studio Odyssey



ジキルはハイドする?





 その日、ベンチに現れたスピットは、ちょっと変だったのでした…

spit:「ああ…ワイルドローズを敷き詰めた部屋に…



ワイルドローズは、猫のモンスター

にゃーにゃー言われますよ




 と…ともあれ…



spit:「さて、これを機に…



spit:ある事ない事言って、人間性を破壊しようかな?


Ridgel:「ナンパとかナンパとか?
spit:「それ、いつもと同じじゃない。
rukino:「やめろー!
Kagetsuki:「スピットの新事実、続々公開中。


spitとrukinoが同時にいるという事で、お察し下さい


 事の起こりは、謎ですが…


spit:「ふふふ…つまり、二重人格というものですね!


Ridgel:「ジキルかっ!?



 なんと、今日のスピットは、中の人が違うのです!?*1


違いのわからない者たち


 あー、でも、考える事は一緒みたい…



ジキルはハイドする?


 と、そこへてとてと、アーチャーの女の子がやってきて、開口一番…


お父さん。


速攻、認めてる!?





 即答。



 とてとてとやってきたアーチャーの名前は、「林檎」という名でした。

ringo:「お父さん、ギルドに入れてください。
spit:「よしよし。

子煩悩なのか!?


rukino:「お前ら、実は仕組んでるだろう!?

ringo:「何がですか?
Ridgel:「びっくりするくらい、アドリブです。*2



spit:「して、娘よ、当然、ハンターに転職するのだよな?



ringo:「はい。当然です。


spit:「ハンター、キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!

rukino:「使わないから!!スピは顔文字とか、使わないからッ!!*3


spit:「( ´∀`)σ)´Д`)


rukino:「うわあぁぁぁぁあん!! 偽物が蹂躙してるよおぉおおぉー!!

Ridgel:「ああ、認知されない娘が駆けていく…
ringo:「反抗期ですか?
spit:「やれやれだぜ…


 んで、しばらく後…

「悪魔め!!

 と、現れたのは…


suteinu:退きなさい!!


spit:「なんだ、いぬか。

初登場って言っても、意味が違いますがね


spit:「まてまて。初登場じゃないぞ?

suteinu:「というか、ご主人様と一緒の画面にでるという意味で、初登場です。*4


spit:「中の人も大変だな。


suteinu:そういう事を言うな。


spit:「アヒャ!!(゚∀゚)




suteinu:「それはともかく…

 こほむと咳払いをして、すていぬは言いました。

おせぇよ



 チクワに今頃反応かよ!?



ringo:「ところで…
spit:「ん?

 スピットの隣に座っていた林檎が言いました。

ringo:「装備でタイツが欲しんだけど、タイツっていくらだろ?
spit:「装備などいらん。アンクルがある。っていうか…

どんなだ




 アーチャーだから。相手、アーチャーだから。


spit:「ゴキジャケで十分だ!!*5

ringo:「ゴメンナサイ、お父様。
spit:「わかればよろしい。
suteinu:「やーめーろーよー。変な印象、植え付けるなよー!

Ridgel:「ところで、林檎さん。
ringo:「はい?


Ridgel:「スピットさんの様子が、いつもと違うなーとか、違和感を感じたりはしませんか?
ringo:「え?








ringo:スピさんじゃないの?




 気づいてねぇよ、この人。


今気づいたんですか…?


ringo:「なんでいぬの人とスピさんが同時に喋って…!?

suteinu:「気づけよ!!もっとはやく気づけよ!!
spit:「イワカンなんて、全然ナイヨ?


ringo:「…

 じーっと林檎はスピットを見て、ぽつり。


ringo:「ハンターって、いいよね?


spit:イイ!! d (゚∀゚ )


スパッツ萌えとか言いませんよ!!




 空文字発言で消しても、ログは残りますから。


spit:「モウネ…

suteinu:「この…



二者二様


Ridgel:「さあ、混沌としてまいりました!

Kagetsuki:「いつもの事?
quino:「とも言う。

spit:「よし、こうなれば…
Ridgel:「なれば?




spit:99回死ぬか。


suteinu:マジ、ヤメテクレ。

spit:「なんだ!? 経験値が70%とかある!? こんなの俺じゃない!?
suteinu:「やーめーろーよー!!*6
spit:「もういっそ!

町中で大魔法をうつなー!!



 いつものスピより、面白いんじゃないか?


suteinu:「うおおぉぉぉ、ナレーションよ!退きなさい!!

spit:「やれやれ、八つ当たりか。
suteinu:「おのれー!!

spit:「アラームでも狩るかな…
suteinu:「その身体の機動力をなめるなー!

 ダメベクトルでですが。*7

spit:「ところで…

 スピットは自分の身体から伸びる光の筋を見て言いました。

spit:「これはなんだ?ローさん?
rofin:「クルセのスキル。ディボーションですよ。
suteinu:「ちなみに、スピさん。
spit:「ん?


suteinu:「ローフィンさん、名前でるの初ですよ?


spit:なにッ!?

suteinu:「攻城戦の回で出てますし、ばりばり攻城戦の時にディボーションしてもらっていましたが?*8
spit:「HAHAHAHA。



spit:そんな事もあったかも知らない。


Ridgel:「むしろ、すていぬさんがそれを詳しく知っている事を突っ込んではダメですか?
suteinu:「ハッ!?

 と、そんな事をしていると、ローフィンさんはとことことベンチから離れていきました。

人生の終着点




 嫌なゴールだな!?


spit:「む…

 と、立ち上がるや、スピットはそこに向かって歩いていきます。
 とことこ…とことこ…


spit:「…


な…ゴールする気か!?



suteinu:




なにッ!?



spit:「もう、ゴールしてもいいよね?


suteinu:「あかんっ…これからやっ…これからや言うてるやろっ…

spit:「って…




かなりマテ




 ダブルツッコミかよ!?*9






あー、はいはい



spit:「ぱぁああぁぁぁぁ。


 やりすぎ。



 そんなこんなで遊んでいると…

griffon:「はにー。

 と、やってきたのは兄者こと、グリフォンさんです。

ringo:「だーりん (*ノノ)


spit:その男は誰だー!?


suteinu:乗るなー!!



ringo:「お父さん…


うぉ、急展開


suteinu:「お父さんじゃないし!!


spit:「…
suteinu:「悩まなくていいから!!

spit:「君…





お前がかなりマテ


suteinu:「学歴なのかよ!学歴なのかよ!

spit:「まぁ…学歴など、飾りに過ぎないな…
suteinu:「ですよですよ、そーですよ。




なんだよ、職業差別かよ!!


spit:ハムタだったら許そう。


suteinu:「プリだから!見た目、ばっちりプリだから!!

ringo:「お父さん…


プリーストですよ…




ringo:「見えない?


suteinu:どこが!?


フシ穴?




suteinu:悩むのかよ!?


ダブルストレイフィングはアーチャーのスキルですがね



spit:「うむ。紛れもなくハンターのようだ。今度、そちらのご両親にも、挨拶に行かないとな。

suteinu:「行くなよ!約束すんなよ!!

spit:「幸せになるんだぞ…
ringo:「お父さん…今まで育ててくれて、ありがとう…そしてお母さん…


いぬに手を出したら、犯罪でしょうよ…


ringo:「一年後には戻ってきます…

suteinu:「しかも戻ってくるのかよ!?
spit:「おお…林檎よ…





spit:「しんでしまうとはなさけない。


語呂合わせ的な感じ?


suteinu:「しかも、『おお…(名前)…』しか、つながりねーよ!?*10


Ridgel:「すていぬさん、突っ込み大変そうですねぇ。
suteinu:「はぁはぁ…


spit:「まぁ…そんなわけで…




ショートコント劇場なのかよ!?




suteinu:「今日も平和です。







Ridgel:「あ、アクエンだ。*11
quino:「テロかな?

spit:「さーて…

suteinu:「やーめーろーよー!いーくーなーよー!!


 いぬ、綺麗にまとめられず。


spit:「とりあえず、LoV撃ってればいいんだろう…
suteinu:「取り巻きのいる敵に範囲魔法撃ったら、取り巻かれて死ぬ!!
spit:「えっ!? そのために撃つんじゃないの?
suteinu:「やーめーろーよー!!



 ベンチは今日も平和です。*12


*1 中の人は永遠に内緒ですが、さて、誰でしょう。
 と、いうより、この「中の人違い」は物議を醸しだしているので、「アカウント貸与」に関してのオデ的な解釈については、脚注の最後に掲載しています。まー、これ、二人同じ部屋にいるんですが。
*2 入れ替わり自体、突然しましたしね…しかも、spitが先にログインしてた。
*3 辞書登録してないし。
*4 中の人一緒だから。でも、rukinoはずいぶん前に同時出演していたりする謎。
*5 さぁ、もうわかった人にはわかったに違いない!!
*6 死ぬと経験値が-1%される。
*7 アラームなんか狩れるか、ばかー!!
*8 書いていて気づいたのだが、名前が出るのは初だったらしい。
*9 しかし、AIRネタとか、古くないか?(keyというブランドの、18歳未満はお断りなゲーム。一世を風靡した)
*10 ドラクエIとか、古いネタが続くベンチでつね。
*11 アークエンジェリング。ボス。強い。しかも取り巻きを召還するのでやっかい。何故かプロンテラの街によくいる。古木の枝で召還されるのだろうが、なかなか倒せないしテレポートをするので、目撃される事が多いのかも知れないが、一説には時間湧きなのではないかとまで噂される。
*12 ちなみに、二人同じ部屋にいて、大爆笑しながら遊んでいた。

**アカウント貸与・共有についての見解
 さて、ROケイジバンの方でも少々お話に上がりましたが、この「中の人違い」はアカウントの貸与に引っかかり、マナー違反に該当するのではないかという所ですが…まず、大前提として。

・spitのログイン操作を行ったのは、いつもの中の人である。
・よって、入れ替わりをした人は、パスワードは知らない。というか、いつもの中の人以外、誰も知らない。
・狩りには行っていない。やった事は、キーボードをタイプして、発言したことのみ。
・ベンチにいた人たちには、最終的に入れ替わりで遊んでいるのを報告した。
・現実世界では隣にいる。げらげら笑っている。

 と言う事です。
 これは貸与、共有と言えるかどうかというと、言えないと思われます。まぁ、思われるからこそ、掲載しているのですが。
 オデとしては、ユーザーアカウントの貸与、共有は、ログインパスワードを共有するという解釈をしています。いつもの中の人の2つあるログインID、及びパスワードは、第三者に開示、提供した事はありません。
 わかりにくくなる所として、spitには偽が存在しますが( i が大文字と小文字の違い)、偽(大文字の方)のアカウントは、小文字の方(いつのもの中の人)が保持するものではありません。

 以下にガンホーオンラインエンターティメントの利用規約より、ユーザーアカウントの定義を転載いたします。(2004年11月11日現在)
 3. ユーザアカウント
 本サービスを利用するためにユーザが登録した情報および本サービスの利用に伴って獲得されるゲームデータなど、ユーザ毎に管理される情報全般

 以下にラグナロクオンライン日本公式における、ユーザーアカウントの貸与、共有、販売、譲渡における処置規定を転載いたします。(2004年11月11日現在)
 ユーザーアカウントの貸与、共有、販売、譲渡
 ユーザーアカウント(IDやパスワードなど)を第三者が利用することは禁止しています。
 GungHo-ID登録者本人以外の方は全て第三者となります。ご友人はもちろん、ご両親、ご兄弟など親族であっても第三者となります。

 拡大解釈をすれば、キャラクターデータはゲームデータの定義に含まれ、「第三者がデータを動かすこと」すらも貸与と見なされますが、それがまかり通るのであれば、日常的に行われている装備やアイテムの貸し借りもアカウントの貸与と見なされると思っています。
 ここでの絶対の線引きは、「ログインパスワードを、ガンホーIDを登録した者以外の、第三者に教える」事であると認識しています。すなわち、貸与として禁止したい事は、「複数の人間が1つのアカウントによってゲームを楽しむ行為」を禁止したいのであって、今回のような「お遊び」を禁止したいのではないと思っています。

 ただし、この「お遊び」は、過ぎれば、詐称によって二次的な問題が発生する可能性があります。今回は現実に同じ部屋におり、双方が十分なコミュニケーションを取れる環境にあり、最終的には関わった人間に「お遊び」をしていた事を告げています。
 このような状況があって、今回の入れ替わりは行われていますし、そのバックグラウンドがあって、マナー違反には該当しないと判断し、日記を掲載しました。
 ご理解いただければ幸いです。

 なお、重ねて言いますが、spitというキャラクターが存在するアカウントのパスワードを、第三者に開示、提供した事はありません。
 そして、このような「入れ替わり」が「マナー違反ではない」と断言するわけでもありませんし、推奨するわけでもありません。今回は、同じ部屋にいて、お互いに十分なコミュニケーションを取る事が出来、かつ、「みんなが面白かった」ので、掲載をしました。