studio Odyssey



十数人のやさしい冒険者?



 前回までのあらすじ。

 ひょんな事からコンロンの村長から、家宝の宝剣を直して欲しいと依頼されたいつもの面々は、その剣を直せるというゲフェンの鍛冶師のもとへ。
 しかし、鍛冶師は娘の病気に心を痛めていて、剣を打ち直すことは出来ないと言う。

 それならば、と、娘の病気を治そうといつもの面子は安請け合い。

 請け負ったはいいものの、病気に関する情報は、首都、プロンテラに戻ってみても、なかなか集まらず…


spit:「そんなわけで、謎の病気Xに関しての情報は、見つからなかったと、そう言うわけだな。

 ベンチ。
 スピットは皆の報告を受けて言います。


spit:気合いがたりんな。


Ridgel:「いや、気合いでどうなるものでも…
appi:「そうですねぇ…

spit:「うーむ…と言っても、早く治してやらんと、ちと不味いことになりそうだしなぁ。何か、どんな情報でもいいんだが、ねーんか?

 くるり、スピットは皆を見回しました。
 と、

KENNY:「あのー?

 ケニーさんが、ゆっくりと手を挙げて、言いました。


KENNY:「ジュノーの女医さんなら、何かしっていたりはしないでしょうか?

spit:「あー。





spit:ケニーさんが、振られまくったあの人か。*1



KENNY:「振られてないー!?
spit:「なんだ、つき合ってたのか?
KENNY:「いえ、そういう意味ではなく…
spit:「よし、職位を変えておいてやろう。*2
KENNY:「何故!?


appi:「ともあれ、ジュノーですかねー。


十数人のやさしい冒険者?


 そんなこんなで。


ジュノー


 ジュノーにやってきた一行を、スピットが道案内します。

brid:「さすがスピさん…
Ridgel:「女性の家は一度覚えたら、完璧ですね。
spit:「おお、スゲー誉められてるようだ。



 さて。
一行はジュノーの女医の家へと、


spit:「邪魔するぜー。

 と、ずかずかと上がり込み、

女医宅


spit:「断る。

 と言うスピットの後ろでは、「あー!?」「またかー!?」「ここもなのー!?」と、ぎゅんぎゅん、すっ飛ばされている皆の姿。

spit:「おーおー、盛大に飛んでるなー。


 ちょいと帽子を直しながら、スピットは言いました。

ここも入り口に飛ばされるのです

spit:「なんか、ケニーさん、相変わらず飛ばされまくってんな…

appi:「スピさんは、どうして一回で入れたのですか?

spit:「うむ。






spit:聞くな。*3


「なんの用かしら?

 不機嫌そうに聞く女医、シルネに、スピットは言います。

spit:「あー、ぶっちゃけ、診て欲しい子がいるんだが…

 シルネはふんっと笑い、言いました。


言い切ったぞ!?



spit:おぉぉぉおおおお!?


 飛ばされ続けていた皆も、カチーンです。



ここまで来るのに、しかも飛ばされまくるのです

Ridgel:「首切り落として、デコレートするぞ、この野郎!
jeers:「この女、エルメスプレートに飛ばしていい?

KENNY:「なかなか、タカビーなオネーちゃんじゃないですかッ!!
Tsubasa:「ぐぁあ!?
Sylphienne:「…入れないです。ううぅ。

appi:「み、みなさん、りらーっくすです。


 ともあれ、話を聞いて貰おうと、あの手この手を…

Abd:「お美しいお嬢さん、少しお時間を…
「ふふ、その程度の冗談なら、聞き飽きてるの。

spit:「いや、とりあえず、話を聞いてくれ。
appi:「実は、かくかくしかじかで…

「…へぇ。でも、信じがたい話ね。あなたはどうして、そんな見ず知らずの人のために一生懸命なのかしら?

Ridgel:「やさぐれても、騎士は騎士ですから。
Sylphienne:「病気と元気でしたら、元気の方がいいですから。

「悪いけど、あなたたちの話は、信じるに値しない気がするわ。出直してちょうだい。


Ridgel:「信じるに値しないだとぉぉぉお!?
heriosu:「キッテイイデスカ?
appi:「み、みなさん、落ち着いてください!

spit:「…







spit:「あー…なんだ。

 スピットは帽子を直します。
 かれこれ、1時間はそんなやりとりを続けていたでしょうか。*4

 皆も、ぴくぴくとこめかみが震えています。

Ridgel:「この女をいかにしてムッコロスかを考える方がはやいと思うのですが、どうか。
heriosu:「同感。
jeers:「みんな、体面だけでも取り繕おう。スマイルマスクか何かで。

spit:「よし、決をとる。
Ridgel:「許可。
Tsubasa:「許可。
makie:「許可します。



spit:発動します。


 ゆらりと立ち上がると、スピットはぶつぶつと、言葉を吐き出しました。

spit:「天と地に満ちる、数多の風の精霊たちよ…

appi:「スピさん!?

魔導師怒らせると、こえーぞ



spit:「しねぇぇぇぇええええええ!?





spit:「まぁ、つまりそう言うわけだ。よくわかったか?

 と、スピットは言います。

「大変じゃない!?
Ridgel:「だから、ずっとそう言ってるだろうが、このアマぁぁあああ!?

「でも、その情報だけじゃ、わからないわね。早くその子の所にいって、症状を詳しく聞いてくるのよ。


spit:「あー、アブ。
Abd:「はいはい…

 のそりとスピットとアブは立ち上がり、

spit:「天と地に満ちる…
Abd:「永久の時にも姿を変える事なき氷の力よ…


「いやぁぁぁああああああ!?




Ridgel:「ジュノーの三賢者といい、この街には、まともな人はいないのですかね。*5
spit:「シュバルツバルドには、住みたくねーな。

 女医の家を出、一行は再びゲフェンへと向かいます。


KENNY:「陽が傾いてる!?
merrow:「夕陽が目に…
Ridgel:「あれ?なんだろう、夕陽のせいかな?目から涙が…
spit:「戦いの後は、いつもむなしい…

 一行は、一部が盛大に吹き飛んだ家を後にして、ゲフェンへと飛んだのでした。



spit:「そんなわけで、リールー。お前の症状を聞かせろ。

「んと…

どう大変なんだ?


って、会話の途中だー!?



寝るなー!?


jeers:「起きろ。蝶起きろ。
Ridgel:「いっそ、ひと思いに…
Sylphienne:「リジェルさん!?
appi:「まぁまぁ。


 と、アピはリールーのほっぺたをちょんとつつきました。
 「うん」とリールーはむずがるように動いたかと思うと、

「あ、おねーちゃん…
appi:「少しお話できますか?リールーちゃんの病気を治すために、リールーちゃんの身体の、ちょっと変だなっと言うところを教えて貰いたいのです。

「えと…

リールーのお話



spit:「俺は、魔導書を丸暗記出来る男だぞ。いっぺんで覚えてやる。言え。
Abd:「本当ですか?
spit:「いや、試したことはないが。





「えと…じゃあ、覚えてね。







どんな感じだ、オイ



spit:心臓とまるのかよ!?

Sylphienne:「大変な症状です…
appi:「大変です…


Ridgel:「しかし、女医に比べれば、なんとスマートなことか!



Ridgel:「間違っても、あのクソ女のように育つんじゃないぞ。
spit:「同感だ。

 スピットは帽子を直して、言いました。

spit:「俺たちが病気直してやるってんだから、あんな風に育つ等と言ったら、むしろこの場でムッコロス。

 くしゃりとリールーの頭を押さえつけ、

spit:「寝ろ。次に目が覚めた時は、病気が治るときだ。
appi:「スピさん…

spit:「そしてその次に会うときは、リールーが大人の女になったときだ。
appi:「…スピさん。

 一行は、再びジュノーへと飛びます。




spit:「そんなわけで、そんな症状だ。わかるか。

 女医、シルネにリールーの症状を伝えると、シルネは少し思案するようにうつむきました。

「ええ、わかったわ…その子の病気を治すには、ここにある物じゃ足りないわね。

Ridgel:「集めてこいと?

「ええ。

Abd:「ここまで乗ったら、集めましょう。
spit:「だな。何がいる?言え。

「ええ…その子の病気を治すには…




多いなっ!?




マテ。


Ridgel:「ふふふ…今宵のツーハンドソードは、血に飢えている…
spit:「何をどうすると、そんな材料が必要なのか…
makie:「これ、全部集めるとなると…
jeers:「っていか、燃えている心臓とか、氷片とか、薬になるのか…
Sylphienne:「アロエなんて、なかなか手に入らないですよぉ。


無責任な奴め。


spit:うるさい、黙れ。喋るな。死ね。


appi:「ですが、この材料を集めるとなると…その間にリールーちゃんが…
Abd:「ですねぇ…スピ、どうしますか?


spit:「うぬぅ…ちくしょう…しゃくだな…

 ぼそりと呟き、スピットは道具袋を開きました。
 そして、大きな青い卵を取り出します。

appi:「卵ですか?
spit:「ああ…くそぅ…これで、奴を怒れなくなるじゃねぇか…

 道具袋からもう一つ取り出すのは、携帯用孵化器です。
 スピットはことんと、その孵化器の上に卵を載せると、

spit:「でてこい、へっぽこ。

 かちりと、スイッチを入れました。

heppoko:「呼ばれて、飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん!

Ridgel:「まさか…持っている?
spit:「へっぽこ、今から言う物を、カートから出しなさい。
heppoko:「ウィス!!

 ざらざらと、必要なアイテムを次から次へとへっぽこはカートから出していきます。

Sylphienne:「ふわぁ…へっぽこさんのカートは、まるで、魔法のカートですね。
heppoko:「なんでもあるよー。

 にこにことアイテムを並べていくへっぽこ。
 ふと、手を止め…

heppoko:「…
spit:「どうした?

詰めすぎ



spit:「整理しろ。

heppoko:えー。


appi:「でも、今回はへっぽこちゃんの何でもルートしてカートに入れる癖が、役立ちましたね。
heppoko:「へっぽこは、いつも何かの時の事を考えているのです!

spit:「…おい、林檎ジュースがものスゲー量、カートに入ってるぞ…
heppoko:「あっ、それはへっぽこのおやつで…!
spit:「これを退ければ、まだ入るな。

heppoko:「オニーあくまー!ろくでなしー!?
spit:「この口かっ、ご主人さまに向かって文句を言うのは、この口かッ!
heppoko:「あーうーあー。*6






appi:「えっと、そんなわけで、揃いました。

「見事ですわ。すべて揃っていますわね。

 シルネは材料を確認し、言いました。

「じゃあ、すぐに調合に取りかかるわ。少し待っていてね。








 程なくしての事でした。

 ソファに座って待っていたスピットたちの所へと、シルネがやってきました。

「さあ、これで完成ですわ。これですぐに良くなるとは言いませんが、養生すれば、回復に向かうはずです。
spit:「お、そいつぁ、よかった。

「さぁ、どうぞ。早く飲ませに行ってあげてくださいな。

 そう言って、シルネはスピットに、小さな瓶を手渡したのでした。









spit:






アイテム名に注目



spit:「いや、見間違えか、もしくは、実は中身が違うんだ。
Ridgel:「…ですよね。私も、そう信じたいですが。

heppoko:「あー、アロエベラですね。





heppoko:へっぽこも作れます。

Sylphienne:「あの…私も作れるかなー…なんて…
heppoko:「アロエと、ハチミツと、空き瓶があればできますよー。*7


spit:「…





spit:…ふふふふ。


KENNY:「スピットさんが壊れた!?
spit:「さあみんな、リールーの病気を治してやりにいこうじゃないか!
jeers:「やけに爽やかなのが、むしろ怖い!?








さりげなく失礼な事を言われるスピ



 ウンゲルに薬が出来たことを告げ、スピットたちは二階へと上がります。


spit:「おい、リールー。
「あ、お兄ちゃんたち…どうしたの?
spit:「ほらよ。
「これは何?
spit:「あー?物覚えが悪りーな。言ったろ。お前のお薬だ。

 ちょいと帽子を直し、スピットは言いました。


病人には優しくしましょう


KENNY:「ご乱心!?
Ridgel:「気持ちはわかりますが、落ち着いて!!

spit:「んなろぉおおお、その薬1つに、どれだけのコストがかかってるか、千一夜、とくとくと語ってやろうか、こんちくしょうめ!
appi:「まあまあ、スピさん。







Sylphienne:「眠ったみたいです。

 ベッドですやすやと寝息を立てるリールーに、シルさんが言いました。

Sylphienne:「これで、大丈夫だと思います。
spit:「大丈夫でなければ、困る。
Ridgel:「ものっそい、コストかかってますからねぇ…

 階下へ降りた一行に、鍛冶師のウンゲルが言いました。

「ありがたい…お前たちがいなかったら、本当にリールーは…何か、礼をさせてくれないか?

Ridgel:「まぁ、そもそもあなたに剣を直して貰いたくて、ここまでしたわけで…
spit:「ぶっちゃけ、そう言うことだ。と、言うわけで、剣を今すぐ直してくれ。

「剣の修理か?おやすいご用だ。どれを直す?見せてくれ。

appi:「この、折れてしまった、村長さんの宝剣なのですが…

「ふむ…

 じっとウンゲルは折れた剣を見つめ、そして、言いました。


嫌な会話の流れ





spit:あっはっは。



 すでに、外はとっぷりと陽も落ち、真夜中になろうとしています。



spit:言えよ。聞いてやるから。


「ああ、集めてきてくれるか?必要なのは、そうだな…



また、多いなっ!?


「それに、火種が必要になる。


spit:「うふふふふ…
appi:「スピさん…

spit:「おい、へっぽこ。
heppoko:「あい!
spit:「あるな?


heppoko:ナイデス。*8


spit:「うふふふ…



spit:「野郎ども、狩りの準備は?

Ridgel:「鬱憤も貯まっていたところです。
heriosu:「何を斬れば?

spit:「ククク…










 夜明けすぐの頃です。


集合


 一行はウンゲルの前に集まっていました。


spit:「材料は、これで全部だ。直してもらえるか?

「ああ、間違いないな。よし、すぐにでも、直しにかかろう。












 そして、陽が南天に届こうかという頃、その剣の修理は終わったのでした。

「いやぁ、それにしても、実に見事な剣だな。割れていた所からは想像もつかなかったが…ハハ…こんなにすばらしい剣は、一生に一度、出会えるかどうかというくらいだ。

Ridgel:「ほう…それはすばらしい。
spit:「直した甲斐があったってモンだな。

 剣を受け取り、スピットは口許を緩ませました。

spit:「抜いてみてもいいか?

「ああ、構わないが…魔導師のあんた、剣がわかるのか?
spit:「まあ、いろいろとあってね。

 言い、スピットはすらりと宝剣を抜きました。











spit:

「お前と、この剣に出会えて、本当によかった…








spit:





spit:「えっと…俺の知らない間に、世界は変わったのか?
Ridgel:「ええ、私も知らない間に、世界は変わっていたようです…




アイテムに注目



普通にプロンテラで買えます。
思わずシルさんも誤字る動揺ぶり


Sylphienne:「り、リジェルさん、落ち着いて!

ribbean:「コンロン〜コンロン行きポタ〜。
KENNY:「さあさあ、みなさん、コンロンですよー。

spit:「ふふふ…
Ridgel:「ふふふふ…



こんなモン、買い直せー!!




 捨て台詞を残して、スピットたちはコンロンの村長の家へと、向かったのでした。*9




spit:「と、言うわけで、宝剣だ。J。
jeers:「ははっ、ここに。

「うむ。これで間違いないな?

spit:「ないな?
jeers:「ございません。
「うむ。

大仰に


spit:「うむ。礼には及ばん。
jeers:「当然のことをしたまでです。



べつに何でもいいらしい…


Ridgel:「あれ?何か今、ぼそっと聞こえたような…
brid:「マジか。
jeers:「いや、何も?*10
















 そしていつものベンチ。
 スピットは片手で剣をもてあそびながら言いました。

spit:「骨折り損のなんとやらだったな、くそうめ。

jeers:「真贋もわからないような剣でしたしね…
brid:「さすがJ様。
Ridgel:「どう見ても、店売りの海東剣にしか…
appi:「まぁまぁ。

 アピは笑って言いました。

appi:「それでも、一人の女の子を助けられたのですし。

spit:「まぁなぁ…

 帽子をちょいと直し、スピット。

spit:「お、そうだ。そう言えば、村長に前金でもらった、青箱があったな。

 言いました。


何故かすていぬ登場


suteinu:「れっつ、おーぷんせさみ!!


spit:「諸悪の根源が…
suteinu:「まぁまぁ、ご主人さま。これで青箱から、Mレアクラスのものが出れば、プラスですよー。


spit:「まぁ…なぁ…


suteinu:「さー、オープンですッ!!


何がでるかなー?


spit:「んじゃま…かぱっとな。















spit:「…
















青箱から青箱


spit:「OKOK、余興はここまでだ。






spit:「本番、おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぷん!!










spit:「…











まぁ、そんなモンだ




 むくわれねぇ。











spit:「おお、そうだ。思い出したぞ。

 気を取り直したように、スピットは言いました。

spit:「そうだそうだ。うんうん。
appi:「どうしました?

spit:「いや…お礼を忘れていた奴がいたと、思い出した。


appi:「はい?






 ジュノー。
 壁の一部が吹き飛んでいたりする一件の家に、


「邪魔するぜー。


 と、十数人の冒険者たち。


「あら、あなたたち。そう言えば、あの子はどうなったのかしら?
「ああ、それならノープロブレムだ。
「そう。それは良かったわ。
「うむ。その件で、今日は、お礼に来たんだ。
「あら、そんな、気を遣わなくてもいいのに。
「いやいや、お礼しないことには、こっちの気がおさまらないんでな。受け取ってくれ。是非。
「そう?それなら、お言葉に甘えようかしら。
「そうか。それならまずは、うちの親戚、括弧予定な母と子の、歌と踊りを堪能してくれ。
「踊れと言うなら、踊るけど…
「呼び出されたと思ったら、一体何事ですか…
「あら、バードとダンサーさん?素敵な親子ね。
「そして、二人の歌と踊りを彩るのは、この賢者の街の者なら、誰もが知っている、賢者と呼ばれる者たちだ。
「まー、こんな機会でもないと、使うことないしー。
「たしかに。
「あら、セージさん?
「で、騎士の皆、準備はよいか?
「万全であります。
「いつでも行けます。

「では、シルネ女史、ご堪能下さい。








「これが、冒険者たちの、冒険者流の『お礼』です。







spit:「歌うは、『深淵の中に』!! 叫ぶは、『アブラカタブラ』!!

「えぇっ!?


「ボスキター!!
「ムッコロせー!!

祭りじゃ祭りじゃー



「いやぁぁぁぁぁあああ!?

spit:「ほれほれ、シルネ女史も殴れ殴れ。
Ridgel:「アブラ祭りじゃー。

「ゴキブリ!?ゴキ…ゴキ!?




 その宴は、夜が開けるまで続いたとか、続かなかったとか。*11


*1 詳しくはEP4.0、「ただ、ぷらぷら」参照。
*2 「女医とはなんでもないです」
*3 これも「ただ、ぷらぷら」の回を見るとわかる話ですが…女医ってクエストNPCだったんだなぁ。
*4 これ、半分は本当。というのも、飛ばされまくる後に、ランダムの分岐があって、これが正解にたどりつかないつかない。本気で時間のかかるクエストです…やればまぁ、ベンチのみんなの切れようも、わかるかと。
*5 ジュノーの三賢者に関しては、EP3.0、「そうだ、ジュノーに行こう!」参照。ネタばれですけど。
*6 と、本編ではへっぽこが軽々と出しているのですが、実際はこのクエストを進行するにあたって、そりゃあもう、みんなで狩って狩って、狩りまくりです。露店で見かければアロエを買い、時計に行っては魔女を狩り、ノーグロードを駆けめぐり…おそらく、このクエストの一番の難しい所は、この、アイテム集めでしょう。まぁ、確かにへっぽこカートの中から引き出したもの、それなりにはありましたが。
*7 アロエベラ。何故これで病気が治るのかは不明。そして、アルケミストなら本来、これはへっぽこの言うように、アロエとハチミツがあれば作れるものなのだが…オイ、女医。貴様、アルケミストの姿だが、そうじゃないな!?(女医じゃんとか言うな)
*8 いや、本当はこれも全部集めてありましたけど…しかし、鍛冶屋の金槌はきつかった…
*9 SSにもあるように、これ、お店で買えます…
*10 クエストをクリアしてさえいれば、別に貰った剣でなくとも「海東剣」なら可能。というよりこれはバグで、属性ついているものやカードが刺してあるものを自分が持っていたりすると、逆に盗られる。なんという恐ろしいクエストだ…
*11 この後、しばらくベンチでは女医の家でアブラをするというのが流行るのだが、それはまた、別の話。