てくてくと、ルキノがベンチに歩いていくと…
Ridgel:「む…
Ridgel:「
敵!?
ぶんっと、リジェルさんが剣を振るって、斬りかかってきました。
rukino:「なにをするかー!?
ささっと剣をかわし、ルキノは言います。
Furiae:「
悪即斬。
悪なのか。
eve:「ルキノちゃん、ちょうどいいところに。
と、イブが言いました。
eve:「これから、初心の転職なんだけど、一緒にいく?
rukino:「おー、初心くん、もう転職かー。
と、ルキノ。
aoiruka:「おや、ルキノさんは、初心さんと会ったことがあるので?
小首を傾げて聞くあおさんに、ルキノはこくこくとうなずいて、返します。
rukino:「私が、初心くんのレベル上げを手伝ったんだよー。
*1
Furiae:「あー…
ぽんと手を打つのは、フリアイさんです。
Furiae:「だから、驚かないのか…
ubu:「ふっふっふ…
初心はにやりと笑って言いました。
ubu:「ついに、
バードに転職です!!
おまえ、
商人じゃなかったっけ!?
*2
そんなわけで、コモドにて、初心はバードに転職です。
rukino:「きゃ、可愛いお嬢さんだって。
ribbean:「あー、ぷちがいればなぁ。
Ridgel:「突っ込み要員ですかい。
*3
ともあれ、初心は転職試験です。
ubu:「…ルティエに行けと言われました。
eve:「北の国から 2003
rukino:「ほたるぅ〜。
ribbean:「いや、
文字じゃわかんないから。*4
ubu:「とりあえず、行って来ます。
eve:「じゃ、手伝ってくる。
と、初心とイブはルティエへ。
一行は、しばしコモドにて帰りを待ちます。
Ridgel:「おや…
ふいに、リジェルさんが言いました。
Ridgel:「トライスと、シルさんが、こちらにくるようです。
rukino:「ほー。
ほどなくして、トライスさんとシルさんがコモドへやってきました。
と、いうより、
ベンチでもそう。
Sylphienne:「はじめまして〜。
と、シルさん。
皆は、「ハテナ?」
Sylphienne:「あ、あれ?
シルさんはおどおどと言います。
Lizer:「…初めましてかも。
ribbean:「ああ、そうか。
Sylphienne:「えーと…あと、フリアイさんとも、初めましてのような…
Furiae:「…
Furiae:「
友達リストには、シルさんの名前が…
Sylphienne:「あ、あれ?
rukino:「じゃあ、ツアーか何かで会ったのかな?
Sylphienne:「えーと…ど、どうでしょう…
Furiae:「あー。
ぽん、と、フリアイさんは手を打ちました。
Furiae:「ベンチファンだった頃、
タシーロしてた時*5に、勝手に登録したのかも。
Furiae:「ハイドして、隠れてました。
Ridgel:「知らなかった!?
Furiae:「なかなか声がかけられなくて…
Sylphienne:「そ、そうだったのですか…
Furiae:「
そうだったのです。
会話交錯。
Ridgel:「あ、暗殺!?
Sylphienne:「暗殺はダメですよ〜。
Ridgel:「うむ…
マテ。
Sylphienne:「リ、リジェルさん!?
Ridgel:「あー…ごほんごほん。
Furiae:「いえいえ。フリアイという名前は…
google検索は、
「spit ナンパ」で。
*6
Ridgel:「これは、あれですね。ルキノの母親の…
Sylphienne:「お、怨念!?
Ridgel:「自分を捨てた男に、復習を!!
昼メロかよ!?
そんなこんなで時間をつぶしているうちに、初心が帰ってきました。
ubu:「では、最後に、タイピング試験!!
歌うんですよ!!*7
初心がさすらいの吟遊詩人に話しかけます。と、さすらいの吟遊詩人がいいます。
「それでは歌を歌ってみるか…私がお手本を歌ってみるから…習って歌ってみてくれたまえ」
皆が見守る中、吟遊詩人は、皆が見たこともない不思議な楽器を、強くかき鳴らしました。
びくりと、皆が身体をふるわせました。その力強い音に、力強い声が重なります。
「もっと大きく鳴らすがいい!
進む兵等よ、力を込めよ!
空を仰ぎ、大地を踏み締めろ!
裂けそうな心が駆け出すように!」
その歌に、初心が続きます。
「ほら笛を城壁に轟かせよ!
今日と言う日は二度と来なかろう!
今日と言う日は、二度と来なかろう!」
rukino:「こなかろー!
Ridgel:「こなかろうー!
わいわいと、取り囲む皆もその歌に続きます。
さすらいの吟遊詩人は楽器をかき鳴らしながら、笑っていました。
「立派だ!凄いじゃないか!これなら、良いバードになれるだろう!」
笑いながら、言いました。
「それではこれからバードになるといい!」
ぽっと、初心の身体が光ったかと思うと…
rukino:「おめでとー!
aoiruka:「おめー。
Sylphienne:「おめでとうございます〜。
ribbean:「おめー。
ubu:「ありー。
eve:「よーし、初心、がんばって、一流のバードにおなりなさい!
ubu:「まかせて!!
rukino:「初心くん、がんがれー!
と、いつものノリなら、この後は突貫という感じですが…
今回は、ちょっと、時計をそのまま進めます。
*8
それから、数日後のことです。
いつものベンチ。
みんなでいつものように、お話していた時でした。
「すみません、フェイポタないですかー?」
DreamMaker:「あるよ。
と、それを聞いて、すっくと、イブは立ち上がりました。
ubu:「…では、一曲いきますか。
eve:「初の、親子競演です。
rukino:Ridgel:「
おおぉぉ!
eve:ubu:「
深淵の中に!
それは、ダンサーとバードの協奏スキル。
この歌の届く範囲にいる人たちは、魔法の触媒をなしに、ジェムストーン消費魔法を使えるのです。
*9
DreamMaker:「ワープポータル!!
ブルージェムストーン消費魔法のワープポータルを夢さんが使います。
DreamMaker:「ジェムへらねー!
rukino:「すげぇ!!
Ridgel:「これは…いいですなぁ…
spit:「うお、なんじゃこら!?
ベンチにやってきたスピットは、それを見て、目を丸くします。
Ridgel:「ジェムを使わずに、魔法が使えるようになる、ダンサーバードの、協奏スキルです。
spit:「…
ほう。
spit:「セイフティウォール!!
DreamMaker:「ワープポータル!!
ribbean:「ワープポータル!!
連打。
spit:「やべー、たのしー!!
Ridgel:「こ、これは、路上ライブですか…
eve:「いくよ、初心!
ubu:「OK、かあさん!
spit:「いよーし、このまま、どっかのダンジョンに特攻だッ!!
そしてその調子のまま、一行はオークダンジョンにつっこんでいったのでした。
違っ!?*10
Trice:「ダメージうけないー。
Ridgel:「これは、無敵な戦法ですなー。
spit:「うめつくしてやるー!!
ubu:「まぁまぁ、スピさん、おちついて。
eve:「子守歌〜。
spit:「うぉ!?そんなのもあるのか!?
ubu:「たまには、攻撃してみる…
spit:「うぎゃー!?
Ridgel:「ふ、不協和音が!?
eve:「こっちのが、みんな喜ぶみたい。
ubu:「だね。
spit:「ジェムへらねー!!
DreamMaker:「サンクの上で戦えば、ダメージなぞ!!
Ridgel:「ブースターだなぁ…
ubu:「そして、これは、スピさん用!
spit:「こ、これはー!?
eve:「魔法詠唱時間、ディレイ減少の歌だよ。
spit:「いよーし!!
spit:「
ロードオブ、ヴァー…
Ridgel:「キター!!
そんなこんなで、ライブは朝まで続いたのでした。
今日もベンチは、ノリノリです。
*1 Mageブースターは基本。こう見えて、この時点でルキノはjob47とかあったりする…
*2 細かいことを気にすると、大人になれません。
*3 「ぷちのが、かわいいー」「な、なんだってー!?」
*4 若い子にはわかりません。
*5 タシーロ。盗撮の隠語。語源は言うまでもなく、あの芸能人。
*6 ナンバー1ヒットは伊達じゃない!!つか、「Ragnarok ナンパ」でも堂々の1位。(2004年2月現在)
*7 実際は、歌詞を入力するのですが。
*8 突貫もしましたが。
*9 正確には、パーティメンバーでなければならない。
*10 どこのマクロス7ですか。
**今日の小ネタ
飼い主と同じ名前のペットで遊ぶ。