ある日、アルベルタ港に流れ着いた者達がいました。
彼らは、ミドカルド大陸の人間ではないことが誰の目にもわかるような、異邦人の雰囲気を漂わせていました。
異国から訪れた彼らはプロンテラ城に招かれ、国王トリスタン三世に自分達の故郷のことについて話したのでした。
それを聞いた国王は、彼らの地と文化について深く興味を抱き、早速、自国の船乗り達に、かの地の探索を命じたのでした。
こうして…
神仙の島「コンロン」が発見されたのです。
*1
「そんなわけで…
spit:「ん?
「
15歳、妹風剣士です。こんにちわ。
ステキな第一声だな、お前ら。*2
はてさて、ここはいつものプロンテラベンチ。
先日、神仙の島、コンロンへの海路が冒険者たちに開かれたのをうけて、スピットたちもコンロン観光へしゃれ込もうと、集まっています。
makie:「人数、ちょっと多いですね。
spit:「んだなー。
Ridgel:「じゃあ、わけますか?
spit:「んだなー。
と、言うわけで、パーティ分けです。
makie:「
70台と、それ以外で。
spit:「なにぃぃぃぃぃい!?
Ridgel:「馬鹿な!?
何やら文句を言っているスピットです。
そしてスピット、リジェルさんと同じグループの方に行きます。
eve:「レベルじゃないのが、プロベン風。
と、イブ。
レベルじゃなければ、
そう!
それ以上は触れるな。*3
Abd:「意外と多いですね〜。80上パーティ。
Ridgel:「せんせい!!
mayumi:「これが中曽根内閣をちゃんと覚えているかいないかの堺なのね…
いや、覚えてない人は覚えてないと思います。
*4
ribbean:「中曽根総理って誰ですか?
Rove:「村山総理から始まっている、俺の日本史。
*5
MilliaDream:「私、あっちいきたいー。
spit:「プリいなくなるじゃん!
MilliaDream:「あっちに行く資格はあるのにー。
ribbean:「オールド世代…
spit:Ridgel:「オールドいうなあぁぁぁ!!
aoiruka:「オールドタイプ?
どっちかっつーと、ガンダムネタがすらっと出るのがどうよ。
ともあれ、一行はイズルードから一路アルベルタへ。
そして目指すは神仙の島、コンロンです。
spit:「よーし、みんないるかー。
Furiae:「そろってます。
Ridgel:「では、行きますか。
と、言うところで…
luvas:「よー。
と、ギルドにだけ届く声で、ラバの声が聞こえてきました。
spit:「
ラバ、こっちか。
Abd:「問答無用ですね…
eve:「じゃあ、アダルトチームはここで待ちだね。
spit:「かたや、ヤングチームかよ…
つぶやくスピットに、ヤングチーム。
Furiae:「では、先にフィールドに行って、安全確保してきます。
aoiruka:「じゃあ、おれも先に逝っときます。
Ridgel:「私も行っておきますかね。
spit:「よろしくー。
たぶん、もう
ヤングチームも知らない。*6
遅れてやってきたラバを連れて、一行はコンロンへと渡ります。
そして…
ミニ!?
Ridgel:「ミクロから40mまでッ!!
spit:「アンヌ隊員はどこ!?
*7
eve:「スピ、ことごとく世代の格差を広げるつもりでいるね?
spit:「じゃあ、レナ隊員はー?
*8
っていうか、それはヤング通り越して、お子ちゃまでないとしらない。
spit:「しっかし、なんだこの町。
と、スピットはミニサイズアルベルタを見ながらつぶやきます。
先を行くあおさんが言いました。
aoiruka:「コンロンはこの上らしいですよ。
spit:「あ、ここがコンロンじゃないのか。
Furiae:「これは、ミニチュアですかねー。
spit:「ああ。
言い得て妙。*9
一行はコンロン目指し、とことこ。
と、フィールドモンスターを見かけて…
spit:「
!?
みんな:「
中の人も大変だな…
中の人などいないッ!!
そうかと思えば…
よく見えないので、よく見える映像でどうぞ。
Furiae:「
おじゃるまるだ!!
spit:「ままどのーわすーれーなーいでーたもー。
eve:「デザートにーぷりん。
spit:「ぷりん。
*10
makie:「わからない人は置いてく気、満々の回ですね、今回。
いつもですが?*11
一行はそのまま進み、高台の上へとのぼってきました。
aoiruka:「ここに入るそうです。
と、何もないところをスピットはじーっと見ました。
入ると言っても、そこには何もありません。
しかし、しばらくじーっとその場所を見ていると、突然、光の柱が立ち上りました。
spit:「おお…っ!
見上げると、その光の柱は天高くにまで伸び、そこに浮く、ひとつの島へと通じていました。
そしてそここそが、神仙の島、コンロンなのでした。
spit:「いくぞー!!
スタッフオブソウルを振るうスピットに、皆が続きます。
「おおー!!
そしてたどり着く島は、神仙の島、コンロン。
luvas:「すげー、浮いてる。
Abd:「すばらしい見晴らしですねー。
spit:「よしラバ、蹴ってやるから動くな。
luvas:「オメーが落ちろ。
eve:「何はともあれ…
と、イブ。
皆に向かって言います。
eve:「北にまっすぐ行くと、楽しい場所があるとかないとか。
spit:「よし、行こう。
単純明快。
コンロンの北。
そこには、一人の衛兵の姿がありました。
spit:「ちわー。
と、スピットは衛兵に話しかけます。
spit:「
よし、行こう。
即断即決。
世代格差なネタをとりいれつつ…
*12
即実行。
1Fを駆け抜け、飛び込むのは2F。
もうロマリア!?*13
Ridgel:「そもそも、ロマリアに通じているのか…
spit:「んじゃ、もっと奥にいってみれば、わかんべ。
と、てくてく一行は進みます。
歩きながら、クレが言いました。
Cleverse:「ここ、なんかランダムワープの迷路になってるとか聞いたけど…
spit:「じゃあ、考えてもしょうがないってことで、前進。
ステキな理論展開。
碁盤の上を行ったり、
eve:「夜の蝶に襲われました。
死んだり、
迷子になったり、
ちょっとした発見をしてみたりで、
なんだかんだで、最下層前に集合。
spit:「よーし、みんないるなー。
luvas:「いない奴は返事しろー。
spit:「じゃ、行くか。
聞くだけ聞いて、返事は待たない。
そして最下層。
一行を待ち受けるのは…
MilliaDream:「そういえば、リジェルさん。
Ridgel:「なんでしょう?
MilliaDream:「
アリス系の敵がいますよ。
Ridgel:「なぜ、そんな話を私に振りますか?
MilliaDream:「天仙娘々という…
読めないみんな、気にするな。
spit:「『てんせんにゃんにゃん』だと!?
さぁ、
世代格差ががんがん開いていきます!!*14
eve:「やっぱり、リジェルさんがタイマンするの?
Ridgel:「何故私が!?
MilliaDream:「いたー!
Ridgel:「
む。
タイマンはするんだ…
Ridgel:「小娘ごときがー!!
リジェルさんは剣を振るい、天仙娘々をすぱざくと切り捨てます。
さすがに高レベル騎士の前には、天仙娘々も為すすべもなく…
Ridgel:「ふ…他愛もない…
リジェルさんは言います。
それなりに、楽しそうだったような気も…
Ridgel:「さーて、次はナレーションの人の番か…
spit:「よーし、んじゃぁ、俺も…
と、スピットはスタッフオブソウルを手にした腕をまくります。
eve:「鼻の下が伸びてるよ?
spit:「馬鹿な!?
スピットは真面目な顔をして、びしっと言いました。
spit:「やつは、間違ってる!!
Abd:「ほう…
spit:「天仙娘々というからには…
spit:「思ってない。
ですよね〜。
そして…
一戦開催!
しかも、ナパームビートオンリー!!
spit:「屈服しろぉぉおぉ!!
eve:「微妙に台詞がどうかと。
Sylphienne:「スピさん、がんばってくださいー。
スピットはSWを次々と打ち出しながら、天仙娘々にナパームビートを打ち込んでいきます。
spit:「貴様の攻撃など…
げふぁ!?
さすがに何十回と打っていれば、一瞬の隙くらいできます。
で、天仙娘々の一撃を食らって…
spit:「
乙女の張り手、こえぇ!?
早くもピンチ!!
そういうキャラだったの!?
かんかんかーん。
Grill:「で、時にスピ…
スピをのした天仙娘々を他みんなが片づけているのを横目に見ながら、グリが聞きました。
Grill:「青ジェム、いくつ使ったの?
spit:「…
spit:「
31個かな?
Furiae:「13.5K消費…
Sylphienne:「すごい戦いですね…
luvas:「つーか、弱い奴だ…
ロマリアは遠い。
*15