さて、いつものベンチ。
Str:「お、きたきた。
騎士のアートーシュトライトがスピットを見つけて言いました。
aoiruka:「集まってますよー。
と、同じく騎士のあおいるかさん。
Leona:「準備万端。
こちらは、プリーストの玲於奈さんです。
shintisu:「久しぶり。
spit:「よ。
と、スピットはシーフ、シンティスに向かって片手をあげました。
spit:「強くなったか?
笑います。
shintisu:「まぁ、転職できるくらいには。
spit:「よし。
帽子を直し、スピットは言いました。
Leona:「ワープポータルー!!
きゅうんと立ち上る光の柱の中に、一行は飛び込みました。
Str:「そういや…
spit:「ん?
Str:「ラバより
早かったな。
ショボコソですから。*1
一行がたどり着いたのは、モロクより東。
砂漠の中にぽつんと立つ、宮殿のような作りのその場所、アサシンギルドです。
shintisu:「ついに来た…
spit:「長かったろう。
はやる気持ちを抑えきれずといった感じのシンティスを先頭に、一行はアサシンギルド内へと進みました。
さて、ギルド内を進み、一行はアサシンギルド職員の前へと来ました。
shintisu:「お願いします。
と、緊張した面もちで言うシンティス。
aoiruka:「
Σ( ̄□ ̄;
Str:「拒否された。
Leona:「フフリ…
*2
shintisu:「い、いや。では、気を取り直して、今度こそ…
ごくりと喉を鳴らし、シンティスはギルド職員に話しかけました。
そして、ふっと、その身体が輝きました。
aoiruka:「おめ〜。
Str:「おめでとー。
Leona:「エンジェラス〜!
shintisu:「ありがとー。
spit:「では…
shintisu:「む…
spit:「
かわすな。
ある意味、
お約束。*3
Str:「あ、そうだ。これ、グリムから渡してくれとあずかった、カタール。
aoiruka:「あ、俺も属性武器もってきた。
Leona:「あおさん、ふとっぱらー。
shintisu:「ありがとぉ。
spit:「
スキアリ!!
spit:「ふぅ、
満足。
何しに来たんだ、スピット。*4
Leona:「じゃ、これはあたしから。
Leona:「
逃げる用。
結構重要かとは思いますが。*5
aoiruka:「それじゃ、転職しましたし、軽く稼ぎにいきますか?
shintisu:「あ、センセーちょっと待って。
Str:「センセー?
aoiruka:「何故かそういわれるのです…
shintisu:「スピット。
と、シンティスはスピットの方へ歩み寄って言いました。
shintisu:「あのときの角弓。
笑います。
shintisu:「なおしたんだ。
spit:「折ったやつな。
*6
shintisu:「アサシンになったから、もう使わない。
それは、シンティスがまだシーフの頃の話です。
そういえば、それはずいぶん昔のことのようで、つい最近のことのようで…スピットは笑うシンティスに帽子を直し、
spit:「よーし。
ひょいと、その角弓を拾い上げました。
spit:「俺が預かっておこう。
Str:「金に困って、
売るなよ。
spit:「
ソンナコトスルワケナイジャンカ。
何故、カタカナ!?
spit:「んで、あの頃の冒険者としての気持ちを忘れそうになったら…
スピットは言いました。
spit:「これで
打ち抜いてやろう。
shintisu:「
Σ
Str:「じゃ、軽くレベル上げにいくか。
軽く息を付いていうシュトに、
Leona:「グラストヘイム〜。
言うがはやいか、玲於奈さんは続きます。「ワープポータルー!!」
一行はグラストヘイム修道院を抜けて、カタコンへと進みます。
Leona:「パーティぐちゃぐちゃだから、ダメージ食らったら自己申告ねー。
と、唯一の回復魔法を持ったプリーストの玲於奈さんが言います。
spit:「だいじょうぶ。
アークワンドを構えながら、スピットは鼻息も荒く言います。
aoiruka:「…きっぱりと…
Str:「ある意味、腹をくくってる…
shintisu:「俺も腹をくくった方がいいかな。
Str:「
あれを見習うな。
いや、
よくないでしょ!?
早っ!?
shintisu:「ぐは…
Str:aoiruka:「
シンティスー!!
ちーん。
Str:aoiruka:「見習うなと、
あれほど…
spit:「
マテ。
Leona:「初したい〜。
shintisu:「たちけて…
シーフからアサシンへと転職を果たしたシンティスの冒険も、まだまだ続きそうです。