studio Odyssey



Wing of the Flyer

 rel : 2001.08.06

たまごと聖杯

GM
:って訳で、前回の終わりの話。
 さて、前回の冒険の最後、君らは黄金の聖杯とたまごを手に入れた。詳しくは、前回の冒険を読んでくださいっと。
 そんなわけで、初のお宝を手に、君らは凱旋した訳だ。ここはアローネ。深い緑の森に囲まれた街。
タクト
:これとミントを売るんでしょ。(笑)
GM
:売るのか。(笑)
 ま、とりあえず、戻って来たところで、経験点をあげよう。
 一人、1300点だ。
フィス
:おぉ!\1300?
GM
:円じゃないよ。経験点。誰か、レベルとかあげるかな?
タクト
:ファイターが3Lvになった。以上。
GM
:あいよ。残りは幾つ
タクト
:のこり経験点700。
GM
:タクトの追加ダメージがすごいなぁ。
タクト
:攻撃が当たればね。
GM
:他のみんなは?
ベルン
:アタシは経験点2720になった。
GM
:そんなに? 経験点だよ?
ベルン
:初期状態から成長がなかったのよね。
GM
:なんかレベルあげる?
ベルン
:シーフを2にする。
GM
:了解。
ミント
:ボクはちなみに、プリーストが3になったよ。
フィス
:意味あるの?
ミント
:毒消しが出来るようになったから、GMに毒使われても大丈夫だよ。
タクト
:売るからいいじゃん、上げなくても。(笑)
GM
:売るな〜。
 フィスは今、経験点、いくつになっているの?
フィス
:2700だよ。
GM
:フィスは、シャーマンあげるのでしょ?でもそれじゃ、シャーマン3にはなれないね。
フィス
:そうなんだ。
GM
:ライトは経験点、2400。
 シャーマンなら、2になるけど、ソーサラーはあと600で2レベルになれる。
 ライトも次はソーサラーあげるのでしょ?
フィス
:うん。
GM
:二人とも今回であがるかな。
ライト
:そうなんだ。(笑)
フィス
:そう。

1.たまごと聖杯

GM
:では、舞台はアローネへ。
タクト
:はじめるのね。
フィス
:うぃ。
GM
:さて、君らは黄金の聖杯とたまごをもって、帰ってきた。
タクト
:あとミント。(笑)
ベルン
:「いくらで売れるかしら」(わくわく)
GM
:街の入口だ。例の丸太のところだね。そろそろ、日暮れの頃。
ミント
:「じゃーねー、またねー。今日は楽しかったねー」
フィス
:「あぁ、売り物がさっていく」
タクト
:帰っちゃうぞ。
ベルン
:「命拾いしたわね〜」
タクト
:キャラ的には「ああ、またね」とか言うんだろうな。
ミント
:「その聖杯っていうのは、ボクたちの秘宝じゃないみたいだから、あげるよー」ぱたぱたー。
GM
:じゃ、ミントは森の奥に消えていく。
ベルン
:ところで、この聖杯と卵はどんなものなの?
タクト
:純金とか?
フィス
:そうなん?
GM
:聖杯は、30cmくらいの高さがあって、ずしりと重い。けっこう綺麗な装飾があるね。純金だよ。
ベルン
:わぉ。
タクト
:すげー。
フィス
:たかそー。
GM
:たまごのほうは、たまごたまごと言っているけど、実は、たまごの化石だ。
フィス
:食べれないじゃん。
タクト
:化石?
GM
:かぽっと、聖杯にぴったりサイズだね。
タクト
:何のたまご?
ベルン
:わかんない?
GM
:それは…調べてみるかい?セージ知力だな。
タクト
:うぃ。(ころころ)13。
 わかんないかなぁ…
ベルン
:(ころころ)10ね。
GM
:うーん、このサイズのたまごは、なかなかないね。前回倒した鳥のサイズより、もっと大きいのが生まれそうだと思う。
 もしも鳥が生まれるのなら。
タクト
:恐竜?(笑)
GM
:ブロントサウルスよりは小さいな。きっと。
フィス
:でも、化石でしょう?
GM
:化石だよ。
フィス
:化石から何が生まれるんだ?
ベルン
:ひよこの化石が生まれるのよ。(笑)
GM
:生まれるかっ。
GM
:さて、ではそんなことを話しながら、君らはいつもの酒場に帰ってきたよ。
タクト
:売れるのか?化石って、この世界で
フィス
:考古学があれば。
ベルン
:さぁ…
GM
:化石の存在はある程度知られているね。
タクト
:じゃ、平気かな
GM
:では酒場に帰ってきた君らに、いつものウェイトレスさんが声をかける。「おかえりなさい。トレジャーハンティングは、いかがでしたか?」
タクト
:売りに行かないの?
GM
:売りに行くの?もう、日が暮れちゃうよ。
ベルン
:あぁ切実なのね、タクトってば。(笑)
タクト
:お金がね。(笑)
ライト
:金は俺もないぞ。
タクト
:それに、さっさと売ったほうがなんかに巻き込まれることもあるまい。
GM
:じゃ、荷物くらいは置いていくために寄ったとしよう。
 では、アローネはそれなりに大きな街だ。中心街のほうに行くと、いろんなお店があるということを知っていることにしよう。
ベルン
:じゃ、売りに行きましょ。
GM
:「あらあら、またお出かけですか」と、ウェイトレスさんは快く、見送ってくれました。と。
タクト
:ほいほい。
GM
:では、夕日の街をてくてくと歩いて、君らは街の中心街の方へと来た。
 この辺はそうだな、んーと、露天商みたいな感じで、たくさんの商人たちが店を開いている。
フィス
:うぃ。
GM
:広い通りの両脇だけではおさまらず、道の真ん中とかにも、店が出ているよ。
タクト
:さて、どうしようか…
GM
:時間が時間だから、人通りは減った方なのだろうけど、それでも、たくさんのトレジャーハンターなんかが、いろんな品物を見ている。
ベルン
:なんか、ぶつかったりしないかしら。
GM
:人とぶつかったりもするだろうね。財布には気をつけて。(笑)
タクト
:それは、もちろん!
GM
:入ってないじゃん。(笑)
タクト
:それはともかく、聖杯は高く売りたいからな…
ベルン
:「とりあえず、前回のお宝を売った商人のとこでもいく?」
タクト
:「いいんじゃないんですか」
GM
:聖杯とたまごは、誰が持っているの?
ベルン
:さぁ?
タクト
:誰かな?
GM
:物語の最後では、タクトが手に取ったけど。
フィス
:そうなんだ。
ベルン
:じゃあタクトじゃない?
ライト
:独り占めされないように見張らなきゃ。(笑)
GM
:じゃ、タクトが生活もかかってるって訳で、持っていることにしようか。
フィス
:涙がでる話だね。
タクト
:そこまでせっぱつまってないよ(笑)

2.聖杯に隠された秘密

GM
:では、てくてくと前回、宝石を売ったお店へと行く。「ズンボロ宝石商店」だ。(今考えた)
タクト
:なんかいやな名前だぞ。
GM
:アローネには、他に宝石商の店はない。(と、決めた)
 露店にはあるかもしれないけど。
ライト
:小さい街なんだ。
GM
:入口脇の看板には、爆安販売、高額買取と書いてある。
ライト
:「うさんくさいな」
ベルン
:「うさんくさいわね」
タクト
:なんか、秋葉とかにいっぱいありそうだね。(笑)
ベルン
:信用度はどれくらいなの?この店。
GM
:前回このお店を紹介してくれたのは、酒場のウェイトレスさんだよ。評判は、悪くない店だ。
タクト
:まー、いいか?入ろう。
フィス
:店名が悪いよ。
ベルン
:でもウエイトレスさんの紹介よ?
GM
:名前で人を判断してはいけない。(笑)
フィス
:店を判断してるんだよ。(笑)
GM
:さて、ドアを開けると、音もなく開くね。立て付けはいい。
タクト
:からんころん…ってないの!(笑)
GM
:ないね。
ベルン
:じゃあ早速店内を物色するわね。(笑)
GM
:店内には、高価そうな宝石や銀、金の装飾品がショーケースに入っている。
ベルン
:きらきら。目移りしちゃうわね。
タクト
:カウンターに行きます。
GM
:カウンターはその奥だ。店の主人が座っているよ。「いらっしゃいませ」
タクト
:「主人、これいくらで買い取ってくれます?」
GM
:黄金の聖杯を置くんだね。
ベルン
:タクトってば直球勝負ねぇ。
タクト
:ねー、たまごはどうする?
ベルン
:売っちゃっていいんじゃない? 別に暖めてもひよこの化石が生まれるわけじゃないみたいだし。
GM
:主人は「うーむ…」って唸る。「これは純金ですな。なかなかいい品物ですね」
タクト
:交渉はうまくないんだよなぁ。だれか変わって。(笑)
ベルン
:誰に言ってるの?
タクト
:みんなに。(笑)
フィス
:出来ないよ。(笑)
ベルン
:アタシが交渉?笑っちゃうわね。
フィス
:そうなん?
ベルン
:だって、前回鳥相手に『観光客よ』って言ったのよ。(笑)
フィス
:そういえば、そんなアホなことを言ったような…(笑)
ベルン
:実はライトが交渉がうまいとか、そういう特技はないの?
GM
:「とりあえず、今は聖杯だけが置かれていて、みんなは主人が鑑定しているのを見ながら、そんな話をしている、と。
タクト
:もういいよ!頼まないよ〜。(泣)がんばってやる。「で、いくらくらいになります?」
GM
:「ちょいと、失礼」と、計りに乗せたりしている。「むむ。量もありますな。わかりました。では、キリのいいところで」と、ぱちぱちとそろばんを叩く。
ベルン
:そろばん?
タクト
:「どうでしょう?かなりの品だと思いますけど…」なーんて。(笑)
ライト
:「今ならこの化石がついてきます」なんてな。
タクト
:で、いくらくらいなの? 主人さん的には?
GM
:「こんなモンで」5000。
ベルン
:がんばれ〜。タクトはセージなんだから、そういうのわかるでしょ。
タクト
:5000か…結構な…
フィス
:そうか? 金だよ。しかも、遺跡から持ってきたモノよ。
ベルン
:足元見られたわよ。タクト。
タクト
:「もう少しなんとかなりませんか?」
GM
:「むむーん、なんとかじゃあですね、みなさん、4名で…」ぱちんと。6000
ベルン
:システム的な話。セージかシーフで鑑定してみて妥当かどうか判断じゃない?
フィス
:おぉ、グッドアイデアだね。
GM
:よいよ。
ベルン
:アタシはシーフでやってみよっと。
タクト
:僕らより主人のほうが鑑定力はあると思うぞ…
ライト
:にしても、急に1000もあげてくるなんて、言って見るもんだな。
タクト
:そうだね。
フィス
:きっと、何かあるんだよ。
ベルン
:(ころころ)13。けっこう頑張ったわねぇ。我ながら。
GM
:さすがは宝石マニアだな。
タクト
:目安『ちょっとかじった程度の人間にできれば幸運。プロでもちょっとした不運で失敗する』
GM
:今の金の相場は、1gでだいたい、0.5G後半。
タクト
:で、これは何グラムなわけ?
GM
:計ってないし。
 重さ的にはそうね、けっこう、重いよ。ミントと同じか、それ以上はある。
フィス
:ミントがどれくらいよ。
GM
:さあ?(笑)
フィス
:おい…
ベルン
:か〜な〜り、足元見られてるってことよ。
GM
:持ったのはタクトだね、重さは、10kgはないと思う。
タクト
:じゃあ5000Gだったらけっこうな値段じゃん。
ベルン
:でもそれは金だけの値段よ。細工物としての価値を考えないなんてふざけてるわ。
GM
:むむっ。(ばれた)
フィス
:さすが、シーフ。目利きは十八番?
タクト
:「もう少し、上がりませんかね」主人に。
GM
:「黄金の品物としては、良心的な価格かと思いますが?」
ベルン
:「古美術品としての価値はどうなのよ?」
ライト
:おっ、本領発揮か!? ベルン。
GM
:「こ…古美術ですか…そうですねぇ…これは、発掘品で?」
ベルン
:「そうよ」
タクト
:「ええ、未発掘の遺跡です」とか言っとけばいいか。(笑)
GM
:「未発掘ですか?道理で、私も見たことのない文字が刻んであると…いえ、なんでもないですがね」
タクト
:おお〜、きいてる。(笑)
ベルン
:「そうでしょ。謎の象形文字なんて、希少価値ばっちりよ」
GM
:「えーと、と、すると、そうですねぇ。この年代の遺跡の品物の収集家がどれくらいいるか」
ライト
:「もしかして売る前に調べてみる価値あり?」
タクト
:って、文字なんてかいってあったの、これに?
GM
:レリーフが掘ってあるよ。でも、読めないね。
フィス
:新事実発覚。
GM
:ちなみに、レリーフと文字は、君らが見た遺跡の入り口にあったのと同じものだよ。
タクト
:あったっけ?文字。
フィス
:知らん。
GM
:壁にあったんだ。そうだ。
フィス
:マスターが思い出したようにいうなよ。(笑)
GM
:壁だ、壁。あと光のトンネル。(笑)
タクト
:う〜ん調べたほうがいいのかな?
フィス
:卵も関係あるかもね。調べてみると。
GM
:「買い手が付かないと、あまり価格をあげる訳にもいかないのですが…」6500?
ベルン
:「アナタが個人的に持っててもいいじゃない。世界に二つとない聖杯よ」
GM
:「ええ? 私は、あまり収集には興味はないんですが。売り物としてでないと」うーん、6700?「これ以上にすると、こちらにも厳しいですよ〜」
タクト
:GM、ここの街に考古学詳しい人いる?
GM
:トレジャーハンターは腐ってるし、いるんじゃないの?
ベルン
:じゃ、出直す?
タクト
:年代的な価値があれば上がるかな?
GM
:この遺跡を探し出した人は、その手の人だし。
フィス
:そっち行ってからの方がいいんかね。
タクト
:そうかも。
GM
:「さて、いかが致します?」
ベルン
:「気が変わったらまた売りにくるわね」
フィス
:かっこいい…
GM
:「あれ、お売りにならないのですか?うーん…惜しい気もするんですが…」
タクト
:じゃ、もっと上げてくれ(笑) なんて、キャラ的に言えない。
GM
:金の価値としては、相場だ。(笑)
タクト
:そうだね。
ベルン
:「アタシも惜しいのよ。世界にひとつの聖杯だしね」
GM
:「そうですか…また、気が変わったら、お越し下さい。そうそう、なんでしたら、お嬢さんにお似合いの金細工など、買われていっては?」
ベルン
:「そうね。見せてもらおうかしら」
GM
:ベルン、ショーケースにはいろいろ入っているよ。「お気に入りのものがあれば、どうぞ」
ベルン
:じゃあみんな先行ってその辺の腐ってるトレジャーハンターにでも聞いてきてよ。待ち合わせはいつもの酒場で。
GM
:(いや、洒落のつもりで言ったんだ。本当に腐ってないぞ)
GM
:じゃあ、離れて行動とするかい。
フィス
:うぃ。
ベルン
:アタシ、ショッピング〜♪
GM
:では、トレジャーハンターどもの方から。
 さて、店を出て、くるくると辺りを見回す。
タクト
:ぼくは売ってもよかったんだけど…
GM
:などと思いながら。(笑)
フィス
:目先の金に走るとロクな事が無いよ。
GM
:などと思いながら、探すわけだ。
タクト
:民主主義にのっとたから。(笑)
フィス
:またの名を数の暴力!(笑)
タクト
:そうだ、ここの世界って、Wofシリーズといっしょなんだよね?
GM
:基本的には一緒だよ。
タクト
:そんだったら、なんだっけ?神殿…えーと…
GM
:古の知識と教養の神?
タクト
:そう!それ。ここにある?その神殿?
フィス
:どうせ、ここには無いってネタだよ。
GM
:じゃあ、ある。(笑)
フィス
:何っ!?
タクト
:で、少しはわからないかな?
GM
:まだ出来たばかりで、小さいけど。
フィス
:わかるかな?行ってみようか?
タクト
:小さくてできたばっか…たよりにならなそうだ。(笑)
 でもまー、行ってみる価値はあると思うのだよ。
GM
:では、神殿はここから少し歩いたところにある。住宅街の近くだね。
タクト
:まー、いいや。行きましょう
フィス
:じゃー、聖杯と卵の謎をときに。

 『古の知恵と教養の神』は、当studio Odysseyのファンタジー小説シリーズ、Wofシリーズに登場する宗教のひとつです。
 古代の神の知識をあがめ、古代に栄えた文明の知識と、その文明たちが何故滅びたのかを解き明かし、世界に平和をもたらそうと考えている宗派で、竜の姿をした神をあがめています。
 さらに、ただの信仰団体ではなく、『遺跡管理組合』という組合を作り、古代遺跡の保護、探求などを神殿では行っています。詳しくは、『the WORLD of ADVENTURERs』等をお読みください。

GM
:古の神殿はまだ出来たばかりで、小さい。ちょっと大きな酒場付きの宿屋というくらいの大きさだよ。
タクト
:ついた。(笑)
ベルン
:もう暗いんじゃなかったっけ?
GM
:そうだね、もう、陽も落ちた。でも神殿は灯り、ついてるみたいだ。
タクト
:「すいません」
GM
:神殿というけど、神殿というイメージよりは、なんか、ちょっと大きな家って感じだね。
 ドアの近くにいる守衛さんみたいな人に声をかけたとしよう。「はい?」
タクト
:「調べたいことがあるんですが」
GM
:「あ、調べものですか…ええっと…そろそろ神殿も閉めてしまうのですが…少しでよろしければ」
タクト
:「はい、かまいません」
GM
:「では、資料室へお通しします」と、守衛さんが君らを連れていってくれるよ。資料室は、神殿を入って、いくつめかのドアを開けたところだ。木のテーブルが真ん中にあって、本棚がある。
フィス
:神官に聞いたほうがはやそうだけど。
タクト
:「あ、それと考古学に詳しい神官はいますか?」考古学って言うのかな?(笑)
GM
:「考古学に詳しい方ですか?そうですね、あの方に聞いてください」と、指さされたのは、その資料室で寝ていた人だよ。
タクト
:寝てるんだ。
フィス
:やるきねー!
GM
:くーかーくーかー、寝ている。けど、美人だ。
フィス
:襲う?
タクト
:女の人なの?
フィス
:よーばーいー!って、私のキャラクターではないな。
タクト
:めがねしてるとか?(笑)
GM
:女の人だよ。美人だね。長い黒髪だ。
タクト
:「あの、すいません」
GM
:タクトが声をかけても、寝ている。
タクト
:「すいません」すこし大きく言う。
GM
:「うーん」と唸って、近くにあった本を投げた。誰にあたるか。(笑)
タクト
:おいおい。(笑)
GM
:(ころころ)4。あ、ライトだ。
ライト
:なんで!?
GM
:ライトは回避だね。さいころ振って。
ライト
:(ころころ)11。勝ったな。
GM
:かわされた。(笑)
ライト
:おいおい。
GM
:本はライトを抜けて、壁にあたった。
タクト
:「すいません!お聞きしたいことがあるんですが!」
GM
:それは起きる。「うーん、誰?夕御飯?」
タクト
:「いえ、ちがいます!」
ベルン
:アタシがいたら殴ってるわね。この女。(笑)
ライト
:夕ご飯が歩いてくるかい!
GM
:「あら、ごめんなさい。寝ぼけてましたわ」
タクト
:「考古学に詳しいらしいですね」
GM
:彼女はタクトに気づいて、立ち上がる。「まあ、詳しいと言うほどでは。一応、専門はこのアローネの辺りですが」
ライト
:いきなり本を投げつけられてちょっと機嫌が悪いぞ。
GM
:彼女は「あら?読みかけの本をどこに置いたかしら?」
タクト
:「投げました。あなたが…」
GM
:「えっ?私が?まさか、そんなこと」
ライト
:「俺に向かってな」
GM
:「あら、本当…」
ライト
:「いったいどういう夢見てたんだ」
タクト
:「この文字のことわかりますか?」って、聞いていい?
GM
:じゃ、聞かれた。聖杯を見せてくれるのね。「ははぁ、ずいぶんと珍しいものをもって来ましたね」
タクト
:「知ってるんですか?」
GM
:「あまり数はないのですが、アローネの近くではるか昔に少しの間だけ存在したという、背中に羽根を持った種族が使っていたという言葉ですね」
ライト
:「今は存在しないのか?」
GM
:「今はもう、その種族は確認されていませんね。皆、天に移住したとされていますよ」
フィス
:「っていうか、いたら貴重ですかね?」
GM
:「いたら、貴重です。ミニチュアフェザーはその別進化ではとも言われていますけど」
タクト
:「で、なんて書いてあるかわかりますか?」
GM
:「書いてある言葉ですか…えーと、さっき投げた本は…」
ライト
:これか!? 「もう投げるなよ」
GM
:「ありがとうございます。でも、珍しいですね。わさわざ神殿に発掘品を持ってきて下さるなんて」
フィス
:「はい?」
GM
:「多くのトレジャーハンターの方々も、もっと協力的だといいのですけど」
フィス
:やっぱし、回収されるんじゃ?
タクト
:あう…そいつは…
GM
:「彼女は本を見ながら、訳し始めたよ。
タクト
:なんて書いてあるのかな〜
GM
:さて、書いてある言葉だけど、「大いなる翼を生みし鳥に乗り、遥かなる天へと〜」ほにゃらら(笑)と、以下長ったらしく続く。
タクト
:「どういう意味なんでしょう?」
GM
:「もしも、この聖杯に書かれていることが事実とすれば、この種族は、本当に翼で天に昇ったのかと…これだけでは、わかりませんけどね。でも、ありがとうございます。これで、新たな古の知識を我々は手にする事ができますわ」
タクト
:「は〜、じゃ、この卵の化石もなんか関係してるんでしょうね」
GM
:「たまご?」
タクト
:て、話さないほうがよかったな…(笑)
GM
:「たまご?」彼女はずいっと、タクトに寄ってくる。「たまごって、なんですか?」
タクト
:でも、このキャラ正直だから。(笑) 「あの、これです」なんて出すんだろうな。
GM
:「化石ですね」
タクト
:「そうです。これに乗ってました」進める。
GM
:「これも、同じところで?とすると…これは詳しく調べて見る価値がありますわ。もしかすると、古の謎がとけるかと」
タクト
:「謎と言うと?」聞いてみる。
GM
:「大いなる、太古へのロマンですわ」
タクト
:「は〜?」
GM
:さて、彼女はそれで、大いなる太古へのロマンを語ってくれるけど…聞く?
タクト
:長い?(笑)
フィス
:時間の無駄ぽいかも…
タクト
:「また今度でいいですか?聞くの…」(笑)
GM
:いえ、彼女はもうすでに語っていますが。(笑)「あっ、聞いてくれないんですか!?」
タクト
:「あの、また今度聞きますんで」
GM
:さて、では、そそくさと君らは退散と。
フィス
:っていうか、化石の卵はじっくり調べないと判らんって事なのね。
ライト
:いくら顔が可愛くてもな…人に本を投げつける女ってどうよ(笑)
タクト
:う〜ん、結局こんなもんか?
GM
:ベルンはところで、お買い物の方は?
ベルン
:100Gくらいの宝石つきのネックレス買ったわ。
GM
:じゃ、待たせたぶん、色をつけてあげよう。交渉術で、120Gくらいの価値のものをゲットだ。
ベルン
:やった♪
タクト
:音のでるものは買わない!(笑)
GM
:シーフのくせにな。(笑

3.狙うもの

GM
:さて、もう夜だよ。酒場に戻るかね。
タクト
:しょうがない、宿に戻りましょう
ベルン
:先に戻るわね。
フィス
:うぃ。
タクト
:明日また売りに行こうか。
GM
:では、酒場だ。みんな、同じくらいの時間で、ちょうど居合わせたよ。
ベルン
:「おかえりー」
タクト
:「収穫はなしでしたよ」
GM
:「夜の酒場はトレジャーハンターたちでわいわいとしている。君らも夕食とともに、お酒を飲みながらというところだね。で、かくかくしかじかと、タクト達はベルンに結果を報告する。
ベルン
:「な〜んだ。じゃあもう売っちゃおうか」
タクト
:「そうですね」
GM
:ところで、そうして喋っているところは、店内?店外?
フィス
:って、聞かれると店外といいたくなる。
ベルン
:外かしらね。暑いし。
GM
:では、お望み通りに。(笑)
:ぱたぱたー。「うぐぅー、このカワサバが…」
タクト
:居るのか…
ライト
:「今頃あたったのか?」
:「ええっ、おいしいじゃん!」
ライト
:「こいつ、絶対売ってやる」
ミント
:ぴよっと辺りを見回して、現れたよ。「どうよ、りっちまん?」
ベルン
:「割り勘よ」
タクト
:「まだ、だよ」
ミント
:「ええっ?売れなかったの?」
タクト
:「明日にした」
ミント
:「あ、そうなんだ。なーんだ。せっかく、たかりに来たのに。ボクねー、宝石欲しいんだー。えへ」
タクト
:「すこしこれについて調べてた」
ミント
:「で、それって、なにだったの?なんか、面白いもの?」
タクト
:「別にたいしたことじゃないよ」
ミント
:もぐもぐとカワサバを食べる。「なんだ。そーなんだ。まあ、いいや。それじゃ、明日売るんだ。じゃー、明日、たかりに来るよー」
ライト
:ってか、誰だ。カワサバなんて頼んだの。(苦笑)
タクト
:じゃ、明日は店の中ですな。
ベルン
:そうね。
フィス
:そうだな。
ミント
:じゃ、ぱたぱたと飛んで行くよ。
タクト
:払っていかねーよ。(笑)
ベルン
:てゆうか、お金って概念があるのかしらね?
ミント
:お金?持ってないよ。っていうか、コインがもてないもん。
ライト
:そうか!?
GM
:さて、じゃ、聖杯は明日売ると言うことにするかいね。
タクト
:いいよ。
ベルン
:そうするわ。
GM
:たまごはどうする?
ベルン
:あたためる?
タクト
:売れないのなら、あの神官にでも売るかい?(笑)
ベルン
:神官が買ってくれるとも思えないけど。
ベルン
:それよりは、セットで宝石店に売ったほうがお徳じゃない?
タクト
:そうね…
フィス
:だね。
GM
:ではでは、その方針で、次回は決定だね。
タクト
:じゃ、明日〜。
ベルン
:で、お店にあることを神官に教えればいいのよ。
タクト
:なるほど!(笑)
GM
:(妙案)あ、で、ミント。
ミント
:あい。
GM
:ミントはせっかくたかりに来たのに、まだみんながお金を持っていなくて、「ちぇっ」と帰るところだ。
ミント
:「ちぇっ」
フィス
:お前には一銭もやらん。
GM
:で、その途中だが、ミントは酒場の裏手を飛んでいて、人影を見たよ。
ミント
:「およ?」 見たことのある人?
GM
:いや、見たことのない人たち。
ミント
:「誰だろー? 見たことない人たちだぞ?」
タクト
:たち、ってことは複数か。
ミント
:「…なんだろ?まぁ、いいや。お腹いっぱいだー」
GM
:(いいのか!?)知らせないの?
ミント
:うーん、お腹いっぱい。(笑)
フィス
:虫が…
ミント
:虫じゃないよー!
GM
:じゃ、じゃあそんな訳で、夜も更けていくよ。
GM
:さて、じゃあ、みんなもお腹いっぱいご飯を食べて、寝ようかなというところだ。
タクト
:みんな一緒の部屋なのかな?
ベルン
:アタシは個室よ。
フィス
:そうなん?
GM
:ベルンは女の子だし、個室として…
フィス
:っていうか、女性としてベルンにキョーミはない!(笑)
ベルン
:それでも女の子よ!(笑)
GM
:フィスはプライド的にはどうなの?
フィス
:そーか!? こんなむさい男どもといると汚れる?(笑)
GM
:個室かどうか。ライトは気にしない感じだけど。タクト的には、誰かと同じ部屋で宿代を浮かせたいところだろうね。
タクト
:ぼくお金ないから大部屋。(笑)
フィス
:僕は個室で。(笑)
GM
:ライトは?
ライト
:段ボールでも拾ってこようかな。
GM
:ビンボー人!? じゃあ、タクトとライトは大部屋だね。トレジャーハンターたちが、雑魚寝するところ。狭い部屋に、10人くらいというところか。
 それで、たまごと聖杯って、誰が持っている?
ベルン
:さあ?だれかしら
タクト
:ぼくじゃないよ。大部屋だからもっていれんでしょ。
フィス
:僕も持たないでしょう。
タクト
:じゃ、ベルンしかいないじゃん、
GM
:消去法で、ベルンか?
ベルン
:まあ、持っていて不思議もないかしら。
GM
:じゃ、それで。
ベルン
:はーい。
GM
:ではでは、夜だ。みんなも、そろそろ眠い眠いで、眠りはじめたころ。
タクト
:ほい。
フィス
:パックをしてから寝ないと…
GM
:うーん…敵は、誰が持っているか、知らないのだな、そう言えば。
フィス
:こっちは敵がいることすら知らないけどね。
タクト
:そうだね。
ミント
:ふっふー。死ねー。
フィス
:いない奴がしゃべるな。
ベルン
:まあ、とりあえず寝るわね。大事なものはカバンの奥にしまっとくわ。
GM
:まぁ、いい。ベルンから行こう。みんなが寝静まったころ、こそこそ、と。
 ベルンはシーフであったか!?
ベルン
:そうよ。レンジャーもあるけど。
GM
:えーと、寝ているよね。物音で起きるかどうか。目標値は、知力とシーフかレンジャーで、14。
フィス
:ぜってー夜ばいはされないね。(笑)
ベルン
:失礼な。(笑)
フィス
:だって、シーフとレンジャーでしょう。むりだって。(笑)
GM
:そう言う意味でか!?
フィス
:えー、他にはわかんなーい!(笑)
ベルン
:どこかの若くて美形のドワーフが忍んでくるかも知れないじゃないの。(笑)
ミント
:見てみたい気もする…
GM
:で、いくつ?
ベルン
:(ころころ)11が出たので、合計は15よ。
フィス
:それは、若くて美形のドワーフの年齢?
ライト
:違う。(笑)
GM
:お。気づかれた…
ベルン
:「夜這い!?」
フィス
:それはない!
GM
:では、ベルンは外の足音に気づいた。忍ばせているけど、みしょっと鳴ったんだろうね。立て付け悪い。
ベルン
:きっと、そういう建築なのよ。(笑)
GM
:鍵あなをかちかちやってる。
 「あかないのかよ」「うるせーよ、まてまて」と言ってる声が聞こえている。
ベルン
:とりあえずそっと起きて、武器と盾だけ用意しとくわ。
フィス
:扉ごと、そいつらをふっとばしたらカッコイイな。
タクト
:(笑)
ベルン
:ひ弱なアタシになにを期待してるの?(笑)
フィス
:ひ弱って、辞書で引いた方がいい。
GM
:じゃ、こそっと起きて、盾と武器を用意した。
ベルン
:ダーツで扉を狙っとくわ。で、開いたら即投げる。
GM
:じゃ、かちんと言って、鍵が開いて、しずかーに、開く。「音を立てるなよ」とか、言ってる。
 ランタンの弱い光が差し込んできた。
ベルン
:ダーツ投げ。(ころころ)攻撃力8ね。外れたかな?
GM
:弱いなぁ。それは回避されてしまう。すかっ。「うおっ!?」「気づかれていたかっ!?」
タクト
:どんな男?
GM
:シーフ風の男と、戦士風の男の二人だ。
ベルン
:「今のは警告よ。さっさと出ていきなさい。じゃないと次はあてるわよ」
タクト
:はずしたくせに。(笑)
GM
:「かまわねぇ、やっちまえー!」「女くずれのドワーフなんざー!」と、戦士がハンドアックスを振り上げる!
ベルン
:女くずれ!? むっかぁ!
GM
:さて、「うがー!」と突然、ベルンに襲いかかる戦士。エブロと名付けよう。(笑)
タクト
:(笑)
フィス
:誰にもわからないネタだ。(笑)
GM
:「ぶっ潰してやるー!」
タクト
:ベルン、ぎったんぎったんにしろ。(笑)
フィス
:スゲーあつかい。(笑)
GM
:襲いかかってくるエブロ!こうげきー!
ベルン
:とりあえず回避。(ころころ)12。
GM
:「なにっ!?すばしっこいドワーフめっ!」と、ハンドアックスが床を叩き割る。
ベルン
:「壊したものはあんたが弁償しなさいよ!」
GM
:「しったことかっ!いいから、お前らが持ってるお宝をよこせっ!」ちなみにけっこう、大声。「馬鹿やろう!他の奴らがおきるだろう!」と、こちらも大声。(笑)
ベルン
:「あげるわけないでしょう!!」負けずに大声。(笑)
タクト
:おきるのかな?
GM
:おきるかなぁ。おきるだろうなぁ。みんな。
 「うるせー!」と、次のターン。ベルンの方が速いよ。
ベルン
:とりあえず殴る。12。
GM
:それはあたる。
ベルン
:ダメージは8点。
GM
:いたくないな。「いてーなこのやろう!」
タクト
:判定は?起きるかどうかの。
ベルン
:いらないわ。「きゃーどろぼうよ〜〜ちかん〜〜〜へんたい〜〜〜〜!」大声。
GM
:しかも、攻撃してからかよ。(笑)
タクト
:起きたね。(笑)
GM
:さて、ベルンが襲撃にあった同時刻だけど、フィス。
フィス
:なに?
GM
:フィスの方も、目標値14で、さいころ。シーフかレンジャーがあれば、知力とたしていいよ。
フィス
:2Dで7。他の技能はないんで。7。
GM
:じゃ、気づかない。ぎーっと、フィスの部屋の窓が開く。そして忍び込む、影。「ぐっすり寝ているようだ…」
フィス
:「ぐー」
ベルン
:そっちにもエブロが?
フィス
:2号?
タクト
:何人いるんだ?こいつら。
フィス
:今はやりのクローン?
GM
:じゃー、フィスは寝ているところで、「ざくっ!」
フィス
:さようならー。(笑)
GM
:いや、ざくっ!は可愛そうなので、しないけど。(笑)
 とりあえず、フィスには眠っていて貰おう。永遠に。(笑)「スリープー」(眠りの魔法。この眠りの魔法はただの眠りの魔法と違い、魔法を解除されない限りは、老いることも空腹を感じることもなく、永遠に眠り続ける)
フィス
:ひどいー。(笑)
GM
:あ、抵抗するのであれば、どうぞ。14以上で、抵抗できるよ。
フィス
:(ころころ)それでも、10。おやすみー!(笑)
ミント
:さようなら、フィスー。(笑)
フィス
:また、来週?

4.宿、乱闘

GM
:さて、ではフィスはさようならというところで。ベルンに戻る。
ベルン
:「きゃーどろぼうよ〜〜ちかん〜〜〜へんたい〜〜〜〜」大声。
GM
:「くそぅ!」「やべぇ、逃げるぞ!」
 なんて言ってる。タクトとライトも、さすがに起きるよ。他の人も、何事だと目を覚ます。
フィス
:僕も?って、聞いただけさ♪
GM
:スリープの眠りは解除されない限り、おきないー。(笑)
ライト
:おい、何かあったのか?
タクト
:じゃ、廊下にでよう、武器もってね。
ライト
:そうだね、タクト。
フィス
:「ぐー、美しい…」
GM
:じゃ、廊下でばったりと賊とタクトたちは出くわすよ。
タクト
:えーと、どうなってるのかな?
ベルン
:「どろぼうよ〜〜やっつけちゃって〜〜〜」
GM
:「うおっ!仲間の連中かっ!?」
タクト
:「何者だ!」とかっこよく。
ライト
:セリフ取られた。
GM
:「どきやがれ!」
タクト
:「怪我したくなければ、武器をすてろ!」
GM
:タクトの方が速く動けるよ。
タクト
:じゃ、強さを見せて(笑)攻撃しようかな。(ころころ)14。
GM
:む。あたるわ。
タクト
:ダメージは13発。
GM
:ちょっと痛いかも。
タクト
:なに?ちょと!
GM
:筋力あるのよね。戦士の方は。
タクト
:アーマーないからいやだな、こっちは。
GM
:でも分は悪い。物音に、他の冒険者たちも起きてきたようだ。ライトはどうする?
ライト
:何ができるのかな?
GM
:「やべぇ、逃げるぞ」とか言ってるけど、前にはタクトとライト、後ろにはベルン。どうするんだろう…こいつら。
ライト
:足止めとかできる?
タクト
:その他冒険者(笑)がいるからね。こいつら逃げられんだろ。
ライト
:じゃ、適当に協力するね
GM
:「ちくしょー!」と、部屋にまた戻るね。ベルンをとりあえずかわして、窓からダイブだ!
 ちなみに、逃げたのは盗賊の方の話で。「あ、待ちやがれ!この」と、戦士の方。
ライト
:捕まえれない?
ベルン
:シーフのほうなら何とかなるかな?
GM
:ベルンはシーフを捕まえるなら、勝負だね。
タクト
:どっちか捕まえないとね
GM
:(ころころ)8。(う、ひくい)攻撃で上回れば捕まえられるということで。
ベルン
:攻撃ね。(ころころ)11。
GM
:捕まった。ベルンのところを走り抜けようとして、シーフはベルンに捕まった。ぐわし。
 ばたばたと冒険者たちも集まってきて、「なんだ、どうした」とか言ってる。
ベルン
:あとは筋力の勝負ね。
タクト
:「こいつらを捕まえてください」とか言ったら捕まえてくれるかな?
GM
:「なんだ、こいつは!?」と、冒険者のひとたち。
タクト
:「賊です」(本当か?)
GM
:「なにっ!?」と、皆、武器をすらり。
ライト
:「誰か怪我は?」
GM
:ベルンに捕まった方は、「はなせー!」と叫んでいる。
ベルン
:「アタシは大丈夫」
タクト
:これでこの戦士も武器捨てるだろ。
GM
:むむむむ…
タクト
:「降参しろ!」と戦士に。
GM
:じゃあ、する。
タクト
:あっけねー、て当然か。
GM
:「わかった!コレまでだ」と、アックスを捨てて、手を挙げる。
タクト
:じゃ、盗賊のほうは?
GM
:降参するでしょ。人数が違いすぎる。
ベルン
:「おとなしくなさい。この変態!」
GM
:「変態!?」
タクト
:一件落着。(笑)
GM
:とりあえず、こいつらはすまきに。(笑)
タクト
:そうだね。で、尋問。
GM
:ってか、この騒ぎの中にフィスが居ないことに気づかないのか。
タクト
:あー、フィスのこと忘れてた。(笑)
ベルン
:たくさん人が来たから当然いると思ってる。(笑)
ライト
:寝癖なおしてるとか思ってる。(笑)
タクト
:じゃ、フィスの部屋に行きます。いないなぁと気づいて。尋問よろしく。
GM
:では、タクトはフィスの部屋に。
タクト
:ドアを叩こう。
GM
:ごんごん。反応はとうぜんないよ。
タクト
:「起きてますか〜」
フィス
:「ぐー」
GM
:その音は聞こえないんだけど。(笑)
フィス
:「…美しい」
GM
:その寝言も聞こえないんだけど。
フィス
:「むにゃ、グー」
タクト
:宿の親父に鍵借りよう。
GM
:オヤジはいないよ。ウェイトレスさんだね、いつもの。
タクト
:じゃ「鍵をお借りしたいのですが」と。
GM
:騒ぎでウェイトレスさんも起きていたようだ。借りられるよ。「どうか、しましたか?」
タクト
:「返事がないので」とか言っといて。鍵は?
GM
:ま、とりあえず首を傾げるけど、貸してくれるよ。仲間だしね。
 タクトは鍵を借りて、部屋を開けられるよ。
タクト
:入ります。
GM
:ちなみに部屋を開けると、がらんとしていて、人影はない。ただ、窓があいていて、夜風が吹き込んでいる。
タクト
:フィスが消えた。
GM
:さて、その外。ベルンとライトは賊を前にしているけれど、尋問する?
ベルン
:とりあえず、なぜこんなことをしたのかきくわね。
GM
:「…お前らになんか、いうもんか」なんて戦士は言っている。
ベルン
:「…やっぱ、眠いわ」すまきを置いて、部屋に戻るわね。(笑)「明日の朝ね」
フィス
:すげーなソレ。(笑)
ライト
:何もいえない…
GM
:さて、ではフィス。
フィス
:はいな。
GM
:目を覚ますよ。
フィス
:マジで?どーやって?
GM
:ディスペルされてだよ。
フィス
:わからーん。
GM
:目を覚ますと、暗いところだ。
フィス
:ダメダメじゃん。今回。「くらい…」
GM
:「目が覚めたかね?」と、声が聞こえてくる。
フィス
:「うぅ、誰だ?美しい僕になんのようだ?」
ミント
:どの口がそんなことを言うんだ。
ベルン
:ミントがいるの!?
タクト
:黒幕!?(笑)
GM
:いません!
 男の声が言うよ。「安心したまえ、君の命はとりはしない」
フィス
:「しかし、美しさに傷をつけるとかいうんじゃないんだろうな?」
ベルン
:ここまでくると、フィスちゃんもたいしたものね。
GM
:「安心したまえ。君がおとなしくしていれば、我々は君を傷つけはしない。君は大切な、取引のコマだからね」
フィス
:「コマ?」っていうか、動けるの?俺。
GM
:動けるよ。
フィス
:呪文を唱えることは?
GM
:残念。精霊がいない。シェイドはいるけど。
フィス
:いや、インビジビリティを使おうと。そうすれば、マジで見えない。さらに暗闇。
GM
:何の意味があるんだ。(笑)
フィス
:逃げられない? ゆっくり動けば、効力が消えないんじゃ?
GM
:言い忘れていたが、ここは牢屋みたいなところだぞ。出口が、ない。
フィス
:そうなんだ…ストーンブラストで牢屋を破壊は?
GM
:ストーンブラストはむき出しの地面がないと使えないよ。
フィス
:石造りの牢屋でもダメなんだ。
GM
:人工物では、だめなのよ。
フィス
:ふむ。残念。
GM
:声が聞こえてくる。「君を傷つけはしないよ。私が興味を持っているのは、君らの持ち物だ」
フィス
:「持ち物?っていうか、何故ソレを知っている?」
GM
:「私もまた、それを探していたのだからね」
フィス
:「それ、ね。で、なんで僕らが持っていると?」
GM
:「調べは付いている。あとは、君らの仲間が、取引に応じるかどうか…だ」
フィス
:「応じるかどうかは疑問だな。だいたい、ヤツら(仲間)はまともじゃない。
ミント
:誰の事だろう。
ベルン
:なんであたしを見て言うわけ?
フィス
:全員だ。
GM
:「ふ」と男は笑うよ。「ならば、君の命の価値はその程度の金額ということだ。所詮は、持ち物の方が、君の命より大事と言うことになる」
フィス
:「僕の美しさが理解できないだけさ」
ミント
:(こっくり)
フィス
:虫ー!!
GM
:「取引は、明日だ。それまでは、おとなしく待っていてもらおうか」
フィス
:「ふっ、やだね」
 あ、GM。最後に敵に高笑いをさせてくれ。そんで高笑いの直前にミュートをかけて、声をなくしたい。ささやかなテイコーだ。っていうか、ミュートは使えるよね。
GM
:じゃあ、使えるってことで。勝負してやろう。(自然の風が吹かないのでシルフの魔法も本当は使えなかった)「では、またあおう。それまで、しばらく眠っていてくれたまえ!」
フィス
:今まさに高笑いをせんとするところに、「ミュート!」(ころころ)12。
GM
:それは…きいた…。「(むお…!? 声が出ない!?)」ぱくぱく。
フィス
:おし!最後にこっちが高笑いをしてやる!(笑)「あーはははははっ!オマエの美しくない声を消してあげたよ」
GM
:「(むお)」ぱくばく。「(やつをだまらせろ!)」と、身振り手振りで、子分らしき奴に。
フィス
:誰にも聞こえなーい。「え?なんだって?(笑)」
GM
:と、言うわけで、子分。さっきフィスを眠らせた奴だね。そいつは効果の拡大で、スリープ。(ころころ)15。
フィス
:「あははははっははー。ぐー…」フィスは至福の表情で眠りについた。(笑)
GM
:ぱくぱく。「(ふっふっふ…必ず手に入れてやるぞ)」
 って、ああっ!? なんか、いつもよりも阿呆な話になってるー!?
フィス
:嬉しいでしょう?(笑)