studio Odyssey


.09:父が厳しいんです!

お悩みのこえ

うちの両親はとても厳しくて、二十歳の私に向かって、『男とつき合うなんて早すぎる』というんです。
今、つき合って3ヶ月になる彼がいますが、私は真剣につき合っているのに、父には伝わりません。男の子の友達から電話がかかってきても、『誰だ』『どこの奴だ』『何のようだ』とうるさいんです。
彼とも真剣につき合っていて、私は結婚さえ考えています。
なのに、伝わりません。こんなのもう嫌です。二人の仲を認めて欲しいんです。

答えるひと
なっくるP
ヒポ
怪人
release : 99.12.31

<ヒポ>
 正直に言えば?
<なっくるP>
 なにを?
<ヒポ>
 やってますって。
<なっくるP>
 馬鹿正直すぎる。
<怪人>
 は〜い。
 結婚は、両親へのあてつけでするもんじゃないと思うぞ。
<なっくるP>
 そりゃ、そうだ。
<ヒポ>
 正直に言う。そうしたら「責任取れ」になる。(笑)
<怪人>
 「けしからんまだ20歳の娘が!!」って。
<なっくるP>
 深い。(笑)
<ヒポ>
 言われるねぇ。
<怪人>
 彼氏は良い迷惑だ。
<ヒポ>
 確かに。
<なっくるP>
 けどいいじゃん、結婚考えてんでしょ?
<怪人>
 結婚は簡単にするもんじゃないと思うぞ。
<ヒポ>
 男も考えてるの?
<なっくるP>
 知らない。
<怪人>
 恋愛では夫婦になれない。
<なっくるP>
 いいじゃん。恋愛夫婦。
 問題なしなし。
<怪人>
 すぐ冷める。
 離婚する。
<ヒポ>
 いるよ。そういう人達も。
<怪人>
 こどもが可愛そう。
<なっくるP>
 いない。
 結婚=子どもが居るってのはそもそも変じゃん。
<怪人>
 作っちゃうよ。恋愛結婚のひとって。
<ヒポ>
 どっちにしろ出来ちゃう。
<なっくるP>
 儂は、ガキはイランが、ケッコンはしたいぞ。
<ヒポ>
 え?
<怪人>
 そうか?
<なっくるP>
 それに、子どもについては、つけてればある程度までは何とでもなるだろ。
<怪人>
 つけないよ。きっと。
 「夫婦だから」とかいって。
<なっくるP>
 えー。儂、ガキはいらんモン。つけるー。
<ヒポ>
 別に出来てもいいじゃん。
<怪人>
 無責任な親は嫌。
<ヒポ>
 そうなるとは限らないのでは?
 それに、お父さんだって、孫出来たら考えも変わるよ。
<なっくるP>
 それはあるなぁ。
<怪人>
 いやいや。
 「今時の若いモンは無責任ときまっとる!!」(笑)
<ヒポ>
 いいそう。(笑)
<なっくるP>
 愛があれば大丈夫。愛が、今回はいないけども。

結婚ねぇ…

<怪人>
 でも、結婚する事自体に反対すんじゃない?この親。
<なっくるP>
 するでしょー。「20歳の娘が!」
<怪人>
 多分、30歳でも反対しそう。
<ヒポ>
 けど、法的には問題無い。
<怪人>
 要するに、手放したくないんだよ。
<ヒポ>
 だね。
<なっくるP>
 殺す?
<ヒポ>
 おい!
<怪人>
 法律は感情を束縛しない。
<ヒポ>
 可愛いんでしょ。
<怪人>
 猫と一緒。
 ペットみたいなモンなんじゃない?
<なっくるP>
 じゃ、捨てる?
<怪人>
 おい!
<なっくるP>
 逆か。
<ヒポ>
 違う。
<怪人>
 でも、飽きられれば結婚も出来るんじゃないの?
<ヒポ>
 可愛い娘だもん。ずっとそばにおいて置きたいんじゃないの?
<なっくるP>
 どんな男か、見せちゃえばいいのにね。
<怪人>
 怒るぞ。それ。親が
<ヒポ>
 だね。
<怪人>
 「こんな男に!!」って
<ヒポ>
 どんな人でもダメでしょ。
<なっくるP>
 いいやん、結婚する気があるのなら、戦え。儂は、しらんが。
<ヒポ>
 男には無いと思うけど…
<なっくるP>
 「娘さんはいただきます。色々な意味で」(笑)
<怪人>
 男がどう思ってるか、確認しないと。
<ヒポ>
 3ヶ月で結婚考えるな!
<なっくるP>
 馬鹿オンナって話もある。
<怪人>
 女のほうは、結婚すれば逃げられるとか思ってる。
<なっくるP>
 ああ、なるほど。
<ヒポ>
 父親の束縛から開放されたいだけ?
<怪人>
 逃げ場はどこでも良いし、誰でも良い。
 優しくされればコロッとね。
<ヒポ>
 騙されるね。
<なっくるP>
 じゃ儂んとここい。
<ヒポ>
 騙されに。
<なっくるP>
 違う。

逃げ?

<ヒポ>
 地方の大学でも行けば?
<なっくるP>
 それもいいねぇ。
<怪人>
 琉球大とか。
<なっくるP>
 いや、沖縄の人かも知れないから、それはしらんが。
<ヒポ>
 一人で暮らせば、親も少しはねぇ。
<なっくるP>
 でも、毎日電話かけてくるぜよ。
<怪人>
 だろうな。
<ヒポ>
 そんな電話とらなければいい。
<怪人>
 そうも行かない。
<なっくるP>
 出ないと留守電に、「お父さんは心配です」とか、入るんだ。(笑)
<怪人>
 いやいや。電話取らないと押しかけてくるん。
<ヒポ>
 いいんじゃない?
<なっくるP>
 その時部屋でヤってたらとか、思ってるだろう。
<ヒポ>
 思わんって。直接的すぎるって。
 どうせ親は仕事があるんだから、必ず帰るっしょ。
<怪人>
 仕事くらい、休む!
<ヒポ>
 ずっと?
<怪人>
 娘の為だ!
<なっくるP>
 お父さんが家に押し掛けてきて、「こらー」みたいなのも、楽しいのにぃ。
<ヒポ>
 大学終わるまで?
<怪人>
 ってゆうか、連れ戻す。
 きっと。
<なっくるP>
 流されてる…まぁいいや。
 馬鹿娘の馬鹿親ですな。
<ヒポ>
 そうだね。
<なっくるP>
 自分の娘が、でも、男連れてきたら、「むぅ」とはなるな。
<ヒポ>
 絶対になる!
<なっくるP>
 まず、儂より格好良くなければ、ダメだな。
<ヒポ>
 じゃほとんど平気じゃん。
<なっくるP>
 おやぁ?
<怪人>
 男が外人とかだったら…
<なっくるP>
 ベクトルが微妙だ…
<ヒポ>
 言葉が通じないのはちょっと…
<なっくるP>
 「日本語しゃべれコンちくしょうめ!」(笑)
<怪人>
 やりそう。(笑)
<なっくるP>
 ちゃぶ台返すんだ。
<怪人>
 一徹さん!?
<なっくるP>
 お悩みからずれたな。なんだっけ?
<怪人>
 どうしたら良いか?だったよね。

ふたりの仲を認めてもらうために…

<ヒポ>
 父親に彼の良さをみとめさせればいいのでは?
<怪人>
 論より証拠、というやつ?
<ヒポ>
 でしょ。
<なっくるP>
 でもね、3ヶ月だぜ。
 っていうかさー、教えて欲しいもんだがね。真剣につき合うって、どんなもんだいね?
 するとき、つけないって事かいね?
<怪人>
 ある意味真剣だね。
 こういうのって、一緒のお墓に入るってことかな?
<なっくるP>
 別に、墓はいるのなんか、会ったことない人とでも、平気じゃん。
<ヒポ>
 関係ないでしょ。
<怪人>
 おやぁ〜。
<なっくるP>
 墓なんか、死んでんだから、どうでもいいじゃん。
<怪人>
 言いかえよう。
 死ぬまで一緒に居たい。とか。
<なっくるP>
 そんなん、むりむり。恋愛している馬鹿はいつもそう思ってる。
<ヒポ>
 そうだね。絶対にそんなこと無いから…
<怪人>
 ま、そう思えるところが真剣と言えなくも無い。
<なっくるP>
 馬鹿って言うんじゃないの?
 儂からもそうだけど、パパから言わせると。
<怪人>
 燃えあがるよりは将来設計を考える方が客観的には真剣だけどね。
<ヒポ>
 世の中の人間に真剣な奴、いなくなるって。
 だから男は真剣とはおもえんって。
<なっくるP>
 真剣てなんだー!お父さんに見せてみなさいッ!
<怪人>
 親的には「一生面倒を見ます」とか「絶対幸せにします」くらいでいいんじゃない?
<なっくるP>
 いや、まぁそうだけども。(笑)
<ヒポ>
 やりたくないがな…
<なっくるP>
 その内、やるかもだぜ〜。
<ヒポ>
 無いねぇ。(笑)
<怪人>
 私、あまり結婚したくないし。
<なっくるP>
 ないの?
 儂はしたいけどな。
<怪人>
 ないよ。
 どうして?
<なっくるP>
 面白そうじゃん。
<ヒポ>
 うちはできない…
<なっくるP>
 まぁ、こんなコトしてたら、できないかもね。
<ヒポ>
 だねぇ。(爆)
 でも、結婚生活って甘美な魅力があるよね。
<怪人>
 人生の墓場ってゆうじゃん。
<なっくるP>
 そう?面白そうじゃん。行ってみたいねぇ。墓場まで。
<ヒポ>
 ね。
<怪人>
 あ、でも、「新婚生活」じゃないの?これって?
<なっくるP>
 長くなったら、ダメってことかい!
<怪人>
 ダメ。(断言)
 冷める。
<なっくるP>
 深い。(笑)
<ヒポ>
 結婚よ。
 こういうのは、少し長くなってからが楽しいんじゃん。
 その先は知らんが…
<なっくるP>
 まぁでも、少なくとも、3ヶ月ではないね。
<ヒポ>
 ないない。
<怪人>
 だね。
<なっくるP>
 では、お悩み解決に、一言。
<ヒポ>
 結局この娘の独り善がりでしょ。
 現実をしっかり見つめろ!
<怪人>
 ヤってるところを親に見せてみろ!
<なっくるP>
 現実すぎですぅ。
<怪人>
 論より証拠だろ。
<ヒポ>
 それもあるなぁ。

『今日の o(≧w≦)-o!』

論より証拠って話もある。