大樹:  「ふん。(くいっ)独立風紀委員会の会長ともあろう者(くく)があのようなビームを食らうとは(くくくいっ)・・・情けない(くいっ)」 入道雲: 「遊人ちゃんに両足を複雑骨折されてしゃくとり虫みたいにへこへこ這ってるあんたに言われたくないわよ!!」 大樹:  「む。いやこれはな、(くいっ)この骨折にはトーちんの愛がこもってるから治したくないからであって(くいっ)あえて治してないだけだぞ。       俺がその気になればこんなものちょちょいのちょいで・・・・」 入道雲: 「あら、そうなの。なら私はトーちんを追っかけるから。   このまま遅刻させてなるものですか!」 大樹:  「ちょっと待て(くいっ)入道雲!!」 入道雲: 「その苗字で呼ばないでって言ってるでしょ!!」 SE:    (バキ。ボキといかにも骨が折れてる音) 大樹:  「ぐぎゃぁぁ!!愛がぁ!(ぐいっ)トーちんと俺との愛がぁ!!!(ぐぐいっ)」 入道雲: 「でなによ?なにか言いたかったんでしょ?早くしなさい!トーちんが遅刻しちゃうじゃない!」 大樹:  「ん。実はな」 SE:   (ナイショ話してるような音) 入道雲: 「ふぅん。いいじゃない。その案。わかったわ受けましょうその取引。ということで私は先にいくわね」 大樹:  「待て。にゅうど、じゃなかった。霰!!」 入道雲: 「何よ?時間がないの。早くしないとトーちんが遅刻になっちゃうでしょ?」 大樹:  「てめぇが踏み折りやがった俺様の足をキレイに完治させてからいけ。」 SE:   (ぼきぃ!!と盛大に一発) 適当に空白時間をとって場面転換 トーちん:「やべぇぞ、遊人。バカにかかわっていたばかりにこのままじゃサボリになっちまう。   俺の輝かしい連続遅刻記録が途絶えちまう!走るぞ!!」 遊人:  「えー、走るのー。僕ビーム撃った後だから若干疲れてるんだけどー。」 トーちん:「んじゃ、お前はサボりになってしまえ!俺は意地でも遅刻してやる!!」 SE:    (駆け出す音) 遊人:  「あ、待ってよ。トーちん。っきゃ!!?」 SE:   (走ってる音とトーちんの息を切らせてるような声) トーちん:「この角を曲がれば、後は教室まで一直線だ!よっしゃ!今日もしっかり遅刻だぜぃ!」 大樹:  「トーちん!ここは通さん!だ(くいっ)ん(くいっ)じ(くいっ)て(くいっ)お前に遅刻はさせん!!(くっくいっ)」 トーちん:「く、貴様!!俺を愛しているのなら道を空けろ!俺に遅刻をさせろ!!」 大樹:  「愛しているとも(くいっ[小さめの])・・・海よりも深く。いつもの・・・いつもの俺なら道を空けただろう・・・   だが(くいっ[強めに])!!男にはどうしても戦わねばならんときと言うものが在るのだ!」 トーちん:「それが今だと言うのか!」 大樹:  「そうだ。トーちん!!俺と遊人!どっちを愛してるかをはっきりとしてもらおう。」 トーちん:「はぁ?」 大樹:  「トーちんはこの頃ずっと遊人、遊人ぉ!!と俺のことを見てくれない(くいっ[悲しげに])。だからここでお前の真意を問いたいんだ!(くいっ)」 SE:   (ドスン) トーちん:「な!、遊人。お前なんで縛り上げられてるんだ。しかもしっかりとお約束の猿轡までかまされて!」 遊人:  「むぅー。むぅーー!」 大樹:  「僕のことにはかまわず遅刻して!だと。今話してるのは俺とトーちんだ!(くいっ)貴様には関係ない!!(くいっ)」 トーちん:「わかるのかよあの言葉・・・。あぁー!!もう早くしてくれ!要するにだ!お前と遊人、もし付き合うならどっちってことだろう!?」 大樹:  「そうだ!さぁ。はっきりとここで俺にトーちん、君の愛を、無償の愛を!俺にくれ!!(くいっ[優越感に浸るように])」 トーちん:「はぁ・・・お前と遊人だったら迷わず遊人選ぶに決まってんだろ。少なくとも、遊人のほうが女の子してるし、       大樹よりもはるかにかわいいからな。大樹、おめぇより100倍、いや、1000倍は遊人のがマシだ。」 大樹:  「(パリーン[ガラスが割れるような音])な。。ななな・・・う、嘘だ。嘘よーー!!」 トーちん:「ということで・・・だ」 SE:   (キィーーーーーンとなんか力を溜めてるような音) 大樹:  「な、トーちん(くいっ[戸惑い気味に])、お前の力では校舎を吹っ飛ばすだけじゃすまんぞ!」 遊人:  「むぅー!むぅうーー!」 トーちん:「うるせぇ!とっとと退(ど)きやがれ!!大樹!!!」 大樹:  「ぎゃぁぁあ!!」 遊人:  「きゃぁぁー!!」 SE:   (ビームライフル?波動砲?ソーラレイ?そんな感じのレーザー音) SE:    (爆発音) トーちん:「ふ、悪は滅びた。っとやべ。急がねぇとマジでサボりになっちまう。  (SE:駆け出し音)っと遊人だけはつれてっとくか。入道雲がまた出てくるかもしれないしな。」 数秒無音ののちSE(遠くからかけてくるような音) SE:   (ドアを勢いよく開けたような音) トーちん:「よっしゃぁ!!今日も遅刻だ!これで昼飯がうまい!!」 入道雲: 「あら、遅かったわね。サボリ確定よ。トーちん君。」 トーちん:「やはりでくさったか貴様ぁ!!」 SE:   (チョップ音の後ビームライフル。) 入道雲: 「ひゃわぁぁぁぁぁ!!ちょっと!やめなさい!先生に向かってなんてことするの!!」(バックでビームライフル音) トーちん:「はぁ、はぁ。はぁ。予想通りの行動をとりやがって。しかも先生だと!ふざけるのも大概にしろ!お前は生徒だろうが!担任のボブはどうしたボブは!!」 入道雲: 「ボブ先生は今日から産休をとり、今日からこのクラスは独立風紀委員会の管轄になったのよ。」 トーちん:「ちょ、産休だと?まてこら!ボブは男だろうがぁ!しかもそれでなんで委員会の管轄になるんだよ!」 入道雲: 「私がそう決めたからよ。この腕章は伊達じゃないんだから。」 トーちん:「く、この独裁者が!!訴えてやる、いや・・・それじゃ生ぬるい。クーデターだ!クーデター!!」 入道雲: 「ちょっと、教卓を蹴らないで!!出ちゃうから!」 SE:   (ガン![鉄を蹴るような音]。ドサ。) 数秒空白 入道雲: 「出てくるな!!ボブ!しっかりと中に入ってなさい!!あんたが見つかったら私の努力が水の泡なのよ!!」 SE:   (ドボ![となんか鈍い蹴り音]その後なんか押し込むような音) 入道雲: 「ふぅ。ということでボブ先生は産休であたしが代理っ!。いいわね!!。」 トーちん:「・・・まぁボブのことはいい。で、それよりもだ、俺は遅刻だな。そういうことにするのなら今見たものを忘れよう。でなければこの   ラガン最強の問答無用無差別調停兵器遊人キャノン1号携行型が火を噴くぞ。」 遊人:  「何に勝手に人を携行重火器扱いしてるのよ!!」 トーちん:「む、いやな。この場合交渉をスムーズに進めるには遊人で脅すのが一番効果があると思ってな。すまん   でだ、霰。どうだこの条件を受けるのか?」 入道雲: 「く、大樹のアホたれ。どうしてもっと時間を稼がなかったのよ!大樹が時間を稼いでトーちんを遅刻にさせないって。       そういう手はずだったんでしょ・・・あのバカ!(ボソッと)」 トーちん:「あん?大樹?大樹ならそこの廊下で黒コゲになってるぞ。まぁ、     なんだw、俺を止めるには大樹ごときじゃ役不足だってことだw」 SE:   (爆発音) トーちん:「なんだぁ!!霰!お前まだなんかトラップしかけてたのか!!?」 入道雲: 「し、知らないわよ。私はあなたをサボりにできればそれでよかったんだから。   なんで無関係のクラスメイトまで巻き込む無差別攻撃しないといけないのよ   どっちかっていうとこういう無差別攻撃が得意なのは遊人ちゃんでしょ!?」 遊人:  「なんで僕!?僕、無差別には攻撃しないもん。僕が攻撃するのは大樹ちゃんと霰ちゃんだけだもん!!」 トーちん:「んじゃ誰だよこれやったの!いまのでクラスメイト全員ふっとんでったぞ!」 遊人:  「ここにいないメンバーでこういうことできそうなのって・・・・」 SE:    (くいっ) トーちん:「おいおい遊人、冗談きついぜwあいつがこんな無謀なことすると思うか?」 SE:    (くいっ)(くくいっ) 遊人:  「でもさぁ。さっき、トーちん大樹ちゃんに向かって最終宣告したよね?」 トーちん:「い、いやぁ(焦。ありゃその場を切り抜けるためのだなぁ(汗」 遊人:  「でもさぁ・・・・好きな人にあー言われたら誰だって壊れちゃうと思うけど・・・」 SE:   (ぐいっ!!!) トーちん:「いや、あいつのはずが(焦・・・・」 大樹:  「トーちーーん!!!(怒」(上のトーちんのにかぶせるようにして) 遊人:  「あ、やっぱ大樹ちゃんだ。」 トーちん:「ま、まじかぁ!!!(驚」 入道雲: 「ぜ・んぜん話が見えないんだけど・・・」 大樹:  「そこ!!?」 SE:   (ビームライフル音) トーちん:「あぶねぇ!!(慄」 入道雲: 「きゃう!!」 トーちん:「ったく。大樹!!てめぇ。どういう了見だ、ほれている俺に対して攻撃を仕掛けてくるとは!   盾があったからよかったものを・・・あたったら痛かったぞ!(怒」 遊人:  「トーちんひれつー・・・しんじらんなーい」 大樹:  「トーちん・・・あなたの心が私からもう去ってしまったことに気づいてしまったの・・・   だからね・・・私、決めたの・・・(静」 トーちん:「き、決めたって・・・・なんだよ?(ドキドキ」 大樹:  「あなたの心が私の元にないのなら・・・・帰ってこないのなら(静   貴方を殺して私も死ぬ!!!!」 トーちん&遊人:「な。なんだってぇ!!!」 大樹:  「さんざ使われて・・・擦り切れるほどに使い古された言葉だけど・・・やっぱり言っちゃおう・・・(静   (すぅっと呼吸音のあと)(くいっ)私の中で生きるのよ!!トーちん!!!(情熱」 トーちん:「ちょ。ちょっとまてぇ!!(焦」 SE:   (ビームライフル音かなんか攻撃音) 大樹:  「好きだけど殺す。うぅうん。違うわ。やっぱり、好きだから殺すんだわ」 トーちん:「ぶは!!(呼吸音的な感じで)あいつ!マジで俺を殺すってのか!」 遊人:  「なんで僕まで攻撃されるのぉ!!攻撃されるのトーちんだけで十分じゃん!!」 大樹:  「貴方も同罪よ(くいっ)!!私から最愛の人を奪ったじゃない(くいっ)!!   なんで・・・トーちん、なんでこんな中途半端なちんちくりんを愛してるなんて言うの!!」 SE:   (ラブコメものでよくあるあの顔が赤くなるような音) 遊人:  「う、うるさいうるさいうるさいうるさーーーい!!(照怒」 SE:    (モンクがコンボをフルにつないだ様な連打音の後に阿修羅を思わせるような重量感あふれる一撃音) 遊人:  「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふぅぅ」 トーちん:「ど。どうしたんだよ遊人顔真っ赤だぞ(焦。そ、それにここまでやることないんじゃねぇか?(汗」 遊人:「あ・あう・はうぅ(照れ照れっぽく)僕・・う・・・うるさーい!!!」 SE:  (メコォ!!っとなんか重そうな一撃音) でここからは次回予告(エヴァ風)っぽくぽちさんにお題提供? (ちゃらららーんちゃららー(もちあの音楽ですよ)) (ナレーションは深刻な感じで。) 暴走する大樹。 リミットを越え、その力を行使する寄生生命体メガネ。 なんとかして自分への被害を最小限にしようと次々と道行く学友を盾にして逃げる(駆け落ち?)トーちん。遊人 そのとばっちりを受けて崩壊していく校舎。町。レインボーブリッジ。 誘われるように、追い詰められるように二人は町の復興のシンボルとなるはずだった第二トウキョウタワーへと行き着く。 そこには。行き場のない愛という狂気に心を包まれ、全てとともに無になろうとする大樹がいた。 次回、[ここに、このラジオドラマの名前]第三部。 「狭き世界の頂きで愛を求めたメガネ」 大樹:「俺は、何もいらなかった。そう、トーちん以外は・・・・その愛を受けれないのならこんな世界・・・」 トーちん:「やめろぉぉ!!大樹ぃい!!!」 遊人:「僕って次回もサービスサービス?」 入道雲:「って唯一のヒロインの私はでないの!?」 しゃちょさんにご連絡。 さらっと読み流したら10分くらいでした。ちょっと短いかもしれないです。場合によっては加筆をお願いします。 次回予告。ゼルクさんのにも付いてたので俺もつけてみました。使うかどうかはお任せします。 ほとんど完璧にエヴァの最終回のまんまですけど えーと、あともしかしたら相手の呼び方とか一人称にゼルクさんのと比べて表記ゆれがあるかもしれないのでご確認ください。 一応確認しましたがある可能性が高いので。 特に遊人はゼルクさんので僕っ子なのですが、俺は気にせず書いたので"私"が残ってる可能性が高いです。 僕っ子は俺もすきなんですけどね。 それと、後半部の(汗 とか(ドキドキ とかは感情を表そうとして試験的に導入してみました。のでそういう感じで読んで欲しいということです あと、SEの部分はこんな感じでで書いてるのでかなりムチャなことを書いてますので、短時間で作れる音とできない音があるかと思います。 あと最後に。これ重要!加賀大樹の(くいっ)はしゃちょさんのお好みでバンバン足してください。 ゼルクさんのに比べて(くいっ)はかなり少ないと思います。文章打ってる合間に(くいっ)って入力すると 文章をつなげれなくなってしまったので・・・・しゃちょさんの裁量で追加お願いします。