studio Odyssey



Short Session 05

 2010.05.04/22:00〜

05:DX 3rd その1

.0:さあ、初プレイ!

PC3
:キャラシおくれよ!
PC1
:キャラ設定考えていなかったよ。
PC3
:ってか、結局、誰がプレイヤー?
GM
:一応、四人。
PC4
:ひとりあぶれ?
GM
:五人で調整してねえのだ。
PC4
:(ころころ)ダイス振る量多い。
GM
:ダブルクロスはそういうゲームだし。
PC3
:ハンドアウトどれ?PC3でいいの?
PC2
:私、PC2。
PC3
:じゃあ、自然とPC3。PC2は、シンドローム何?
PC2
:エンジェルハイロゥ/サラマンダー。ルールブック2のサンプルキャラ、夢の護り手。
PC3
:じゃあ、予定通り、ルールブック1の、誇りある紅をピュアブリードにして使う。ブラム=ストーカーはピュアブリードだろー。
GM
:あー…もし、PC全員が同じサンプルキャラだったら…と言うのはネタになるかも知れん。
PC3
:それはそれで面白いな。

 そんなわけで(どんな?)、以前からやろうやろうと言っていて、ずっとやっていなかった、『ダブルクロス』のセッションをオンラインにて開催です。使用するルールは、『ダブルクロス The 3rd Edition』の、ルールブック1、2です。
 プレイヤーは4名。プレイヤーは誰が参加しているかは、今回も伏せるとして(F.E.A.R.ゲーなのに)、実際にプレイした事があるのがGMのみという初セッション。
 はたして、どんなセッションになるのか…

PC3
:っと、カヴァーは決めないでもいい?めんどくさ。
PC1
:カヴァーって、必要ないの?
GM
:カヴァーっていうのは、世間的にどう見られているかで、まぁ、あった方がいいけど、今回はどっちでも。
PC1
:シナリオロイスは、GMが妄想したキャラ設定ある?
GM
:あるよ。
PC1
由良木 葵の性別はなんだ!(PC1のシナリオロイス)
GM
:女の子ですよ。
PC1
:では片想い設定にしよう。って男かよ、と言いたかった。
GM
:ああ、水沫 天星も女性です。
PC1
:シナリオロイスとの関係ってロールしたりするん?それとも勝手にやっちゃっていい感じ?
GM
:推奨感情ってのを本来はGMが用意すべきなのだが、GMの野郎がすっかり忘れていたので…
PC1
:では両想い設定で。
GM
:はい。シナリオロイスはシナリオ始まってから適当なタイミングで渡すので、その時までに決めてもらえればいいです。
PC4
:邂逅表を振ったら、ロイスがテレーズブルム、15歳、恩人に…
GM
:その人おえらいさんで頭いい人だぞ。
PC4
:頭良くったって15歳じゃないか!
PC2
:でも、権力とか政治力とかありますよ。きっと。
GM
:社会が15です。(初期作成での能力値は、最大でいいところ7か8)
PC4
:ワーディングで消える癖して…
PC3
:ちょっとデータ変えるだけのはずが、結構大変だな、こりゃ。
GM
:30分くらい遅らせようか。その間に、『ダブルクロス』について、ナレーターの人に書いてもらおう。
PC3
:キャラシと格闘。
GM
:ああ、サンプルキャラ使うと痛格好いいコードネームが付いてますが、変えてもいいです。面倒とか俺は痛くないと主張するならそのままでいいです。あと、コードネームはみなさん、ちゃんと考えてください。大事です。では、ナレーターの中の人、よろしく。

昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで──

世界は大きく変貌していた。

 今回使用するTRPGのルール、『ダブルクロス The 3rd Edition』は、一言で言えば、現代異能もの。
 約20年前、古代遺跡で発掘されたレネゲイドウィルスと呼ばれるものが、その輸送中の事故によって世界中に拡散し、オーヴァードと言う超能力者を生み出した──という世界です。
 プレイヤーたちはこの超能力者──オーヴァードとなり、同じオーヴァードの力を持ちながら、その力に侵蝕され、暴走するジャームと呼ばれる敵と戦うというゲームです。
 細かいゲームの設定等は、リプレイ内で適宜解説していきます。
 要するに、超能力者が世界の敵と、日常の隠れた所で戦う、現代異能もの、という感じで捕らえておいてください。

PC1
:キャラ設定を妄想する仕事をしよう。主人公キャラと言えば、熱血漢かネガティブか…
PC2
:ネガティブ熱血漢。
PC1
:来やがれ!俺の仲間たちがおまえを倒すぜっ!
PC2
:ウソップだな、それは。
PC3
:ひー。キャラシ作り大変だー。SWとは比べものにならないデータ量。
PC2
:SWが最近のものと比べればシンプル過ぎるような…
PC3
:性別どうしよう…PC1とPC2が男?じゃ、女にしよう。
GM
:あ、あと今回は初期経験値に、エフェクトを新規で一個、と既存を1レベルあげてください。
PC3
:あ、初期だと、エフェクト(超能力のようなもの)4つしかないからね。足せるのはありがたい。
GM
:フルビルドもアリなので、フルビルドでもいいですが。(ルールブック2にある、ゼロからキャラクターを作る方法)
PC3
:大変過ぎるので、いーです。出自とか決めて終わり。(ころころ)
GM
:リファレンスを全く見てない俺様は、ダイスの振り方が分かりません。
PC1
:ぼくにもよくわかりません。
PC3
:おい、おまえら、年教えろ。
PC2
:19さい。
PC1
:17さい。
PC2
:PC4は中学生だから、12〜15さいでしょうね。
PC3
:じゃあ、学生でいいか。(ころころ)
GM
:経験は、学生以外のみっつどれでもって、振ってるし。
PC3
:振りおしでもいいよ。
GM
:別に、学生じゃ駄目って理由もないので、そのままでいいや。
PC3
:あい。
GM
:じゃあ、そろそろみんな出来たかな?出来たら、キャラ紹介を。
PC3
:トレーラーは?
GM
:いや、なんか、ハンドアウトもう配った後だし、今回はトレーラーはうっちゃろうかと。
PC3
:リベラルだなー。

 本当は、今日のシナリオはこんなですよというトレーラーというものがあるのですが、今回は「とりあえず、ダブルクロスにふれてみよう」の回なので、いろいろうっちゃり気味で、キャラ紹介です。

.1:ハンドアウトとキャラ紹介。

 さて、いつもならここでキャラ紹介と行くところですが、ダブルクロスでは、プレイに入る前に、各々のキャラクターが今回のシナリオの中で、どんな立ち位置にいるのか等が書かれたハンドアウトというものが配られます。
 今回はこのハンドアウトを先に取り、キャラクター作成を行っていました。(キャラを作るのに、2時間くらいかかるので)
 そんなわけで、今回のキャラクター紹介は、ハンドアウトと共に紹介して行きます。

GM
:とりあえず、PC1から順に自己紹介を。ハンドアウトはこんな感じです。

PC@ ワークス/カヴァー:高校生/指定無し
ロイス:由良木 葵(ゆらき・あおい)

キミは県立S高校に通う高校生だ。オーヴァードとしての力を隠しながら生活している。由良木 葵は仲の良い友人で、入学当時からつるんでいる。
キミはこの他愛ない日々が何時までも続くと思っていた。あの事件が起きるまでは。

恭介
:えー、PC1です。名前は朽木恭介。背は高くなくて、黒髪短髪で、冴えない眼鏡。
PC4
:あだ名はくっちー。
恭介
:バイトしていて、日中はよく寝ており、先生からいつも文句を言われておりますが、特に気にせず眠りについております。基本的に昼間はやる気がない感じのキャラです。よろしく。
PC2
:コードネームは?
恭介
コードネーム:クッチー こうか。
GM
:凄いコードネームだった。「肝心のコードネームが無いじゃないかキミィ?」まで打ったのに。いいのか、それで本当に後悔しないのか?
恭介
:では「眠れるくっちー」で。
PC3
:(自分のキャラシを見て)コードネーム書いてなかった!いろいろ妄想してたのに!
恭介
:コードネームって、何に使うんだろう…
PC4
:コードネーム?なにそれ、おいしい?
GM
:コードネームはこう、オーヴァード(レネゲイドウィルスに感染して発症した超能力者の事)の世界の、通り名みたいなものです。
PC3
:コードネームないと、盛り上がらないでしょうが。
GM
:だから、「貴様があの『眠れるくっちー』か…」などと言われるわけです。
恭介
:吹きそうになった。
PC2
:吹いたよ。
恭介
:じゃあ、PC4の発表までに考えとく。
GM
:では次。PC2のハンドアウトです。

PCA ワークス/カヴァー:UGNチルドレン/UGNチルドレン
ロイス:水沫天星(みなわ・まほし)

キミは幼い頃よりUGNで訓練を受けたチルドレンだ。今回が初の任務であり、多少なりとも緊張している。目的は天星と協力して、奪われた「FH内の危険人物」をまとめた資料を取り返すこと。訓練通りの力が出せればきっと問題ない。

禄郎
:うっす。俺は碧 禄郎。19歳のUGNチルドレンだ。親が犯罪者らしく、15で不良と呼ばれた時期を乗り越え、町の平和を守るためにがんばってるっす。
GM
:更正したんですね。
PC3
:ハンドアウトを見ると、初仕事ということらしいけど…
禄郎
:これから頑張るところっす!
GM
:まぁ、オーヴァードが関わらないことで色々頑張ってきたのかもね。
禄郎
:コードネームは、初仕事のときに支部長がつけてくれる風習だとかで、まだついてないです。
PC3
なにぃ!?
GM
:はい、ハードル高くなったよー。
禄郎
:カッコイイのを期待してます!以上です!
恭介
:これはこれは…
GM
:結構、PC1と対照的な感じなのかな。禄郎の中の人は、UGNとかはわかる?
禄郎
:大丈夫っす!要するに、正義の味方のオーヴァード組織が、UGN(ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク)で、悪者の方がFH(ファルスハーツ)でいいんすよね。
PC3
:とてもわかりやすい!
禄郎
:あとは、正義の力でなんとかするっす!
恭介
:なるのか…
GM
:では、満を持してPC3です。

PCB ワークス/カヴァー:UGN支部長/指定無し
ロイス:霧谷雄吾(きりたに・ゆうご)

あるUGN支部に襲撃者が現れた。襲撃者の素性は不明だが、FHに関する資料を持ち出したことから、FHエージェントによる犯行だろうと推測される。
当時現場に居た水沫天星はその責任もあり、事件の解決を命じられた。そして、キミはPCAと共にバックアップに当たるよう、霧谷から依頼されるのだった。

:はいはい、森元 梓です。17歳ですが、支部長です。
GM
:まぁ、15歳だか14歳だかの支部長もいるので…
禄郎
:マジか。
GM
:"運命の導き手"薬王寺 結希は15才で支部長です。愛称は「こいのぼり」。2nd時点だともっと若かった気がしないでもない。
禄郎
:コードネームと相性の差がひどい。
PC4
:なぜにこいのぼりw
GM
:こいのぼりみたいな、起伏のない体型だから。
PC4
:なんて酷い。
:で、ブリードはピュアブリードの、ブラム=ストーカー。(血を操る能力の能力者)コードネームは、ソウル・ブラッドにしようと思っているのですが、よいですか、GM。
GM
:どうぞどうぞ。
:基本的に、あんまり他人を信じないタイプにしようと思ってます。このソウルは、魂ではなくて、唯一のとか、そっちの意味になのです。
禄郎
:とっつきにくい支部長っすね。
PC4
:なんて部下泣かせ。
:そうですよ、それが何か?
GM
:ああ、ちょっと分かり難いかもしれませんが、と言うか深く考えてませんでしたが、現時点ではPC2は直接の部下ではないです。
禄郎
:おぉ。
:それはそれでいいですよ。その方が気が楽ですし。大抵のオーヴァード事件は、自力で解決できると思ってます。
恭介
:信用されないうえに年下とは、やり辛そうだ。
PC4
:派遣社員か。
GM
:霧谷雄吾とか、UGNとかはわかりますよね?
:わかるよ。霧谷は、UGNのえらい人。私、そのUGNのどこかの支部の支部長。課長みたいなモンね。
GM
:およそそんな感じでいいです。では、最後にPC4どうぞ。

PCC ワークス/カヴァー:指定無し/指定無し
ロイス:グランギニョル

キミは○○を職業としている。(ある程度自由に動ける職ならば、有名/無名は適当に決めてよい)
ある晩、買い物に出かけようと夜の公園を横切ろうとした時、とある現場を目撃する。
その場に居たエージェントに頼まれ、君はこのことを知人であるPCBに伝え、共に解決に当たることにした。

このみ
:うぃーっす、山根このみ、14歳ちゅーがくせーっす。(タバコに火をつけて)…あぁ、たりっ、なんか他に言うことあるかな?
GM
:どうしようもないゼーションが滲み出てきます。
:すみません、ずっと、ローマ字を「コナミ」って読んでました…(konomiと書く)
禄郎
:ゲーマーっすか?
:コナミのプロデューサーさんかと。
このみ
わいわいわーるど!
GM
:なんかこう、セールスポイントとか…いや、まあキャラシ見ろって話ですね、すいません。
恭介
:良いゲームが作れます。
このみ
:常備化したので、バイクを持ってます。
禄郎
:免許は?
このみ
乗ります。
GM
:恐ろしい世の中になったものじゃ…
:あ、運転二輪持ってるけど、そういえば乗り物持ってない。いいわ、必要になったら、このみから借りパクしましょう。
恭介
:支部長は恐ろしい人だ
GM
:予想できたが、トライブリードは無しか。
:トライブリードでエフェクト取るほどではないかなぁと。
このみ
:トライでも良かったけどまぜものできないから止めた。
禄郎
:よく分かってないから、サンプルキャラそのまんま。
GM
:それでは、PC1→PC2→PC3→PC4→PC1の順で、PC間ロイスを取ってください。
恭介
:えーと、現状知らないけど、とりあえず決定する感じですかね?
GM
:名前を聞いたことがある、とか、一緒に仕事をしたことがある、とか、そんな感じで。
恭介
:ポジティブとネガティブ両方?
GM
:両方とって、表にするのを決めてください。
禄郎
:サイコロで?
:ROC(ロールオアチョイス)なので、自由ではあります。
禄郎
:じゃあ、ポジだけ振ってネガは裏返しにするか!(ころころ)

 ダブルクロスの特徴的なルールに、『ロイス』というものがあります。
 これは、キャラクターと対象との絆を表すもので、表の感情と裏の感情(ポジティブとネガティブ)のふたつからなります。
 この感情は、ルール上、1セッションで7つまで取得する事ができます。この『ロイス』は、ゲーム終了時に『バックトラック』と呼ばれるジャーム化しないかどうか(化け物になるかどうか)の判定や、その他、様々なものに使われます。
 PC間ロイスは、このロイスの、PCの間で取るもので、セッション開始時に取得し、PCの関係性をデータ化するものです。

恭介
:では、禄郎さんには、同情/食傷で。同情が表で。
禄郎
:支部長には、慕情/恥辱っす!いかにもな感じっすね。慕情の説明の、死んだ肉親を思い出す、となると…あれか。妹が生きていたら…みたいな。
:(スルー)このみに対しては、連帯感/隔意で、ネガティブ表面で。
このみ
:よし、くっちーに対して、好奇心/侮蔑を。ポジティブ表。
GM
:同情ってポジティブかなあ、とか表を見ながら思った。
恭介
:気にするなっ!
GM
:まぁ、ぶっちゃけると、俺はそんなもの管理するつもりねえからな!各自勝手に管理しやがれ!って感じです。
:リベラルだなー。
GM
:おう、そうだ。ルルブは一応全員持ってんのかしら?
禄郎
:一応。
:1と2はあります。
このみ
:上級も持ってるー。パブリックエネミーはない。
GM
:まぁいいや、都度説明いれよう。僕も良く分からんし。
恭介
:ルルブ1しかないが、まぁ何とかなるよねっ。
:なると思うよ。
GM
:えー、では、それらはロイスとして管理しておいてください。では、オープニングフェイズに入ります。
:よろしくお願いしまーす。
禄郎
:お願いするっす。
恭介
:お願いします。
恭介
名前
朽木恭介(くちき・きょうすけ)
ワークス/カヴァー
高校生/高校生
コードネーム
性別
年齢
17
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
キュマイラ
能力名
肉体 8
感覚 1
精神 1
社会 2
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:キュマイラ
完全獣化
破壊の爪
ハンティングスタイル
剛身獣化
アイテム名称 種別 技能
コネ:うわさ好きの友人 コネ <情報:噂話>
禄郎
名前
碧 禄郎(みどり・ろくろう)
ワークス/カヴァー
UGNチルドレンC/UGNチルドレン
コードネーム
性別
年齢
19
ブリード
クロスブリード
シンドローム
エンジェルハイロゥ / サラマンダー
能力名
肉体 2
感覚 3
精神 6
社会 1
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
光芒の疾走
光の弓
ピンポイントレーザー
プラズマカノン
炎の加護
名前
森元 梓(もりもと・あずさ)
ワークス/カヴァー
UGN支部長A/?
コードネーム
ソウル=ブラッド
性別
年齢
17
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
能力名
肉体 4
感覚 4
精神 2
社会 1
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
コンセントレイト:ブラム=ストーカー
赫き剣
鮮血の一撃
血の宴
クイックダッシュ
冥府の棺
武器名 種別 命中 攻撃力 ガード 射程
赫き剣 白兵 消費HP+2 至近
防具名 種別 ドッジ 行動 装甲値
強化服 防具
名称 種別 技能
コネ:UGN幹部 コネ <情報:UGN>
このみ
名前
山根このみ(やまね・このみ)
ワークス/カヴァー
中学生/不良学生
コードネーム
やまねこ
性別
年齢
14
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ノイマン / オルクス
能力名
肉体 1
感覚 4
精神 4
社会 3
エフェクト名 レベル
リザレクト
ワーディング
アドヴァイス
戦術
要の陣形
導きの華
弱点看破
写真記憶
猫の道
武器名 種別 命中 攻撃力 ガード 射程
木刀 白兵 −1 至近
防具名 種別 ドッジ 行動 装甲値
レザージャケット 防具
名称 種別 技能
コネ:うわさ好きの友人 コネ <情報:噂話>
コネ:情報屋 コネ <情報:裏社会>
バイク ヴィーグル <運転:二輪>

.2:それぞれのオープニング。〜朽木恭介〜

GM
:シナリオはやっぱり紙ベースで持っておくべきだなと思った。
恭介
:ん、回線がちょっと不安定だ。
GM
:えー、ダブルクロスは、『オープニング』『ミドル』『クライマックス』『エンディング』というフェイズに分かれてシナリオが進みます。まずは、オープニングフェイズですが、基本的にオープニングでは、スポットが当たっているキャラ以外登場できません。
恭介
:うい。
:結構、シナリオで遊ぶ系のゲームだよね、F.E.A.R.ゲーって。
禄郎
:だねぇ。
GM
:では、オープニングフェイズ PC1。まずは、恭介が朝起きて登校するところから始まります。
恭介
:では、ぺけぺけと学校に向かって歩いている。
GM
:どうなんだろう…朝は機嫌悪いとか、普段から機嫌悪いとか、優等生とか劣等性とか…
:あ…

 と、ここでいきなりIRCから落ちる朽木恭介。
 オープニングでいきなりけっつまずいたぞ!

:先生、いきなり朽木君が倒れました!
GM
:CMはいりまーす。
このみ
:何処までも歩いていった。
禄郎
:朽木恭介よどこへいく。

 程なく戻り…

:先生、朽木君が帰ってきました。
恭介
:うーうー。
禄郎
:元気がないぞ、朽木。もっと熱くなれよ!
GM
えー、「どうなんだろう…朝は機嫌悪いとか、普段から機嫌悪いとか、優等生とか劣等性とか…」
このみ
:劣等性。
:常に劣りがち。
禄郎
:誤字まで再現しなくてもいいんじゃねーか?
GM
:(スルーで)運動はまあ、そこそこって言うか、異常に出来るよな…力をセーブしても。
恭介
:夜はバイトで、朝学校に行って寝るので、今は機嫌が悪い。成績はいいわけがない。
GM
:では、登校してクラスに入ると、普段通りに声を掛けてくる女の子がいます。「あ、恭介おはよー」
恭介
:はて、どちらさんだろう?
GM
:彼女の名前は由良木 葵(ゆらき・あおい)。何時も腕に巻いているリストバンドがトレードマークです。
恭介
:「おーう、葵、おはよー」
GM
:また、普段通りの日常が始まるわけですが、「ねぇねぇ、英文の課題やった?もし終わってるなら見せてくれない?」と言ってきます。「後でご飯奢るからさー、お願いっ!」
恭介
:「ああ、昨日もバイトでさぁ。ぼくもやってないんだよねぇ…」
GM
:「えー、恭介もやってないのぉ?どうしよう!」
恭介
:「まあ、あとで誰かに見せてもらおうよ」
GM
:まぁ、やいのやいの言いつつ、予鈴が鳴ります。ホームルームが始まるのでお互い席に着くと、ああ、同じクラスです。
恭介
:では、机にべとーってなって寝始めよう。
GM
:その後、件の授業が始まるわけですが…どうすっかな、ここで判定しようか。
禄郎
:「宿題はやってきたかー?やってない奴は校庭10周だぞー」と。
恭介
:ぎゃあ!
あ、先生(GM)! オープニングって、侵蝕率あげないでいいんですか?
GM
:おおう!忘れてた。登場したら侵蝕率を上げるのだ。
:私も、うっかり忘れていました。
GM
:シーン内に登場したキャラは、1D10の出目だけ、侵蝕率が増えます。
禄郎
:「よーし、おまえら、まずは侵蝕率をあげろー」と。
恭介
:(ころころ)6。これが、基本侵蝕率に足されて、37?
:そうです。
禄郎
:最初だし、こんなもんだろ。
このみ
:これ、最終的に100超えたらダメなん?
:そうです。登場の他に、エフェクト(超能力のようなもの)を使ったりするとごりごりあがっていくのですが、エンディングの後の『バックトラック』というものを終えた後で100を超えていた場合、ジャーム化(理性を失う)します。まぁ、ゲームしながら話しましょう。
GM
:では、改めて調達で4以上が出れば、誰か宿題を持っている人に見せてもらえます。
宿題を調達してくる。結構いい響き…
GM
:恭介の場合、調達の技能レベル0なのでボーナスは0、社会の数値分ダイスを振ってください。
:朽木君の場合は、2D10です。
恭介
:(ころころ)7です。
GM
:では、無事、宿題を調達しました。
恭介
:では、きっと隣の席の葵に声をかけてあげよう。「ほい、今日の宿題、前の奴に写させてもらったよ」
GM
:「ああ!ありがとう!お礼に後でご飯奢るね!」などと言いつつ、必死に課題を写す。
恭介
:「じゃあ、後は寝るからよろしく。あてられる前に教えてねー」と言って、ばたんきゅう。
:調達はしたが、中身は理解していない。
GM
:まぁ、先生に当てられたりもしたけれど、私は元気ですと、そんなこんなで学校での生活は無事に終わります。
恭介
:前の奴のおかげでご飯をおごられるとは、僕はなんて悪い奴だ。
禄郎
:それは奢ってもらったらいかんだろう。
:PC1なのに…(PC1は基本、主人公キャラになる)
GM
:恭介にはロイス「由良木葵(ゆらき・あおい)」をあげます。
恭介
:もらったー。
禄郎
:てってれー。
:いただけるロイスはいただいて、キャラシに書いておきましょう。
GM
:感情は自由に決めていいですが、両想いにしたいんだっけ?
禄郎
ツン/デレで。
ありません!
恭介
:感情決めるのか…
GM
:葵に対してどう思っているかですね。PC間と同様に、ポジとネガ、表を決めてください。
恭介
:では、純愛/嫉妬で。純愛が表。
GM
:では、シーン切ります。

 これが、ダブルクロスの1シーンです。
 少し、解説を入れましょう。
 まずは、シーンに登場したキャラクターは、侵蝕率を上げるために、1D10を振ります。(今回はうっかり忘れていましたが…)これは、キャラクターがどれだけレネゲイドウィルスに侵蝕されているかを示す値で、この値が上昇すればするほど、オーヴァードの能力は強化されます。(ダイスボーナスがついたりします)
 ただし、ここでも言っていますが、この値が100以上でゲームを終了すると、ジャームという化け物になってしまいます。この値がどう上昇していくか、これが、このゲームの面白さのポイントでもあります。
 このシーンでは、簡単な判定として、「宿題の調達」を行っています。ダブルクロス(以下、DX)の判定は、指定された技能の属する能力値(ここでは調達技能なので、社会になります)分のダイスを振り、それに技能レベル(ここでは調達のレベル)の値を足す、という判定を行います。
 恭介の調達のレベルは0、社会は2なので、2D10で4以上が出れば成功という訳です。(当然、クリティカルの処理等もあります。DXのクリティカルは、「いっぺんにダイスを振って、クリティカル値以上の値が出た時は、その一投を10として、クリティカル値以上のダイスの分だけ、振り足し」です)
 最後に、ロイス。
 これも、DXを語る上では外せない要素ですが…いっぺんに書いてもアレなので、セッションの中で触れていきましょう。

.3:それぞれのオープニング。〜碧 禄郎〜

GM
:次、オープニングフェイズ PC2。
禄郎
:よっしゃー!
GM
:ここはUGN某支部のとある訓練施設。
:禄郎さん、出番です。
禄郎
:登場の侵蝕率。(ころころ)3。37%になった。
GM
:ある日、何時ものように訓練を終えた禄郎は、呼び出しを受けます。あなたの上司であると同時に、訓練官でもある人です。
禄郎
:じゃあ、走って行くっす。
GM
:走っていった部屋には、その上司と、見知らぬ女性が一人居ます。
禄郎
:はっ、お呼びでしょうか教官!
GM
:「来たか、禄郎。君が訓練で、非常によい成績をおさめていることは、支部内では周知の事実だ」
禄郎
:照れます。
GM
:「そこで、今回から君も、任務に当たってもらうことになった」
禄郎
:初任務っすね!
GM
:「ああ、紹介が遅れたな、こちらの女性は水沫天星(みなわ・まほし)と言う。彼女と協力して任務に当たってもらいたい」
禄郎
:「了解っす!教官」
GM
:そんな感じで、その部屋を後にして、ブリーフィングルームのような場所に移ります。
禄郎
:じゃあ、その間に自己紹介はしてしまおう。
GM
:「改めて自己紹介するわね、私は水沫天星。よろしくね。今回の事件、実は私のミスが原因で起きたようなものなの。ハズレくじ引かせちゃったみたいで、ごめんなさいね」
:(辞書登録すべきでしょうか…
禄郎
:(てんせい でどうにかするのが良いと思うっす。

 曰く、「DXのキャラクターの名前は、ラノベ的でなければならない」のだそうで…
 わからないでもないけどな!

:ちなみに、おいくつくらいの方でしょうか。
GM
:えー、20代後半くらい。
禄郎
:おぉ。お姉さんだ。
GM
:任務の内容としては、ある奪還された資料を奪い返す、というものです。
禄郎
:とりあえず、最後まで聞くっす。
GM
:その資料を奪い取った襲撃犯を(必要と有れば)拘束できるのが理想ですが、最優先は書類を取り戻すことです。「調査した結果、襲撃犯と思わしき存在は、T県O市に潜んでいるはずよ。私は、私なりに相手を追ってみるから、あなたはまず、その街に居るイリーガルに接触して欲しいの」
:イリーガル、わかりますか?
禄郎
:おぉ。俺はUGN育ちだから、実は世間に疎いのだ。
GM
:イリーガルと言うのは、UGNに所属していませんが、事件があった時に協力を要請して、一緒に事件解決に当たる人たちのことですね。
:外部協力者と書いて、イリーガルとルビを振ればいいのです。

 ラノベ的に!

GM
:「彼が、イリーガルの、朽木恭介。県立S高校に通う生徒よ」そう言って、写真を渡されます。
禄郎
:「この、眠そうな学生がっすか?」
GM
:やっべやっべ、そういや、ステージ(舞台)の詳細、説明してねえ。
恭介
:そういえば、コードネームを出してなかったな。こういう所で使われるのか…
:そうそう。朽木くんは、獣化のイメージあるの?どんな動物になるかとか。(恭介は、獣の力を使う、キュマイラの能力者)
恭介
:んーと、なんでもいいのかな?
このみ
:ぱんだ。
禄郎
:カバ。
:なんでも。イメージの話。
GM
:割と自由に設定していいですよ。(裏の声:格好いいの設定しやがれコンチクショウ)
恭介
:では、ライガーで。
GM
:トラとライオンのハーフですか。
禄郎
:コードネーム:ライガー?
このみ
:獣神サンダー…
禄郎
:しーるどらいがー。
このみ
:ゼロの方がすきかなぁ…
GM
:エフェクトに完全獣化というのがありますが、完全な獣態というよりは、獣人みたいなものを想像してください。
恭介
:へいっす。じゃあ、コードネーム:戊夜の獣(ぼやのけもの) としておこう。
禄郎
:小火除け者。
恭介
:大体あってる。
GM
:で、天星は写真を渡しながら、「学校のシステムは知ってるかしら?夕方、生徒たちは帰宅するはずだから、その時に校門で待っていれば会えるはずよ」
禄郎
:「訓練所みたいなもんっすよね。了解です」
GM
:「他に何か聞きたいことはあるかしら?」現地に着いてからの部屋なんかは、用意されてるます。
禄郎
:「では教官、行ってまいります!」
GM
:「ああ、頑張ってくれ」「それじゃあ、行動を開始しましょう」と言ってシーンを切りますが、いいっすかね?
禄郎
:緊張のせいで、右手右足が一緒に出たりしつつ、出発します。
GM
:忘れてた。ロイス「水沫天星(みなわ・まほし)」をあげるます。
禄郎
:うっす。関係は連帯感/嫉妬で、連帯感が表にするっす。
GM
:ではシーン切ります。
:夜明けの虎を英語にしようと思ったら、デイブレイクになっちゃうかなぁ…(公式にすでに同名のコードネームのキャラクターがいる)

.4:それぞれのオープニング。〜森元 梓〜

GM
:オープニングフェイズ PC3。
:ああ、私。
GM
:まずは、侵蝕率を上げるところから。
:(ころころとした出目が10で)ええええええええ!いきなり、45%に!
恭介
:おいしい。
このみ
:おいしいのか?
:今日で、もう帰れなくなったらどうしよう…
禄郎
:支部長さん、出逢う頃にはきっと70%くらいになってるっすね。
GM
:禄郎とは別のUGN支部某所。梓は、霧谷(UGNで一番えらい人)から呼び出しを受けます。
:では、向かいます。UGN支部長ですから。上司には逆らいません。
GM
:到着すると、霧谷は笑顔のまま開口一番、「T県O市に向かってください」と言い放ちます。
:「なぜですか?」と、笑顔で。
GM
:「突然で申し訳ありません。ただ、そろそろあそこにも、支部を作る話が出ていましてね。あなたには、その支部長になってもらおうかと」
:ああ、今回支部長になるんですか?
GM
:いや、既に支部長ですが、人事異動ですね。
このみ
:田舎の交番に。
GM
:左遷か栄転かはさておき、「勿論、それだけが理由ではありません。先日、とあるUGN支部が襲撃を受け、内部資料が持ち出されました。資料はFH(ファルスハーツ)に所属すると思われる要注意人物を纏めた物です。恐らく、襲撃犯はFHに属するものでしょう。現在、その襲撃犯がそこに潜んで居ると言う情報があり、一人、既にUGNのエージェントを派遣しています。そのほか、さらに追加で二人、エージェントを派遣することになっていますが、あなたには、その二人のバックアップをお願いしたいのです」この二人が、禄郎と天星のことです。
禄郎
:俺と、天星さんと、後一人いるんすね。エージェント。
:「私一人では、力及ばないような相手ですか?」強気です。
GM
:「何事も用心は必要です、それに少々理由がありまして…」
:「と、申しますと?」
GM
:「後から派遣する二人。一人は襲撃の際に現場に居合わせたエージェントで、襲撃犯を取り逃がしたことを悔やんでいます」これは天星のことですね。
:「なるほど」
GM
:「もう一人はUGNチルドレンとして訓練を受け、今回が初の任務になります。どちらも大事が無いように、手伝って差し上げてください」
:「下手をすると、日常に帰ってこられなくなるかもしれないと、そうお考えですか」
GM
:要は、汚名挽回ともう一人の実践を兼ねた任務でもあり、その二人を中心に活動して欲しい、と。
:了解です。
恭介
:お目付役か。
:そのようです。
禄郎
:お目付けられ役だぜ。
GM
:では、支部所(仮)の場所とか、詳細な近隣の地図とか、色々必要なものを渡されます。
:「では、行って参ります」と、その場を去ります。
GM
:「それでは、御武運を」したらば、シーン切りますが…既に潜入しているエージェントについて触れられなかったことが、不憫でなりません。
:そういえば、そんな事も言われたかもしれません。まぁ、資料に書いてあるでしょう、きっと。読めばわかる事は、聞かないのです。
恭介
:出来る人ですね。
禄郎
ただのうっかりかも知れないっす。
GM
:えー、シナリオロイスとして「霧谷雄吾(きりたに・ゆうご)」あげるます。
:ロイスは連帯感/隔意で。ポジティブ表にしておきますが、本当は霧谷さんが嫌いです。
GM
:霧谷頑張ってるのに…
:あのがんばってる感がねぇ…

.5:それぞれのオープニング。〜山根このみ〜

GM
:オープニングフェイズ PC4。
このみ
:あい。
GM
:侵蝕率を増やせ。もりもり増やせ。
:私についてくるのよ!
このみ
:(ころころとした出目は4)ふつう。
:侵蝕率、33? それでも、私の基準よりまだ低いって…
禄郎
:元が低いっすからね。
GM
:えー、ここはT県K市、O市に隣接する市です。
このみ
:栃木か。
GM
:中学生の時点で既に僕どうしよう状態なんですけど、ハンドアウトにはですね、「夜、仕事の合間に」って…仕事って何だよ!
このみ
:宿題?
GM
:それだ! えー、ちょっと息抜きでもしようと、コンビニへ向かおうとするところです。
このみ
:「あっちゃ、タバコ切れてたわぁ、買いに行くのめんどー」
恭介
:飛ばしてるなぁ。
GM
:で、何時ものように公園を通り抜けようとするとですね…
このみ
:「自販機ないかなー」とぺけぺけと。
禄郎
:タスポ無いと買えないっすよ。自販機。
GM
:えー、公園のほうで、ワーディングが展開されます。
このみ
:よし、逃げるか!
:この子、日常を守る気まったくナシ。
このみ
:一人じゃ何もできない子なんだものw
恭介
:がんばれw
GM
:えーと、いいかな?ワーディングの説明とか、いらないかな?
えー、ワーディングは、オーヴァードが持つ基本的な能力のひとつで、発動した者を中心に、世界が書き換えられます。このエリアの中では、一般人は完全に無力化された存在になります。
:このみの、何者をも寄せ付けないオーラに、GMがどうしようオーラに満ちています。
このみ
:仕方がないので、抜き足差し足、茂みに身を潜ませつつ、見に行かなくもない。
GM
:そのうち「うっ」とか呻き声が聞こえてきます。
このみ
「あ、濡れ場だったらどーすべ」
GM
(スルーで)選択肢 ちかづく かえる
このみ
:帰りたいけど、それだと話が進まなそうなので、ちかづく。
GM
:では、ソロソロと見に行くと、そこには地面に一人、倒れ伏した人物と、それを見下ろすように立つもう一人が居ます。ふうん にも がいとう が きれてる! あいてのかおはわからないぞ!
禄郎
:コナンの犯人みたいなやつっすね。
:すごいしっくりw
GM
:立っている人物は、暫く倒れた人物を見ていますが、無言のまま、そこから立ち去っちゃいます。
このみ
:どっちへ?
GM
:コンビニとは反対の方向としましょうか。このみとも離れていく感じです。気付いてないみたいですね。「くそっ、待て…!」倒れたまま呻いた人物は血塗れになっていて、一目で重体と分かります。そのうちワーディングも解除されます。
このみ
:んじゃ、近づくか。「もしもーし、生きてるー?チューハイでよかったらアルコール消毒すっけど?」
恭介
:菌が繁殖しやすそうだ。
禄郎
:今時の中学生ときたら…
GM
「いや、そこは救急車を呼ぶところだと思うんだが」
このみ
「いや、私、捕まるし」
:この子、本当にノイマン…?
禄郎
:あ、ああみえて深い考えがあるんすよ。きっと。
恭介
:紙一重っ、紙一重ですっ!
GM
:重体の人物は、ワーディングの中でもこのみが活動していたことに気付いたようで、「それどころじゃない、あんたもオーヴァードだな、梓と言う人物に連絡を取ってくれ、頼む」と、ちょっと本人やばいんで、藁をも掴む状態です。
このみ
:仕方ないので携帯で、PiPoPaと…何処にかければいいんだ!?
:知り合いなんですか?
GM
:ハンドアウトに、「君はこのことを知人であるPCBに伝え、共に解決に当たることにした」と。
このみ
知人か!
知人なの!?
恭介
:支部長はまずこの中学生を何とかすべきだ。
:命題ですね、がんばります
GM
:まぁ、OPなんで登場しなくていいです。
このみ
:じゃ、リダイヤルに入ってる所に「もしもしー、あずにゃんー、私私ー」
!? あ、あずにゃん…
恭介
:仲よさげですね。
GM
:とか、連絡を取りつつですね、まぁ、やべえからUGN関係の医療施設に搬送してくれとか指示が行くわけですよ。
:私なら、リザレクト出来ない時点で危ないので、そう言いますね。その人、戻ってこられなくなりますよ。
GM
:で、搬送前に血塗れの人物は「グランギニョル」とだけ呟いて、気を失います。
このみ
:残酷劇?
GM
:あずにゃんからは「後で会いましょう」みたいなことを言われつつ、シーン切って良いですか?僕もう泣きたい…
恭介
:がんばれ。
:あ、あずにゃん…
このみ
:がんばれw
GM
:シナリオロイスに「グランギニョル」加えやがれ。
このみ
:半死人の方?犯人のヒント?
GM
:さあ?半死人の人が呟いた単語が「グランギニョル」。
このみ
:感情の持ちようがないですよ!
恭介
:ダイスロールですね、わかります。
禄郎
:だな!
:好奇心でもいいじゃない。
このみ
:じゃあ、好奇心/無関心で。
GM
:(ふぅ…)オープニング終わっただけでこの時間かよ…

.6:ミドルフェイズです。

 オープニングフェイズの次は、ミドルフェイズです。
 ミドルでは、オープニングで起こった事件が展開して行きます。起承転結でいうなら、オープニングが起、ミドルは承にあたる部分です。
 はてさて…

GM
:したらば、やっとミドルフェイズに入ります。シーン@ シーンプレイヤー:恭介。侵蝕率!
恭介
:(ころころ)7あがって44。もう真ん中(50)が見えるぜ。
:仲間仲間。
GM
:えー、オープニングから数日後のことです。
恭介
:うい。
GM
:2クラス合同で体育の時間でございます。男子はバスケに、女子はバレーに打ち込め!…っても、あんまやる気なさそうだな、恭介。キュマイラだからポテンシャル高いのに。
恭介
:やる気どころか、お昼は体力がないぞー。なので、ひたすら3点シュートを決め続ける役だ。
禄郎
:センターサークルから3点とか、鬼っすね。
GM
:クラスの弄られキャラ、友情出演:小太刀右京ノ介君などと混じりつつ、わーわーバスケ。
恭介
:わーわー。
GM
:「小太刀ボール行ったぞー」「走れ走れー」
恭介
:「がんばれー」
GM
:葵のほうに目を向ければ、そっちもそっちで、楽しそうにバレーやってますね。
恭介
:バレーの方が動きが少なくていいなぁ。
GM
:「駄目だ、小太刀の野郎、役にたたねえ!恭介代わってくれ!」
恭介
:「えー、また俺かよ、ちょっと―…」と言って引っ張られていこう。「とりあえず俺は真ん中にいるから、ボールをくれ」
:クラスメイト1「いくぜ、恭介!俺のパスを受けられるのは、お前だけだー!」
恭介
:「おーう」
GM
:そんな感じでバスケに興じているところで、知覚で判定してください、目標値4です。
恭介
:知覚1レベルある場合、これ、加算ですっけ?
GM
:知覚は、感覚の技能なので、感覚の値分、ダイスを振った結果に、知覚の技能レベルを加算です。
恭介
:(ころころ)8で成功。「…ん?」
GM
:とりあえず成功したので、体育館の片隅で、葵のことを冷ややかな目で見ている女子が居ることに気が付きます。
恭介
:んー? じゃあ葵の方を見てみよう。なんか変わった風があります?
GM
:別段何事もないです。まぁ、そのまま授業終わりのチャイムが鳴り、その人物も戻って行ってしまいますが。
恭介
:では、そんなぼーっとしているとチームメイトからのパスがあたまに直撃するんですね。
GM
:「何やってんだ恭介ぇ!」
恭介
:「…いてぇ」
GM
:では、特に何もなければシーン切りますよ。
恭介
:「ってチャイムだ、戻ろー」と言って戻る―。
GM
:む。1シーン10分…いける!
恭介
:ねくすつ。

 余談ですが、オンラインセッションでは、DXはとても時間がかかります。特に戦闘処理なのですが…まぁ、それは置いておいても、テストプレイの何回かのデータで集計した所、非戦闘の1シーンにかかる時間は、平均14分です。
 プレイに慣れてくればもっと早くなるでしょうが、オンラインで1シーン10分は早いほうです。(リプレイに起こすと、凄く短く感じますが…)

GM
:シーンA シーンプレイヤー:禄郎。侵蝕率を以下略。
禄郎
:(ころころ)3。侵蝕率はこれで40%。
:いいなぁ…
禄郎
:順調っす!
GM
:無事にT県O市に到着し、住まいも確認して、学校の校門のところで恭介を待ち伏せするシーンでござい。
恭介
:待ち伏せされているのか。
禄郎
:今の時間は?
GM
:学校終わんのって何時だろう…17時としましょうか。
禄郎
:下校時間っすね。
このみ
:部活やってれば、20位まで延びるんだろうけど。
GM
:では、何とかして、恭介と接触してください。(投げっぱなしジャーマン
禄郎
:じゃあ、しばらく写真の人物がいないかどうか観察して、飽きたら適当な学生捕まえて「この写真の子、しらないっすか?」と。
GM
:「やだー、ナンパー?」とか聞き返してきますが。
禄郎
:男子学生に声かけることにしまっす。
恭介
:そういえば、僕は事件の事とか、派遣されてくることとか、何も知らないよね?
GM
:一切知りません。
恭介
:うい。
GM
:ただ、UGNイリーガルなので、UGNの存在とかシステムは知ってます。で、何人かに声をかけていると、恭介を知っている人にヒットします。
恭介
:では、ヒットした生徒から呼び出されよう。というわけで、登場。(ころころとした出目が10)きゃーす!
禄郎
:じゃあ、教えてくれた子にはジュースでも奢ってお礼を言うっす。
GM
:では、小太刀右京ノ介が呼び出しに行った感じで。
禄郎
:ありがとう、小太刀君。
恭介
:すでに54になって登場です。
GM
:僕としても予想外です。
禄郎
:じゃあ、自己紹介するっす。
恭介
:「えーと、どうも?」
禄郎
:「俺はUGN○○支部の碧と言う者っす。この前ちょっとした事件が起こって、その事でちょっと聞きたいことがあるっす」
恭介
:見たら、UGN関係の人ってわかる?
GM
:見て分かるかなあ?
禄郎
:こっちはイリーガルだって知ってるから、普通にUGNの名前出しますよ。
GM
:そうですね、少なくとも一般人にはUGNという名称が知られていないので、名前を出されれば一般人ではないと分かりますね。
恭介
:特定のワッペンがあるとか、アクセサリーがあるとかないんだろうか。
禄郎
ちょっと恥ずかしいコードネームで呼び合ってたらアタリ、とかっすね?
恭介
:痛い世界。
GM
:つーか、UGNは存在も行動理念も、一切一般人は知らない知られちゃいけない組織なので…
恭介
:じゃあ、「あ、とりあえずどっかに入りません? こんなところってのもあれですし」
禄郎
:「そっすね。じゃあそこの店にでも」
恭介
:勝手に場所動かしてもいいんだろうか…
GM
:どうぞ。じゃあ、近くの喫茶店にでも。アレだな、シーンプレイヤー以外発言の機会無いな、適当に茶々入れでもしてください。
このみ
:学生「やだー、ナンパー?」(ひそひそ)
:学生「やだー、あのナンパ、男同士で喫茶店にはいったわー」
このみ
:「写真も持ってたらしーわよ」
:「やだー、キモーイ」
GM
これはひどい。
恭介
:これだからUGNはっ!
:UGNは関係ないと思う。
このみ
:適当にちゃちゃいれって言うから。
恭介
:ともあれ、ほいほいついていった。
禄郎
:さて、じゃあ周囲をざっと見回して、安全を確認したら、とりあえず聞いてる限りの事件のあらましを話して、協力を要請するっす。
恭介
:これって、半ば強制ですよね?
GM
協力的なプレイヤーって好きだなあ。
禄郎
:FHの目的を阻止して、町の平和を守る!イイコトじゃないっすか。
恭介
:一応マネーとか出ているんだと考えて、「ま、バイト代も出ますし、頑張りますよー」
GM
:ああ、報酬も出ますよ。雀の涙かもしれませんが。
禄郎
:「改めて、よろしくおねがいするっす」ガシッと握手を。
恭介
:「い、いたいいたい!…よ、よろしく、です」
GM
:えー、ではあつい握手を交わしたところで、何もなければシーン切ります。
恭介
:で、何をすればいいのだろうなぁ…と途方に暮れる二人。
禄郎
:連絡先もきいておきました。
恭介
:では、連絡先を聞いておきました。
GM
:切りますよー…はい、切った!
:はいきったー!
禄郎
:今切ったよ!
このみ
:HighKitter

 切らないと、梓とこのみが、シーンに関係ないところで、全力でロールプレイし出しますんで…

.7:そして、物語は動き出す…?

GM
:ちょっと変則的ですが、シーンB シーンプレイヤー:禄郎。続きます。
:どうぞどうぞ。
禄郎
:くぅ。(ころころ)47%。
GM
:では、恭介と別れて帰る途中です。学校の近くだったので、学校の近くを通るのでしょう。
:日本語?
GM
:日本語でおk。
禄郎
:鼻歌でも歌いながら、指定された宿泊施設に向かうっす。
GM
:そうすると、二人の生徒と思しき人たちが、何か言い合いしてます。
禄郎
:ふーん。
GM
:「由良木、アンタちょっと調子に乗ってんじゃない?中学じゃあんなんだったのに」ちょっと気の強そうなアレが、何かいかにもなソレで、「そ、そんなこと…」と、もう一人が弱々しく返答します。
恭介
:僕の知らぬ世界で面白い事に。
:「ちょっとマジやってらんないんだけどー。なにその女々しいカンジー」みたいな。
GM
:言われてるほうは腕にリストバンドをしてますね。
禄郎
:リストバンド?
GM
:リストバンド。で、ちょっと気の強そうな方が、「わざわざこんなところを進学先に選んだのも、高校デビューって訳?」
:「ちょーウケるんですケド。キャハハ」みたいな!
GM
:「止めてよ…昔のことなんか…」
:「まぁ、なんていうか、チョーシのってっと、アレよー」みたいな!
GM
:そうそう、「もうちょっと、大人しくしてなさいよ」とか言われて、「…」
禄郎
:リストバンドはさておき、4〜5年前の自分と似たような匂いを感じるンすかね、女の子に。
GM
:別段何もしないなら、一人はその場を立ち去ります。
禄郎
:せっかくだから、間に入るっす。
GM
:では、攻撃してたほうが「誰?アンタ」と。
禄郎
:「ちょっと、一方的に何を言ってるンすか」
GM
:「関係無いなら、口出ししないでもらえる?」
禄郎
:無関係は無関係なんすけどね…「同じ学校なんだから、仲良くしなきゃだめっすよ」
GM
:「何それ、くっだらない」とか吐き捨てて、その場を立ち去ります。
「っていうか、何そのしゃべり方、マジウケる」(加奈子風に
このみ
:なんてひどい、あずにゃん…
:ロールプレイですよ。
GM
:で、もう一人は、顔を青くしたまま、その場に立ち尽くしてます。
禄郎
:じゃあ、言われてた方の子に向き直ります。「大丈夫っすか?」
GM
:「あ、ありがとう…」
禄郎
:「俺も無関係なんで、大したことは言えないっすけど、言わせるばっかりじゃなく、大事なことは主張した方が良いっすよ」
GM
:「うん、でもこれは私の問題だから…」そう言って、もう一人もそそくさと立ち去ってしまいます。
禄郎
:まぁ、これ以上何か言えるわけでもないっすからね。見送ります。
:ちょ…禄郎さん、まだまだロイス枠があるじゃないですか!ここでロイスを!重要ですよ!
GM
:はい、シーン切りますよー。
禄郎
:じゃあ、なんとなく良いことをしたような気分になったところでシーンが切れる。
:ロイス取りに行きましょうよ!ちょー!?

 ロイスはバックトラック時に侵蝕率を下げるために使うなど、いろいろなところで使えます。
 1回のセッションで最大7つまで取得できますので、セッション中で折を見て取得した方がいいです。あんまり取らないでいると、クライマックスまで取らないで進んでしまいますので。

.8:梓、このみ、やっと出番。

GM
:はい、大変お待たせしました。シーンC シーンプレイヤー:梓・このみ、二人同時に登場です。侵蝕率をあげてください。
:うぬぬ…(このみが振ろうとする所に、邪念
このみ
:(ころころとした出目は2)35%。
:ち。(ころころとした出目は10)ぎゃうああああああああ!!
GM
:なんて差だ。
禄郎
:期待通りっす!
恭介
:なかま!
:55%!まだ2シーンしか出てないのに!
GM
:えー、連絡を受けた梓が数日後、このみとUGN支部(仮)で会うシーンです。
:では、適当な雑居ビルで。まだ何も入ってませんので、何もありませんが。
GM
:まぁ、ガス電気くらいは通ってるでしょう。
このみ
:平日。バイクを駐車場において登場。
禄郎
:部屋の中にバイク。
:やめてください。
恭介
:バイクで部屋まで。
:5階です。
GM
:お互い、情報のやり取りをしやがれ、お願いします。
このみ
:エレベーターの中にバイク。
恭介
:むしろ、隣のビルの屋上からバイクで。
禄郎
:すごいテクっすね。
:えーと、なんだっけ?
このみ
「やっほ、あずにゃんおひさー」
「あ、あずにゃん…」
このみ
:「あ、タバコすって平気ー、ここ?」と言いつつ火をつける。
:とりあえず、平静を取り戻しつつ、「何か、オーヴァード同士の喧嘩を見たとか?」
このみ
:「ふーっ、あ、そうそう、っても、見た時には片方ぶっ倒れてたけどね」
:「何か、言ったりはしていなかったの?相手の顔は?」
このみ
:「いや、流石に遠目だったしねー」で、あの半死人の情報は?
GM
:既に、梓には搬送先の医療機関から、連絡は入ってます。血塗れだった人は鏑木亮(かぶらぎ・りょう)、この街に先に潜入していたUGNエージェントです。
:その人は、霧谷の資料にあった人で間違いない?
GM
:霧谷から「既に潜入している」と伝えられたエージェントに間違いないです。
:グランギニョルとかいうのも、知っていていい?
このみ
:いや、意識不明の重体の可能性も…
GM
:じゃあ、意識不明の重体と言うことで。
恭介
:数日も意識不明か、厳しそうだ。
:とりあえず、病院からもらった資料を、このみにも渡そう。
このみ
:受け取りつつ、「あぁ、そうや、あの半死体が、『ぐるぁんぐぅぃにゅぉるー』とか言ってたけど、なんか知ってる?」
:「グランギニョル。と言ったそうね」と、別の資料を見つつ。搬送中なら、きっと救急隊員とかが聞いててもおかしくない。
禄郎
:支部長ひとりいるだけの支部って絵が、本格的になってきたっす。
このみ
:資料はさくっと見て終了、ノイマンだしね!忘れられてそうだけど。で、GM、鏑木さんのコードネームは?
GM
:えー…(考えてなかった)スナイプ・ロアーで。
このみ
:んじゃ、違うのか。
GM
:グランギニョルの名前が出たので、二人は情報:裏社会か、情報:ファルスハーツ、情報:UGNで判定してください。目標値は18。
:UGNは1。でも社会は1。目標値遠いなぁ…(1D10+1で、18を出さないといけない。クリティカル値は補正なしで10なので、かなり確率は低い)
GM
:関連するコネを持っていれば、ダイスを加算できますよ。
(ぽん
このみ
:社会3でコネの裏社会、情報:裏社会2もってるから、うちなら、5D10+2?
:私は、UGNのコネがあるから、3D10+1か。とりあえず、このみが何とかなりそうだけど、振っておくわ。(ころころ)8、5、8で、クリティカル値は10だから、技能レベル足して最大は9。届かないや。
このみ
:ではこっち。(ころころ)4、8、5、1、5。一番大きいのは8だから、8+1で9。
:なむい。
恭介
:残念賞。
GM
:計 算 通 り 。
このみ
:ぜんぜん足りません。
:グランギニョルって何だろう。
このみ
:残酷劇。
GM
:では、一般的な事柄だけ。グラン・ギニョール(Grand Guignol)とは、フランス、パリに 19世紀末から20世紀半ばまで存在した大衆芝居・見世物小屋のグラン・ギニョール劇場(Le The'a^tre du Grand-Guignol)のこと。またそこから転じて、同座や類似の劇場で演じられた「荒唐無稽な」、「血なまぐさい」、あるいは「こけおどしめいた」芝居のことをいう。また、その劇で使われる人形のことを指す場合もあるとか何とか。
:「と、いうような一般知識は、ノイマンのあなたに、今更言う必要はないわね」とか、拾っておく私。
このみ
:「ん、まぁ、そだねー」と情報屋とつなげてた携帯を切る。
GM
:で、そんな感じでやってると、郵便物が届きます。「受け取りのサインお願いしまーす」
:「はいはい。ただいま」
恭介
:爆弾か。
禄郎
:カミソリかも知れないっす。
:別に。カミソリ入ってても、血は見慣れているし。
このみ
:炭素菌か。
恭介
:ニトログリセリンか。
GM
:アレゲなものではないです。
:誰から誰宛?
GM
:霧谷からですね。中身は資料が持ち出されたと言う事件当時の、カメラの映像らしいです。何か、再生するものくらいあるよな!
:あるんじゃないかな!
GM
:無けりゃ買って来い!経費で買って来い!
このみ
:ここにベータのデッキが…
GM
:で、ソレを見てみようってとこで、いったんシーン切りマース。
:はーい。
GM
:まぁ、続けて梓とこのみのシーンなんですけどね。…って、これどうすっかなぁ。侵蝕率的につなげたほうがいいだろうか。
:是非、私だけでも、侵蝕率は…
このみ
:あ、シーン変わるなら、あずにゃんに尊敬/食傷のロイスをゲットしておきます。

 GM的にはここでシーンを切って、PC3とPC4に侵蝕率を稼がせるつもりだったようですが、あずにゃんこと梓が、2シーンて20上昇というホットスタートを見せてくれたため、急遽繋がったままのシーンに変更されます。
 まぁ、場所も変わらないですし、キャラクターも変わりませんしね。

GM
:じゃあ、シーンそのままで。映像再生しますよー。で、問題の映像ですが、画質はあんまり良くないです。って言うか、狙ったように悪いです。
ベータなのに?
恭介
:本当にベータなのかw
禄郎
:せめてブルーレイ。
GM
:えー、映像では、黒ずくめの格好をした襲撃犯が天星と対峙して、ばたばたと画面外に消えていきます。その後、天星が吹き飛ばされて映像内にまた戻ってきます。そのまま気絶してしまったようですね。襲撃犯はその後カメラを破壊し、映像は途切れます。ぶっちゃけ、あんま役にたたねぇ映像でした。
:映像から、犯人のシンドロームくらいはわかりそう?
GM
:はい、ではお二人は感覚:知覚で判定してください。目標値は12です。
恭介
:たかーいな。
:知覚はないが、感覚なら4!(ころころ)う、でも回らないので6。
GM
:まぁ、10だとあんま回らんよね。
:もう…侵蝕率の時はアレなのに…
このみ
:(ころころ)10、1、10。で、2つ振り足し。9、3。だから19に技能足して、20。
GM
:うお。
恭介
:頼もしい。
禄郎
:さすがっす。
:やるときはやる子なのね!
このみ
そんな、駄目な子みたいに言わないでw
GM
:では、襲撃犯は女性であるように思えますね。で、映像内では不自然に血が撒き散らされてる印象があります。
:ブラム=ストーカー?(血を操るタイプの能力を持ったオーヴァードの種類。梓と同じ)
このみ
:買ってきたチューハイ缶を、ぷしゅっと開けながら見てる。
GM
:あとは、映像の範囲外でなんか起こってるらしいので、良く分かりません。
:でも、画面外にはじき飛ばすなら、バロール?(重力や空間を操る能力を持ったオーヴァードの種類)
GM
:いや、普通にオーヴァードなら、エフェクトで強化すればそれくらいは出来るかもしれません。
:と、まじめに見ている私の後ろでチューハイ飲んでる中学生。
このみ
:雑種の可能性まで含めると、特定は難しいんじゃないかなぁ。
禄郎
:単純に腕力ではじき飛ばすこともありえるっすけどね。
このみ
:ちなみに、この後もバイクで帰る中学生。
恭介
:捕まってしまえ。
GM
:で、ですね、このままだとこのみがこの時点で関わる理由なくなっちゃうんですよね…
:そう?私、この子も連れて行く気満々だけど?
GM
:では、正式に依頼としてください。多分、報酬出るよ。霧谷から学生鞄とか。
このみ
:「あずにゃん、どっかでポカしそーだし、てつだおか?学生鞄いらんけど」
GM
:協力的なプレイヤーって、以下略。
:「失礼ね。私なら、この襲撃犯を捕まえるくらい、わけないわ。でも今回は、私のあとにUGNのエージェントが二人、この事件がらみで派遣されることになっていて、今回はその新人くんと、このやられた子のバックアップを、霧谷に頼まれているのよ」
このみ
:「と、この時のあずにゃんは、自分があんな醜態をさらす羽目になろうとは、思ってもいないのであった、かっこわらい」
「わ、私一人でもどうにかなるけど、さすがに一人で二人をサポートするのは大変だから、て、手伝ってくれてもいいのよ」
恭介
:何この、ツンデレみたいな何か。
:なんか、自分でもよくわからない方向にw
禄郎
:あずにゃんと呼ばれると、壊れるンすね。
:そうしようw「ガス代くらいは出すわ」
GM
:えっと、シーン切ってもいいかな?(笑顔
このみ
:「んー、そろそろ義父さんにばれそーなんで、TASP○を」
恭介
:権力でTASP○を手に入れようとする中学生。
GM
:もうやだ、この中学生。
このみ
:そうか、あずにゃんも未成年!
:うん。
GM
:そういや、未成年しかおらんなる。
このみ
:成年がいない。
:シーン切ってもいいです。
GM
:では、シーン切ります。
:私は、「そうね…」といいつつ、タスポについて考えています。
恭介
:真面目な子や…
:「偽装したら、どれくらいかかるのかしら…」
GM
:ああ、その後、梓は禄郎や天星と連絡を取り合ったとしてください。
:はいはい。携帯番号くらい知ってるだろうから、電話をかけたことにしておきます。
GM
:では、マスターシーンはいりまーす。

 マスターシーンとは、GMが演出するシーンで、基本、プレイヤーは誰も登場出来ません。
 まぁ、ゲーム等でいうところの、カットシーン、ムービーシーンのようなものです。
 これでGMは事件の裏側や、黒幕等を描写したりするのですが…

GM
:では、マスターシーンです。誰も登場できません。
:ガヤです。
GM
:夜、とぼとぼと、帰宅途中と思しき葵が歩いています。
禄郎
:どなどなどーなーどーなー。
GM
:まぁ、あの後も色々あったのかもしれません。シーンに居た人以外知る由もないですが。
:知るよしもありません。

 ──誰にも、邪魔はさせない──
 うつむきがちに歩く少女は、自分の心にだけ届く声でつぶやく。

 全部、あの人のため──
 その思いだけが、彼女の歩みを進ませる。

 家路への帰路を歩く少女は、ふと、顔を上げる。
 暗闇の向こう──潜む陰。少女は陰に、はっと目を開く。
 ──そう。

 すべて彼女のため──

.9:恭介の不安?

GM
:はい、さくさく行こう。さくさく。シーンE シーンプレイヤー:恭介。
恭介
:へい!あさーあさだよー、ばいとおわってがっこーいくよー。
GM
:で、いつも通り、学校に登校…あぶねえ、侵蝕率!
:おっと忘れた、侵蝕率。
恭介
:(ころころ)5あがって、59%。
GM
:で、いつも通り学校に登校するわけですが、葵が居ません。
恭介
:はて、今日はお休みなのかな?
GM
:どうもお休みっぽいなあ、という雰囲気ですね。
恭介
:では、ちょっと気にしつつも、眠りにつこうか。
GM
:で、放課後にですね、担任から「恭介、すまんが由良木のところに届けてくれないか」と、プリントの類を家に持って行けと。
恭介
:「あ、いいっすよ。ぼくも気になりますし」 では、担任からプリント類をもらった。ついでに給食のパンも持っていこう。
GM
:高校は果たして給食なのか…(悩
:高校に給食あるの…?
禄郎
:あるところはあるんじゃないかな。
GM
:「すまんなあ」といったやり取りを経て、学校を出たところで、以下、任意で禄郎は登場してください。で、葵宅に辿りつくのですが、鍵が掛かってます。
恭介
:ぴんぽーんぴんぽーん、鳴らしてみるけど?
GM
:どうも、不在のようですね。
恭介
:一人暮らし?
GM
:一人暮らしです。実家は遠いところらしい。
恭介
:では、マンションとかアパートとかか。
禄郎
:ん?高校生なのに?
:なにか、いろいろ理由がありそうだなぁ…(野次馬根性
GM
:高校生で一人暮らしって珍しいけど、無くもないよね。俺の知り合いにいたし。
恭介
:こんこんガチャガチャしてみるけど、反応ないのかな?
GM
:いないっぽいですね。全く反応ないです
禄郎
:じゃあ、そのこんこんガチャガチャの音に引かれるように、登場。(ころころ)
恭介
:うーん…どうしよう。HAKAI衝動にはかられないし、とりあえずプリントを郵便受けに入れるとして…
禄郎
:「なんか音がすると思ったら、恭介じゃないすか」
恭介
:「あ、ども、禄郎さん」
GM
:さて、待ちますか、待ちませんか? 辺りは段々、暗くなってきます。
恭介
:気にはなるけど、暗くなるなら待たないですかね。仕事しないといけないし。
禄郎
:事情を聞いて、俺がじゃあ、それとなくまわりを見回ってみることにするっす。
恭介
:じゃあ、プリントの裏に「何かあったら電話してね、恭介」と書いておこう。
GM
:では、そう言って、禄郎が動こうとしたところでですね。二人の目の前に、不審な人が二人。ワーディングを展開します。
禄郎
そりゃまた、不審人物っすね。
GM
:無言でナイフ構えちゃったりして。
:それは、凄く不審ですね。
恭介
:「ろ、禄朗さんっ!」
禄郎
:「何者だ!」
GM
:無言です。
禄郎
:様式美を理解しない奴らっすね。
:逆に、それが様式美なのよ。
このみ
:うちとあずにゃん、要らない子のような空気やね。
:私、侵蝕率がアレなので…むしろまだ出番なくていいです。
GM
:はい、戦闘はいりますよー。

 突然恭介と禄郎の前に現れた謎の敵。
 突如ワーディングを展開し(オーヴァードの能力。一般人を無力化する)、二人に戦闘を仕掛けてきます。
 はてさて、DX初の戦闘は、はたして…

恭介
:襲いかかってくるなら、反撃せざるをえませんね。
禄郎
:やるしかないっす。
恭介
:「誰だか知らないけど、そっちが先に抜いたんだからなっ」
GM
:えー、状況、不審な人二人、同一エンゲージ(戦闘の位置の配置概念。エンゲージは日本語で意訳すると「その辺」)に固まってます。彼我の距離は15mとしましょう。もっと距離取りたいとか、もっと離れたいとかなら、少し距離変更してもいいです。
禄郎
:至近距離じゃなきゃ大丈夫っす。
恭介
:むしろ遠いなぁと思ったのは、僕だけ?
GM
:近いほうが便利なら、近くてもいいですよ。このセッションは基本PC有利で通すつもりなので。
恭介
:ま、とりあえず15mでどうぞで。
GM
:では戦闘ですが…やりながらルールを確認しましょうか。まずは、セットアッププロセス、何かする人居ますか。こっちの二人は何もしません。
恭介
:何もできないです。
禄郎
:ないっす。

 戦闘ラウンドは、まずは、「セットアッププロセス」から始まります。一部のエフェクトは、このタイミングで使用されますが、今回は誰も何もしません。
 続いて、行動順を決める、「イニシアチブプロセス」になります。

GM
:では、イニシアチブプロセス、こちらの行動値は7です。
恭介
:行動値3!
禄郎
:行動値12。
GM
:では、禄郎からメインプロセスに入ってください。キャラクターはマイナーとメジャーのアクションを取ることが出来ます。
禄郎
:とりあえず、≪光の弓≫を撃ってみるか。マイナーでちょっと下がって、メジャーで≪光の弓≫。5mくらい下がるっす。
GM
:≪光の弓≫、は光を一点に収束させて、相手を狙い打つエフェクトですね。使用エフェクトは光の弓だけでいいですか?
禄郎
:とりあえず小手調べを。
恭介
:あ、GM。敵の正体(データ)を知るにはどうすればいいです?
GM
:これ知る方法ってあったっけ…?
恭介
:ないのか…
:基本ないと思う。RCで判定とか?
恭介
:拳で語り合うか。
禄郎
:じゃあ、攻撃していいっすか?攻撃は、RCで判定っすね。
GM
:えー、では、光の弓はRC技能なので、精神のダイスにRCの技能レベルを足した値が、達成値になります。侵蝕率は55%なので、ダイスボーナスはないです。
禄郎
:精神6、RC4なので、6D10+4すね。(ころころ)10が一つでてるんで、1つ振り足しで、22?
GM
:便宜上、A、Bと呼びましょう、Aに撃ったものとしていいっすかね。
禄郎
:いいっす。
GM
:Aはドッジ(回避)を試みます。(ころころ)7つ振って、8、10、2、10、8、3、4。2つ振り足しで(ころころ)4、10。さらに1つ(ころころ)4。24+1で、25。避けちゃいました。
恭介
:ああ、やっと戦闘システムが分かってきた。
禄郎
:「ちっ、中々素早いっす」
GM
:くそ、避けんなよ!
恭介
:GMから、お怒りの言葉が。
:それ避けちゃうのーw
GM
:クリティカル値10で、二回回るのかよー。

 禄郎の最初の攻撃は、敵が回避してダメージを与えられず。
 まぁ、クリティカル値10(10以上の出目でクリティカル。DXのダイスは10面体なので、確率は1/10)で2回も回ったら、しょうがないですね。

恭介
:で、敵さんか。
GM
:えー、では、こっちの二体はそれぞれ恭介にエンゲージ…って、戦闘移動じゃ、エンゲージできねぇ。
恭介
:切ない。
GM
:10m近寄って終わり。次は恭介の番です。
恭介
:んーんー、このシステムって、移動はマイナーかメジャー使わないと、無理よね?
:そうですけど、朽木君には、ハンティングスタイルがありますよ。
GM
:ハンティングスタイルを使えばいけますね。(マイナーで戦闘移動を行うエフェクト)
恭介
:え?え?マイナーでハンティングスタイル使うのと、マイナーで移動するの、差があります?

 ちょっと、GMと梓が先読みしすぎの発言をしているので、恭介、困惑気味です。
 まず整理すると、DXでは、自分の行動順で、「マイナーアクション」と「メジャーアクション」の2つを行う事が出来ます。
 で、マイナーとメジャーではそれぞれ1回ずつ行動が出来るのですが、ぞれぞれ、少しずつ出来る事が違います。
 恭介のやりたい「移動する」という行為は、マイナー、メジャーの双方で行えます。厳密に言えば、マイナーの移動は「戦闘移動」で、メジャーでの移動は「全力移動」になり、移動できる距離が違いますが、全力移動が戦闘移動の2倍の距離を移動できるため、「エンゲージする」という目的は、どちらでも達成できます。
 が、戦略的には、違います。

GM
:えーと、マイナーで行える行動も、メジャーで行える行動も、どちらも一回限りです。で、必ず、マイナー、メジャーの順序でなければなりません。
恭介
:うんうん。
GM
:なので、マイナーで戦闘移動したら、タイミング:マイナーのエフェクトは使えないです。
:次のメジャーで移動すると、攻撃出来ないのです。攻撃するなら、マイナーで移動しなければならない訳ですが、戦闘移動すると、≪破壊の爪≫が使えないので、メジャーでの攻撃が、素手になりますね。
恭介
:えーと…エフェクトの同時使用の制限がよくわかっていない。≪ハンティングスタイル≫と≪破壊の爪≫は、同時に使えるの?
:朽木君は、ルールブック1のサンプルキャラクター、「不確定な切り札」ですから、これに関して言えば、同じタイミングのものは組み合わせられます。
恭介
:≪ハンティングスタイル≫と≪破壊の爪≫は同時に使えるのか。
GM
:うん。≪ハンティングスタイル≫と≪破壊の爪≫を使うと、武器を作りつつ、接近できます。
恭介
:うい、理解理解。では、マイナーで≪ハンティングスタイル≫と≪破壊の爪≫を使用して、AとBのエンゲージに。メジャーで通常殴りをAに行いましょう。で、いいのかしら?
:そうですね。
GM
:はい。

 TRPGの経験がそれなりにある人たちは理解が早くて助かります。
 実際、初めてのTRPGで、DXをプレイするというのは、ちょっと難しいかもしれません。まぁ、経験者の方がサポートしてくれれば、大丈夫でしょう。

恭介
:では、Aに命中判定。(ころころ)12。
GM
:Aはドッジ。(ころころ)10なので当たった。
:では、今セッション初のダメージです。
恭介
:命中判定の達成値を10で割って、端数切り上げ?
:めんどくさいので、十の位より上の数値+1を振って、攻撃力を足してください。
恭介
:2個か。(ころころ)これに攻撃力の9を足して、15。こうか?
:はい。
GM
:破壊の爪って1レベル?
恭介
:1です。
GM
:装甲が、こいつは幾つだったかな…はい、まだ倒れません。
恭介
:「く、これぐらいじゃあ倒れないかっ」とか
禄郎
:恭介、つかったエフェクトの分侵蝕率を上げておくっす。
:+4ですね。
恭介
:おっと忘れてた。
:GM、これで、侵蝕率が60超えました。朽木君は、すべての判定にダイスボースが+1されるので注意してください。
恭介
:侵蝕率があがると、ダイスボーナスがつくのか。これ、どんどんダイス増えるね。
GM
:DXはそういうゲームなんですよ。で、最後は「クリンナッププロセス」ですが、特に何もないですね?
恭介
:ないっす。
禄郎
:ないっす。
GM
:次のラウンドー。

 と、DXの戦闘はこのように進んでいきます。
 さて、第二ラウンドですが、恭介が侵蝕率60%を超えたので、このラウンド以降、ダイスボーナスが+1されます。侵蝕率によるボーナスは、60%以上から、ダイスボーナス+1、80%以上から+2、100%以上から+3と、エフェクトレベル+1、130%以上から+4と、その後も増えていきます。
 どんどんクライマックスに向けてダイス数が増えていくのが、DXの醍醐味です。

GM
:えー、第二ラウンド。
禄郎
:侵蝕率、56%。
恭介
:63%。圧倒的ではないか、我が軍は。
GM
:セットアップも、イニシアチブもないね?では、さっきの順序でどうぞ。
禄郎
:GM、Aはどのくらいダメージ受けてる感じですか?
GM
:ふらふら。
恭介
:弱いぞ!
:まぁ、初っぱなから強くても困りますが。
禄郎
:じゃあ、マイナーは放棄。メジャーで≪光の弓≫。(ころころ)12。
GM
:なんで≪コンセントレイト≫を使わないのだろうと思いつつもドッジ。(ころころ)
恭介
:侵蝕率の恐怖におびえているからさっ。
GM
:効率いいんだぞー、コンセ。ちなみに当たりました。
禄郎
:攻撃力+エフェクトLv+2だから…(ころころ)7。ショボイっす。
GM
:はい、倒れたー。えー、こっちの残った一人は、≪音速攻撃≫を使って、ナイフで恭介に切りかかる。
恭介
:かもーん。
GM
:(ころころ)18。
恭介
:ドッジ(回避)判定。(ころころ)13。余裕で当たった。
GM
:避けてくださいよォー。
恭介
:クリティカル後、ピンゾロなんだよぉー。
このみ
:壮絶に酷い。
GM
:えー、ダメージダメージ。(ころころ)20。
恭介
:防具ないので、素で抜けますよ。
禄郎
:初戦闘だから仕方ないっす。ぎこちないっすよ。お互い。
GM
:えらいいい一撃が入ったな。
恭介
:HP、残17。
:多いな。
このみ
:多いな。
禄郎
:細い割にタフっすね。
GM
:はい、恭介どうぞ。
恭介
:では、反撃。マイナー放棄の通常殴り。きっと次のラウンドに敵の攻撃はないはず。(ころころ)
:あ、朽木君は侵蝕率が60を超えているので、すべてのダイスロールに、ダイスを1つ加算してくださいね。
恭介
:おう!?そういえば。(ころころ)で、なんだかんだで、25。
GM
:(ころころ)当たった。
恭介
:これは勝ったな。(ころころ)ダメージは31点。
GM
:はい、おわり。
禄郎
:うわー。中々のスプラッタっすよ。コレ。
GM
:では、戦闘終了です。
恭介
:「ふぅ、危ない危ない…」(体半分以下
GM
:ちょっと演出優先で、二人はそのまま逃げましたってことで。
恭介
:はっ、捕まえていなかったっ!
禄郎
:ちっ。逃がしたか。
GM
:では、シーン切ります。流石に、戦闘は時間掛かるな…
恭介
:ダイス増やすの忘れるな…気をつけよう。

 梓が突っ込んでいますが、DXでは、侵蝕率が上昇すると、ダイスボーナスがついたり、エフェクトレベルが上がるボーナスがついたりするのですが、よく足すのを忘れたり、足し算を間違えたりします。
 これは、DXではよくあることなので、プレイヤー同士でフォローしあったり、間違えてもそのまま進んだり、振り直したりと、臨機応変に対応した方がいいと思います。
 このセッションでも数値の間違いなどが多々あると思われますが、「楽しむ」事が最優先です。(公式リプレイですら間違える)
 あまり気にせず、みんなが楽しくできるように注意すればいいと思います。

.10:PC、やっと出会う。

GM
:シーンF シーンプレイヤー:梓。
:あ、はいはい。
GM
:先ずは侵蝕率を。
:応急手当キットの購入方法を調べていました。(ころころとした出目は8)うーん…
恭介
:すばらしい。
GM
:UGN支部(仮)に居ると電話が入るます。電話あるよな…
黒電話が。災害時も使えます。
禄郎
:もう貸し出し終了してるっす…
:私物です。
恭介
:ガスと水道と電気とビデオデッキとテレビと黒電話しかないUGN支部。
:あと、スチール机と汚いソファもありますよ。
恭介
:住んでいるのか。
:電話に出ますが、誰からでしょう?
GM
:相手は天星からですね。
:ああ。
GM
:「支部長ですか。襲撃犯と思しき相手の足取りを掴んだかも知れません。これから確認のため、その近辺を調査してきますので、禄郎君への連絡もお願いします」
:「わかりました。あまり、勇み足にならないよう、注意してください」一応、場所も聞く。
恭介
:死亡フラグ(’’
:「それで、場所はどの辺りですか?」
GM
:「それでは念のため。お伝えしておきます」と前置きし凡その位置情報を受け取ってください。
このみ
:死んだな。
:では、位置を聞きました。
GM
:では電話は切れます。
:では、禄郎さんに電話します。あと、このみにも。
GM
:ではお二人に伝えました、と言うことで、さくさく行こう、さくさく。

 さくさく。

GM
:シーンG シーンプレイヤー:恭介。
恭介
:やっほい、登場。(ころころ)いかん、いかんですぞ、侵蝕率70。
このみ
:酷いことになってますね。
GM
:さて、翌日ですが、やっぱり葵は学校に来ません。
恭介
:うーん、心配だなー。
:こう、朽木君の焦燥感の伝わってくる侵蝕率だよね。
禄郎
:イマイチ緊張感がない感じもするんすけどね。
GM
:と言うことで、葵の過去に何があったのか調べてみるシーンです。
恭介
:「せんせー」と先生に話しかけてみるか。
GM
:「ん、どうした恭介?」
恭介
:「葵って、病気か何かで休んでいるんですか?」と、さも先生は連絡を受けている風に。
GM
:「いや、それがな、学校にも連絡はないみたいなんだ」
恭介
:「えっ、昨日家にプリント持っていったんですけど、出てこなかったんですよ…どうしたのかな…」
GM
:心配ですねえ。
恭介
:今の時間って、いつごろでしょう?放課後か否か。
GM
:何時が良いですか?放課後でもいいですよ。
恭介
:うーん、動けるように放課後がいいですね。
GM
:そうすっと、任意で禄郎も登場できます。
禄郎
:恭介が学校から出るタイミングで登場するっす。
恭介
:「では先生、今日も行ってみますので、プリントをくださいっ」
GM
:「ははは、今日はプリント無いなー。しかし先生も心配だから、見舞いに言ってくれると助かるぞ」
恭介
:「分かりました、ではさよならー」と駆けだします。
禄郎
:じゃあ、校門をでたところで登場。(ころころ)
恭介
:そして禄朗さんと会うわけですね。
このみ
:余りの出番のなさに、どうすればいいか迷う。
GM
:すまんなー、PC4は登場回数少ないんだ。
:そのうちはっちゃけようよ、このみ。
禄郎
:「恭介じゃないっすか。急いでどうしたんすか?」
恭介
:(走りながら)「禄朗さん、お疲れっす。あの後、葵帰ってきましたかっ!?」と聞いてみよう。
禄郎
:葵?
恭介
:「かくかくしかじかな子なんですけれどっ!」
禄郎
:じゃあ、それでピンと来たので、あの時絡まれてた子だってことを恭介に話します。
GM
:はい。
恭介
:GM、葵と僕はいつ以来の知り合いでしょう。中学の頃は知らない?
GM
:入学当時ですね。
恭介
:うい。
禄郎
:「ってわけなんで、その絡んでた方の子が何か知ってるかも知れないっすよ」
恭介
:では急ブレーキしよう「え!? そ、そんな事が…だ、誰ですかそいつはっ」と禄朗さんにつかみかかろう。日本語があやしいが、気にしない。
禄郎
ジュワ!ジュワワワジュワ!
恭介
それはもう危険だ。
禄郎
:と、その子の特徴を。
恭介
:僕は知っているんだろうか…
GM
:えー、外見的特長を聞くとですね…
禄郎
:体育館で見かけた子と違うンすか?
GM
:体育の時に冷ややかな眼で見ていた女子ではないかと。
恭介
:ではすぐにピンと来て、学校にUターンだ。
禄郎
:ついて行くっす。
GM
:では学校。
禄郎
:学外者なので、目立たないようにするっす。
恭介
:そやつのいそうな所を、くまなく探索してみますが…
GM
:てきとーに人に聞けば、見つかります。
恭介
:では見つけたー。
GM
:彼女の名前は、佐伯知子(さえき・ともこ)と言うらしいです。
禄郎
:コードネームは?
GM
:さあ?
禄郎
:あったら黒なんすけどねぇ。
恭介
:「佐伯さん佐伯さんっ!」と息を切らしながら呼びかけますよ。
GM
:佐伯は「何?何か用?」と聞いてきますが。
恭介
:「ちょっと、葵の事で聞きたいんだけど…」
GM
:禄郎のこと覚えてるかしら?5以上で覚えてることにしよう。(ころころ)覚えてた。
禄郎
:覚えられてた。
:「うわ、何あいつ、この前のアレじゃん」みたいな!
GM
:では禄郎のほうをチラッと見て、露骨に嫌な顔を。「葵がどうかしたの?」
恭介
:「葵に何を言ったんだよっ! それから学校休んでるみたいじゃないかっ!」
禄郎
:では露骨に嫌な顔を、されて軽く凹んでるっす。
恭介
:すげぇかわいそうな禄朗さん。
:高校に19歳がいればねぇ…
GM
:「知らないわよ、私もここ最近は見てないし」
恭介
:「いや、話しているのを禄朗さんが見たって言ってるんだよ!」
このみ
:「はぁ?そもそも、学校に不審者持ち込まないでよ」
:周りの女子「ちょっと、何アレ、なんかもめてない?」
恭介
:「ふ、不審!? た、確かに禄朗さんは不審かもしれないけどなぁ…」
禄郎
:さらに凹む…
恭介
:「いや、そんな事より葵だよ!葵に何を言ったんだよっ!」
GM
:では、それを聞いて仕方ないと言う風に話します。葵は中学生時代、いじめを受けていました。その結果、一時期不登校になったこともあるようです。まぁ、その中心人物とは言わずとも、近い立場に居たのが佐伯です。
:なんだ、この子、悪い子なんだ。
GM
:葵と佐伯がこの高校に進学したのは全くの偶然だったみたいですね。
恭介
:では、「もう二度とそんなことすんなよっ」と言って、葵の家に向かいたい。
GM
:おっと、もうちょい情報。
恭介
:へい。
GM
:で、いじめられていた葵は、カウンセリングを受けて、学校に復帰することが出来たらしいです。性格もなんか明るく、前向きに変わったとかで、いじめは収束していったみたいです。
恭介
:ん、では、そのカウンセリングの先生とか、病院とか聞けます?
GM
:んーんー…
このみ
:流石にいじめた側は知らないんじゃないかなーと。
GM
:情報:噂話で目標値8。
恭介
:(ころころ)クリティカルして17。知っている、葵の事は何でも知っている!
禄郎
:さすがに気合いが違うっす。
恭介
:じゃあ、いじめられていた事を知っておけよという突っ込みは、ナシな。
GM
:んー、カウンセリングの先生とは、何処で知り合ったのか、今は何処に居るのか、何と言う名前だったのかも、葵以外は分からないらしい。葵自身にとっても良い過去ではないため、深く尋ねようとした人も居ないようです。ただ、女性だったみたいですね。
恭介
:なるほど。では、それそれそういった話を聞いて、佐伯さんを睨んで葵の家に向かおう。捨て台詞はすでにはいたっ!
GM
:では、葵宅。相変わらず鍵かかってます。反応ないです。
恭介
:「おーい、葵、いないのー?」ぴんぽーん。
GM
:まーったく反応ないですね。あ、ここで、前のシーンからの連絡が入るってことにしましょう。
:じゃあ、連絡ついでに、禄郎さんに場所を聞こう。場所を聞いたら、このみにも連絡取って、バイクで向かうよ。
このみ
:二ケツか。ヘルメット一個だから、使うといいよ!
:まぁ、私も単車くらい転がせますけどね。
GM
:登場すると侵蝕率増えますけどいいっすかね?
:もうちょっと見守りますよ。そんなにすぐつかないでしょうし。
GM
:じゃあ移動中ってことで。
:はい、それで。
GM
:葵が居ないことに不安を覚えたまま、シーン切りますよー。

 なんとなく、やっと合流できそうな雰囲気で…

GM
:丁度良いや、少し時間を戻します。シーンH シーンプレイヤー:このみ。
:がっつり侵蝕率を上げてください。
このみ
:(ころころとした出目は8)おぉ。
恭介
:少しは上がった。
このみ
:43%。
低いよ!?
GM
:さて、有体に言って、公園で見かけた騒動について調査するシーンだったんですけど…中学生で何処までやれんだ…
:中学生だけど、学校行ってないみたいだし、町をふらふらしているんじゃ?
GM
:時間はちょいと巻き戻って、このみなりに公園で起きたことを調べてみるシーンです。情報:警察、情報:ウェブ、若しくは 情報:裏社会で判定を…どれもこれも中学生に結びつかねえよ!
:義理の両親がアッチの人なんじゃないかしら?
禄郎
:今時の中学生はすごいっす。
このみ
:「とまぁ、調べに来たわけなんだが現場100回ゆーてもなぁ」と、携帯いじって、情報屋に。
GM
:目標値は8です。
このみ
:社会3、コネ:情報屋で、ダイス5個。(ころころ)11。
GM
:えー、では、上手い具合に目撃者情報が入ってきます。
このみ
:バイク背もたれに寄りかかって、タバコぷかぷか。
GM
:公園で、件のエージェントが襲撃された時分、近隣をうろついていた人の情報によると、相手は女性でした。で、際立った身体的特徴はないみたいなんですが、一個だけ。腕にリストバンドをしていたそうです。
:えー!そっちー!
恭介
:うーうー…
GM
:で、そのリストバンドに、血のような赤いものが付着してました。
このみ
:「…よくいる特徴やね。犯人はテニスプレーヤーと見た
あなた、本当にノイマン?(万能の天才の能力を持つオーヴァード)
GM
:では、そんな感じで、時間を戻すとして、二人乗りしてる道交法的にアレな人たちが、恭介・禄郎と合流したところでシーン切りますよ。
このみ
:あずにゃんに伝えておく。
:では、移動中のバイクでそんな話を聞きました。
恭介
:ついに合流できた。
禄郎
:出逢う頃には侵蝕率70とか、冗談じゃなかったっすね。

 侵蝕率のギャップが激しすぎるという気もしますが…

GM
:シーンI シーンプレイヤー:全員。
禄郎
:(ころころ)5。
:ここは低く。(ころころ)5。普通。よかった…
恭介
:(ころころ)7。ついに77%。圧倒的だ。
このみ
:ダントツで低いしなぁ。(ころころ)3とか。
GM
:まぁ、電話口で話したことはあっても、実際に会うのは初対面な人たちも居るかもしれません。宜しくやってください。
恭介
:なんか知らんけど、一緒に仕事をする人たちなんだろう。
このみ
:「うぃーす、あんた達が、噂のくっちー&ロックね、私山根このみ」
:資料では見ているから、顔と名前は一致する。「森元 梓です。よろしく」と、短く。
禄郎
:「碧です。よろしくおねがいするっす」つられて短く。声であぁ、この人が。と納得するっす。
恭介
:そんなことより、葵はどこに。
:GM、場所はどこですか?
GM
:葵宅付近なんですかね。そっから電話してたみたいだし。
:じゃあ、家の前ということで。
恭介
:「朽木恭介です、よろしく。あの、突然ですけども○○××な女の子見ませんでしたかね?」と葵の事を聞いてみよう。
:その情報の中に、リストバンドの情報があるかどうかです。
恭介
:いつもつけてるっぽいから、あるですよ。
:じゃあ、リストバンドの話を聞いたら、こちらの情報も渡します。リストバンド、オーヴァードとか、その辺を特に。
恭介
:では、いろいろ聞いて、不安全開でいよう。
:GM、私の中での被疑者、葵の家に侵入したいんですが、出来ますか?
GM
:どうやって侵入しましょう?
ドア破壊。
GM
:まぁ、その気になれば簡単に破壊できるかなー…(オーヴァードは基本、身体能力も常人を遙かに超える)
このみ
:ん?天星さんが指した位置はここ?
GM
:いえ、天星の話していた位置はもっと離れてます。
このみ
:じゃ、ただの不法侵入?
:家宅捜査と言って欲しいわ。
恭介
:破壊する理由はあんまりないっ!
:私としては、「リストバンドをしていた子は、オーヴァードだった」「その子は、今、学校に行っていない」「天星が見つけた」の、この3つの情報だけで、家宅捜査するのに、十分なんだけど?
恭介
:いや、でも…
:ここにいない事に関して、一番シンプルで、つじつまが合う説明だと思うけど?
禄郎
:まぁ、もみ消しの担当者は支部長さんっすからねぇ。支部長さんが良ければ俺はOKっす。
GM
:まぁ、扉ぶっ壊すのは自由です。
このみ
:別の場所だし、ガツンと入る必要は感じないなぁ。
:室内で、何か追加情報が得られないかなぁと思ってるんだけど…
恭介
:「リストバンドの子がオーヴァードだった率は高いかもしれませんが、そんな子は割と何処にでもいるはずですっ!
:ちょっと面倒くさい子だなぁ…と思ってる。このみ、やっちゃいなさい。
このみ
:じゃ、シリンダー錠ならピッキングだ!
恭介
:このみさんは何でも出来そうでこまる。
GM
:そうさなあ…ピッキングするなら、感覚:知覚で判定にしよう。目標値は7。
恭介
:出来ることになってしまった。
禄郎
:「じゃ、俺人が来ないか見回ってくるっす」
このみ
:(ころころ)クリティカルして、20。
GM
:手馴れすぎだろ!
このみ
:「あ、あいた」
恭介
:どんな人生を歩んでいるのだろう…
禄郎
:近頃の中学生は…
:じゃあ、それを聞いて、私は室内に侵入。
GM
:はい。では、不法侵入と。
恭介
:じゃあ、ぼくも行かざるを得ない。「葵、いる?」と声をかけつつ。
禄郎
:俺は見張り役と。
このみ
:私も見張り役、とりあえずタバコに火をつける。
:さて、誰かいる?
GM
:居ません。がらんのどうです。
:葵って子がオーヴァードであるという情報はないかな?
GM
:えー、机の上にはメモ的なものが置いてあります。
恭介
:読む読む。
禄郎
:結局興味津々なのな。
恭介
:純愛ですし。心配ですし。
GM
:えー、メモには…
恭介
:かゆ うま
:おれ どうなて
GM
:メモっつーか、ある場所を示してますね。天星が「調査してくる」って言ってた場所にほぼ合致します。
恭介
:僕は駆けだしたっ!
:止める。
恭介
:ぐえ!
:「イリーガルとはいえ、あまり勝手に動かれては困ります」この部屋には、他になにかないかな?
GM
:他にめぼしいものは見つかりません。逆に言うと「何もなさ過ぎる」感はあるかもしれないです。
恭介
:そのメモ、走り書きだったりする? 普通の文字かな?
GM
:メモは普通の文字です。
:なければ、外の二人にも情報を教えて、向かうしかないね。
このみ
:4ケツか…
恭介
:筆跡が違うとか、気になったりしなければ、とりあえず梓さんについていこう。
GM
:ああ、筆跡は恭介が知っている、葵の筆跡と同じ気がします。
恭介
:うい。あ、あと、行く前に鍵をかけてあげてください。
:ああ…それはまったく、考えてなかった。
このみ
:まぁ、開けられたなら閉められるだろう、たぶん。
GM
:何この犯罪者予備軍。
:オーヴァードなんて、多少は犯罪者みたいなもんでしょ?
GM
:超法規的措置と言うのだ。
このみ
:飲酒運転もそれに値する。
GM
しねえよ!
禄郎
:目的のために手段はある程度正当化される、とUGNチルドレンは教育されているっす。
恭介
:盗んだバイクで駆けだしたい。
GM
:まぁ、外の二人に伝えたところで、向かいますか、向かいませんか?
:向かうでいいよね?
恭介
:向かいます。
禄郎
:行きましょう。行くしかないっすよ。もう。
このみ
:ピースは出揃ったし、向かわない選択肢もない。
GM
:では、シーンきりまーす。
:天星と連絡とれるなら、ここまでの情報も渡しておく。
GM
:ああ、天星に連絡取ろうとするとですね、繋がらないわけですよ。
このみ
:既に死んでそうだw
::鏑木さんがやられる使い手だし…いや、それはあとで。とりあえず、次のシーンに行く前に、朽木君にロイス取ります。誠意/嫌悪 ポジティブ表で。
禄郎
:あ、俺も恭介とこのみにロイスとっておきます。
恭介
:ではぼくも取っておこう。
このみ
:あぁ、ろくろーは取るだけとっとくか。
GM
:ロイスは7つまでだから、初期3、シナリオ1、PC間3でMAXになるのか。
:うん。私、禄郎さんに取ってないから、あと1つ空き。
禄郎
:恭介が連帯感/嫉妬。このみは庇護/脅威。どっちもポジティブ表で。これで、安心して100%超えられる?
恭介
:梓に連帯感/侮蔑。このみに感服/隔意。共にネガティブでっ!
このみ
:禄郎に感服/不安で。ネガティブで。あずにゃんだけポジだな。
:ここはネガティブな非日常ですね。
禄郎
:俺、全員ポジっすよ?
このみ
:その気楽さが不安を覚えるw

.11:クライマックスフェイズ。〜DXの戦闘は2時間コース!〜

GM
:では、クライマックスフェイズです。とある貸し倉庫地区の一画、天星からの位置情報と、葵の部屋で見つけたメモを元に辿り着きました。全員登場してください。
:「この辺りね」と登場です。(ころころ)75%。
GM
:葵のほうがピンポイントで場所を書かれてたので、それっぽい倉庫まで行けます。
恭介
:(ころころ)78%。あずにゃん、いつの間に追いついて…
ほっといてくださいw
GM
:倉庫って小さい奴じゃなくて、波止場にあるようなでっかい倉庫を想像してください。中に乗り物で移動して作業できるような広いスペースのとこ。
恭介
:「ど、どこだ葵!」と駆け巡るかね。
禄郎
:(ころころ)こっちも78%。で、恭介を捕まえて、「しっ!静かに」
このみ
:「若さだねぇ」(ころころ)と、一人53%。
:PC1はそれでいいんだよw
GM
:つうか、お前が一番若い。
このみ
:さて、一応タバコの火を消す。
GM
:えー、倉庫の一つ、戸は開け放たれてるようなところがそれっぽいですが、どうしましょい?
:天星と連絡もとれないし、ちゃんと用心しますよ。
恭介
: 中が見えるような場所に行きたいけど、もごもごしてる。
禄郎
: 聞き耳立てても聞こえないっすね。遠くて。
:とりあえず、中が確認できるところまで行きましょう。
GM
:えー、倉庫を覗き込んでも、中には誰もいねえですけど。
:誰もいないなら、入りましょう。
GM
:なんか人が居たような痕跡は分かるのかもしれない。
:きょろきょろ、何かを探します
恭介
: とりあえず禄朗さんに落ち着いたアピールをして、もごもごを解除だ。
禄郎
: ここで、恭介解放。
このみ
:「よし。いけ、勇者あずにゃん」
:「あ、あずにゃん…」
恭介
: 「あ、あずにゃん?」
禄郎
: 「勇者?」
:聞かれた!聞かれてしまった!?
GM
:では、感覚:知覚で判定。目標値7です。侵蝕率によるダイスボーナスとか忘れないで下さい。
このみ
:(ころころ)クリティカルして、17。
GM
:君はよく回すな。はい、奪われたともっぱら評判の資料が見つかりました。
:FHの?
GM
:ええ。
禄郎
: 資料回収。
:中を確認します。
GM
:シナリオ頭で奪われたと見られる資料です。
このみ
:「あずにゃん、ろっく、それで資料はあってるかい?」
恭介
: ひとまず、それらが全部あるかの確認を。
GM
:間違いないっぽいですね。
禄郎
: 「間違いないっすね」
:「そうね」
禄郎
: 「あとは、天星さんがこれを持って帰ればOKっす」
GM
:では、確認し終えたところでー、「あれ、恭介じゃない…何でこんなところに居るの…?」と、入り口にゆらりと立つ人影が。
恭介
: 「……?」振りかえるけど、たぶん声でわかるかな。
GM
:「そこに居るの、UGNの人たちだよね。なんだ…恭介も『こっち側』の人間だったんだ…」恭介は声で分かりますが、葵ですね。
:まぁ、こちらもそちらがオーヴァードだということはわかっているので、びっくりはしませんが。
恭介
: 「葵、どうしたんだよ心配したぞ…って、どういうことだ?」
GM
:「悪いけど、その資料は渡せないよ。素直に返してくれないかな?」
恭介
: 「ま、まさか葵…おまえ…」と一人驚いていよう。
GM
:「恭介、その資料、私が頑張って手に入れたんだよ?」
恭介
: 「なんでだ、なんでそんな事を?」
GM
:「だって、そういう命令だったから」
恭介
: 「だ、誰からだよ…」
GM
:「そっちの人たちは知ってるよね?」と、UGN関係者に顔を向けます。
恭介
: 「えっ」と後ろを振り返ろう。
:「そう、あなたが、FHのエージェントだったのね」
恭介
: 「まさか葵、おまえ…!?」
GM
:「そうよ」と恭介に答えます。「それ、その人たちが保管してた情報だけど、私たちにとって都合の悪いものだから、奪わせてもらったの」
恭介
: GM、ふぁるすはーつって、一般に悪の組織という認識でいいよね?
GM
:です。
恭介
: しかし悪の組織というのはカッコ悪い。
禄郎
: 悪の秘密結社だ。
GM
:えーと、UGNとFHですが、UGNは「人とオーヴァードが共存できる社会を目指す」組織です。人は、超人的な力を持つオーヴァードを、ともすれば排除しようとして、凄いアレなことになりかねんですよね?だから、UGNは、なるべく裏でオーヴァード事件を片すとかして、一般人への被害を抑えようと努力してるわけです。逆に、FHは、「先に人間を仲間外れにしてやれ」って思考で動いてるんです。
:選民思想なんだよ、FHは。
恭介
: 把握。
:UGNは、出来れば共存したいと思ってる。けど、オーヴァードは強すぎる力だから、それがみんなに知られると、迫害されたり、変な事に使われたりしちゃう。まぁ、そんな感じね。
GM
:ああ、資料についてもう一個。その資料にコピーは存在しません。なので、UGNとしては、それなりに纏められてきたその資料を取り戻したいってのもあります。
恭介
: しかし、そんな事を気にせず説得をするのが、PC1の正しい使い方だ。
:その通りだw
このみ
:記憶系イージーエフェクトでも覚えればよかった。
GM
:さて、「それで?資料を返してくれないかな?」と葵は問いかけてきますが。
恭介
: うーん、FHについて突っ込みたいが、これを続けても終わらないな…
:支部長が、そもそも、渡すわけがないでしょう。
禄郎
: UGNはFHの言うことなんか聞かないっす。
GM
:誰も彼も返すふいんきでもないので…
:「これを?渡すわけがないでしょう」とそのまま言いましょう。
GM
:「そう、それじゃ仕方ないね」
このみ
:「返して安全って保証もないしねぇ」
恭介
: 「葵、やめてくれ。僕は戦いたくなんかない!」と言いつつも、収集がつかんっぽいなら、適当に戦闘に入ってくだせぇw
GM
:「ごめんね、でもその資料は持っていかないといけないから」と、葵は優雅に一礼して、「ホラーにしてグロテスクな人形劇、ご堪能下さい」と言って、ワーディングを展開します!では、衝動判定!!
:「グランギニョル…そう、あなたがね!」 と言ったところで、衝動判定の目標値は?
GM
:目標値はきゅうー!

 さて、クライマックスフェイズは基本、ボス戦です。
 ボス戦だけは、大抵の場合、衝動判定という判定を伴う戦闘開始の合図があります。
 これは、ボスの強力な力に、PCたちのレネゲイドウィルスが反応し、侵蝕率が大幅に上昇し、目標値を下回った場合には、バッドステータスの暴走を受けるという判定ですが…さて。

:意志だっけ?
GM
:えー、衝動判定衝動判定…P213。意思です。意志。
:(ころころ)9。こわっ。
GM
:判定に失敗すると、バッドステータス:暴走ですよー。
禄郎
:(ころころ)余裕で。
恭介
: 「わかった。葵は僕が止めるっ」と言いつつ…(ころころとした出目は7)はい、暴走w
このみ
:(ころころとこちらも7)暴走しましたーw
:止めると言って、暴走する朽木君萌えw
GM
:それから、全員、侵蝕率が2D10上昇します。なお、暴走している人は、ガードを含むリアクションとカバーリングが出来ません。回復にはマイナーかメジャーを消費しますので、注意してください。
恭介
:はっ、HPが17しかない気がする。
:応急手当キット買おうかと思ったけど、調達できなそうで…すみません。ダメな支部長です…
恭介
:いいんだ、あずにゃん…たとえ骨が砕けようとも、葵はぼくが止めるっ。
GM
:最接近距離20mで、適当に配置決めてください。
禄郎
:俺、後ろ。
このみ
:私も、後ろ。
恭介
:HPがないけど前。
:どうせ前に出るので、前。
恭介
:ひとまず、リアクションができずに最前衛にいると、何もできずに行動不能になりそうなんだが…
:GM、敵は葵一体ですか?
GM
:葵しか居ません。
:了解しました。
このみ
:攻撃順にこだわらないなら、ロックは手番後にしてくれると、うれしかったりする。
:あ、グランギニョルにロイス取っとく。同情/嫌悪 ネガティブで。
GM
:はいはい。因みに、ロイスはタイタスにして消化しても、そのセッション中の枠を使うので、7個ある状態で1個タイタスにして使ってなくなっても、再度別の何かにロイス取ったりは出来ないので、注意してください。
:はい。
恭介
:葵を殺さないようにしないと!いや、ほかの人がとどめを刺さないように注意しておかないと!
GM
:えー、では、戦闘開始しますよ? 頑張れ俺。1Rキルだけは避けるのだ。まずは、セットアップ!
:侵蝕率!79%!
恭介
:87%。ちなみに、ドッジは暴走状態で可能?
禄郎
:ドッジはリアクションなので、無理っすね。俺は、91%。ほどよいっすよ。
このみ
:出目が悪すぎて、17もあがった…70%。
:それでも低っ!
GM
:セットアップの行動は?
:クイックダッシュ!(オーヴァードの超人的な能力で、瞬時に行動するエフェクト。戦闘移動を行える)
GM
:えー、最接近距離を20mで、適当に配置決めてください。
:ん?(キャラシを見て)ああっ、届かない!すみません…何もしません…
このみ
:何かかけようと思ったけど、誰も届かなそうなのでなし。
GM
:では、全員何もしない。と。
:そちらがセットアップで何かするかどうかですが?
GM
:こっちも何もしねーです。次、イニシアチブプロセス。
禄郎
:行動値12っす。
:行動値は10です。
このみ
:10。
恭介
:行動値3。みんな速いなぁ。
GM
:では、ここで葵が、≪加速する刻≫(イニシアチブプロセスで、メインプロセスを行う敵専用エフェクト)を使って、即座に行動します。
 葵がリストバンドを外して、その手首を爪で斬ると、したたり落ちる血が、人の形を成していきます。≪赤色の従者≫≪声なき者ども≫≪愚者の軍団≫を使用。従者が3体現れました。
:やっぱり、ブラム=ストーカーか。(ブラム=ストーカーは、従者と呼ばれる、戦闘も出来るNPCを作り出すエフェクトを使う事が出来る)
GM
:で、葵の行動値は18。
恭介
:速い!
GM
:従者の行動値は9ですね。っつーわけで、メインプロセスに入りますが、改めて葵から行動。
このみ
:わぁ、えぐい。
GM
:マイナーで≪骨の銃≫(骨を弾丸とする銃を作り出すエフェクト)を使用して、メジャーで≪オールレンジ≫+≪吸収≫+≪死神の針≫+≪コンセントレイト:エグザイル≫で攻撃。(順に、ダイス追加、デバフ、相手のドッジの判定のダイスを減少、自身のクリティカル値を下げるエフェクト)
:エグザイルがメインかー。
GM
:どっち狙うかっつーと、やっぱ梓だよな…
:無駄でもドッジを試みよう。
GM
:では、行きますよ。(ころころ)
(dice_bot)
:Judge(dice=11, critical= 7, fixed=4) by GM
(dice_bot)
: 8, 4, 10, 3, 4, 9, 1, 8, 4, 10, 2 => critical!! ( 5)
(dice_bot)
: 4, 7, 4, 6, 6 => critical!! ( 1)
(dice_bot)
: 10 => critical!! ( 1)
(dice_bot)
: 7 => critical!! ( 1)
(dice_bot)
: 2 => max: 2+ 40+ 4 = 46
GM
達成値は46です。
恭介
:うへ!あ、あずにゃん頑張って…
このみ
:なにこの数値w ダメージじゃないとしても。
禄郎
:あ、あずにゃん支部長ガンバ!
GM
:あ、ドッジするなら、死神の針の効果で、ダイスペナルティ2個です。肉体−2ダイス振って、回避技能レベルを加算です。ボーナスも忘れずに。
:えーと、侵蝕率で+1されて、6−2で4個か。回避は1レベルだから、4D10+1。(ころころ)
恭介
:これ、下手したら即死じゃないか?
(dice_bot)
:Judge(dice= 4, critical=10, fixed=1) by Azusa
(dice_bot)
: 3, 6, 4, 6 => max: 6+ 1 = 7
:7です。余裕で無理。
GM
:では、ダメージは、5D10+14。(ころころ)46点ダメージ。
恭介
:装甲値に何の意味も感じられない数値だ!?
:装甲値1点なので、45点くらって、即死。むろん、≪リザレクト≫。葵の銃に打ち抜かれて吹っ飛んだと思いきや、そのままぐっと起き上がる!
恭介
:これが、死んで蘇るDXクオリティかw
:ちなみに、今の≪リザレクト≫というのは、HPがなくなったら、侵蝕率100%以下なら使えるエフェクトです。オーヴァードは、死なない!
GM
:いや、死ぬけど。まぁ、≪リザレクト≫というのは、レネゲイドウィルスがなんだろう?増殖?か何かして、生命を維持しようと頑張ってくれると、そんな感じのものです。
:私をそう簡単に倒せると、思わない事ね!
GM
:あ、≪吸収≫の効果で、ラウンド終了まで、あらゆる判定に、ダイスペナルティ2個です。
地味にいやんw

 DXでは、キャラクターのHPが、20だの30だのという数値のくせに、振るダイスの量は20個、30個となることがあります。
 当然、ダメージも40や、60といった、はじめはびっくりするような数値が出ますが、オーヴァードは基本、≪リザレクト≫やタイタスの昇華(あとで説明)を使って、倒れずに戦い続けます。
 このクライマックスのダイスが乱舞する戦闘こそが、DXの真骨頂です。

GM
:えー、従者は呼び出されたラウンドは行動済みなので、以下、プレイヤーのターン!
禄郎
:待機。
このみ
:では、マイナーで暴走解除。メジャーで、≪アドヴァイス≫+≪導きの華≫+≪弱点看破≫をロックに。そのラウンドに対象が行うメジャーのクリティカル値−1 し(下限値6)、その判定を+3D+4。ダメージを+6!
GM
:はい、次。あずにゃん支部長。って言うか、ふと思ったんですが、君ら範囲攻撃とか持ってますかね?
禄郎
:なっしん。
このみ
:攻撃を、持ってません。
恭介
:あっはっは。
GM
:範囲攻撃あるだろーで作ってるからなあ…
:あるよ。
GM
:よくやった。
禄郎
:さすがあずにゃん支部長。
恭介
:ざっくり葵単品にしてくださいな。
:でもね、ここからだと届かないのよ。
恭介
:全力移動しても届かない。
GM
:届かないようにしたんだ。この1ラウンドを乗り切れば、今回の目標は果たせる!
:グランギニョルはこっちこないだろうしなぁ…マイナーで≪赫き剣≫(血液を使って武器を作成するエフェクト)HP4消費。メジャーで次の行動でたどり着けるあたり。15m戦後のところまで移動。
GM
:へい。
:残りHP6。すでに≪リザレクト≫前提w
恭介
:んー、どうしたものかな。暴走を治す必要はなように思える。
GM
:そう判断するならそれもアリだ。
禄郎
:とりあえず死ぬ方向性っすね。
恭介
:マイナーで、≪完全獣化≫+≪破壊の爪≫を使用、メジャーで全力移動して残4mとしますかね。あ、でも、雑魚を避けられない…マイナーで≪完全獣化≫+≪剛身獣化≫、メジャーで暴走を治すという方向に。
禄郎
:移動しないんすか?
恭介
:暴走を治して前進するだけの方がいいかな?
:≪リザレクト≫前提なら、動いた方がいい。そこからだと届かないし。
恭介
:うーうー、マイナーで暴走を治して、メジャーで16m進むか。よし、それで!何とかなりそうな気が全くしないが!
禄郎
:さて、範囲攻撃のない俺としては、ボスを狙うか雑魚を狙うかで迷う所っすけど、とりあえず、従者Aを≪コンセントレイト:エンジェルハイロゥ≫+≪光の弓≫+≪ピンポイントレーザー≫(対象の装甲値無視攻撃)で。
GM
:はいどうぞ。
禄郎
:(ころころ)20と、ショボイ。
GM
:ドッジは(ころころ)無理。
禄郎
:(ころころ)ダメージ25点。装甲値無視。
GM
:うっへり。一匹消えた。
禄郎
:やたー。
恭介
:頼もしい
禄郎
:次はクリンナップっすね。
GM
:クリンナップなんかあるかね?こっちはねえ。
禄郎
:なっしん。
恭介
:ないす。
このみ
:ないねー。
GM
:ではめぐりめぐってセットアップ!

 ラウンド2。  エンゲージできる位置に来て、ここからPCたちも全力攻撃です。

GM
:ラウンド2。
:侵蝕率92%!来てる、来てるよ!制限エフェクトないけどね!
禄郎
:96%なんで、次であがれば、100%制限の切り札が使えるっす!
恭介
:87%。ちょっと低め。
このみ
:79%まで来た。ここから、一気にあがるのでよろしく!
GM
:セットアップ!こちらは何もなし。
:ここからなら届くので、ないです。
このみ
:はいはい!≪戦術≫を味方3人に。メジャーアクションの判定を、+4Dしちゃってください。
GM
:三人にダイスボーナスですね。他になければ、イニシアチブ。
禄郎
:なっしん。
GM
:では、メインプロセスで、18で葵が動きます。さっきとおんなじコンボで梓に攻撃!
:ドッジを試みます。
GM
:(ころころ)48!
禄郎
:クリティカル出過ぎじゃないっすかね?
GM
:7ならこんなもんじゃないかなあ?
:(ころころ)2以下が4個。
このみ
:なんてひどい。
GM
:ダメージは46点です。
:どうせHP6ですよ!最後の≪リザレクト≫!(ころころ)おっと、ここで侵蝕率が100%に!
恭介
:ちょうどだった。
禄郎
:丁度っすね。
GM
:1低いと、もっかい≪リザレクト≫できたんじゃがなあ…
恭介
:あずにゃんがまずい!
まずくない!(強気
GM
:次、こっちは従者の行動値9。これより高い人
禄郎
:はい。
:はい。
このみ
:はい。
GM
:よし動け。
恭介
:さっくり従者を蹴散らしてくださいませ。
禄郎
:支部長は範囲攻撃っすか?
:うん。
GM
:あーあー、忘れてた。梓にはダイスペナルティ2個ね。
禄郎
:じゃあ、俺は先に普通にボスを狙います。
このみ
:んじゃ、その後に支援かける。
:では、禄郎さん、このみ、私の順序で。
このみ
:ロックは、戦術はかかってるので4D忘れずに。
禄郎
:さっきと同じコンボで、(ころころ)21です。
GM
:ドッジ。(ころころ)14。避けられなかった。
禄郎
:(ころころ)24点。装甲値無視で。
GM
:あーあー、従者Bが、崩れずの群れでカバーリングと思ったけど、ダメージロールの前に宣言なので、葵に当てよう。
:エグザイル、ブラム=ストーカーなんて、邪道ね。ブラム=ストーカーはピュアブリードであるべきだわ。(偏見
GM
:はい、つぎー。
このみ
:んじゃ、私。≪アドヴァイス≫+≪要の陣形≫+≪導きの華≫+≪弱点看破≫を使用して、くっちーとあずにゃんに。そのラウンドに対象が行うメジャーのクリティカル値−1し(下限値6)、その判定を+3D+4 。ダメージを+6。戦術入れると、7D+4!一気に侵蝕率が14あがって、99%になったけど!
GM
:凄いビルドだ…はい、次。
:私。マイナーで移動して、エンゲージ。メジャーで、≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の一撃≫+≪血の宴≫で、そのエンゲージに範囲攻撃!
GM
:へい。
:えーと…8+3+4+3−2=16個かな?
恭介
:もうわけのわからん量だ…
GM
:その式を見る限りは、16ですね。
:そーれ!(ころころ)62。
GM
:回避は無理として、従者Bが葵を≪崩れずの群れ≫でカバーリング。ダメージどうぞ。
:(ころころ)42!? 低っ!
禄郎
:1が4つって…
GM
:まぁ、吹き飛んだんですけどね。
:「汚れた血に価値はないわ」とか言って、範囲でなぎ払ったということで。
このみ
:範囲だと、どういう処理になるんだ?
:一発で終わりだよ。こっちは一発振るだけ。敵側は個別だけど。
恭介
:ん、あと、敵さんはなんじゃろ?
GM
:残ってるのは葵だけです。
恭介
:では、全力で殴りに行きましょう。
GM
:殴り合い・宇宙。
恭介
:マイナーで≪完全獣化≫+≪破壊の爪≫+≪ハンティングスタイル≫+≪剛身獣化≫を使って、葵のいるエンゲージに移動。メジャーで≪獣の力≫+≪コンセントレイト:キュマイラ≫を使って葵に攻撃。も、問題ないよね?
GM
:ないです。
恭介
:(ころころ)29。これはひどい。
GM
:ドッジ。(ころころ)15。無念。
恭介
:(ころころ)クリティカルがさみしすぎたけど42点。
GM
:がっつり減ったな。では、クリンナップを経てセットアップ。

 リプレイに起こすと、1ラウンドあっけないですが、実際は結構、1ラウンドにも時間がかかります。(割り込み処理等が結構多いので)
 さて、3ラウンド目。

GM
:ラウンド3。
:侵蝕率107%。みんな100超えた?
禄郎
:101%っす!
恭介
:こっちも107%。
このみ
:まだ、99%w
GM
:セットアップ。こちらは何もなし。
このみ
:んじゃ、戦術使う。
GM
:では、イニシアチブ。18で以下略。接近してきた人が居るんで、「あら、私と踊ってくれるの?」と恭介を殴ろう。
:余裕なのか?
GM
:≪コンセントレイト:エグザイル≫+≪オールレンジ≫+≪吸収≫+≪渇きの主≫+≪ブラッドバーン≫で攻撃。
恭介
:ドッジドッジ、それガードに意味がない。
GM
:(ころころ)低いな、24。
恭介
:運がよければいけるか?(ころころ)アウツ!
GM
:ダメージは21点。装甲値無視です。
恭介
−4点でバタン。終わった…
GM
:ブラッドバーンで5点減少、渇きの主で8点増加、差し引きHP+3。
:さあ、朽木君!ロイスをタイタスにして昇華して、立ち上がるのよ!
恭介
:どういう仕組みだろう?
GM
:えーと…
:今結んでいるロイスの中から1つを選んで、タイタスにして昇華するの。
GM
:ロイスをタイタスにして昇華することで、一時的に何らかの効果を引き出せます。想いを振り切る、決別する、などして、力に変えるんですね。
このみ
:葵との思い出が脳内を駆け巡りつつ、ウィルスが活性化する。別に葵である必要はないけど。
恭介
:ああ、ロイスをタイタスにするのかこれって。
GM
:です。
恭介
:タイタスになってから消費するものだと思っていた。
:タイタスになってから使うんだよ。
GM
:ロイスをタイタスに変えて、そのタイタスを昇華します。
:タイタスにするのは、いつでも出来るの。
恭介
:セルフでロイスをタイタスにしていいのかー。
:GMが認めれば。
GM
:構いませんよ。
:なんか適当な理由つけてタイタスにして、昇華すればいいの。
GM
:例えば、別のPCに取ったロイスをタイタスにして、「あいつには負けてらんねえ!」と昇華するとか。
恭介
:そ、そういうものなのか…
:そういうものでもいいの。そこは、ゲームだから。
GM
:嫌なPL視点で言うと、ロイスはシナリオロイスから切っていくものだ!
このみ
:だろうねぇ。だって、そのシナリオにしか出ないし!
:私なんか、グランギニョルに取ってるからね!次攻撃くらったら、これきるし!
GM
:まぁ、適当に昇華して復活すると。
恭介
:んー…主人公的には葵との関係を切るのもあれだから、ひとまず固定ロイスの親戚あたりを切るか…よし、ひとまず親戚の野郎を切る! 適当に。
GM
:肉体+10までHPが回復します。
恭介
:HPが18まで増えるわけですね。
:なぜかこのシーンで親戚が頭に思い浮かび、力を取り戻す朽木君w
このみ
:不思議w ライトノベル的に、不思議w
GM
:で、次ー。あとはもうPCのターン。
:このみの予定は?
このみ
:えーと、どうする?支援欲しい人?
:私は≪コンセントレイト≫+≪鮮血の一撃≫で普通に攻撃予定。
恭介
:同じく≪コンセントレイト≫+≪獣の力≫で普通に殴る予定。
禄郎
:俺は強い方の攻撃で行く予定。
このみ
:って、もう従者いない?から3人に回せるのか。
GM
:従者は1シーンに作成できる数が制限されてるので、もうねいです。あとは葵だけ。
:侵蝕率とご相談ください。ロイスの余裕ありそうだけど。
このみ
:ロイスは7個だけどねぇ。
:どっちでもいいよ。
このみ
:まぁいいか、≪アドヴァイス≫+≪要の陣形≫+≪導きの華≫を3人に。100超えだから、Lv+1(エフェクトレベルが上がっている)で、そのラウンドに対象が行うメジャーのクリティカル値−1し(下限値6)、その判定を+4D+6。
禄郎
:じゃあ、かかるまで待機。最後に攻撃するっす。
GM
:はい、どんどん殴れ、どんどん。
:じゃあ、マイナーを破棄、メジャーで≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の一撃≫で攻撃します。ダイスいくつだろう…あってるかな?(ころころ)61。
GM
:無駄でもドッジ。(ころころ)どうぞ。
:ダメージは43点!
禄郎
:やったか!
GM
:マイナス突入。
恭介
:倒したのか…
GM
:いえ、ここで≪不死不滅≫を使って復活します。「まだ死ねない…あの人の…彼女のために!」はい、まだ立ってますよー!
:ブラム=ストーカーの復活エフェクトなんて、私が許しません!朽木君、とどめです!
恭介
:「あの人? あの人って一体」とか言いつつ攻撃するか。
GM
:どうぞ。
恭介
:マイナーを破棄して、メジャーで≪獣の力≫+≪コンセントレイト:キュマイラ≫を使って葵に攻撃。(ころころ)44。
GM
:(ころころ)当たりました。
恭介
:ダメージは42点!
GM
:≪不死不滅≫のエフェクトレベルは2なので、HPは20点。倒れました。戦闘終了です。
恭介
:「葵、大丈夫か?」と抱きかかえるも、ラストは僕の攻撃という。
禄郎
:それは、ある意味お約束。
GM
:では、戦闘終了後。ちょーっと演出入りますよー。葵が倒れて、君たちが一息ついたところで、≪陽炎の衣≫で隠密状態になっていた天星が現れます。資料持ってんの、誰だったっけ?
このみ
:私じゃないなー。
:私か、禄郎さん。
GM
:梓ってことでいいっすかね?
このみ
:いいんじゃない?一番えらい、はずだし。
:特に禄郎さんに意見がなければ良いです。
禄郎
:あずにゃん支部長で。
:あ、あずにゃん…
GM
:では、梓の持つ資料に向かって、≪光の銃≫から≪主の恩恵≫後、≪主の右腕≫+≪小さな塵≫+≪ピンポイントレーザー≫+≪冷気の鎌≫+≪炎の刃≫+≪天からの眼≫+≪見えざる死神≫+≪リフレクトレーザー≫+≪コンセントレイト:エンジェルハイロゥ≫で射撃攻撃。
ちょっ!?
恭介
あずにゃん、さようなら。
このみ
:ぐっばい、ふぉーえばー。
GM
:ドッジかガード、ドッジは失敗したら、ガードは1点でもダメージが通れば、資料に命中するとします。
:それは、どれも無理ww
恭介
:誰かダメージ受け持つ輩はおらんか?
GM
:ああ、梓本人は狙ってないので、ドッジ失敗してもダメージは無いですが、カバーリングしても同様で、1点でもダメージが通れば資料に命中します。
恭介
:無理すぎるのであきらめます。
:じゃあ、意味ないね。私がドッジしよう!支部長として!
GM
:では梓に≪フラッシュゲイズ≫ダイスペナルティ8個です。
:さらにデバフw GMは鬼ですねw
GM
:(ころころ)41。意外に低かった。どうしますか?
:んー…
GM
:あ、≪冷気の鎌≫でダイスペナルティ3個追加。
鬼! ダイスが振れませんw
恭介
:0確定かw
:だって、8個だもの。
このみ
:なんてひどい。
GM
:では、撃ち抜かれた資料は燃え尽きましたー。「ごめんなさいね…その資料、持っていかれると困るのよ」
:はっとして、天星に気づく。
禄郎
:「何を!」
:「どこかにいるとは思ったけど…ずいぶんなことを」
恭介
:しらないひとだっ!
GM
:で、続けて、「こっちも処分しないとね」と、同様に葵の頭を撃ち抜きます。
恭介
:ちょ!
GM
:「なん…で…」と葵は呟いて崩れ落ちます。
:戦闘不能で1点でもダメージを受けると死亡です。
恭介
:「あ、葵っ!?」
GM
:「壊れた人形は捨てるだけでしょう?」と、崩れ落ちる葵に言います。
:演出で、斬りかかってもいいかな?
禄郎
:「てめぇ!」俺もプラズマカノン撃つ。
恭介
:ぼくも、ぜひ参加させてもらおう。
GM
:攻撃以外の関連エフェクト設定してねえんだよな…
恭介
:「よくも葵をぉぉぉぉぉぉぉ!」と殴りかかりに。
GM
:≪陽炎の衣≫で即座に消えて、別の場所に出現しましょう。
恭介
:スカ。
:それはいい演出です。
GM
:天星はキミ達に冷たい笑みを浮かべながら、銃を向けます。が、背後に控えていた男が、天星に耳打ちします。で、それを聞いて、「…そう、ジルコニアが…分かったわ。すぐ行くと伝えなさい」
恭介
:新しい名前だ。
GM
:「残念だけど、ちょっと用事が入ってしまったので失礼するわ。それじゃあ、縁があったらまた会いましょう」と、≪瞬間退場≫を使って退場します。
恭介
:では「まて、待ちやがれぇ!」と言って外まで走っていく。
GM
:しかし、もう彼女の姿は何処にも無く…
:走っていく朽木君を、ただ見ている。
このみ
:瞬間記憶持ってれば、資料見てどうにかできたのに。
恭介
:そのままとぼとぼ葵の傍に帰ってきて、泣き叫ぶ仕事。
GM
:以上でクライマックスフェイズ終了です。

.12:バックトラック。〜日常への戻り道〜

GM
:では、バックトラックです。侵蝕率100%以上のままだと、ジャーム(化け物)になってしまいますので、タイタスになっていないロイスの個数分、ダイスを振って、侵蝕率を引き下げてください。
恭介
:うい。
:タイタスになっていないロイスは6つです。
このみ
:7つです。
禄郎
:7つ。
恭介
:5つ。圧倒的じゃないか、わが軍は。
:一倍振りで十分。(ころころ)86%で戻ってきました。
恭介
:十分だ。(ころころ)81%。
禄郎
:(ころころ)危ない、減りすぎた。73%。
GM
:減りすぎても困り者なのよね。
このみ
:次の初期値になるんじゃないの?
恭介
:経験点だけだよね、これが意味するの
GM
:次のセッションが始まるときには、また初期値になります。
このみ
:あ、そなんだ。
GM
:そんな、クトゥルフRPGじゃないんだから。
このみ
:けど14かぁ、こわいにゃー。(ころころ)78%まで減ったw
GM
:7D10で14未満とか、出る余地が無いと言っても良いレベル。では、全員日常に帰還できたところで、エンディングフェイズです。

 細かい話ですが、梓はセッション中にロイスをタイタス化していないので、ロイスは7つあるはずですが、梓はグランギニョルに取ったロイスが、グランギニョルの死によってタイタス化したことにしています。(恭介も同じです)
 このみはグランギニョルを持っていますが、タイタス化していないで判定していますので、このあたりは各GMに判断してもらうと良いでしょう。(ロイスは、キャラクターとの関係が変わったときにタイタス化しますので、対象の死等によってタイタス化することがあります)

.13:エンディングフェイズ。〜森元 梓〜

GM
:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:梓。
:私か。
GM
:今回の事件を霧谷に報告するところから始まります。
:霧谷に怒られるのか。
禄郎
:そりゃまた、気が重いっすね。
:まぁ、怒られる気はないですけど。電話とかですか?現地ですか?
GM
:現地です。
:では、霧谷の部屋に行きます。
GM
:「お疲れ様でした」と。
:かくかくしかじかで「以上です」と。
GM
:「彼女の過去を洗いなおした結果、殆どの個人情報は偽装されたものであることが判明しました。彼女のFH内部でのコードネームは『ブラッディナイオ』。多くの部下を駒…人形のように扱うところからそう呼ばれている、上位セルに位置するエージェントのようです」天星のことです。
:「そうですか」と短く答えて、「質問をよろしいですか?」
GM
:「なんでしょう?」
:「霧谷さんは、今回の件、どこまでは知っていましたか?」
GM
:「いえ、何も、全く、知りませんでした」
恭介
:かたこと?
GM
:ちょっと捻ろうかと思いましたが、実際に霧谷は全く知らなかったようです。
:「そうですか」
GM
:で、ですね。
:はい。
GM
:「今回の事件も含め、T県O市に支部を設立することが正式に決定されました。あなたにはその支部長として、今後活動してもらうことになります。そうそう、禄郎もそこの所属になりますので、面倒を見てやってください」
:「わかりました。今回の件では、私も少し、思うところがありますし、拝命いたします」
GM
:「話は以上です。お疲れ様でした」
:「はい。では、失礼します」と言って、退場するよ。
GM
:では、シーン切ります。
:帰りがけに、朽木くんに悪いことをしたかもしれないと思っていよう。

.14:エンディングフェイズ。〜山根このみ〜

GM
:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:このみ。これどうすっかなー。
このみ
:いきなり投げられたw
恭介
:中学生らしく!
:それは無理ではw
GM
:まぁ、霧谷なら普通に話しそうだし、いいか。このみは別に霧谷から連絡を貰います。
このみ
:携帯で。
GM
:携帯でいいです。何で番号しってんのとかは別として。
このみ
:「あ、もしもし、私私、今あずにゃんのうちにいるのー、Pizzaも頼んどいた」
恭介
:あずにゃんもおった。
このみ
:いえ、いません。
恭介
:不法侵入か。
禄郎
:かってに上がってるンすね。
GM
:「今回の事件、協力頂きありがとうございました。さて、今回の事件もあり、正式にT県O市に支部を設立することになりました。そこで、あなたをUGNのエージェントとしてスカウトしたいのですが、如何でしょうか?」断っても、断らなくてもいいです。
このみ
:「んー、それは、ガッコサボってもいいってことかい?」
GM
:「いえ、仮の身分は必要ですから、当然学校には通っていただきますよ」って言うか、年齢的にあれだろうと。
:義務教育だろうと。
このみ
:「げぇ、近頃、義父さんにばれそうなんだよなぁ…まぁ、気が向いたら手伝うっつーことで」
GM
:ん、断るって方向でしょうか?あくまでイリーガルとして関与すると。
このみ
:んだね。 だって、何のメリットもない!
:エージェント:仕事 イリーガル:ボランティア。
恭介
:バイト代出るんだぜ!
:支部長、私。報酬は、ガス代ね。
GM
:「そうですか、残念です。ですが、もしまたこの近隣でオーヴァードに関する事件が起きた時は、是非ご協力下さい。勿論、報酬も出しますので。話は以上です。ですが…学校には通ったほうが良いと思いますよ?」と言い残して電話は切れます。
このみ
:「おっけ、おっけ、あずにゃんアレで短気だし、それなりに手伝うさ」
:たん…き…
恭介
:勝手に設定が増えていく。
GM
:では、シーンきりまーす。
このみ
:ビールのプルタブ開ける音で。

.15:エンディングフェイズ。〜碧 禄郎〜

GM
:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:禄郎。
禄郎
:おう。
GM
:禄郎も一旦、報告のために自分が居た施設に戻ってきています。
禄郎
:じゃあ、教官にカクカクシカジカと報告を。
GM
:話を聞いて、「ご苦労だった。天星のことは聞いている。このような結果になってしまったが、お前が無事に帰って来たことは喜ぶべきことだろう」と言います。
禄郎
:「FHを逃がしちまって、すげー悔しいっすよ。こっちは」
GM
:「しかし、天星はかなりの実力を持っていたそうじゃないか、お前ではまだ敵わんよ」
禄郎
:「そりゃあ、わかってるんすけどね…」
GM
:それから、ちょっと言い難そうに「で、だ。任務を終えたところで悪いのだが、既に次の任務が上から来ている」
禄郎
:次の任務ですか。
GM
:「先ずは実力を付けることだ」と言いつつ、「これからは、正式に設立することになったT県O市に所属するエージェントとして動いてもらいたい。準備は全て整っている。数日の休養期間を設けるので、その後、そこに向かってくれ」派遣を経て完全な異動でございます。
禄郎
:「マジすか。やっと一人前っすね!俺」
GM
:「まだまだ甘いところもあるが、これからは俺が居なくてもやっていけるだろう。だが、余り調子付くんじゃないぞ」と釘を刺しておこう。
禄郎
:昇進なのか、左遷なのか。はたして。
GM
:まぁ、訓練生だったのが正式なチルドレンとして活動できるので、左遷とかって言うより進級みたいな感じ?
禄郎
:「はっ。教官、いままでありがとうございましたっ!」深々とお辞儀を。
GM
:「うん、元気でやれよ」(思い出したように)「ああ、そうだ。お前みたいな若者が平日街中をうろついているのは拙いからな。仮の身分証を用意しておいた」
恭介
:うろうろなう。
GM
:いや拙くも無い年齢だな…でも、チルドレンなんだよなあ。どうだろうどうしよう。
:渡しちゃえ。
禄郎
:世間に疎いチルドレンだろうし、なにか身分証明書みたいのは、あると落ち着くと思うっす。
GM
:高校生と大学生、どっちがいいですか?
禄郎
高校生で!
:年齢無視したー!?
GM
:では、ある高校の学生証が渡されます。
恭介
:留年しとる子に。
GM
:ここでシーン切りますよー。

.15:エンディングフェイズ。〜朽木恭介〜

GM
:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:恭介。
恭介
:へい。
GM
:数日後、また普段通りの日常に戻ります。しかしそこには葵の姿はありません。
恭介
:とぼとぼ登校。
GM
:無関係な生徒たちには全て記憶が処理されており、「そんな生徒は居なかった」ことになっています。
このみ
: ある意味外道だUGN。
GM
:仕方ないんですよ。
禄郎
:ことなかれ主義っすね。
恭介
:隣の席を見ては、ため息をつきつつ睡眠。とぼとぼ帰宅。の毎日。
GM
:で、ある日、一抹の寂しさを感じながら、席に着いたところで、担任が入ってきます。「えー、急な話ですがこのクラスに転校生が来ることになりました」
恭介
:あんまり興味がない。
GM
:「入ってきなさい」と廊下のほうに声を掛けます。
恭介
:「ふぅ」とため息。
GM
:そう言われて入ってくるのは…っつーことで、禄郎どうぞ。
禄郎
:「碧禄郎だ!みんな、よろしくなー!!」
恭介
:では、その声に、僕はふと前を向いた。
このみ
: なんてうっとおしい19歳。
恭介
:で、びっくり。
:19歳だしね。
禄郎
:じゃあ、恭介にむかって、笑顔でサムズアップを!
:いいなぁ、いいキャラだなぁ、禄郎さん。
恭介
:「え、ちょ…禄朗さん、何やってるんですか?」と普通に言ってしまおう。
GM
:「あー、ご両親の仕事の都合でこっちに引っ越してきたそうだ…」とか担任が言ってますが、聞いてやしませんね。「なんだ、恭介の知り合いなのか?」と担任を含め、周囲からざわざわと。
恭介
:「あ、いや、えっと…ちょっと前に話した事がありまして……」と濁しておこう。
禄郎
:「あ、えぇ、ちょっとした知り合いって奴っす」
:クラスメイト女子「ねー、あの人、前に校門にいたひとじゃない?」
このみ
: 女子「あ、そうだ、朽木君といっしょに喫茶店で手を握り合ってた人だ」
GM
:やばい方向に転がり落ちて行ってる予感ですよ?
:「写真持ってた人でしょ?」
このみ
: 「なになに、なそにそれ」
:「えー、じゃあ、もしかしてー」
GM
:「じゃあ、朽木、来たばかりで分からないことも多いだろうし、色々案内してやってくれ」と。
恭介
:「あ、はい、分かりました」と答えておこう。女子は無視だ。
禄郎
:あと校門云々はわすれさせておけよ、UGN、と思わなくもない。そんな高校2年生、19歳のある晴れた朝。
恭介
:ほんとですよ。
そこは、UGN的に重要でないので。
禄郎
:あずにゃん支部長の差し金か!
:そもそも私、その報告受けてないしね!
このみ
: むしろ、朽木君のいい仲は碧君という印象が…
GM
:美しい展開をやりたいなら、PC1とPC2の性別は指定するべきだと思った僕。
恭介
あずにゃんを学校に派遣してくれ!
やだよ!
GM
:と、以上で今回のセッションは終了です。お疲れ様でした。
一同
:おつかれさまでしたー。

 と、そんなこんなで、初めての「ダブルクロス The 3rd Edition」いかがでしたでしょうか。
 リプレイに起こすとそれほど長くは感じられませんが、トータルではルールの説明などの話も含まれて、6時間くらいのセッションになっています。ソードワールドと比べるとかなり時間のかかるセッションですから、もしもセッションをする時は、時間の余裕を持ってプレイを始めた方がいいと思います。
 さてさて、DXのリプレイですが、今後は…