studio Odyssey



Short Session 06

 2010.05.28/23:00〜

06:DX 3rd その2

.0:ぶっちゃけ、隠れテーマは限界に挑め!

PC1
:そういや3rdはコンバットシステムとシューティングシステムが一つにまとまったんだな。
PC2
:ファンアウトほしい人おる?
PC3
:ぴゅまいら(ピュアブリードのキュマイラ)の遅さに絶望している最中なので、あれば嬉しいですが。
PC2
:キュマイラ様にはハンティングスタイルがありますよ!
PC1
:ブラックドッグも行動値低いけど、マイナーで使うエフェクトが無いように調整したので、移動に費やせる。
PC3
:≪完全獣化≫をとったらハンティングスタイルが取れない事態に。ってか、≪完全獣化≫って、素手のデータかわんないのか。
PC2
:≪破壊の爪≫を。
PC3
:≪破壊の爪≫をつかって、≪完全獣化≫をして。2ラウンド目が本領発揮というキャラクターになるのか。
PC2
:初手、≪完全獣化≫+≪破壊の爪≫では?
PC3
:マイナーアクションって同時に使えるんでしたっけね。そういえば。
GM
:はい、メイキング関連で質問あるひとー。終わったら随時データを公開してください。
PC3
:カヴァーをきめていなかった。
PC2
:ちょちょちょっとまってね!

 さて、DX3rdセッション第二段。
 今回もテストプレイ的に、新キャラクターでお送りします。
 そして今回はGMが…いろんな意味ですごいぞ。

GM
:はい、ではまずは、今回のトレーラーです。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた。

オーヴァードとしての非日常を隠して過ごす、日常の世界。

しかしその偽りの日常は、唐突に終わりを告げる。
告げられた言葉は、「裏切り者(ダブルクロス)」。
生き残るのは、少年か、少女か――

レネゲイドと欲望が交差する時、物語は動き出す。

DoubleCross The 3rd Edition
 『 Violet Fear 』

GM
:(※尚、シナリオ内容は、進行中に予告なく変更される場合があります)
PC2
:制作側に親切設計です。
PC1
:俺も次回から入れるようにした一文だ。
GM
:えー、PC1にあげたシナリオロイスの性別が、PC1と異性になるつもりで書いたトレーラーですが、PC1が自分もシナリオロイス男だというので、早速性別が今回予告と食い違いましたが、なにも もんだい は ない。
PC1
:進行以前に変わったが、問題はない。
GM
:では、ハンドアウトとキャラ紹介。まずはPC1。

PC1 用ハンドアウト
ロイス:冬馬秋良(とうま・あきら)
推奨感情  ポジティブ/ネガティブ:友情、慕情など/指定なし
カヴァー/ワークス:高校生/指定なし(但し、 UGN 関係者を除く)

推奨クイックスタート:夢の護り手
推奨Dロイス:対抗種、超侵蝕、永遠の炎など(データ的理由)

君は、S学園に通う高校生である。
ある日、友人(その他、先輩や後輩など、自由に決定して良い)である冬馬秋良と共に、下校しようとした。
何気ない、何時もと同じ日常の一頁、その筈だった。
その時である――学園全体が、害意に満ちた≪ワーディング≫に包まれたのは。
現れた人物は、君を非日常の世界へと引き込んだ。

GM
:はい、 PC1用ハンドアウトです。例によって、シナリオロイスの性別と関係は、概ねプレイヤーの言った通りになります。但し、親しい間柄にはしてください。
春樹
:えー、では、犬飼春樹。ブラックドッグ(電撃を操るタイプのシンドローム)のピュアブリードで、純白兵キャラ。えー…(何も考えてない)あ、ハードワイアードとったんで、多分片手が義手。
PC3
:(キャラシの固定ロイスを見て)長期入院はそのため?
春樹
:そうかもしれません。これは学校なんかでは、知られて無いことにしても良いですかね?
GM
:ではそれで。
春樹
:これ、UGNイリーガルの立ち位置として動いていいのかな?
GM
:それでも構いませんよ。他のPCと知り合いかどうかは、てきとーに決めてください。
春樹
:まぁ、おいおい動向は固めていこう。
PC2
:おいおいに。
春樹
:GM、シーン切ってください。(笑顔) いやシーンじゃないんですけど、ちょっと久々のPC1なんで、一杯一杯かもしれない。

PC2 用ハンドアウト
ロイス:西城蒼夏(さいじょう・そうか)
推奨感情  ポジティブ/ネガティブ:指定なし/猜疑心、不信感など
カヴァー/ワークス:高校生若しくは教師など(学園関係者であること)/UGNチルドレン又はUGNエージェント

推奨クイックスタート:閃光の双弾、紅蓮の刃
推奨Dロイス:精鋭、錬金術師、達人など(データ的理由)

君は、(ワークス)として、日々任務に当たっている。
今回の任務は、某県S学園への潜入操作である。
FHエージェントがその学園で、何らかの活動を行っているというのだ。
要注意人物である西城蒼夏の調査を開始して数日後のこと、≪ワーディング≫を感知した君は、その現場へと急いだ。
――その時はまだ、まさかあんな目に遭うとは思っていなかった。

GM
:はい、 PC2用ハンドアウトです。漏れなく酷い目に遭えます。
:ひゃっほう!
:まさかあんな事が起きるなんてねぇ…
:はい、都倉 蒼(トクラ・オアイ)です。歳は高校生くらいですが、小さいです。冒頭か事前に、亨さん(PC3)に、にこやかに高校生してこいと言われて、転校生として学校に行く事になった感じがいいなぁと持っています。
データ的には、エンジェルハィロゥ(光を操るシンドローム)、モルフェウス(触れているものを自在に変化させるシンドローム)、ノイマン(天才のシンドローム)のトライブリードで、射撃攻撃を得意とし、セットアップによるPTMの移動、敵アクションのダイス減少等支援系も行えます。あ、そういえばUGNチルドレンです。
GM
:嫌々任務をこなしている感じですか?
:任務がいやなのではなく、人の多いところがいやなのです。でも、嫌がってるだけで、結構楽しんだり順応したりします。
GM
:なるほど。年齢が16ってことは、高校生として潜入操作をするということでしょうか?
:年齢がちょうどいい具合だったから、送り込まれて高校生をしている感じ。転向したてで、友達がいません。
:あー、葵は16だったっけ?じゃあ、お前潜入調査ね。某学園。
GM
:てら支部長。
:は、はい。あ、あの、高校生するんですか?ちょっと、人が多いところは…
:じゃあ、俺が潜入してくっから、都倉は支部長よろしく。
:ちょ、ちょっと!む、無理ですからっ!
:いやー、この年になって高校生かー。心が躍るな〜。
GM
:亨さんは年齢幾つ?
35。
:それは無理があるな…
GM
:流石に…
:(侵蝕率が35だったから)
GM
:そんなPC3のハンドアウトです。

PC3 用ハンドアウト
ロイス:“ヴァイオレットフィアー”
推奨感情  ポジティブ/ネガティブ:指定なし/脅威、憤懣、敵愾心など
カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長

推奨クイックスタート:至高を見る者
推奨 Dロイス:黄金領域、動物使いなど(データ的理由)

君は、S市の UGN 支部の支部長である。
君の部下である(PC2)が、消息を絶った。
彼(又は彼女)は、正体不明のFHエージェント、“ヴァイオレットフィアー”の調査を行っていた、その最中のことである。
君は霧谷雄吾(ないしはその他適当なパーソナリティーズ)に連絡した後、(PC2)の行方を調べることにした。

GM
:ヴァイオレットフィアーというのは、ROの超豪華な両手剣…ではなくて、エージェントのコードネームです。
:敵はブルジョア、と。
GM
:驚くべきことに、PC2が消息を絶つ予定なので、それを追いつつ、事件の解決に当たる、という筋書きです。
:了解です。
:わぁ…楽しみです…
:あ、GM。車が欲しいのですよ。
GM
:乗用車なら常備化ポイントは8ですね。
:常備化ポイント10あるから、買ってしまうか。運転スキルとったので持っておこう。
GM
:では紹介を。
:おう。嶋村亨。35歳。UGN支部長Dだ。キュマイラのピュアブリードで、範囲攻撃がシーン中2回だけ出来る白兵型。最悪でも3ラウンド以内に決着を付ける! と。
:パチンコで仕事を抜け出す悪いヒトです。
:出自:政治権力、経験:敵性組織、邂逅:借り(ヨハン)と、なぜUGN支部長なのかわからない経歴があるが、なぜか支部長だ。
:この町は、見捨てられているんじゃないでしょうか…
:目下の悩み事は、都倉が学校に行ってしまうので、事務仕事が増えたこと。
GM
:まぁ、あれです。支部長として頑張ってください。
:おーう。ちなみに、完全獸化すると、赤地に黒い縞模様の虎になります
GM
:分かりました。
:と、亨さん!私の仕事は、馬鹿でも出来るので頑張ってください!
春樹
:褒めてねえ。
:馬鹿でも出来る支部長マニュアル。
:予想よりも馬鹿キャラになってしまいそうだ…
第2パーティはカオスって言われたし。良いんじゃない?
春樹
名前
犬飼春樹(いぬかい・はるき)
ワークス/カヴァー
高校生/高校生
コードネーム
"刹那の一撃"<デッドセット>
性別
年齢
17
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ブラックドッグ
Dロイス
雷帝<サンダーロード>
能力名
肉体 7
感覚 2
精神 2
社会 1
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:ブラックドッグ
アームズリンク
ハードワイアード
バリアクラッカー
雷鳴の申し子
ミカヅチ
武器名 種別 命中 打撃力 ガード 射程
アームブレード 白兵 −1 至近
名前
都倉 蒼(とくら・あおい)
ワークス/カヴァー
UGNチルドレンB/高校生
コードネーム
魔弾の射手(ディア・フライシュッツ)
性別
年齢
16
ブリード
トライブリード
シンドローム
エンジェルハイロゥ / モルフェウス / ノイマン
Dロイス
達人<アデプト>[コンバットシステム]
能力名
肉体 1
感覚 9
精神 1
社会 1
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:ノイマン
ファンアウト
ハンドレッドガンズ
コンバットシステム
フラッシュゲイズ
武器名 種別 命中 打撃力 ガード 射程
ハンドレッドガンズ 射撃 Lv+4 - 30m
名称 種別 技能
コネ:UGN幹部 コネ <情報:UGN>
名前
嶋村 亨(しまむら・とおる)
ワークス/カヴァー
UGN支部長D/会社員
コードネーム
吠え猛る虎(グロールタイガー)
性別
年齢
35
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
キュマイラ
Dロイス
羅刹<タイラント>
能力名
肉体 7
感覚 1
精神 1
社会 3
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:キュマイラ
完全獣化
増腕
獣の王
破壊の爪
GM
:では、 PC間ロイスの取得を行いましょう。蒼→春樹、春樹→亨、亨→蒼の順番でお願いします。
春樹
:あ、俺支部長に取るのか。
:面識はあるのかね?
春樹
:あることにしましょう。
GM
:ロイスギミックは仕掛けていないので、シナリオ中のロイスの取得は自由に行ってください。
:尊敬 / 不安 ネガティブ○。
春樹
:有為/不快感でPが表。
:◎信頼/不安 で。
GM
:春樹の年齢は幾つですか?
春樹
:幾つがいいッすかね。
GM
:というか、学年と言うべきか。
春樹
:特に希望無いなら、2年で。
GM
:蒼は何年生?
:では同じで。
GM
:では、特に希望がなければ、秋良と蒼夏は春樹と同じクラスになります。では皆さん、準備は宜しいですかー?
春樹
:多分。
:おう。
:はいはい。
GM
:それでは始めましょう。
春樹
:宜しくお願いします。
:おねがいします。
GM
一倍振りで帰って来られると思うなよ!
:うー…

この時、GMですら予想していなかったに違いない。
まさか、あんな結末になろうとは!

.1:オープニング。〜拉致られる春樹と蒼〜

GM
:ではオープニング。シーン1 、シーンプレイヤーは春樹。蒼は任意のタイミングで登場してください。
:はい。
:まずは侵蝕率を。
春樹
:(ころころ)6。まずまずのスタート。
GM
:授業が終わって、帰宅しようかというところからです。部活動などはやっているのでしょうか?
春樹
:やってねいです。さくっと帰宅しよう。学生って、教科書持ち帰ったりしねえよな!
GM
:しないね!
春樹
:鞄はいつもからっぽ。
:おべんと箱!あと鉄板。
:おい。
GM
:では秋良が、「あー疲れた、気晴らしにゲーセンでも寄ってくかね?」
春樹
:「お、いいね。行こうか」
GM
:などと言いつつ、校門の手前辺りに差し掛かります。その時、学園全体を包み込む、強力な悪意を持ったワーディングが展開されます。
:ぴきーん!
GM
:動きを止める学生達。横の秋良はうずくまって、痙攣しています。
春樹
:周囲を警戒しよう。
:も、もう少し待ってみよう。
春樹
:動き回る人影なんかは識別できますか?
GM
:「あら、貴方、オーヴァードだったのね?」と言いつつ、クラスメイトの西城蒼夏(さいじょう・そうか)が校門の方から歩いてきます。直感で分かる。彼女こそがワーディングの主です。
:登場!(ころころとした出目は7)
春樹
:「そりゃこっちの台詞だよ、こんな所でこんなことして、どう言うつもりだ?」
:えっと…(勢いよく出たはいいが、どうしたものかと)てくてくとその辺から歩いてきて、「…こ、こんにちはー」
GM
:「都倉さん、貴女もなの?オーヴァードが多いクラスね」
:この調子で、半分くらいオーヴァードに。
:「え、ええと……」二人をキョロキョロ見比べてみる。
GM
:「そんなことよりも、そこの彼、冬馬秋良君が必要なのよ。渡してくれる?」
春樹
:「穏やかじゃないね、理由も聞かず、はいそうですかとは、渡せないよ」
GM
:「彼は適合者なのよ。こんなところで燻っている素材じゃないわ」
:「は、はい! 質問です!」
GM
:「あら、何かしら?」
「ど、どっちがFH(ファルスハーツ)の人ですか?」
春樹
:凄い質問だ…
:悪いタイミングで入っちゃったようです。
GM
:「あなたがFHの人よ」
:「わ、わたしっ!?」
:むしろ、俺。
:あわあわ…
春樹
:「ともかく、少なくとも俺は、FHと仲良くしたいと思ったことは無いね。で、適合者ってどういうことだ?」
GM
:「賢者の石、って、知ってる? あれと適合できる人間のことよ」
使うと、べほまらー。
:?
GM
:「私はそういう素材があると聞いて、ここに潜入して調べていたの。でも、それももう終わり。やっと見つけたわ、その素材――冬馬秋良をね」
春樹
:「それで、その賢者の石を使って、何をするつもりだ?」
GM
:「私と、妹の為に必要なのよ。それ以上の、細かいことを話す義理は、ないわね」
春樹
:「へえ、でも残念だけど、やっぱり秋良を差し出すわけにはいかないな」
GM
:「まあ、こうなってしまった以上、素直に渡してくれるとは思ってなかったわ。でも、これならどう?」と言って、≪フレイムディザスター≫を使用。
:攻撃的なアクション?
GM
:いや、エネミー用の演出エフェクトで、炎、または氷で、建物ひとつを破壊するエフェクト。で、今は使われていない、君たちの背後、旧校舎が一瞬にして炎上、消失します。
:わぁ…
GM
:「次は、新校舎を狙うわよ?」
:「え、ちょっと…な、何してるんですか!」
春樹
:「正気か?こんなことしてUGNが黙って無いぞ?」
:「だ、黙ってませんよっ!」
GM
:「犬飼君、イリーガルなのね?そして都倉さんはさしずめ、チルドレンってところかしら?」
:「UGNを見くびらないでください!」と、ハンドレッドガンズを使用してもいいですかね?
GM
:どうぞ。侵蝕率上げてね。
春樹
:俺もアームブレードを射出しよう。
:銃器を作り出して、蒼夏さんの方に向けます。
GM
:「都倉さん、ここの生徒がどうなってもいいのかしら?」
:「う―…そ、それも困りますっ」
GM
:「全く、埒が開かないわね」と言って、懐に手を入れ、何かボタンの様なものを押します。
自爆ボタン。
春樹
脱出ボタン。
GM
:すると、周囲から武装した人間が十人ほど現れます。これ、トループではないです。
春樹
:GMが殺る気だ。
:召還ボタンでした。
GM
:「別に殺す訳じゃないのよ。大人しく従ってくれるかしら?」
春樹
:これ、ふつー、どうあっても明け渡す気になれないんだけど、渡す流れでシナリオ書いてる?
GM
:の、つもりでしたが。
春樹
:では、多勢に無勢で仕方ないので、武装解除しよう。
:では、武器を転がして手をあげます。春樹君に「と、とりあえずここは従いましょう…この人数だと…」と。
:まぁ、仕方ない流れだわな。
GM
:では、秋良と、それと春樹と蒼も連行されます。
春樹
:俺たちもか。
GM
:「ついでだし、あなた達も実験に使ってあげるわ」
春樹
:「そりゃ、ぞっとしないな」
:ご、ごめんなさい亨さん。なんだかよくわからないけど、捕まっちゃいました…と心の中で呟いておきましょう。
GM
:といったところでシーン切ります。
:うう、全く私運が悪かっただけみたいな感じだ…
GM
:春樹は秋良への、蒼は蒼夏への感情を決めてください。
春樹
:友情/不安でPが表。
:好奇心 / 猜疑心○。
GM
:では、次のシーン。

.2:オープニング。〜亨の場合〜

GM
:シーン2、シーンプレイヤーは亨。他のキャラクターは登場不可です。
:(ころころ)おぉ、どこかの支部長のように、10のホットスタート。
GM
:さて、蒼が定刻を過ぎても支部に報告に来ない、という状態からスタートです。
:じゃあ、いつもよりタバコの本数がちょっとだけ多い感じで、イライラしています。
GM
:では、そこに霧谷から専用回線で電話が掛かってくるということで。「もしもし、霧谷です」
:「おーぅ。こちら嶋村」めずらしく1コールで取ってしまった。
GM
:「先ほど、そちらの都倉さんが任務で潜入しているS学園で、大規模な爆発事件がありました」
:「あにっ!?」と、とりあえずテレビを付けてザッピング。
GM
:学園の旧校舎が灰の山となっている光景が、ニュースで報道されています。「こちらでも調査を行っていますが、何か分かっていることはありますか?」
:「今はじめて聞いたよ。都倉、学校生活に馴染めてきたところだったのになぁ…」
GM
:「呑気なことを言っている場合ではありません。付近での目撃情報などからすると、通常の火災ではなく、おそらく、オーヴァードによるものでしょう」
:「だろうな」
GM
:「都倉さんはFHエージェント、“ヴァイオレットフィアー”の調査を行っていました。それに関連した事件である可能性が高い」
:「だろうな。ちょっと探しに行ってくるぜ」
GM
:「はい。改めて、都倉さんの行方の捜索と、ヴァイオレットフィアーの調査、事件の解決をお願いします」と言ったところで、シーンを切ります。
:おー。
GM
:ヴァイオレットフィアーへの感情を決めてください。
:好奇心/敵愾心◎ だ。
GM
:分かりました。では、次のシーン。

.3:ミドルフェイズ 〜拉致組〜

GM
:次からミドルフェイズです。シーン3 、シーンプレイヤーは春樹、他のキャラクターは登場不可。
春樹
:(ころころ)このさいころ、10しか出ない。
:よ、良いペースです。
春樹
:マッハ過ぎる。
:クライマックスでは100超えてそうだな。
GM
:蒼夏の手下に、何処かの研究所に連行されて来ました。
春樹
:大人しく連行されよう。
GM
:施設では、三人はバラバラに連行されていきます。ここで、<知覚>で判定してください。目標値は8と12の二段階です。
春樹
:2個か…(ころころ)クリティカルして16。
GM
:お、成功した。
:すげー。
春樹
:自分でもびっくりだ。
GM
:では、付近での研究員などの言動から、蒼は隣の部屋に、秋良は第一実験室という設備に連行されていったことが分かりました。
春樹
:ふむん。
:モールス信号でお話ができますねっ。
GM
:「検体は慎重に扱えよ。手荒な真似をすると、指令に殺されるぞ」などという声が聞こえたりもします。「残りの二人は、とりあえず放り込んでおけって話だ」因みに、大雑把に分けて、戦闘員と研究員が居るようですね。
春樹
:戦闘員も居るには居るんだな、流石に。
:警備員も兼ねているんだろうな。
GM
:そんな感じです。
春樹
:まぁ、今は大人しくしていよう。
:逃げ出す算段をたてないと…
GM
:では、部屋に連行されたところでシーン切ります。特別頑丈な牢屋ではなくて、見張りでそれを補っているという感じ。
春樹
:了解。

.4:ミドルフェイズ 〜亨、情報収集〜

GM
:シーン4 、シーンプレイヤーは亨。他のキャラクターは登場不可。
:(ころころ)お、10以外が出たぞ。9だが。
:侵蝕率の期待値は8ぐらいだと思うのです。
GM
:蒼を探しに、何処に行きます?
:とりあえず、学校だな。連れ去られたとは知らないし、何か手がかりがあるかも知れん。
GM
:学校では、教員も生徒もうろたえています。
:とりあえず、そこらにいる人に話を聞こう。
GM
:「うわあ…」「一体何がどうなっているんだ?」「つまり地球は滅亡する!」「な、なんだってー」
「それは本当なのか、キバヤシ!」
春樹
:錯乱しすぎだ。
:は、さておき。
GM
:では、<情報:噂話>か<情報:裏社会>で判定してください。目標値は6です。
:おぉ。裏社会あるぜ。(ころころ)9だ。
:と、亨さんが、私のために頑張ってくれています。いつもはパチンコしかしないのに…
:で、何がわかった?
GM
:では、付近で聞き込んだところ、犬飼春樹、都倉蒼、冬馬秋良、西城蒼夏の四人が行方不明のようだと分かります。具体的な死傷者は出ていない模様。
:燃えた瞬間を見た奴もいないんだな?
GM
:誰もその瞬間を目撃していないことこそが不自然、という感じですね。
:さて、いなくなった四人のうち、二人は知ってる奴。あとの二人はいったい誰だ?
GM
:では、携帯電話に霧谷から都合好く着信がある。
:カチャ。
GM
:「もしもし、霧谷です」
:「おう。嶋村だ」
GM
:「何か分かりましたか?」
:「どうやら、オーヴァードがかかわってるな。ウチの都倉と、イリーガルの犬飼、あともう一組の男女が行方不明だ」
GM
:「その二人も関係者である、と見るのが妥当ですね。誰ですか?」
:「冬馬秋良と、西城蒼夏というらしい」
GM
:「…あなたに伝わっているかは分かりませんが、西城蒼夏は、都倉さんがマークしていた人物です。 FHエージェント、ヴァイオレットフィアーである疑いがあります」
:「ほほぉ〜」しかし、マークしていた人物を知らされていない支部長であった。ほうれんそうがなっていないな!
:パチンコばっかり行ってるから…
GM
:「その線で情報を洗ってみます」と霧谷が言いますが、その成果については亨が<情報:UGN >か<情報:FH >で判定してください。目標値は8。
:というか、私もですね、イリーガルの春樹君を知らされていなかったようですが…
:オレは知ってたぞ?犬飼のことは。
GM
この街の支部はどうなっているのか。
:姥捨山?
春樹
:≪崩壊の一点≫。
:とりあえず判定。(ころころ)お、成功した。
GM
:皆よく成功するなあ。
:支部長らしく、社会の能力を上げておいた甲斐があったぜ。
GM
:では、霧谷から「分かりました。都倉さん、犬飼さん、冬馬さんは、某区某所の、表向きは製薬工場となっている施設に連行された模様です」
:なんでわかるんだよ、霧谷。
春樹
:霧谷パワー。
:まぁ、オレのFHへのちょっとしたコネも役に立ったんだろう。と思っておく。
GM
:そんな感じで。
:じゃあ、早速そこへ行くか。
GM
:「応援の手配はしますが、すぐには回せそうにありません。しかし、事は悠長に構えてはいられないでしょう」
:「ああ、かまわん。後始末の人間を用意しといてくれ。それが来るまでに終わらせとく」
:一騎当千!
春樹
:玉砕覚悟。
:あ、でも念のため「応急手当キット」を調達したい。
GM
:どうぞ。
:購入判定って社会で判定だっけ?
GM
:そうです。技能は<調達>ですね。購入難易度は8です。能力値は【社会】。
:(ころころ)6。残念。
GM
:では、次のシーン。

 購入判定とは、セッション中にアイテムを調達する時に行う判定です。亨は「応急手当キット」という、HPの回復アイテムの購入の判定を行いました。能力値【社会】で、技能は<調達>を利用する判定ですが(社会の数値分ダイスを振って、調達の技能レベルを足す)、残念ながら失敗してしまいました。
 DXではセッション中にアイテムを手に入れる場合、このような判定を行います。セッション前の場合は、購入判定ではなく、常備化という処理によって、アイテムを手に入れる事になります。

.5:再び拉致組。

GM
:シーン5、シーンプレイヤーは蒼、他のキャラクターは登場不可。
:(ころころとした出目は2)わーい。
GM
:施設につくと、軽装の戦闘員数名に連行されていきます。
:おとなしくついて行きましょう。あ、でも、キョロキョロしてる。
GM
:では、<知覚>か<情報:FH>で判定してください。目標値は10。
:知覚で振りましょう。(ころころと7つ振って)7。残念。
GM
これはひどい。
:まぁ、普段の都倉ならこんなもんだな。
GM
:では、どこぞの小部屋に放り込まれました。
:牢屋的な感じではないよね?
GM
:はい。ぶっちゃけると、てきとーに隙を衝いて脱出するシーンです。
:では、てきとーにその部屋を見回してみたりしますが、面白そうなものはないですかね?頑張れば、壁破れそうだったり?
GM
:ああ、できるかもしれません。
春樹
:頑張れば壁すり抜けそうだったり?
:壁をすり抜けるエフェクト。
GM
:モルフェウスに≪壁抜け≫ってなくなったのか?
春樹
:イージーエフェクトになりました。
GM
:まぁ、ともかく、ドアは、オーヴァード能力で破壊できないほど頑丈には見えない。
:ドアを開けようとしてみます。がちゃがちゃ。
GM
:「おい、大人しくしていろ」とてきとーな男が近づいて来る。
:「と、トイレに行きたいんですけど」
GM
:「そんなもんに騙されると思ってんのか?」と言いますが、<交渉>で判定してください。こちらの<意志>と対決しましょう。
:社会は低いんですよ…(ころころ)2。
GM
:勝てない気がしない…(ころころ)「分かったら、そこにいろ」
:うーん…
:うーん…
:身体検査ってされたんですかね?
GM
:適当にしか、されていません。具体的には、常備化してあるアイテムは所持しているとして良いです。
:携帯とかあるかな…でも、報告する事も場所くらいだしなぁ…
:場所がわかるのか?
:目隠しにヘッドフォンでもされてない限りわかるかなぁと。
GM
:流石に、目隠しして連行するくらいはしています。でも、<知覚>で12以上なら分かったことにしましょう。ノイマンですし。
:感覚ならいけますよー。(と、9つ振って7)足りない…
:まぁ、こんなもんだよな…
GM
:きみは、じつに出目がわるいな…
:うう…
GM
:でもまあ、連絡するとですね。
:はい。
GM
:「おいお前、何やってやがる、それを寄越せ!」と言って男が入って来る訳ですよ。
春樹
:殴って無力化だー!
:うーん、うーん…
GM
:命中判定でこちらの回避判定と対決して、勝てばあっさり無力化できたということで。負けると酷い目に遭います。
:うう…
:所詮、一般人相手。何とでもなるだろう。
:白兵ですよね…?
GM
:武器があれば射撃でもいいですよ。メインプロセス一回相当で。
:武器を作って攻撃すると射撃になるのですか?
GM
:です。
:では、ハンドレッドガンズ使用で、鉄砲を作り出して咄嗟に撃ちましたっ!(ころころと9つ振って、クリティカルせず)…12。だ、駄目です。このダイスは10が出ませんっ!
GM
:(ころころ)2回まわって、20。
春樹
:これはひどい。
:さっきっから、都合30個以上振ってんだけどなぁ…
GM
:あっさり避けた。では、無力化できなかったということで…
:に、逃げようかな…
GM
:さて、シーンを切ろうかなあ!
:あう…
GM
:(平然と)次のシーン。
:か、改造されそうです…
:仮面ライダーにでもなってくれ。

 いや、結構、GM、脱出してもらいたくてがんばってる感じなんですが、それ以上に蒼ががんばりすぎです。
 間違った方向に。

.6:強襲。亨。

GM
:シーン6 、シーンプレイヤーは亨。他のキャラクターは後で登場するタイミングがあるかもしれません。
:(ころころ)6か。60%超えて、ボーナスがついたぞ。
春樹
危険手当。
GM
:さて、霧谷からの情報にあった、偽装製薬会社の付近に到着したところです。
:まずは様子観察。騒ぎが起こっているような、そういう気配は…ないか。騒ぎを起こすことも出来なかったような気配を感じておこう。で、どんな様子かな?
GM
:外には、見る人が見れば武装していると分かる見張りが居ます。
:まず、武装している見張りって時点でアレだな。真っ黒だ。
GM
:ぶっちゃけると、判定に成功すれば侵入はできます。
:何で判定?
GM
:えー、強行突破する:命中判定 / 目標値16。セキュリティに侵入する:<情報:ウェブ>/目標値12。秘密裏に潜入する:<知覚>/目標値12。
:せっかく車を持っていることだし、車ごと突っ込むってのもアリだと思うんだが…
GM
:車なら、<運転:>で判定して、こちらの<運動>と対決にしましょうか。
:それが一番確実そうだ。よし。小細工は性に合わんし、もみ消すのは霧谷の仕事だ。
:た、頼もしいです…
:派手に騒げば、都倉も自力で抜け出すだろうしな。<運転>でいくぞ。(ころころ)回って21だ!
:頼もしい!
GM
:「待て! そこの車!」と言って、見張りの人が制止に入る!(ころころ)「待てと言って……うわあああああ!」
春樹
:ばこーん!
GM
:うわーだめだー!
春樹
:吹っ飛んで、3バウンドくらいするんだな。
GM
:そのまま、窓に突き刺さったりもします。
:この位じゃ死なないだろう。オーヴァードなら。
GM
:では、侵入に成功したとゆーことで。
:行けるところまで車で行って、後は降りて歩こう。

.7:三度、拉致組。

GM
:次のシーン。シーン7。シーンプレイヤーは春樹。他のプレイヤーは後で登場してください。
:と、登場できるといいなっ!
春樹
:(ころころ)3。まだボーナスはつかない。58%。
GM
:では、遠くの方から「うわああああああ!」ばこーん! と。
春樹
:「なんだなんだ」
GM
:夜神局長(デスノートの)みたいな勢いで車が突っ込んだような音が聞こえます。
:「がーはっはっはっはー!」と高笑いが遠くから。
GM
:見張りの兵士達は、それを見に行ったようで、誰も居なくなりました。
春樹
:あーらら。とりあえず、蒼と合流しないとだな。扉は閉まってる?
GM
:閉まってます。
春樹
:ぶっ壊せそうな感じですかね?
GM
:ええ、判定するまでもないですね。
春樹
:イージーエフェクト定義のおかげで、演出でどうこうしにくくなったんだよな…まぁ、ぶっ壊しつつ、隣の部屋に居ると思われる蒼のほうに向かおう。
GM
:では、蒼は登場してください。
:(ころころ)で、私のじょ、状況は?
GM
:蒼が、下っ端警備員に取り押さえられている光景が見えますな。
:「た、助けてくださいっ!」
春樹
:まぁいわれんでも助けますがね、どうしたらいいですかね。後ろから蹴りでも入れればいいのか?
GM
:二対一になるし、演出でてきとーに。
:では、暴れる途中で股下から蹴り上げた。
春樹
:頭ぽくぽく殴って昏倒させよう。
GM
:ばたり。
:「あ、な、何とか助かりました…」
春樹
:さーて、どうしたもんかな。通路側の様子はどんな感じ?
GM
:遠くから「侵入者だ!」「数は幾つだ!」「ひ、一人です!」「たった一人に何を手こずっている!」と声が聞こえたり聞こえなかったり。
:「えと、音のした方は、たぶん亨さんが適当になんかやってると思うので…」
春樹
:「ああ、あの人か。毎度ながら豪快だなー」
:おい。
:こ、こわいオーラを感じました…逃げましょう。
春樹
:まぁ、逃げるのは逃げるんだが、その前に秋良を助けないとな。何か適当に人を捕まえたいんだけど、難しい?
GM
:では、てきとーに出歩くとですね、通路を三人の戦闘員が歩いているのが見えます。で、その向こう側に亨の姿があります。
:では、応援に行きましょう!がーんばれー!
:おう。(ころころ)登場だ。
GM
:「隊長! 連中が脱走しました!」「何だと!」とゆーことで、戦闘です。
:よし。適当にたたきのめして話を聞こう。それが良い。
:てきとーに位置を!
GM
:春樹と蒼は1エンゲージ、 5メートル離れて戦闘員3体が1エンゲージ、反対側に5メートル離れて亨が1エンゲージ。
:つまり、挟み撃ちということになるな。
GM
:はい、セットアップー。

.8:ミドルでバトル。

GM
:はい、セットアップー。セットアップなんかある?こちらは何もなし。
:ファンアウトは最終局面初手で使えないと拙すぎるので、ないです。
:強いて言えば、ワーディングか?もうやってんのか?
GM
:むしろ、戦闘員が放ってる。では、イニシアチブ。
:行動値19。
春樹
:行動値6。
:行動値3。
GM
:こちらの行動値は全員7です。特にイニシアチブもないので、行動値順に行きましょう。
:敵の強さも分からないし、適当に行きましょうか。マイナーで≪ハンドレッドガンズ≫、メジャーで≪コンセントレイト≫+≪コンバットシステム≫で、ひとまずAを攻撃。
GM
:どうぞ。
:(ころころx2)命中31。当たればダメージは20点。
GM
:(ころころ)ドッジは失敗なので、19点食らった感じで。
:よ、弱いな…
GM
:だが残ったぞ!
:ご、ごめんなさい…
春樹
:あれ?ダメージロールはダイス4個だよね。3個しか振ってないよ。十の位+1個。
GM
:では、死んだ。(残りHPが1なので)
よし。都倉はやるときはやる子だ。
:あ、失礼です。褒めても何も出ませんよっ。
GM
:では、Bはマイナーで蒼と春樹にエンゲージ、メジャーで≪音速攻撃≫+≪さらなる波≫+≪獅子奮迅≫で複数攻撃。(ころころ)21。
春樹
:ドッジ。(ころころ)当たった。
:ドッジ。(ころころ)こっちも当たりです。
GM
:ダメージは25点です。
:1点減点で、24点通って倒れまして、リザレクト。
:2点で復帰。
春樹
:残り11。
GM
:Cは亨にエンゲージして、≪音速攻撃≫+≪さらなる波≫のみで攻撃。(ころころ)
:ドッジ。(ころころ)残念。
GM
:12点。
:12点素通し。残り23点。
春樹
:行動値6で動いていいかな。
GM
:どうぞ。
春樹
:アームブレード出しつつ、Bに≪アームズリンク≫+≪コンセントレイト≫で攻撃。(ころころx2)
GM
:それは落ちた。
:よし!
GM
:つぎー。
:マイナーで≪破壊の爪≫、メジャーで≪コンセントレイト≫+≪増腕≫。(ころころ)よし、まずまずだ。33。ダメージは31。
GM
:それは落ちた。戦闘終了です。カバーリング用のエフェクト持たせてたのに、使う機会なかったなぁ。
:では、尋問タイムですねっ。
春樹
:えー、秋良が連れ去られた、第一実験室の場所が知りたいわけですが…ああ、亨さんには事情を説明しておきます。
:おう。大変だったな、犬飼も。
春樹
:俺よりも秋良がやばいです。
GM
:では、リーダー格の戦闘員から、設備内部の見取り図が手に入ります。食堂、司令室、第一実験室、第二実験室、ホール、玄関、保管庫と主要設備はこれだけあって、何処についても、直接移動可能と思ってください。
:とりあえず、第一実験室にその友人がいるわけだな?
:そちらに急行、ですか?
春樹
:俺としてはそこ一択。
:ヴァイオレットフィアーの居場所も気になるが、一般人の保護優先だな。第一実験室へ向かうぞ。
:は、はいっ。
GM
:ではそうですね、敵の動きについては、<情報:FH>で判定してください。目標値は10、14の三段階です。
:ここは俺が振ろう。(ころころ)クリティカルして、19だ。
春樹
:出来る人だ。
:おー。
GM
:これはすごい。
:古巣のことだ、何でも知ってるぜ。
GM
:はい、まず、ここの組織のトップは、二人居ます。
:ほう。
GM
:二人一組で行動するエージェントで、そのタッグのコードネームが“ヴァイオレットフィアー”です。
:コンビ名だったのか。そういえば妹がいるとか言っていたな。オレは聞いてないが。
:わ、忘れていました。
春樹
:どっちがツッコミでどっちがボケ?
GM
:それぞれのエージェントは“クリムゾンドレッド”、“ペイルフレイム”と呼ばれていて、それぞれブラム=ストーカー、サラマンダー(炎や氷を扱うシンドローム)の能力者です。人相などから、ペイルフレイムが西城蒼夏だと分かります。クリムゾンドレッドは、西城赤音(さいじょう・あかね)という偽名で、やはりS学園に潜入していたようです。
 で、今はクリムゾンドレッドが第一実験室で、秋良に対して何かを行っているようです。ペイルフレイムの行方は分かりません。
:よし。必要な情報は揃ったな。第一実験室へ行くぞ。
春樹
:秋良、待ってろよー。
:では駆けていきましょう。

.9:クライマックス!その1

GM
:次のシーン。驚くべきことに、クライマックスフェイズその1です。
:は、早いぞ…
GM
:もうちょっと右往左往すると思っていたんだ…
:いや、むしろ、2もあるのか。リソースの割り振りに悩むな。
GM
:シーン8、シーンプレイヤーは春樹。全員登場。
:(ころころ)72%。まずまずですよ。
:(ころころ)76%だ。これで完全獣化をすれば、80に乗るな。
春樹
:(ころころ)69%。第一実験室に入ります。
GM
:えー、第一実験室に突入すると、「おう、春樹、遅かったな」と秋良が出迎えます。
春樹
:「ん?ああ…」何か様子変わったりとかしてる?
:「……」訝しげ。
:「……」同じく。
GM
:そうだなあ、ワーディングを張っているのが分かる。「レネゲイドっつーのか、これ? 凄い力だな」
春樹
:「お前も…こっち側の人間だったのか…?いや、こっちの側の人間になっちまったのか…」
GM
:「それはこっちの台詞だぜ、ってのはちょっと違うが、俺を騙していたのはお前の方だろ?」
:そういえば、クリムゾンレッドはどこだ?
GM
:それっぽいのは見えない。
:研究員等は?
GM
:研究員も居ないね。
春樹
:「騙していた訳じゃない、知らないで居るほうが幸せなことだってあるんだ」何か悪役の台詞っぽいな。
:クールなPC1だと思えばアリだ。
GM
:「騙す側はいつもそういうことを言うもんだぜ? まあ、いいけどな。お前も俺と一緒に来いよ。賢者の石ってのをくれるらしいぜ」
春樹
:ん、まだそっちはくっついてなかったのか。
:の、ようだな。
:では、春樹と秋良を見比べて、おろおろしていよう。
春樹
:「お前は…その力を、どう振るう?」
GM
:「あー、そうだなあ…」と言って秋良が片手を上げると、蒼の顔の横を、赤い斬撃が通り抜ける。
:「ひ…」
GM
:「先ずはこーやって、めんどくせえ奴らを消すところからだな」
:「ひとつつ、いいか?」
GM
:「あん?」
:「クリムゾンレッドはどこへいった?」
GM
:「あー?クリムゾンだかレッドだか知らねえが…」というところで、全員<知覚>で判定してください。目標値は10。全員失敗すると大惨事になります。
:はっきりと自信ないな。(ころころ)無理。
:知覚なら得意です。(ころころ)クリティカルして、17!やった!やりましたっ!
:よくやった!
GM
:では分かる。秋良の首筋に、赤い痕があることが。
春樹
:≪抱擁≫で覚醒したのか?(オーヴァードでない死者を復活させる、ブラム=ストーカーのエフェクト)
GM
:いえ、判定に成功したので教えますが、≪融合≫の演出です。(エグザイルのエフェクト。対象に融合して、自分の力を与えるエフェクト)
:え、エグザイルだったのか。分かっていいのかな?
GM
:「あー? クリムゾンだかレッドだか知らねえが…」と言う秋良の言葉に、「それはあたしのことよ!」と秋良の辺りから声が聞こえて来る。同時に、辺りを包むのは暴力的なワーディング。
:まぁ、予想通りか。判定には失敗したが。
GM
:「どうやらバレたようだけど、この身体はもう私のもの!先ずは、邪魔なあんた達から消してあげるわ! この石の力で!」と言うと、赤い痕が淡く光る。衝動判定!目標値は8!
:(ころころ)耐えた、耐えましたっ!
:(ころころ)OK。耐えた。
春樹
:(ころころ)失敗。
GM
:侵蝕率を2D10あげてください。で、今回の戦闘のレギュレーションですが、秋良は非オーヴァードで、 1点でもダメージが入ると死亡します。
春樹
:うお、純粋に操ってるだけなのか?
:ふむふむ?
GM
:尚、≪融合≫を使用中のキャラクター単体も、攻撃の対象に取れます。ルール的にはエグザイルのエネミーエフェクト、≪メンタルインベイション≫の効果で操っています。クリムゾンドレッドの≪AWF≫が≪融合≫で適用されるので≪ワーディング≫が効かない、という設定です。
:侵蝕率上昇はどうなります?
GM
:侵蝕率は≪融合≫使用者、対象者共に上昇するのが本来のルールですが、クリムゾンドレッドの侵蝕率は固定です。秋良の侵蝕率は0開始として、100を超えるとジャーム化するとします。
:クリムゾンドレッドのみを攻撃して倒す、という流れが正しいのかな?
GM
:はい、その方針でオーケーです。
春樹
:「秋良、今目を覚まさせてやる…!」
GM
:では、戦闘開始だ!
:あ、GM、その前に質問。
GM
:はい?
:クライマックスフェイズ2は存在しますか?
GM
:存在しますよ。
:同様に3は?
GM
:それは分かりませんなあ。
:了解です。

.10:本気であげようと思えば、侵蝕率なんてどんどんあがるのです。

GM
:では、まず配置確認。彼我の距離は10メートル、PCはまとめて1エンゲージ。こちらは秋良とクリムゾンドレッドが1エンゲージです。
春樹
:侵蝕率は76%
:こちらは85%。
:78%です。
GM
:セットアップ。クリムゾンドレッドは≪融合≫を宣言。
:そうか。ラウンドごとにかけ直さないといけないんだな。
:こちらは、≪ファンアウト≫を使用します。私以外の同一エンゲージの二人は、即座に戦闘移動を行えます。ので、移動してください。
:では、クリムゾンレッドにエンゲージ。したいが、実は8メートルまでしか近づけない現実。
春樹
:こちらは届くので、クリムゾンドレッドにエンゲージ。
:以上です。
GM
:では、イニシアチブ。こちらの行動値は、20。
:19…
GM
惜しかったな!
春樹
:行動値6。
:3だ。
GM
:では、秋良から。「ふふ、バラけたところで無意味だよ?」マイナーで≪ブラッドコントロール≫、メジャーで≪渇きの主≫+≪伸縮腕≫+≪異形の祭典≫+≪爪剣≫+≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫。対象はPC全員。
春樹
:暴走してるのでリアクション不可。
:カバーリング出来ない分不利か!
:うう…えと、≪フラッシュゲイズ≫(ダイスペナルティを与える、エンジェルハイロゥのエフェクト)使いましょう。判定のダイスを−4してください。
GM
:ダイス少ないのになあ。(ころころ)28。あ、ちなみにドッジするならダイス−1個ね。
春樹
:リアクション不可ってドッジも出来ない、でいいんだよね?
GM
:うい。
:−1個で、ダイス1個。(ころころ)無理です。
:ダメもとでドッジ。(ころころ)無理か。
GM
:22点、装甲値無視です。
:リザレクト。(ころころ)
春樹
:リザレクト。(ころころ)よしっ。80%に乗った。
:ギリギリ1点残った。
GM
:行動終わり。因みに侵蝕率は16上昇。
:では、私の番ですねっ。
GM
:どうぞ。
春樹
:GM、これ、≪崩れずの群れ≫持ってないよね…(エグザイルのカバーリングエフェクト)
GM
:クリムゾンドレッドとしては、秋良が死ぬと困るのは確実です。持っているかはともかくとして。
春樹
:OK。
:えーと、マイナーで≪ハンドレッドガンズ≫、メジャーで≪コンバットシステム≫+≪コンセントレイト≫で、クリムゾンドレッドを攻撃します。(ころころ)28。うう…高くないです…
GM
:(ころころ)まぁ、無理か。
:(ころころ)24点ダメージ。
GM
:≪透過≫を使用してダメージキャンセル。
あ、あれぇ!?
GM
:4D10も、侵蝕率が増えますよー。(ころころ)はい、つぎの方。
春樹
:行動値6で動くよ。マイナーで暴走解除、メジャーで≪アームズリンク≫+≪コンセントレイト≫+≪バリアクラッカー≫。切り札一個目使用で、クリムゾンドレッドに攻撃。(ころころ)29。
GM
:ドッジを試みる(ころころ)も、失敗。
春樹
:(ころころ)ダメージ27点。
GM
:危ないところだけど、耐えた。
春樹
:ああ、装甲値無視ね。
GM
:なんと、装甲値が元々ありません。
春樹
:もったいなかったか。(バリアクラッカーは装甲値を無視できるが、Lv回しか使えない)
GM
:つぎー。
:マイナーで移動。クリムゾンレッドにエンゲージ。メジャーで≪コンセントレイト≫+≪増腕≫っても、対象はクリムゾンレッドに限定。(ころころ)25。
GM
:やはりドッジを試みる(ころころ)も、失敗。
:ダメージは16点。
GM
:それで倒れるが、≪不死不滅≫使用! 復活するぞ!(ブラム=ストーカーのエフェクト)そして、侵蝕率が再び、4D10上昇。そして、クリンナップ。≪不死者の恩寵≫(HPを回復するブラム=ストーカーのエフェクト)を使用して、ちょびっとHP回復。
:速い!速いよ、侵蝕率の上がり方!
春樹
:4D10エフェクト二回使ってるので仕方ない。今いくつ?
GM
:66%です。
:このターンで終わらせないといかんな…
:あ、突然ですが、亨さんと冬馬くんにロイスを結びます!亨さんは連帯感○/嫉妬。冬馬くんは、同情○/猜疑心で。
GM
:はい、では次のターン。

.11:これが120%エフェクトの侵蝕率か。

春樹
:侵蝕率、88%
:89%。
一人、101%です。
GM
:セットアップ。クリムゾンドレッドは≪融合≫を宣言。そちらがなければ、イニシアチブですが、どっちにせよ、行動値20で秋良からですね。先ほどと同じコンボで全員を攻撃します。
:≪フラッシュゲイズ≫で割り込み。判定のダイスを−6個。
GM
:少ないのに…(ころころ)19。
:まぁ、避けを試みるしかない。(ころころ)惜しい。
:うう…命中。
春樹
:(ころころ)こちらも惜しかったが命中。
GM
:(ころころ)13点、装甲値無視。
春樹
:リザレクト。(ころころ)
:リザレクト。(ころころ)
:冬馬君のロイスをタイタスにして昇華。復活。
GM
:はい。こちらは、≪渇きの主≫の効果でHP回復します。たいした回復じゃないですが。行動終わり。
:し、侵蝕率的に、待機でもいいかな?手番の最後に回れたよね?
GM
:はい。出来ます。
:ではそれで。み、皆さんお願いしますっ!
春樹
:どーすっかなー。HP幾つかなあ?
:そう、多くはないと思うんです。
春樹
:20か30かなーとは思う。
:次まで回したら、ジャーム化…
春樹
:よし、クリムゾンドレッドにロイス取ります。同情/嫌悪でNが表。
GM
:どうぞ。
春樹
:マイナー無し、メジャーで≪アームズリンク≫+≪コンセントレイト≫+≪ミカヅチ≫(Dロイス、雷帝のエフェクト)で、クリムゾンドレッドに攻撃。(ころころ)17。
GM
:それはガードを試みる。
春樹
:なら、ダメージ。(ころころ)37。
GM
:ってもガード値1なのよねー。駄目だ、倒れた。
春樹
:切り札二個目まで切ってしまった。
GM
:クリムゾンドレッドは、ここで≪蘇生復活≫を使用。続けて≪瞬間退場≫。秋良の影から少女の姿が現れて、そのまま床に消えていきます。
:オノレ…
:に、逃げられました。
:合流したか。
:冬馬君は?
GM
:秋良は意識を失って倒れますね。
春樹
:異常なさそうならそれでいいんだけど、どうしよう?
GM
:ぱっと見にやばそうなアレはありません。
春樹
:ここに置いて行っていいものか。
:ひ、ひとまず安全なところに!
春樹
:安全そうな場所ってあるかなあ…
GM
:では、そう言ったところでいったん、シーンを切ります。

.12:侵蝕率という恐怖。

GM
:シーン9、マスターシーン、PCは登場不可。設備の前に、一台の車が止まります。そして蒼夏が降りてきて、手近な戦闘員に状況を聞いている。
:なんだ、いなかったのか。
GM
:そこに赤音――クリムゾンドレッドが現れます…

「お姉ちゃん、ごめん、奪い返されちゃった…」
 現れたクリムゾンドレッド――赤音に、ペイルフレイム――蒼夏は笑う。

「あらそう、それは仕方ないわね」
 と、蒼夏は微笑みをたたえた口許のまま、
「仕方ないから…」
 と、その腕を振るった。

 ごうと音を立てて、激しい炎が巻き起こる。  巻き起こった炎が、彼女たちの眼前の研究所を包み込む。

!?
GM
:シーン10 、シーンプレイヤーは指定なし。PCは全員登場。
:(ころころ)110%まできましたよー。
春樹
:(ころころ)こっちも108%だ。
:(ころころ)これでぴったり100。
GM
:研究所が崩落をはじめます。
:ちっ。
春樹
:秋良抱えて逃げますよ。
:つ、ついていきますっ。
:仕方ねぇ。とりあえず手近なところから外へ。
GM
:では、全員、安全に逃げ切れるか、<運動>か<回避>か<知覚>で判定してください。目標値は6。失敗するとダメージを受けます。
春樹
:回避で判定。(ころころ)問題なし。
:知覚で。(ころころ)いけました。
:なら、オレは運動。(ころころ)クリティカルして、19。
GM
:超手際良い。
春樹
:慣れてるんだな、きっと。
:逃げ足は速い!
GM
:では、崩れる研究所から、外に脱出しました。
:あらよっと。
:即、周囲を警戒です!
GM
:「あら、犬飼君、都倉さん、遅かったわね」と言いつつ、正面から蒼夏が歩いてくる。後ろに赤音も居ます。
春樹
:遅かったのはどっちだか…
:ご対面だな。ヴァイオレットフィアー。こっちも近づこう。
GM
:「さっきは負けたけど、今度はこっちも二人だ!」
春樹
いやまあ、こっちはハナから三人なんだけどね。
:まぁ、それを言ったら、向こうは戦闘員とかいたしな。
:「こ、これもあなたの仕業ですかっ!?」と研究所を指して。
:「やめな、都倉。今更話すこともねぇ」
:「う―…」
:「殺るか殺られるか、だろう」
GM
:「そっちの人は、よく分かってるようじゃない」
春樹
:「俺は、お前らの目的はどうでもいい。だけど、秋良を巻き込んだことだけは、許さない」
GM
:「そう言うなら、私たちを退けて、証明してみなさい」
:「退けるなんて甘いことはいわねぇ」
春樹
「ここでお前らを叩き潰す!」と横から台詞を掻っ攫えばいいのか。
:とられた!?
GM
:「叩き潰すのはこっちだ!」 敵は“ペイルフレイム”西城蒼夏と“クリムゾンドレッド”西城赤音の二体!双方1エンゲージに固まって開始。彼我の距離は5メートル!
:お、1回でたどりつけますね。
:冬馬君の扱いは?
GM
:戦闘には参加しません。攻撃対象にもなりません。
春樹
:安心。
:ならばよし。

.13:クライマックスフェイズ。その2

GM
:せっとあっぷー!
:110%。
春樹
:108%。
:100。クライマックスで100超えは冗談じゃなかったな。
GM
:赤音は蒼夏に≪融合≫を宣言。二人が融合し、紫の髪と炎を伴った姿に。これで、赤音の持っているエフェクトの効果が適用されて、蒼夏の行動値が25になります。そして蒼夏は、≪異形への変貌≫を宣言。シーン中、侵蝕率ボーナスのダイス数を、二倍にします!
:こちらは≪ファンアウト≫の宣言。
春樹
:≪ファンアウト≫貰えるなら、戦闘移動で相手のエンゲージに。
:同じく。
GM
:イニシアチブ。こちらからですね。「都倉さんのアドバイスは悪くなかったけど、戦術を誤ったわね」と、≪極大消滅波≫を使用、対象は春樹と亨。
春樹
この前のめり構成に何を言うか!
まったくだな!
:わ、わが軍は戦闘力しかないんですよっ!
GM
:≪極大消滅波≫(サラマンダーのエフェクト)は、直接HPダメージを与えます。リアクションは不可。命中判定すらありません。ダメージは(ころころ)34点。
:ヴァイオレットフィアーのロイスをタイタスにして昇華。復活。
春樹
:蒼夏にロイスを取って、即座にタイタスにして昇華。復活。
GM
:行動値25で蒼夏ですが、待機を宣言。
:んー?
GM
:つぎー。
:何を企んでいる…かは関係ねぇな。することはひとつだ。なんなら二人とも待機して、先に範囲攻撃をいれるが?
:で、ではその感じで。待機。
春樹
:複数待機した場合って、最後の行動順は、行動値低いほうからになるんだっけ?
GM
:ですよ。

 なので、ここでは蒼、蒼夏の順で、他のキャラクターのメインプロセスがすべて終わった後で処理されます。

春樹
:多分。≪崩れずの群れ≫持ってるんじゃないかなー。≪燃える魂≫と≪蘇生復活≫もあるとして、正味3回、HPを0にする必要ありそうだけど…ともかく、こちらも待機。
:じゃあ、マイナーで≪完全獣化≫+≪破壊の爪≫。メジャーで、≪増腕≫+≪コンセントレイト≫+≪獣の王≫!
GM
:いきなり切り札を使うか!(≪獣の王≫は、キュマイラの100%制限エフェクト。このエフェクトを組み合わせると、相手はリアクションが行えない)
:おう。(ころころ)18と低いが、どうせリアクション不可。
GM
:それはどうしようもないな、ダメージください。
:(ころころ)ここでもショボイ。28。
GM
:それは、ダメージ素通しだなぁ。
:範囲ね。
春樹
:さっき蘇生復活してたなら、赤音は、HP1でない?
GM
あ! んー…では、ここで切りたくなかったけど、クリムゾンドレッドは≪空蝉≫(ダメージキャンセルをする、ハヌマーンのエフェクト)使用。
春樹
:では、次は俺か。範囲ないんだよなあ。
:普通にぶつかるしか。
春樹
:マイナー無し、メジャーで≪アームズリンク≫+≪コンセントレイト≫+≪バリアクラッカー≫+≪ミカヅチ≫でペイルフレイムに攻撃。(ころころ)38。
GM
:≪炎神の怒り≫+≪陽炎≫+≪リフレックス:サラマンダー≫でドッジ。(ごろごろと、20個振る)失敗。
:20も振るの…
:中々やるな。
春樹
:(ころころ)いい出目だ。56点。装甲値無視。
GM
:むー、強いな。倒れるが、≪燃える魂≫を使用、復活。
春樹
:にこめー。後一個あるかも。
:あと2個はありそうだな。
:では私の番ですっ。マイナーで≪ハンドレットガンズ≫、メジャーで≪コンセントレイト≫+≪コンバットシステム≫を宣言して蒼夏を攻撃。(ころころ)21。
GM
:さっきと同じ組み合わせでドッジ。(ころころ)17で失敗。
春樹
:怖いな。
:怖いな。
:ダメージは30点。
GM
:それは通す。そして倒れるので、≪蘇生復活≫。
春樹
:さんこめー。
GM
:いかん、思ったよりぽんぽん攻撃が通る。
:後1つくらい。
春樹
:もう無いと思う、というか、あるとプランが崩れるなあ。
:まだ気を抜くなよ。
春樹
:次で≪加速する刻≫が来るとして、この2回を凌げば何とか…
春樹
:違う、三回か、厳しいな。
GM
:ではこちら、ペイルフレイムがこのラウンド最後の行動。マイナーで≪氷炎の剣≫+≪ブレインコントロール≫+≪ブラッドコントロール≫、メジャーで≪紅の刃≫+≪ブレインシェイク≫+≪バランスブレイク≫+≪ブリザードブレス≫+≪結合粉砕≫+≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫+≪コンセントレイト:サラマンダー≫。対象は接近している二人。
:どうしようもねぇな。
GM
:ドッジはダイス−5個です。こちらの達成値は伸びずに31。
春樹
:ドッジ失敗。
:無理。
GM
:23点装甲無視。
:冬馬くんにロイスを取って、タイタス化、昇華。復活。
春樹
:クリムゾンドレッドのロイスをタイタスにして昇華、復活。
GM
:はい、重圧と放心のおまけつきです。そして、≪夜魔の領域≫(メインプロセスの直後に使用し、未行動状態に戻すブラム=ストーカーのエフェクト)を宣言。続けて行動で、、マイナーは≪ブレインコントロール≫+≪ブラッドコントロール≫、メジャーで≪紅の刃≫+≪ブレインシェイク≫+≪バランスブレイク≫+≪プラズマカノン≫+≪結合粉砕≫+≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫+≪コンセントレイト:サラマンダー≫。対象は蒼。達成値54、ドッジするなら、ダイス−5。
:むりむりw
GM
:75点、装甲無視。
:亨さんのロイスをタイタスに昇華して復活。
GM
重圧と放心のおまけつきです。
嫌なおまけだー!
GM
:くりんなっぷー。≪不死者の恩寵≫をそれぞれが使用。ちみっと回復して、ラウンド終わり。放心は回復しますが、重圧は残ります。

.14:ラウンド2。侵蝕率が…

GM
:せっとあっぷー。
春樹
:侵蝕率120%。行動は無し。
:122%。な、ないです。
:117%。なし。
GM
:クリムゾンドレッドは≪融合≫を宣言。いにしあちぶー。行動値25。
春樹
:行動値6。
:3。
:19。
GM
:ペイルフレイムから。マイナーで≪ブレインコントロール≫+≪ブラッドコントロール≫、メジャーで≪紅の刃≫+≪ブラッドバーン≫+≪プラズマカノン≫+≪結合粉砕≫+≪バランスブレイク≫+≪ブレインシェイク≫+≪神速の鼓動≫+≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫+≪コンセントレイト*サラマンダー≫。対象は全員。達成値は46!ドッジするなら、ダイス−5。
一同
無理!
GM
:ダメージロールに≪バーストブレイク≫乗せて、91点。装甲値無視!重圧と放心のおまけつきです。
:蒼夏のロイスをタイタスに。昇華して復活。
春樹
:秋良のロイスをタイタスにして復活。
:犬飼にロイスをとって、タイタスにして復活。
GM
:≪夜魔の領域≫宣言。行動終わり。(夜悪の領域は行動値が0になるので、実際にメインプロセス後に使用すると、最後に行動する事になる)
:うー…マイナーで重圧を回復。メジャーで≪コンセントレイト≫+≪コンバットシステム≫を宣言して、蒼夏を攻撃。(ころころ)あ!
GM
:どうしました?
:Dロイス分の侵蝕率を(+2)これまでしていなかった気がする。ログを思い出してその分をプラスしておきましょう。達成値はとりあえず21です。
GM
:≪陽炎≫+≪リフレックス≫だけでドッジ。27。
:よ、避けられてしまいました。で、あと5回分のDロイスがあったので、侵喰値140になりました。
GM
:ふえた。
:かなり厳しい世界に。
:ば、倍振りでちょうどぐらいかな。

 今回のセッションでは、上級ルールも入れているため、Dロイス(ディスクリプトロイス)をプレイヤーたちは取得しています。
 これは通常のロイスとは異なり、PCに設定を付け加えるというようなロイスで、取得する事により様々な効果が得られるのですが、蒼が取得しているDロイス、達人<アデプト>は、指定したエフェクトを組み合わせて使うとき、ダイス数の増加やボーナスがえられる代わりに、その侵蝕率を+2しなければならないのです。
 うっかり忘れていたせいで、侵蝕率がひどいことに…

春樹
:うーん…GM、≪夜魔の領域≫、こっちも行動遅らせた場合、元行動値25として扱う?
GM
:行動値0として処理するので、待機すると、待機した方が後です。
春樹
:となると、攻撃するしかない。どうするかな…割り切るしかないな。マイナーで重圧解除、メジャーで≪アームズリンク≫+≪コンセントレイト≫+≪バリアクラッカー≫+≪雷鳴の申し子≫で蒼夏に攻撃。(ころころ)低いな、28。
GM
:それは≪炎神の怒り≫+≪陽炎≫+≪リフレックス:サラマンダー≫ でドッジ。(ころころ回って)41。
:う、うう……
春樹
:どうしようもないな。こっちはHPが0になって気絶。
:オレか。マイナーで重圧解除、メジャーで≪コンセントレイト≫+≪増腕≫で範囲攻撃。これはいいぞ、43!
GM
:ペイルフレイムがクリムゾンドレッドを≪炎陣≫でカバーリング。≪蒼き悪魔≫+≪氷盾≫でガードする!が、それで落ちるな。
:よし!
GM
:HPダメージ9点プレゼント。
:耐えられん。都倉のロイスをタイタス化。復活。
GM
:で、≪夜魔の領域≫の使用者が倒れたので、行動できるキャラなし。くりんなっぷー。
:放心回復。
GM
:こちらは≪不死者の恩寵≫。

.15:ラウンド3。侵蝕率どころか、ロイスが…

GM
:せっとあっぷー。なにもなし。
:侵蝕率121%。
:侵蝕率140%。
春樹
:因みに二人、ロイス幾つ残ってる?
:3つ。
:2つ。
春樹
:ロイス枠残りは?
:0。
:0。
春樹
:そんな状態なのか。
:+10Dで戻ってこれるからまだ良し。
春樹
:GM、旧版みたいに、気絶直後以外でタイタス使って復帰って出来る?
GM
:無理です。(2ndではできた)
:まぁ、ここで倒れなかった方が倒せば、何とかなるだろう。
春樹
:という訳で、二人に頑張ってもらうしかない。
GM
:イニシアチブに何もなければ、こちらから。クリムゾンドレッドはマイナーで≪ブラッドコントロール≫、メジャーで≪渇きの主≫+≪伸縮腕≫+≪異形の祭典≫+≪爪剣≫≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫で二人を攻撃。
≪フラッシュゲイズ≫とか使うかい?
:使いません。
GM
:ならば達成値は38。ドッジはダイス−1個です。
:とりあえずドッジは…無理。
:19。届かないな。
GM
:21点装甲無視。
:ど、どうしようかな…
春樹
:これ、復活してもバックトラックでアレになるなあ。
:し、仕方ないです。教育係の人のロイスを昇華、復活。
春樹
:140で残りロイス2個だと、3倍振りでも厳しい…
:亨さんは寝ておいてくださいねっ。これから150まで行く予定です…
:ロイスが1個だと、3倍振りも戻ってこれんな。これは。
:「あ、後は私が…戻ってこれなかったときは、お願いしますね」と亨さんに呟いておこう。
:「すまねぇ。あとは任せた」断腸の思いだが、ぶっ倒れる。
:さて…わ、フラッシュゲイズで6個ダイス消せてたか…20くらい振ると思っていたので、しかたないけど。

 蒼の残りロイスは、これで2つ。
 倍振りで4つ。そのあとの追加振りが可能なので、さらに+2個しても、トータル6個。ダイス6個の期待値は30。運がよければ、40から50は出る可能性があるとしても…蒼の侵蝕率は、この時点で、140%。

:では、攻撃します。マイナー放棄で、メジャーで≪コンセントレイト≫+≪コンバットシステム≫。ダイスは18個。(ころころ)…26。ひ、低いなぁ。
GM
:エフェクトなしでドッジ。(ころころ)失敗。
ここで!(ころころとした出目が、1、3、6)ボーナスいれても、21…
出目が悪すぎる!?
GM
:それはー…のこるなー。
:148%…う、うう…
GM
:クリンナップで、≪不死者の恩寵≫。(ころころ)
:148%か…こ、困ったな…かっこよく決めたら、何とかなるものだと思ったのに…
:まぁ、仕方ねぇ。
春樹
:これはもう、どうしようもない。
GM
:さて、4ラウンド目。セットアップ、イニシアチブ飛ばして、こちらから。マイナー放棄で、メジャーは≪ブラッドコントロール≫+≪渇きの主≫+≪伸縮腕≫+≪爪剣≫+≪コンセントレイト:ブラム = ストーカー≫。
:≪フラッシュゲイズ≫!
GM
:(ころころ)達成値14。
:(ころころ)10。だ、だめです。駄目な流れです!
GM
:20点装甲無視。
:もうどうしようもないので、春樹さんのロイスをタイタスにして復活。そして、こちらはメジャーで≪コンセントレイト≫+≪コンバットシステム≫で攻撃。(ころころ)37。
春樹
あー!
ふぁー!
春樹
:クリティカル値、7じゃん…
GM
:ほんとーだ。
:あれ、さっきからずっとクリティカル値、間違ってたのか?
春樹
:100%越えた時点でエフェクトレベル上がるから、その時点で元がコンセ2あれば、クリティカル値は7になる。
:こ、コンセントレイトか。
GM
:とりあえず 今回は振り直すが いいよ。
:(ころころ)39。へ、減らなかった。
GM
:エフェクトなしで回避。(ころころ)失敗。
春樹
:さっきも7で振ってれば、結果変わってたのかなあ…
:過ぎたことだ、しかたねえ。蒼、ダメージきっちり決めて来い。
:では、(ころころ)今回は高いです!42点!
GM
:それは耐えられない!こっちも倒れた。そして、何かアレなことになりましたが、戦闘終了です。
:むう…

.16:まぁ、ダイスなんで。

GM
:エンディングですがー…その前に、バックトラックです。
春樹
:次があった時点で、どう足掻いても耐えられなかったからなあ…
:だなぁ…
:ロ、ロイス5個ぐらい振らないと、戻れそうにないです…
:実のところ、オレも結構厳しいが。
GM
:コンセは気付きませんでした、ごめんなさい。いや本当に。
春樹
:最低限で倍振りだもんなあ…
:いや、最低限で3倍。
春樹
:ああ、3倍だ。
:違うか。3倍で安全圏。
GM
:えーと、侵蝕率と、残りロイス数を申告してください。どうなってますか?
春樹
:ロイス3個で、132%。とりあえず倍振りかな。
:121%。ロイス2個あった。とりあえずこちらも倍振りは確定。
:ええと…158%。ロイスは1個です…

 倍振りで2個、追加振りで1個。
 十面体のダイス3個で59を出すのは、なかなか難しいですね…

:えと、まぁ倍に振って追加という事で、計3つ。(ころころ)出目が、7、8、9と、いいですよ!トータル24で…136%。戻れませんでした。
春樹
:まずは倍振り6個。(ころころ)32!?
GM
:惜しい。
春樹
:で、振り足し。(ころころ)11へって、89%で戻ってきました。
:よし、じゃあ、俺もまずは倍振り。4個だな。(ころころ)1、2、1、1!?
春樹
これは ひどい。
GM
:これはひどい。
:おおお…
:116%。大丈夫だ。あと2つ振れる。目はある。(ころころ)8!1!
GM
:ひどいな!
春樹
:おーい…
:あ、あれ?
:結局、105で帰って来れない俺。
春樹
:どうすんだこれ…
GM
:どーすんだこれ…
:どうもこうも…6個振って、14って…
春樹
:6D10で14て、期待値の半分以下だ。
:10Dの期待値は、2とちょっとでした。
GM
:えー、えー…
:と、亨さんまで、私と一緒に来なくてもいいのに…
:笑いしか出てこねぇw
GM
:二人は、何かエンディング希望ありますか?
:とりあえず、平和が戻った後で消えたいかな。
:う、うーん…ジャーム化してるし、てきとーに…
GM
:では、エンディング。

.17:エンディング。

GM
:エンディング、シーン 11、シーンプレイヤーは春樹。暫くすると、霧谷その他、UGNの処理班が現場に来ます。
春樹
:とりあえず、霧谷に起きたことを…
GM
:聞きましょう…
:くらい、暗すぎです…
GM
:「…なるほど、事の次第については、把握しました」
春樹
:「すみません…」とりあえず謝る。
GM
:「いえ、あなたの所為ではありません」
春樹
:「二人は…これからどうするんですか?」
GM
:「都倉さん、嶋村さんについては、UGNで保護しようと思います」まあ、保護という名の冷凍保存ですけど。ジャームを元に戻すすべはありませんし…
:エンディング段階では、面白い事にはなっていないのかな?
春樹
:二人はまだ現場に居る?それとも、発狂して消えた?
グロールタイガー、古巣に帰る。
GM
:んー、さっきの感じからすると、蒼はいて、亨はいないって感じでしょうか?
:では、まだいる感じで。
:ジャーム化っていっても、発狂するわけでもないじゃない。俺はすっと、いなくなってる感じで。
GM
:「我々は、ここの調査と合わせて、嶋村さんの捜索を行うつもりです」
春樹
:「その仕事、俺にも手伝わせてください」
GM
:「分かりました。しかし、決して無理はしないでください」
春樹
:蒼をどうしよう状態。
:こっちへおいでよ…
:今は何とか、気合みたいなもので抑えています。とは言え、身体を強張らせて震えている感じで…
春樹
:蒼にお礼を言いたいんだけど、このシーンでやるべきか、蒼のシーンでやるべきか。
:はたして、シーンがあるか…
GM
:蒼のシーンが思いつきません。
春樹
:では、今のうちに言っておこう。「ありがとう、ごめん」と手を握って。
GM
:では、一瞬手を握り返したような感触があって、その後反応がなくなります。
春樹
:「もし誰かを恨むなら、俺だけを恨んでくれ」
GM
:では、そんなところでシーンを切りましょう。

 結局、春樹以外のPCが、バックトラックで100%以上の侵蝕率だったため、理性を失い、ジャームと化してしまいました…
 なんとも…

:質問、FHメンバーって、ジャームではないの?
GM
:全員が全員ではない。
:全員がジャームというわけではないようだね。
:はいはい、りょうかい。
春樹
:えー、どーすんだ?
GM
:亨は発見されるのとされないのどっちがいいですか?
:この場ではされない方で。
GM
:では、シーン12、マスターシーン。

 獣化した亨が、野山を歩いている――

GM
:という、短いシーンを挟んで、終わりにしましょう。

.18:…

春樹
:あああああああああ!失敗したなあああああああああ!
GM
:頭を抱えています。
:あー、失敗だったねー。
:個人的には、2ミスで2ロイス失って、致命傷だったので、仕方なかったです。クリティカル値云々は、根本的な問題ではない。
:バックトラックのあれは、笑うしかない。
春樹
:今回の運命の分かれ道は、最後に倒れたところで、タイタス切って復活しておくべきだった。
GM
:因みに、バランスとしては全員倍振りを目指して調整したつもり。
:4人だったら、もっと強い敵が出たの?
GM
:雑魚が増えて、データがちょっと変わる。
春樹
:カバーリング自体は未行動なら、特にエフェクトとか不要だよね?
GM
:うい。
:行動済みになるだけか。
春樹
:それが戦術ミス。復活後、亨をカバーリングしてれば、まだなんとかなった。
:あー、なるほど。
:GMがフラッシュゲイズ使うかいって聞いた時に、使わなかったのが、蒼の戻れなかった原因でした。
GM
:今回のお陰で、このゲームのバランス取りについては、よく分かりました…
春樹
:っつーか、回避エフェクト、≪リフレックス≫あるとやっぱ強いな。
:だねー。回避って出来ない物だとばっかり思っていたよ。
:よ、避けられなければなぁ…
GM
:あれは、はったりのつもりで、クリティカル値8にしたのよねえ…
春樹
:「不慣れなうちは、回避よりもHP高いだけのボスにすべき」といわれてたのがよく分かる。回避とかガードって、こっちの性能次第では詰むから。
GM
:当たるの分かりきってると、温いかなーと思って。
:まあ、賽の目については何とも言いようがないことだけど。
GM
:えーと、オープニング。民間人を人質に取れば攫えると思ってたけど、そうでもないのか。
春樹
:可能な限りは拒否すると思う。なんつーかな、「大勢助けたいなら、一人の犠牲は仕方ないよね」っていうのは、俺の中でNG。なので、意思確認した。
GM
:なるほど。
:ハンドアウトでひどい目に合うと書かれていたので、こう、ひどい目に会いに行こうかと思いましたが、あまりひどい目にあっていないような…
GM
:結果として酷い目には…ってか、拉致されるって、酷い目じゃね?
:じ、実験をされると思っていたよ!
GM
:酷さのレベルが違った。ああ、あとそうだ。能力値は、ばっさりやると、ミドルの細かい判定が大惨事だな。
:何一つ成功しなかったような…
春樹
:うーん…雷鳴の申し子、とりあえずピュアだから取ったけど、ペインエディター無いとアレだな。リザレクトしてるうちはいいけど、タイタスで復活するようになると威力が下がるという…そもそも当たらなかったけどな!
GM
:生命増強なしでボス作るのは、無謀だと思った。一撃で飛ぶとは。
春樹
:経験点の加算無しでつくるなら、HP+60程度で妥当だと思う。ただし、回避、ガードエフェクトは考慮しない。復活系エフェクトは2個ってとこかなあ。
GM
:まああれです。またやりましょう…
:は、はい…常日頃から、キャラクターをメイクしておきます。
春樹
:亨を追うセッションとか?
GM
:ウィルダネスアドベンチャーか!
春樹
:折角なので、コードネームは<グロールタイガー>から<タイガーランページ>へ。
:DXおもしろいなぁ。

 と、そんなこんなで、今回のセッションではPCがバックトラックに失敗して、ジャーム化するという事態になりました。
 まぁ、DXはそういうルールがあるのですから、そういう事もあります。(他のルールでも、死ぬ事はあるでしょう)良いとか、悪いとかではなくて、そういう事もあるのだと楽しめればいいと思います。実際、今回は二人がジャーム化してしまいましたが、次回のセッションは、春樹が再び登場します。
 まぁ、続きというかは、ちょっと微妙ですけどね。
 はてさて…