですが。
ソアラ
:それはどうかとw
ラゼット
:あと、水ですか?
ドゥアン
:つまり、井戸を掘る、と。
ジニー
井戸を食べれば解決。
ソアラ
:バリバリと。

.3:難破しても呑気

GM
:じゃあ、次いこうか
ソアラ
そのころ、野生化したエルフは…
ジェダ
:襲い掛かってくるのかw
ドゥアン
:――― 一方そのころ… ―――
GM
:ドゥアン、ソアラ、ウイルは、さいころを振って。
ジェダ
:その間に、私たちは探索ルートとか考えてると言うことにしよう。
ドゥアン
:ころころと。6。
ウィル
:ころころ。4。
ソアラ
:まぁ、記憶のない私は、何処でどうなろうと、不安もありませんが…ころころ。6。
ジニー
:嵐に巻き込まれて記憶を失うのですね。
ソアラ
:それもいいなぁ…
GM
:ドゥアンとソアラが6で同じか…では、二人はほぼ同時に目を覚ますね。
ソアラ
:ぱち。目覚めました。
ドゥアン
:うむ。目覚めたぞ。
ジェダ
目を醒ますと原住民に縛られて、側には燃え盛る炎が…
GM
:ないないw
ジニー
:じゃ、まだ倒れているウィル君の身包みを剥ぐとか…
ウィル
:こらこらw
ソアラ
:とりあえず、起きたらまずすることは…現状把握!
GM
:目がさめると判るんだけど、君達はきちんとベットに一人ずつ寝かされて、手当てされてるね。
ソアラ
:およ。
ドゥアン
:むむ。
ジェダ
:あれ、扱いが違うよw
ジニー
:好待遇ですね、かたや砂浜なのに…
ソアラ
:ということは、どこかの部屋の中?
GM
:部屋の中ですね。
ドゥアン
:「ここはいったい…」きょろきょろ。
ソアラ
:その声に反応して、きょろきょろすると、ドワーフさんが見えるだろうから、「あ、おはようございます」
ドゥアン
:馴れ馴れしげなエルフに戸惑いながら「おぅ。おはよう」
ジェダ
こっちも呑気な一行なだw
GM
:二人がそんな感じで「ハテナ?」となっていると、部屋のドアががちゃりと開いて、人が入ってくる。
ドゥアン
:そっちを見る。
ソアラ
:おや、誰か入ってきた。
GM
:「あ、お目覚めになられましたか?どこか、痛いところとかはないですか?」と言いながら、年の頃は17〜18歳の女の子が部屋に入ってくる。
ドゥアン
:ふむ…どこか痛いのかのう?
ジェダ
:むぅ、かたや偉そうなおっさんなのに、こっちは女の子か。神様は不公平だ。
ウィル
:いまだ昏倒中ー。
GM
:で、その子はよく見なくてもわかるけど、耳がとがってる。
ソアラ
:およ、耳がとがってますか。お仲間さんですか?
ドゥアン
:グラスランナーもとがっておるぞ?
ソアラ
:グラスランナーは男の子しかいないんだよ。
ドゥアン
:なるほど。ドワーフとエルフと同じか。
GM_NPC
:初心者が信じるような事を言わない。
GM
:で、よく見なくてもわかるんだが、二人…
ソアラ
:ん?
ドゥアン
:なんじゃ?
GM
:その女の子は、耳がとがっていて、そして、肌が浅黒い。
ソアラ
:黒いのかYO!!
ドゥアン
:む。
ジェダ
:日焼けですかねw
ソアラ
なるほど、日焼けかw こんな所でさいころを振るはずがないしね。
ドゥアン
:「ダークエルフ!?」思わず身構える。
GM
:女の子は普通に近づいてくるね。
GM_NPC
:GM、肌について(ダークエルフかどうか)の知識判定はいらなさげ?
GM
:しなくていいよ。知ってる事にしていい。
ジェダ
:まずいですね、腐ってもファリス信者の団体様が来てるのに黒い肌か…
ソアラ
:記憶喪失な人的には、よくわからないので身構えません。

 ダークエルフというのは、肌の黒いエルフで、古の神々の戦いの際に、暗黒神の側についたエルフの事です。
 一般的に邪神の側に属する種族で、邪悪な種族とされています。

GM
:女の子はウィルを見て、「まだ、お一人目がさめてないのですか。大丈夫なのかしら?」と呟いている。ウィルは適当な所で起きていいよ。
ドゥアン
:謎のダークエルフに、「お、お主、いったい何者じゃ?」と、ちょっと混乱気味。
GM
:「そう身構えないでください。見た目が珍しいのはわかってますから」
ソアラ
:わたしはあんまり興味がないから、ウィルをつんつんしよう。
ジェダ
:ロングスピアで?w
ソアラ
:ダガーしかないよ。
ドゥアン
:「珍しいどころではないわ…」と、こちらはまだ身構え。
GM
:「なにもしませんから」と微笑む。
ソアラ
:んー、腐ってもエルフなわたしは、敵対した方がいいのだろうか…でも記憶喪失だしなぁ…
ジニー
:どこまで失ってるかが微妙ですね。
ドゥアン
:「むぅ…」害意がありそうとか、そういうのは判るかの?
GM
:なにを害意とするかはわからないけど、武器は持ってない。女の子は言う。「自己紹介がまだでしたね」
ソアラ
:よし。ソアラ的には、ダークエルフを知らない事にした!なので、デフォルトでは敵対しないことに決めた!
GM
:「私は、シェリスといいます。一応この村の村長兼神官をやらせていただいています」
ドゥアン
:「…ワシはドゥアン・サーウ。旅する戦士じゃ」まだちょっと警戒。
ソアラ
:ぺこりとお辞儀して、「ソアラというそうです」と。
ジェダ
:そうですってなんだw
ソアラ
:自分の名前を知っているのかどうか、自分で疑問だったので…まぁ、あんまりやってると話が進まない気がしてきたので、「手当をしてくださったのは、おねえさんですか?」
ジニー
:そうか、外見的には2つくらい上なんですね。
GM
:「皆さん、岩場にうちあげられてたんですよ、運がいいですよね。傷も擦り傷くらいしかなかったですし」
ソアラ
:きっと、私が失われた記憶の中に眠るウィンディーネに語りかけて、みんなを助けたんだよw
ジェダ
:記憶を失う前は何レベルシャーマンだったんですか。貴方はw
ウィル
:っと。一段落したようだし、そろそろ起きようかな。「…ここ、は…?」
ジェダ
:あの世。
GM
:おいおいw
ウィル
:「俺はいったい…?」
GM
:「あ、目がさめましたか」
ソアラ
:「おはようございます」
ウィル
:「あ、あの時の…」と、ソアラを見て。「ここは船…じゃ、なさそうだな…」
ソアラ
:「船が難破してしまって、岩場に打ち上げられていたところを、このおねーさんが助けてくださったそうです」と、しぇ…なんとかさんを見る。
ウィル
:「そうなのか…有難う。助かった」
ソアラ
だが、ダークエルフなんだけどなッ!!
ウィル
:マジ?
ソアラ
:見ればわかるのでしょう?GM?
ジェダ
:いや、日焼けしただけかも知れないぞw
ソアラ
:ソアラ的には、そう言われたら信じます。
ドゥアン
:ドゥアン的にも、日焼けエルフと強弁されたら信じそうな…(知力8
ウィル
:っと…GMGM。
GM
:ん?
ウィル
:今日って何処までやるん?続き物?
GM
:明日につづくよ?
ウィル
:だよね…えっと、すっげぇ悪いんだけど、落ちていい?(滝汗
ソアラ
:ピンチ到来?
GM
:調子悪いのかな?
ウィル
:調子悪い…頭痛いしちょっと熱が…
GM
:ありゃ。
ウィル
:今体温計もってきて計ったらちょっと危険だった。
GM
:じゃあ、仕方がない。おだいじにー。
ドゥアン
:あらら。
ソアラ
:じゃ、ウィルは目を覚ましたけど、くたーんとまた倒れてしまった、とw
ドゥアン
:熱を出してやばめ、と。
ソアラ
:難破すれば、風邪くらいひきますね。「ああっ、どうしましたかー!?」と、ウィルを見ると…きっと生命の精霊の力のバランスが崩れているんだ。
GM
:シェリスはウィルのおでこに手を乗せて、「これは…安静にしておかないといけませんね…」
ジェダ
:しまった、最大の戦力がw
ジニー
:わが軍の固定砲台がw

 どんなトラブルもロールプレイで切り抜ける人たち。

GM
:じゃあ、残った二人に向かって、シェリスは言う。「では、元気になられたようでしたら、お二人だけでも村の中を案内しますね」
ソアラ
:お腹が減ったので、ついていくことにしよう。
ドゥアン
:「うむ。お願いしよう」なんとなく流されてしまっているワシ。
ソアラ
:知力8と記憶喪失のステキコンビ発動w
GM
:で、お二人は村を見て回るんだけど、村にいるのは普通の人たちばかり。
ドゥアン
:村人が皆ダークエルフというわけではないのかの?
GM
:うん、のどかな村だね。
ソアラ
:およ、ダークエルフは突然発生したのだろうか?
GM
:村長だけが、外見がダークエルフだね。
ドゥアン
:「世の中には不思議な場所があるのぅ…」
ソアラ
:村長さんだけ?と言うことは、村長さんにあったと。
ドゥアン
…それは素か?ロールプレイか?ソアラよ。
ソアラ
:?

 一瞬停止するチャット。
 ソアラ以外のみんなは、当たり前のようにわかっている。

GM
:シェリスさんが村長だよw
ジェダ
:その娘さんがそんちょでしょ。
ソアラ
:なにいいいいいいいいいいい!?
ドゥアン
さっきのシェリスが村長と言っていたではないか。
ジェダ
:流石だ…
ジニー
:記憶喪失がんばってますっ?
ソアラ
:(ごめんなさい、すっごい素です…
GM_NPC
:村長兼神官だね
ソアラ
:(メモしておこう。メモメモ。
GM
:じゃ、二人は村を見て回ったんだけど、知識判定してくれるかな?
ドゥアン
:ふっ。(遠い目
ソアラ
:ん、技能はないけど。
GM
:セージとか持ってれば足しても良いよ。
ドゥアン
:バードしかないのぅ。(ころころ)4じゃ。
ソアラ
:ないでーす。(ころころ) お、でも9だ。
GM
:じゃー、ソアラ。
ソアラ
:はい?
GM
:そのトコロテンな脳みその記憶にかすかにあったのだが…
ジェダ
:w
ソアラ
:凄いぞ、奇跡だね!!
ラゼット
:w
GM
:民家の壁とか扉、あと数人の村人の胸から印がさがってる。
ソアラ
:印?なんだろう。
ジェダ
:ファラリスかなw
GM
:民家のやつは、装飾みたいにさりげなく紋章がかいてあって、変形してちょっとわかりづらいけど、ファラリスの紋章だとわかった。
ソアラ
:ファラリスか…
ドゥアン
:なーんもわからん。
ソアラ
:じゃあ、それを指さしながら、ドゥアンさんに言おう。「綺麗な紋章がありますよー」
ジェダ
:邪神の紋章だろうw
ドゥアン
:「ほぅほぅ」でも何だかわからない。
GM
:「この紋章は私達の神様の紋章なんですよー」と、ニコニコしながらシェリスさんが言うね。
ソアラ
:「あれは、ファラリスの紋章ですよねー」と、知っている知識を自慢するように、シェリスさんに言ってみる。
ジェダ
:自慢すな。
GM
:「そうですよ、自由の神様です」
ドゥアン
:「なんとっ!?」びっくり。
ソアラ
:ふふふふ。私の数少ない記憶!!
GM_NPC
:何時まで覚えていられるのかな…
ジェダ
:クールですね。
ドゥアン
:「邪神ではないか」
GM
:「そんなことは無いです!」シェリスさんはいきり立って言う。「ファラリス様はおっしゃいました。『汝の為したいように為すがよい』と。そして、この言葉には深い含蓄があって、本当に為したいように生きるにはどうしたらいいか、一番の自由がなんなのか、それを私達に教えてくれているのです」
ソアラ
:言われてみると、深い気もしなくもないとか思う、弱い脳みそのわたし。
GM
:「そのおかげで、この村では皆仲良く幸せにくらせています!」
ドゥアン
:「?」知力8なので理解不能っぽい。
GM
:「多くの人たちはファラリスさまのおっしゃった言葉の意味を理解せず、鵜呑みにして、結局は破滅という一番自由から遠い結末を迎えるのだと、父が言っていました」
ソアラ
:「偉大なお父様です…」お父様もファラリスなのか。
GM
:「世の理解ない人たちの弾圧に耐え切れず、私達はひいお爺様の代に船で避難したのです。そして、私たちはこの島に流れ着いたのだと聞いています」
ドゥアン
:クリスタニア…
ソアラ
:隠れ里みたいなモンですね。ともあれ、為したいように為すがよいで助けて頂いた手前、邪神と一刀両断できません。
ドゥアン
:ワシも。害意がない上に、助けてもらったでは一刀両断はできん。
ソアラ
:それよりも他のみんなが気になるので、シェリスさんに聞かなければ。「あのぅ…」
GM
:「はい?」
ソアラ
:「船が難破したはずなので、他の人がいたはずなのです」
GM
:「そうなのですか!島の方以外が来られるのは、めずらしいと思っていたのですが」
ソアラ
:「見かけてませんか?じゃあ、死んじゃいましたか?
ジニー
:さらっと言うなぁw
ジェダ
:さっきまで我々も海の藻屑だとか好き勝手いってたけどなw
GM
:「いえ、見つけたのは貴方達だけですよ」
ソアラ
:ふふふふ…そして記憶喪失な私は、爆弾発言をしてやろうと思っている…
ジェダ
:爆弾発言!?
ソアラ
:「私たちの他に、10人くらいいるはずなのです」
ジェダ
:早くも、ファリスの事を言う気か!?w
ソアラ
:何人いるかは覚えてないけど…
ドゥアン
:もっといるだろう、船員も含めて。
ソアラ
:じゃあ、「たくさん」
ジニー
:この記憶喪失、過去を失ったんじゃなくて、現在進行形で記憶できないのかw
GM
:「まあ、それは心配ですね」
ソアラ
:「大変なのです」
GM
:「心配ですね…この島は、危険な動物はいないのですが、ただ、水が…」
ソアラ
:「水?」

 華麗にGMの誘導によって爆弾を起爆させる前に別の事に興味を持つソアラ。
 現在進行形で記憶できていない。

GM
:「この島には、危険な動物はいないのですが、湧き出てくる水は、全部しょっぱいのです」
ジェダ
:うへぇ。
ドゥアン
:井戸を掘れんのか。
ラゼット
:うわぁ、これまた難題な。(汗
ドゥアン
:一旦蒸発させて、水蒸気を集めて水にする…えらい手間のかかる島じゃ。
GM
:「いえ。私達は、ほらあそこに見える…」といって指をさした方に、遠くからでも判るでっかい木がある。
ソアラ
:ふむ?
GM
:すごくでっかい。どれくらいでっかいかと言うと、縄文杉よりでっかい。
ソアラ
:でかっ。
ジェダ
:あれが、マナの樹!?
GM
:つか島の何所からでも見えるくらいでっかい。
ジニー
:うはw
ドゥアン
:それは…すごいのう…
ソアラ
:誰でも気づくスケール…
ジニー
:この樹なんの樹?
GM
:「私達は水の木と呼んでいますが、あの木の根の穴から沸く水はのめるんですよ」
ソアラ
:「ほー」
ドゥアン
:「ほぅ」
GM
:「他にもはぐれた人がいるのなら、水の事もありますし、心配ですね…」
ドゥアン
:「うむ…水がなければ、3日と生きられん…わき水が飲めないとわかれば、謎を探るためにも、あの目立つ木に向かうかもしれんの…」
GM
:「探しにいかれますか?」
ソアラ
:むむ、探しに行く義理はないのですがw
ジェダ
:ああっ、昨晩庇ったのにw
ソアラ
:そんなこともあったかも知れない!?
ジニー
:大丈夫か、これw
ソアラ
:「とりあえず、生きている人がいたら、助けてあげるべきだとは思います」
ドゥアン
:「まぁ、自分たちの飲み水くらいは自力で取ってきたほうがよいであろうし。ひとつどうじゃ?そのエルフ…ソアラと言ったか。恩返しもかねて、水くみにでも行くというのは?」
ソアラ
:「はぁ…」ソアラ的には、水くみは比較的どうでもいいですし、行ってあげる義理もないのですが、流される事にします。
ドゥアン
:自分の飲み水くらいは自分で取ってくるのが冒険者というものではないかの?
ソアラ
:わたし、シャーマンだからピュリフィケーションあるもん。
ドゥアン
:…

 ピュリフィケーションとは、どんな水も真水に変えるという、精霊魔法である。
 この魔法を使えば、どんな泥水だろうが毒薬だろうが塩水だろうが、すべて真水に変換できるのである。

 なお、ソアラの1日の真水の生成量は70リットル…

GM
:…
ドゥアン
:…
ソアラ
:?
GM
「では、案内しますね♪」
ドゥアン
「うむ、お願いするかの」
ソアラ
ついていきます。
ジェダ
くるなぁああああああああw 悲劇が予想されるにゃー。
ソアラ
:汝の為したいようにするので、助けてあげるべきだとおもいました。まる。
GM
:「私の代で外のお客様をお迎えできるなんて!村をあげておもてなししなくちゃ♪」
ソアラ
:一応、かばってくれた魔導師がいたような気がしてきましたのでw
ジェダ
:そろそろ我々探索部隊の準備も整ったかなw 物語ではないサバイバル生活に、わくわくですよ。

 乗り合わせた船が難破し、冒険者たちが流れ着いたのは、ダークエルフ率いるファラリス(邪神教)信者が平和に暮らす島だった!

 それだけなら特に何も問題はなかったはずが…なんと、難破した船にはファリス(至高神)の司祭たちが乗り合わせていて…
 はたして、冒険者一行はこの板挟みの中で、どう立ち回るのか!?